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冬の澄んだ夜空を仰いでいたら、いつの間にか銀河鉄道の乗客になってた。車掌が来たので一番遠い銀河への切符を買おうと思った。我が銀河系が宇宙の中心にあると思っていたが、宇宙の銀河の数は観測できた範囲だけで1700億個。我が銀河系は、その中のほんの小さな1個に過ぎなかった。1番遠い銀河は、7憶5千万年前のビッグバンで生まれて、いまだに遠ざかっていると言う。それで、一番近い隣の銀河へ行き先を変更した。驚くほどの早さで見慣れた無数の星が遠ざかってゆく。まぶたが重くなって眠くなってきた。明日の朝、目覚めたら、どんな星の宇宙が広がっているだろう。冬の空の星を見ていたらいつのまにか眠ってしまっていた。
2016/01/06
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初春の心躍りの日の出かな
2016/01/02
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