産後リカバリーヨーガ embrace  <東京都調布市・世田谷区>

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2006.12.20
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カテゴリ: ドラマ
 今夜最終回「14才の母」。
 このドラマのなにがすごいって,
ショッキングでいくらでも派手なお皿でスパイスをふんだんに効かせた料理を
出せるテーマを,敢えて特に目立つこともない地味な母が,出戻り娘にそっと出す
味噌汁みたいな,そのいつまでも同じ,丁寧にだしをとっている母のすごさが
随所に感じられる作りをしていることなのだ。

 ここまで地味に引っぱるって,
普通の脚本家なら,プロデューサーの甘い誘惑に負けてるね,
井上由美子ならではの力技なのだ。

 もちろん彼女の力とは,生きることの誠実さ。

 最終話の前回で,
出産したけれど意識不明になった未希ちゃんに,
桐ちゃん(恋人)を会わせたい,そうしたら意識が戻るんじゃないかと,
父親役の生瀬さんは奔走するのだ。

 僕が行ったって何もできない,
という桐ちゃん。

 おとななんて勝手だ,という桐ちゃん。

 だけど,
桐ちゃんは病院に着た。

 目を開けない自分の子を産んだ恋人をみて,

 僕のせいだ,
 僕は,こどもなんて死んだほうがいいんだって思ったから,
とふるえて病室を飛び出す。

 そして,
1648gで産まれたちいさなわが子の姿をみて,
それでも生きて,呼吸をしているいのちをみて,
ふるえて駆け出すのだ。

 まっさらないのちの前で,
何もできない自分の愚かさと小ささと,
なにより,いのちそのものを,桐ちゃんはおそらくはじめて知ったのだ。
 ふるえ,言葉にならない叫びをあげて,
逃げ出すしかない桐ちゃん。

 桐ちゃんも父親ならば,
生瀬さんも父親で,生瀬さんがじつに,なにもできない男親を,
ただいのちを見つめて,受け止めて,奥さん(田中美佐子)といのちをつなげてゆけることを
祈る父親を演じていて,桐ちゃんや,記者の北村一輝さんとの絡みはすばらしい。

 生瀬さんははじまりミスキャスト・・・と思いしや,
いまや生瀬さんと田中さん以外想像できないくらい,14才の母になる娘の親の姿を現していたよ。

 生瀬さん,いつサラリーマンNEO状態になるか,ひやひやしてたのよ。
 どうしよう,小児科医が沢村一樹だったらと・・・←反町さんだった,結構ナイスな配役。

 いのちは大切だとか,そんなテーマじゃなくて,
わたくしたちは,いのちの前ではただふるえるしかなく,
だからこそ,自分の生と性を真摯に見つめるしかないのだ,
それが,いのちをつなげてくれた,親への,愛なのだ。





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最終更新日  2006.12.20 18:41:04
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