読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2013.08.25
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カテゴリ: 小説
もうイヤというほど聞き飽きたとは思いますが、今年の夏は「暑い」の一言ですね。
私の町も、約一か月間ほとんど休みなしに猛暑日が続きました。
1度の違いなんて、ほとんど変わらないでしょうという人もいますが、36度と37度って、たった1度の違いとはいえ、大違いです。
なぜなら、熱は必ず高い方から低い方へ移動しますから、気温が36度だったら、わずかながら体から熱が逃げていく。でも37度だったら、熱が体に入ってくるのです。
屋外で仕事をする皆様のつらさ、想像するだに恐ろしい。
ほんとうにご苦労様です。

高知県では最高気温41度を記録して、41円のカキ氷を販売した人もいたそうですね。
ものすごい暑さだったでしょうけど、暑さを楽しんでおいしいものに変えてしまった発想、感心しました。これは楽しいニュースでした。


さてさて、夏休み前の数ヶ月間、忙しすぎてすりきれかかっていたぱぐらは、夏休み中はとにかく怠惰に過ごすぞ!という目標を立てました。
ただし、怠惰に過ごすためにも健康は大切。朝、日の出前の涼しい時間に、犬と散歩することも忘れませんでしたよ。そして、日がな一日、ソファに寝そべったりベッドにもぐりこんだり、考え付く限りの「楽な姿勢」で、ひたすら寝たり読んだりしていました。
それはそれは楽しい2週間でした。
なんと、その間にハリーポッターの文庫本を全巻19冊、読んでしまいました。ほぼ1日1冊ですね。

ハリーポッターは前から何度も読み返していて、多い巻は6,7回読んでると思います。
それほど読んだわたしでも、やっぱりこの本は読み始めたらやめられないおもしろさです。
ストーリーはもうしっかり把握しているので、今回は自然と言葉遣いを意識して読みました。
この本は、普通の小説と違ってヴォルデモートやスネイプなどの独特の雰囲気や特殊な言い回しがあるし、英語を話す人しかわからないようなことばの遊びも多いと聞きました。ですから、その翻訳は並大抵の苦労ではなかっただろうと思います。
この本を誤訳だと指摘する人が多いのは、翻訳の難しさと、雰囲気の表し方に個人差が大きいせいだろうと思うのですが、どうでしょうか。

誤訳だと言ってる人の中には、一言ひとことの訳し方を冷静に指摘している人もいれば、あげつらいおもしろがってけなすのが目的のような人もいます。けれど、翻訳というのは、単語一つ一つの意味だけとりあげてつなぐものではないでしょう。たくさんのことばが影響しあって、オーケストラのように一つの雰囲気を醸し出す。こうして、読書する私たちは他では味わうことのできないハリーの物語を楽しむことができるのです。
残念ながら私は英語がそこまでわかりません。
ですが、この物語を愛し、登場人物を愛し、その勇気に感動することができます。そんな魅力的な本に仕上げてくれた訳者さんに、とても感謝しています。





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Last updated  2013.08.25 14:13:12
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