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2009年09月09日
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カテゴリ: イギリス



今週はビートルズ週間だとか。
今日(2009/09/09)、彼らの アルバムのリマスターCDが発売 となるとかで。

ちなみに、9という数字はJohnの一番好きだった数字。だから今日なんだと思う。


ゲーム も発売となるそうです。


ゲームはともかくとして、CDは欲しい気がするなぁ。。。
当然のごとく、全部LPで持っているのだけれど。


あ、こっちの サイト の方がすごい!


ラヂオでも、リクエスト募っています。


BBC2では土曜日、5時間ぶっとおしで、ビートルズ・スペシャルをやってのけてくれて、
夕飯作るのを放棄して参加させていただきました

イギリスの北部リバプールのストロベリー・フィールズの片隅やらペニー・レインの角っこやらで、この天才少年3人が出会ってくれたことに感謝。
(リンゴは後に他のバンドから略奪。やはりリバプール出身。)


彼らは、私が生まれる前からライヴをやっているわけですが、
びっくりしたことに、(ほんとに、驚かないで下さいよ!)
1966年を最後にライブ活動は停止、アルバムと映画作成のみのバンドになっています。
The Beatlesとしてイギリス全土にデビューしたのは1963年のこと。
たった4年しかファンの前にはいなかったのです

そして、1969年には解散。
7年の伝説に幕を閉じました。


ライヴを止めたのは、Johnの「僕らはキリストより有名になった。」発言に端を発するアメリカでのボイコット運動もありますが、
移動に費やす時間がもったいない、そしてなにより、
ライヴでの限界をいち早く悟ったからだそうです。


ライヴでの限界と言うよりも、酷すぎますね、あれは

残された映像によるしかないのですが、当時の音響はあれが最新機器であったのでしょうか?
現在のアーティスト(と呼ばれる人々)は、ほんとうに幸せものです。

巨大なアンプを背に演奏するだけのステージ。
あれでは、ファンの絶叫がなくても、自分たちの演奏は、まったく聞こえなかったことでしょう。

リンゴのドラムスなんて、どうやって音を拾っていたんだか

どこかのスタジアムでのステージでは、ドラムスの向きが真逆
ステージに上がった彼ら自らが、うんしょうんしょと向きを変える一幕も。

最も酷かったのが、伝説の「エド・サリヴァン・ショウ」
場所を変えて3週連続で出演したそうですが、
2週まで、Johnの声が入ってないよ!!
なめとんのか
リード・ヴォーカルはJohnなんだよっ!

Paulの声しか聞こえないじゃんかよっ!!
(ま、いずれにせよ、本人達はまったく聞こえてなかったでしょうけど。)

そうそう、Lennon-McCatneyのクレジットでおなじみの彼らの曲。
メロディーがユニゾンでないのがすばらしい。
すばらしいけれど、これ、お互いの作ったメロディー・ラインを譲らなかっただけでしょ?
ハーモニーでなくて、どちらを取っても別の曲で成立する。
だから、Paulの方のメロディーがリードと思われても、しかたないけど。

その証拠に、後々彼らの曲は、二人で作ったとは言っても、まったく別の曲調のものを合体して完成させたりしている。
->A Day In The Life Listen now をクリックしてね。

Paulのリードと言えば、ベース・ギターもそうだよね。
ただのベースでなくて、リード・ギターかと思うようなライン。

Please Please Me のころからすでに自己主張してる

Paulのベースをコピーしたことがある人は、誰でもみんな、
「どうしてこれを弾きながら歌えるんだ」って、思うでしょ?
まぁ、それが天才の天才たる所以なのだけれど。



ま、そんなこんなで、人前で歌うのに嫌気がさしてきた彼らは、スタヂオに篭る事になったのでありました。


いろいろ新しい手法でレコーディングを成功させたのは、彼らのアイディアもありますが、
これまた天才プロヂューサー、ジョージ・マーティンの功績も大きかったそうです。


彼らは楽譜が読めませんでしたから、ギターを弾けないジョージ・マーティンとの会話が成立しなかったそうです。
で、歩み寄りとして、ジョージ・マーティンはギターを習い、
彼らはピアノを習ったそうです。
最後には、ジョージ・マーティンよりもピアノを上手に弾きこなすようになったとのこと


こうして作られた、その後のアルバムと不思議な映画。
音楽と映像を合体させたのは、彼らが最初なのではないでしょうか?



こうして再度彼らの音楽を聴いてみて、やっぱりいい曲を残してくれたなぁ
ありがとうね。

その後に出会ったバンドのどれよりも、やっぱり好きだ。

30年前、中学時代のうららかな午後、テレビで『Help!』を観なければ、
今こうしてイギリスにいることもなかっただろうなぁ。

The Beatlesがいてくれたから、難しい英文法なんか考えもせずに、
relative clauseやらsubjanctiveやらも使えるようになったんだもんね。

感謝。










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最終更新日  2009年09月09日 20時41分59秒
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