デジモノ大好き

昨日は3月に貧血起こした原因を調べるべく病院に行ったわけですが、いやはやあんまり病院に行かない私としてはいろいろ仕組みやらが変わっていて困惑しました。

まず大学病院にいきなり行ったら大変、という仕組みの変更。

なにやら選定療養費なるものが初診で必要になるらしいです。

【選定療養費とは】
国が病院と診療所の機能分担の推進を図るために定めた制度で， 他の医療機関 等からの紹介なしに200床以上の病院において初診で受診した場合 ，初診料の他に各病院が定めた金額を徴収できるというものです。

街の医者で紹介状を書いてもらわないと、これが初診料の他にかかるらしく、病院によって1050円～4200円の幅がありました。

なので、近所の病院にまずかかりました。

が…

待合室に母校の名古屋市立大学から送られたでっかい時計の置いてある病院でしたが、

私：貧血を起こしまして

医： しょっちゅうですか？

私：座った状態から立ち上がると立ち眩みするので

医：血圧は？

私：低いです

医：低血圧が原因ですね

と全く取り合う気がお有りにならないお医者さんでして、聴診器ひとつ当てずに延々15分ほど治らないからそ～っと生きろみたいな話をされまして、紹介状云々よりもこのオッサンと会話しているのが腹立ってきまして、帰ってきました。

でもせっかく休みをとって病院に行くことをやっとの思いで決意したので、選定療養費かかるけど、ちゃんと調べてもらおうとさっきの医者の母校の名古屋市立大学病院に行きました。

大学病院にはどこの科にかかったらいいかわからない人のために総合受付というのがございます。

まずはそこに行け、と案内係のおばさんに言われたので言ってみましたら何やら患者のおじさんと何やらもめてます。

5分くらい待ってましたら、おじさんが不満そうに去って行きました。

私の番になったので、

私：立ち眩みがするので診ていただきたい

お：どういう状態でなりますか？

私：座った状態から立ち上がると立ち眩みするので

お：それは脳貧血といって（なんたらかんたら）とにかくそ～っと生きないとしょうがないよ

私：お酒を飲んだ時に気を失って転倒したので

お：じゃ、お酒飲まなきゃいいんですよ

私：どこの科に行けばいいかだけ教えてくださいよ

お：総合内科に行けばいいです

というわけで、名古屋市立大学は貧血は病気のうちに入らないと思っているのではないかと思うような2度目の扱い。。。

なんとか担当してくれそう中にたどり着きましたが、大学病院の待ち時間は昔から変わらず長いもんで、30分ほどでようやくお呼び出しを受けました。

 まず予診と呼ばれる問診を受けます。

内科と云ってもいっぱいありまして、循環器内科、神経内科、血液内科、消化器内科、肝腎内科などなど。

なので、予診で振り分けをするようです。

またもや同じようなやりとりがありましたが、3度目の正直と申しましょうか、今度は取り合ってくれている様子。

一生懸命に症状を語りました。

振り分け先はどうなるのか興味津々でしたが、

総合内科というところに振り分けられました。

そこでまたもや同じような問診。。。もう結構説明に飽きてきて、自分から『低血圧が原因ですよね』とふてぶてしく答えてました。

さすがに同情を引いたのか（？）寝た状態での血圧を測り、起き上がってすぐの血圧を測り、反応が鈍いね～とおっしゃいます。

お～～、初めて私の病状を理解してくれる人に出会えた～という喜びで、うれしくてしょうがありませんでした。

結局、そのお医者さんの見立ても低血圧が原因だったようなのですが、

念のために検査だけはしておきましょう、ということになり、

血液検査、肺のレントゲン、心電図、MRI（予約でいっぱいなので8月末）をすることになりました。

原因は低血圧かもしれないけど、そのまた原因になっている病気があるかもしれないから、と。

この日はMRI以外をとっととやって帰りましたとさ。

あ～見た目健康に見える病気って、辛いわ…