産後リカバリーヨーガ embrace  <東京都調布市・世田谷区>

産後リカバリーヨーガ embrace  <東京都調布市・世田谷区>

2014.09.12
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カテゴリ: 上美知代の日常
 遡ってになるが、福島まゆみ先生のオディッシーダンスグループ、
「むゆうじゅ」の公演に、友人マキさんとでかけた。

 まゆみ先生はわたしの最初のヨガの師であり、
娘の産後に東中野のクラスまで月曜日、ほくほくと
出かけたものだ。
 まゆみ先生のヨガは大好きだった。

 まゆみ先生は一言でいえば恋愛体質なんだけど、
存在が愛らしい。
 いまじゃすっかり年齢不詳な域に入っていて、
この先どうなるのか!?と想像するだけで驚愕なひと。

 ずいぶんな言い草かもしれないけれど、
チャーミングで、チャーミングで、どこまでもチャーミングなひとだ!!!


 オディッシーとは、東インドの古典舞踊。
 神様に捧げる舞。

 普段も愛らしいひとなのだが、
いざ舞台で舞うまゆみ先生は、
オディッシーの神から愛されているひとなんだなと、
自分の中のバイタリティ全てで感嘆するしかない。

 もう何年前になるだろう、
まゆみ先生は先天性の股関節の病気で立って舞うことができなくなった。

 まゆみ先生にとってのオディッシーは、
永遠に愛してやまないものだったろうから、
その失意を想像しても、先生のかなしみすべて
決してわかりえなかったろう。

 当時奄美大島で自分を見つめて、東京に戻って来た時、
新大久保の韓国料理店でごはんを食べた。

そのときのブログ。

 お互い泣きながら、
それでもこのからだで生きていこうと、
オディッシーとともにあろうとするまゆみ先生の
震えるような覚悟にまた泣いた。

 こんなときでも、
なんてうつくしいひとなんだろうと。

 まゆみ先生はいろんなお医者様や治療法を模索して、
それから2年ほどしてからだろうか、
座って踊るようになった。
 お寺の花まつりの前のまだ寒い時に、
お釈迦様をテーマにした踊りだったと思う。

 まゆみ先生は一時、立ち上がって踊った。

 やはりともにしたマキさんやアリカイさんと、
それは心臓が飛び出そうなほどの感嘆だった。

 あの神々しさをいつでも思い出せる。

 もう杖無しでは歩けないと宣言されたからだで踊る
オディッシーの、まゆみ先生の覚悟の凄みを感じた。


 それ以来のまゆみ先生の公演。

 舞台は新宿のプーク人形劇場。
 なんと愛らしい年代を感じさせる建物だろう。

 座って踊るのかと思っていたら、
まゆみ先生は客席の通路を歩いて登場してきた。

 このひとは。

 「むゆうじゅ」は、
インド古典音楽のアーティストと
同じオディッシーダンサーの桐山日登美さんとまゆみ先生との
ユニットで、全国でライブを行っている。

 当日は昼公演に関わらず満席だった。

 後半、般若心経のフレーズを、
ダンサー二人は踊りながら唱えるのだけど、
二人のダンサーの心身から発する言葉は、
まるで光の珠のように、この世の存在全てを
包むように響き続けた。


 在るものは すべて「ない」のである。

「生きる」も ない 「死ぬ」も ない

「きたない」も ない  「きよい」も ない

「ふえる」も ない  「へる」も ない


 つまり。
「ない」という そのなかには
「ある」もない。

 人の 心の はたらきには いろいろ あるけれども
 そのどれも ない。

 また そのはたらきが なくなることも ない。


 人の 生きる 苦しみは いろいろ あるけれども
 そのどれも ない。

 また その苦しみが なくなることも ない。


 生きるための 苦しみも ない。

 苦しみを つくりだす 迷いも ない。

 苦しみや 迷いが

 いつかは なくせるという 希望も ない

 苦しみや 迷いを

 なくそうという 努力も ない。


 「知る」ということも ない。

 「得る」ということも ない。

 つまり なんにも 得られない。


 だから。

 道を もとめるものたちは

 このちえに したがうのだ。

 心にこだわるものが なくなる。

 こだわるものが なんにも なくなる。

 一切の 迷いから 遠く 離れ

 苦が なくなる  心がすみきる。

 現在 過去 未来

 めざめた人たちは いつも

 このちえに したがって 生きてきたし

 生きていくのだ。


 それで。

 はっきりと 目ざめることが できるのである。





 言葉は、精神を通してたましいを見出す。

 まゆみ先生の自分のもたらされた精神とからだで踊り続ける覚悟が、
ひとつひとつの言葉にいのちが生まれ、わたしたちの胸に届く。



 公演後、
ロビーにはひとたびでもまゆみ先生に会いたいという、
特に妙齢のおばさまたちが口々に「まゆみ」「まゆみ」と
声にしていた。

 こんなにもたくさんのひとに愛され求められている。

 なんというチャーミングなひとだろうと、
「あぁよかった」としか言葉にできずに劇場を後にした。





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最終更新日  2014.09.12 11:14:05


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