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■感覚のトリートメント/理屈のトリートメント
トリートメントを本格的に学び始めた頃
よく言われたのが
「トリートメントを理屈で考えすぎている。もっと感覚でやらないと!」
という言葉でした。
トリートメントの世界って、結構、そういう雰囲気があるようにも思います。
もともと、「理屈」を通したくても通せない部分もあるので
よけいに、「感覚」というのかも知れません。
でも自分はその言葉を聞く度に、それはちょっと違うと思っていました。
俗に「感覚派」の方は、「理屈」という表現を使います。
そうするとマイナスの響きがありますから。
でも自分はそれは「理屈」ではなく「理論」だと思っています。
■「肩」こり
サロンでよくある訴えに肩こりがあります。
お客様は「肩が凝っているので……」とおっしゃいます。
しかし、セラピストは「では肩を揉みましょう」ではダメだと思うのです。
「肩」を揉むってどこを揉むのでしょう?
そこに、漠然と(それが「感覚」なのかな?)肩をマッサージするのではなく肩こりの場合、筋肉としては
●僧帽筋(そうぼうきん)
●肩甲挙筋(けんこうきょきん)
●菱形筋(りょうけいきん)
のあたりが関係してくるから、まずはその1つ1つの筋肉の状態を診て
主にどこにアプローチするかを決めていこう、みたいな知識は
必要だと思うのです。
またそれが、パソコンや携帯を長時間していたため、など、
純粋に身体的・肉体的疲労から来ているのか
それとも、ストレスから力が自然と入ってしまっていて
それでつい肩が凝ってしまうのか
もしくは、骨格のゆがみから肩の筋肉に負担がかかってきているのか、
なども考慮に入れていく必要があるでしょう。
肩こりの人はよく首のコリもある、と言いますが
それは、僧帽筋が、頭蓋骨の後頭部から、首、背中にかけて
一枚に広がる筋肉であるから、というのも1つの理由だ
ということなどを知っておくことも必要でしょう。
そういう「理論」をシッカリ勉強したいと常に思っていて
トリートメントの勉強もしているので
どうしても、
「理屈のマッサージをする」とか
「頭からマッサージに入っている」とか、言われるのだろうなぁ、
と思っています。
またコレは、男性・女性とステレオタイプに分けるのには抵抗はありますが一般的な脳の構造としては、
何かオモシロイものが合った場合、
女性は「オモシロイ」と思い(=感覚)男性は「どうなっているのだろう」と分解したくなる(=理論)
と言われていますが、そういうことも関係しているのかな、とも思います。
これまでは、トリートメントは女性の世界でしたから
感性・感覚が主流だったかも知れません。
しかし男性セラピストが増えてくると、トリートメントの世界も
理論をしっかり構築していきながらの施術、という側面も
増えてくるように思います。
せっかく自分は、数少ない男性セラピストとしてやっているのですから
男性的なアプローチで、トリートメントをしていこうと思います。
筋肉や骨格の構造をしっかり意識したトリートメントや
精油(アロマ)を化学的な側面から見てブレンドしていくやり方や
ストーンを使うことによる実際の効果の研究など
自分が納得できる方向性がこちらなので
その軸はぶれず、ぶらされずに、やっていこうと思います。
それで、……と凝り性の話になるのですが、今日は長くなったので、また次回に、ということにさせていただきます。
(注)今日のお話し、特に、「筋肉・骨格の構造」「アロマの化学的側面」
「ストーンの研究」などは、普通に意識を持って勉強されている
セラピストさんでしたら、男女に関わらず、されていることだと思います。
あくまでも「凝り性」の話につなげる1つの例として お話ししたことだ、とご理解ください。
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