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麻子2011

2014.03.21

この漫画のほんわかしていた頃。「高杉さん家のおべんとう」その２

カテゴリ：電子書籍　楽天Kobo

「高杉さん家のおべんとう」の記事一覧はこちら。

※※　ネタバレ含みます　※※

　「高杉さん家のおべんとう」は
柳原望氏による（コミック・漫画）です。

　さて、ほんわかした部分のあらすじを紹介したのですが、もう少し詳しく。

　義理の叔母である美哉ちゃんが事故に遭い亡くなります。そこで主人公の高杉温巳（ハル）のもとに、美哉ちゃんの娘である久留里ちゃんがやって来て、未成年後見人として面倒をみることになったところから物語は始まります。

　初めて出会ったハルと久留里ちゃん、この二人が手分けしながら家事をし、食事を作り、お弁当を作り、そうして少しずつ家族になっていく姿が描かれます。また共通の思い出である、美哉ちゃんに作ってもらった料理を思い出しながら作る様を見ていると、とても温かい気持ちになります
　久留里ちゃんはあまり社交的ではなくコミュ障（コミュニケーション障害）と言ってもいいくらいおしゃべりが苦手ですが、、少しずつ友達を増やしていきます。また、母と二人暮らしであまり裕福ではなかったため、買い物担当だった頃を思い出しスーパーの安売りなどでお得な買い物をするのが大好きです。友達作りそっちのけで買い物に走ります。
　ハルは大学で地理学を勉強研究しているのですがなかなか職が決まらず、中学の臨時教師などのバイトをして生計を立てている残念な感じです。でも、しばらくすると大学の助教にもなりますし、少しずつ少しずつステップアップしていきます。
　また、地理のフィールド調査と称してこの物語の舞台である名古屋近辺や東京や果ては海外にまで巡検（現地調査）に行くのですが、久留里ちゃんを連れて行き、現地でふれあいを持たせて成長を促そうとします。ほかにも、美哉ちゃんと久留里がお世話になった人たちとふれあうことによってハルと久留里、お互いの理解が深まります。
　そこにハルと小坂さんのロマンス（久留里も併せて三角関係？）も絡んできて、読んでるうちにとても楽しい気分になります。

　そんなエピソードを積み重ねながら、ハルと久留里が家族になっていく（もしくは恋人になっていく？）様子がほのぼのと描かれています。

　久留里ちゃんの中学生編が終わる５巻までは･･･。

それじゃまた。

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おすすめまでの1-5巻セットを探したのですが、残念ながらありませんでした。