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介護は知恵と技術と筋力ですｗｗｗ

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マッスルケアワーカー

介護保険開始と同時に訪問介護員となり21年。介護歴は現在27年です。この27年間、私は介護に携わっていますが、私以外の男性ヘルパーは次々に他職種に転職しました。最近、加齢の為に筋力が落ちてきており、筋トレを始めました。ちなみに、ブログの更新は毎週日曜日の夜を予定しています。また、介護や筋トレ、日常生活で使えるクーポンの情報は随時、掲載します。拙いブログですが、皆さんの介護や筋トレの参考になれば嬉しく思います。よろしくお願いいたします。(*´▽｀*)

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介護と介助と自立支援と・・・(;´･ω･)

テーマ：介護のお仕事。(582)

カテゴリ：介護

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　私は今年で介護業務に携わるようになって、29年？！経ちます。（自分でもびっくり(;´･ω･)

　介護業務に携わった当初は、デイケアで何もわからない状態にもかかわらず、認知症の方の対応をしていました。

服を着せること
トイレに行くこと
　歩くこと
食べること
水を飲むこと

当時は、入浴介助がなかったので、それらの業務を行っていましたが、介護経験が全くない状態で仕事をしているので、毎日が緊張の連続で、とても苦労をしていました。
　しかし、ある男性利用者をトイレ誘導した際のこと、排尿だと思い、洋式便器の前に立ってもらったところ、排便だったようで、立ったまま排便させてしまったことがありました。

　このことから、『自分の常識だと思っていることは、違うんじゃないか？』というように思うようになりました。

　それからの介護は、先輩介護職んや看護師や所長、それに利用者本人になんでも聞くようにしました。
　今であれば、とても簡単なことですが、当時の私は知識も経験もなく、毎日、右往左往していた状態だったので、皆さんから聞くことは、とても新鮮でした。

　そのおかげで、29年も介護に携わるようになったかと思うと、良い経験だったと思います。

　で、本題の 『介護と介助と自立支援と・・・(;´･ω･)』 ですが、私の思う

●介護とは
　相談や助言を行い、日常生活を送るうえでの困りごとを解決していくこと。

●介助とは
　身体的、精神的な部分で出来ないところやあと少しで出来そうなところをお手伝いすること。

●自立支援とは
　本人の意見を受け入れ、少し手伝えば出来るところを本人主導にて行って頂くこと。

だと思っています。

　が、実際に訪問介護を行っていると、そんなことを考えている余裕はなく、利用者や家族と話をしている時に、助言を行ったり、ご本人の介助を行ったり、していることが多々あります。

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　以前、生まれつきの障がいを持っている利用者が、
「ベッドが普通のベッドなので、車いすからベッドへの移乗に困っている。どうにかならないか？」
と、相談を受けたことがあります。

　実際、車椅子からベッドへの移乗に時間がかかっており、家族にも負担がかかっていることがありました。
　そこで、利用者に電動ベッドを勧めたところ、福祉用具で電動ベッドを入れたことで、ベッドへの移乗も簡単になり、とても喜んでいました。

しかし、1年も経つと、ひざの関節が90度以上曲がらなくなってきて、下肢筋力の低下が目立ち始めました。

　たらればかもしれませんが、電動ベッドを勧めるのが早すぎたのかもしれないと思う事例です。

　上記の事から、利用者の訴えがあり、対応したことは、 「介護」「介助」 であり、 「自立支援」 が抜けていました。

　その結果、利用者がどうにか頑張って維持していた、下肢筋力、関節可動域が衰えてしまったことは、失敗だったのかなと思います。

　介護職員は、施設や事業所の性質上、どうしても 「介護」「介助」 に目線を合わせてしまうことが多いと思います。

　良いと思ったことは、提案するべきだと思います。が、そこに 「自立支援」 の考え方は入っているのかを考えることが出来れば、周りからの信頼を得ることが出来、自分自身も仕事がしやすくなるとも思います。