PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
おネエっす!
最近、集中力ありません。
根気もありません。
理解力ありません。
脳みそ力の低下著しい。
よって、本、読めません。
長編はお手上げ。
途中で、この人誰だっけと前のページを繰らないと忘れちゃいます。
買うのは、ビジュアル満載の雑誌系がほとんど。
そんな私が、三省堂で立ち読みして買ったのがこの本。
そんなおネエでも、とても読みやすかったので。
「 あたらしいあたりまえ 」
松浦弥太郎さんは、「暮らしの手帖」編集長です。
あたらしいあたりまえ、って なに?
あたりまえとは何か、と考えること。
それは、自分の仕事と暮らしにおける心持ちや、いろんな方法に、関心を持ち、虫眼鏡で見るように探ってみること。
あたりまえをもう一度はかり直すという事です。
(中省略)
新しいあたりまえを見つけるために必要なことは、自分の仕事と暮らしに深い興味を持つこと、そして、それらを愛情をこめて手入れをすること、どんなことにも勇気を表すこと。新しいあたりまえを見つけても、古いあたりまえに依存してしまって、それが生きなければだめです。それには勇気が必要なのですから。
(序文から引用)
本屋で、中身を覗いていたら、なんだかお小言をちょうだいするような気持ちになって、
自分の中の良くないあたりまえを整理しなきゃ、と思い買いました。
その中で、特に、耳が痛かったのが
『面倒くさい楽しみ』 という見出しの文。
著者のお母さんが、常日頃言っていた言葉に
『どんなことがあっても、絶対に面倒くさいなんて言っちゃいけない。面倒くさいという言葉を口にする人間になっちゃだめだ』
そして 『面倒くさいことのなかに、本当の楽しみがあるんだよ』 と。
最近、何かにつけて、「メンドクサイ」を口にすることが増えたあちきは、超反省。
横で聞いてても、面倒くさいという言葉はあまりいい気はしませんね。
好きなことは、、面倒くさくても黙々と、いや、時には嬉々としてやるのに、・・・
気の進まないことは、つい『めんどくさい』と言ってしまっていました。
○「面倒くさい」を禁句にしましょう。
また『いつでも夢を語る』という章では、
大人にとっての夢とは、自分自身がそこに向かって心楽しく歩いていけるものです 、と定義づけています。
なにも実現が不可能なほどでっかい夢を描くばかりが夢じゃないと言います。
そして・・・
ここが大事。
夢を大事にしまいこんでいるだけでなく、夢を語り合える友だちも大切です。家族や恋人、パートナー、同じ趣味の同志。お互いの夢について、存分に話す相手を見つけましょう。
夢は叶うと信じる仲間を大切に。
ちなみに、おネエの夢は
●フィレンツェへ行くこと●
●マイガーデンの野菜を眺めながら料理が出来る明るいキッチン●
ベットの脇には、野菜作りと、フィレンツェと家作りの本が山積みです。
両方とも、今の自分にははるか遠い、いや実現は難しいかもしれない夢ですけど、
念ずれば、花開く、ですね。
さて、夢を語れる、そんな仲間と、先日夕食会。
栄、矢場町にある 花見小路 さん。
春らしいお食事をいただきました。
手書きで海老が書き込んであります。
他のメンバーの敷紙にも、今日使った魚の名前がそれぞれ書いてありました。
その日はひどい雨で体が冷えていました。最初にこういう温かい先付けが出てくるとほっとします。若芽の下にはアサリがいました。
おネエの今日一はこのお魚『ちか』です。ワカサギの大きくなったお魚。
特にワタの辺があんまいのよ。もちろん全部食べれます。
なかなかスーパーでは買えないお魚ですね。
鯛の中に小豆ご飯(飯蒸し?)赤いのは梅です。あんがかかっています。
蓋にも春の絵が・・
この時期、ホタルイカですね。
チュルンと美味しい!むふっ
蟹サラダ
シャコとトリガイのヌタ
牡蠣の蒸し物
おだしも全部いただきました。
もずく雑炊
さくら餅
これは、食べやすいように葉っぱをどかし、半分に切って切り口を下にしておき、葉っぱも半分に切ってそれぞれに巻いております。
食べやすいように、ちょっとした心遣いよね。
これ以上引いたら味がなくなる直前のデリケートな味。
でも、その分、だしのうまさがぐんと引き立ち、素材そのもの味を引き出します。
味にうるさい、元寿司屋の女将吉祥天も、納得のお味です。
まったりと、いいお時間が過ごせました。
大切なお友達と、美味しいお食事。
先ほどの夢のキッチンで、お友達を招待して料理をふるまう。
幸せ気分になれるおネエの夢です。