今回ご紹介するのは、FIRNZEとPISAの中間あたりを北上した所にある 【COLLODI】
温泉で有名な 【MONTECATINI】 の近くである 【COLLODI】 は、世界中の人が知っている 【PINOCCHIO ピノッキオ 】の町 ピノキオの作者は Calro Collodi だが、彼の本名は Carlo Lorenzini という 彼はFIRENZEに生まれFIRENZEに育ったのであるが、何故にこの町の名を取ったかと言うと、【COLLODI】は彼の母親の生誕地であるかららしい 彼も他の多くのイタリア男達同じく、マンマが最高!だったのかもしれぬ 近代テーマパークに慣れてしまっている我々日本人にとっては『??????』の 【ピノッキオ公園】があり、高~~~い入場料払って入園するも、しけた遊戯具が2~3個としけた博物館で、Pa~を怒らせてくれた しかしながら、人目偲ぶ(?)カップルや子供たちには結構な場所のようで、オンシーズンには多くの観光客で賑わう(らしい) 緑の中には、入り口から出口まで順番に、ピノッキオの物語にちなんだブロンズ像が飾られ、その脇には物語りが書き記された看板が立てられている 我が娘は、3年前のクリスマスに、近所のシニョーラから高学年向け【ピノッキオ】の本をプレゼントに頂いてから、異常なほどピノッキオにご執心で、小さな文字186ページのA4本を数日で読破し、その後もほぼ毎日読んでいる 実を言うとPa~、幼少の頃にピノッキオを読んだ記憶がなく、ほんの数ヶ月前にテレビ映画をチラッと見て、≪くじらの中で生活?ホォ~ッ≫と思ったのである 物語をよく知ってこの公園を一周すれば、興味も増すかもしれない 博物館近くにある【ピノッキオ劇場】には、物語に添った人形と共に、物語が簡略化されて記されている ピノッキオ公園にはガックリきたPa~であったが、隣接するBarで食べた、特別注文の生ハム&モッツアレラをはさんだスキャッチャータは最高であった (食い意地のみ張っているのである) そして、そのスキャッチャータを口に咥えながら外を覗くと目に飛び込んできたのが、 余りにも素ン晴らしい、壮厳なる 【Giardino GARZONI】 700年代のトスカーナ文化を残す数少ないGARZONIの屋敷と庭園、ヨーロッパでも数少ない、原形を留める芸術的建造物の一つである 現在は修復作業中で全てを見る事は出来ぬが、2006年完成時には全て一般公開される 城には100の窓があり、ナポレオンが宿泊したと言われる部屋や堂々たるキッチンは、この世のものとは思えぬ美しさ このGARZONI屋敷では、ピノキオの作者Carloの父親がコックとして、母親が給仕として働いていたとの事 2006年以降、トスカーナを訪れる予定の方は、是非このGarzoni をご訪問されては如何でしょう! |
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青い馬上のピノッキオ |
ピノッキオと妖精(作:Emilio Greco) 見ての通り、蛇(作:Pietro Consagra) 嘘つきピノッキオ(作:Pietro Consagra) コオロギ君(作:Pietro Cosagra)&物語一節看板 クジラに食べられてしまった嘘つき2人 (作:Marco Zanuso e Augusto Piccoli) モザイク広場壁面の一つ(作:Venturino Venturi) |
ピノッキオ劇場のお話と人形たち |
Storico Giardino GARZONI |