6月4日(木)、バンテリンドームナゴヤで行われたセ・パ交流戦、中日ドラゴンズ対福岡ソフトバンクホークス第3回戦。先発の金丸夢斗は7回自責点0の力投を見せたが、失策絡みで初回に2ランを被弾。チームは1-2で敗れ、今季ワースト更新の借金16となった。 内容で負けたのではなく、守りのほころびで若きエース候補の力投が水の泡となった、悔しさの滲む一敗だった。
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2026年6月4日(木) 交流戦3回戦
バンテリンドームナゴヤ
ソフトバンク 2-0-0-0-0-0-0-0-0 計2
中日 0-0-0-0-0-1-0-0-0 計1
【勝】スチュワート・ジュニア 【敗】金丸 【S】杉山
【バッテリー】
中日:金丸—(石伊ほか)
ソフトバンク:スチュワート・ジュニア→杉山—山本祐
■ 戦評
試合は初回から動いた。先発の金丸は、味方の失策が絡む不運な形でソフトバンクに2ランを献上。しかしその後は立ち直り、7イニングを自責点ゼロに抑える堂々たる投球を見せた。多彩な変化球でソフトバンク打線を翻弄し、「負け投手」の数字が信じられないほどの内容だった。
しかし打線がスチュワート・ジュニアの前に沈黙。6回に1点を返すのが精一杯で、最後は杉山にセーブを許しそのまま試合終了。ソフトバンクに3連戦スイープを許す屈辱の結果となった。
■ 全試合結果(6月4日)
巨人 2-1 オリックス
【勝】中川 【S】マルティネス 【敗】エスピノーザ
ヤクルト 2-5 ロッテ
【勝】小島 【S】横山 【敗】小川
DeNA 8-7 楽天
【勝】伊勢 【敗】西垣
★中日 1-2 ソフトバンク
【勝】スチュワート・ジュニア 【S】杉山 【敗】金丸
阪神 2-4 西武
【勝】平良 【S】岩城 【敗】西勇
広島 2-5 日本ハム
【勝】山本 【S】菊地 【敗】塹江
■ セ・リーグ順位表(6/4終了時点)
1位 ヤクルト 32勝22敗1分
2位 阪神 30勝23敗1分
3位 巨人 30勝25敗0分
4位 DeNA 24勝29敗2分
5位 広島 19勝31敗2分
6位 ★中日 19勝35敗1分
■ 筆者の眼:金丸に5敗目は酷だ。問われるのは守備と打線の奮起
内容と結果が完全に乖離した夜だった。
金丸は何も悪くない:7回自責0で5敗目という数字は、今の中日が抱える問題を如実に示している。 投手が試合を作っても、失策で失点し、打線が援護できなければ勝ちは生まれない。この悪循環を断ち切らない限り、借金はさらに膨らむ一方だ。
借金16という現実:今季ワーストを更新し続ける順位表の最下位。しかし金丸のような若い力が確実に育っていることは、暗いトンネルの中の一筋の光だ。明日からは西武3連戦。チームを立て直す絶好の機会として、投打がかみ合う野球を取り戻してほしい。
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