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2024.06.22
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カテゴリ: 宗教/天地創造
カール・マルクス🍇
神様を敬う者たちだけが来ることのできる所を紹介❤️
李相軒先生が霊界から送ったメッセージ🌸




2024/02/27
#統一教会#家庭連合#文鮮明#韓鶴子#カール・マルクス#霊界


李相軒先生が霊界から送ったメッセージ
霊界の実相と地上生活 - 5. 霊界で会った人たち

一 カール・マルクス

カール・マルクスは、地上で共産主義を定立し、暴力で世界を転覆させようとした人物です。ところで、マルクスはなぜこのように残虐な人になったのでしょうか。彼は、自分の思想や理念は偉大なものなのに、誰も自分の志を正しく理解してくれないと考えました。自分の思想に対する、甚だしい慢心と傲慢な心のために、誰とも対話の道を開こうとはしませんでした。そうして、暴徒たちが暴れ回る革命の契機を提供しました。そのように一生涯を自分の理念に陶酔して生きた者の姿は、霊界でどのようなのか、いつも気掛かりであった人物です。

私は彼を探そうとしましたが、最初、それは簡単ではありませんでした。地上生活と同様に、霊界生活においても、人々は自分と志を同じくする群れの中で生活するようになっています。この点に着目し、あちこち尋ねながら探し始めました。

ここでも革命家たちは相変わらず自己陶酔の中におぼれて生きていました。カール・マルクスがいた周囲の建物は、多くの戦争捕虜たちが収容されているような古い穴蔵の家でした。いくつかの穴蔵の家の中には敗残兵の姿をした人も見え、暇つぶしの種がなくてただ疲れて横たわった人もいて、障害者たち、杖をついている人など、様々な人たちが生きる意欲を失ったように集まっていました。その光景は、正に戦争の残骸の物悲しい姿そのものでした。ところが、彼らはある一人のリーダーに従って、どこかに向かって進んでいました。

向こうの高い所から「同志たちよ! 力を出そう。ここで私たちは負けることはできない。もう一度、力を出して戦おう。勝利は我々のものだ」と大声で叫ぶ声が聞こえました。その声の主が正にカール・マルクスでした。

私は、後ろのほうの聴衆の中に交じって、彼に会うために待ちました。彼は、戦争で疲れた者たちの傷のことは少しも考えないまま、自分の理論は勝利すると叫び続けていました。講演が終わったあと、私は彼に、「大変難しいことと思いますが、少しだけでもお会いしていただければうれしいですが」と要請しました。すると彼は、「あなたはどういう思想の持ち主であり、なぜここに来たのか」と尋ねました。私が「『勝共理論』を体系化した李相軒です」と言うと、彼は「『勝共理論』と私と何の関係がありますか。私は忙しい」と言いました。それに対して私は、「いくら忙しいといっても、あなたの講義が終わるまで待っていた客に失礼ではないですか」と言いました。すると、彼はそれとなく目を伏せて、「お座りください」と言いながら講義を継続しました。私は一言も話し始めることもできずに、また彼の理論を聞かざるを得ませんでした。

彼は大変な理論家でした。彼は少しも休まずに話し続けながら、自分の理論だけを主張したので、私は彼との対話のきっかけをつくることができませんでした。けれども、私はずっと待ち続けました。ある程度、区切りがつきそうだったので、私は「そろそろ、私の番が来たようですね」と言って、立ち上がりました。「私は相手の話を聞くのが好きなので、今まで先生の理論を聞いてみました。今度は私の理論を紹介すべき順番のように思います」と言いながら、私は「勝共理論」のうち、最も核心的な部分を紹介しました。私は彼に「共産主義の理論は、結局滅びるしかありません。それは先生の理論には神様に関する理論がないからです」と前置きしたあとに、「先生の理論は大変な理論です。しかし、地上でも天上でも、人間の生活を主管される方が神様であられるのに、神様に対して全く論じられませんでした。神様がどのような方かお分かりですか。神様を知らずしては、人生の根本目標を教えることはできません。神様を知らなければ、人間には平和な生はなく、永生の生もなく、いつも戦争するしかありません。先生の理論に陶酔した者たちの生が、まさしくこの現場ではないですか。さあ、御覧なさい。なぜ、みなあのような失敗した姿と敗残兵の姿で生きていますか。私についてきてください。私が暮らしている所に行ってみましょう。行ってあちこち見ながら説明しましょう。きょう、私の所に先生を招待いたします。行きましょう」と言いました。すると、彼はとても自尊心を傷つけられた表情で、私を見つめました。それでも、「先生をお客様としてお招きしたいのです」と言うと、ようやく彼は私についてくるようになりました。

私についてきながら、彼は私に、「あなたはなぜここまで私を連れてきて、このように熱心に講義するのか」と尋ねました。私は「うちに来れば、分かるはずです」と言いました。彼は私が暮らしている周囲の、清らかで美しく、恍惚とした様々な自然を見つめました。すると、彼はとても悲しい表情をしました。私は彼にあちらこちらと見せながら、風変わりな光景を紹介しました。それは夫婦が愛し合っている美しい姿でした。私は彼がその姿を見て、びっくり仰天すると思っていました。しかし、彼は全くそのような気配を見せるのではなく、むしろちょうど磁石に引かれていく鉄粉のように引かれていました。そして、時おり通り過ぎゆく人たちの一人一人の姿がとても明るく、華やかで、平安であったので、それを見て、彼の考えがだんだん変わっていくようでした。

彼が私に、「ほかに見せてくれる所はないのか」と尋ねるので、私は「一日で全部見ることができるでしょうか。今度、また見せてあげましょう」と言いました。彼は「私もここで暮らすことはできないか」と言いました。私は「今だ!」と思い、「ここは神様を敬う者たちだけが来ることのできる所です」と言いました。すると、彼は「神様の所に行こう」と言いました。「神様はここにはいらっしゃいません」と言うと、「では、私が神様の所に直接行って尋ねてみよう」と言うのです。神様を敬うためにはどうしなければならないのか尋ねてみて、神様が願うとおりにしようと言うのです。そこで私はカール・マルクスの誤った理念を指摘しながら、原理講義を部分的に始めました。講義中、彼の表情から、様々な藤を感じていることが分かりましたが、ずっと講義を進めました。そのような講義を何度か続けました。私は講義をしながら、「今度は一度、先生の家で講義をしましょう」と言うと、「それはまだ早い」と言うのです。それで私は、「きょうはこれくらいで講義は終えましょう」と言いました。すると彼は、「きのうより、きょうの講義がもっとおもしろいし、きょうよりあす、あすよりあさっての講義がおもしろそうだ」と言いながら、講義が終わる日に、自分の家に招待すると申し出ました。

それで私は、「講義を終えるにはまだ多くの時間がかかるので、きょうの講義はこのくらいにして、先生がもっと聞きたいと感じたとき、また続けましょう」と言いました。すると、彼はじっと考えたあと、ようやく「自分の家に行って講義をしよう」と言ったのです。私が「先生の家はとても狭いので、広い庭でやるほうがよくないですか」と提案すると、彼はとても冷ややかな表情をしながら、「熱心に講義をするあなたの意図が分かったので、そのままここでやろう」と言いました。

このようなやりとりの末に、ある日、彼の家に行って講義をするようになりました。そこに風変わりな姿の青年が入ってきて、マルクスに「なぜ招請したお客様の講義を一人で聞きますか。私たちも一緒に聞けるようにしてください」と言いました。私は「今だ!」と思い、「入ってきなさい」と言いました。すると、あちらこちらからたくさんの人が集まりました。本当に不思議な現象が生じました。マルクスの顔は一面、にんじんのように真っ赤になりました。彼は多くの聴衆の中で、頭を垂れて泣き始めました。長い間泣いたあと、彼は「皆さん! ここに集まった同志たち! ここに来られた先生のお話を聞きなさい。みな聞きなさい」と言いながら、彼らを大きな所に案内しました。私は、次からは大きな広場でいろいろな分野の原理講義と「勝共理論」の講義をしようと言いました。彼らの中、七〇から八〇パーセントは私の講義に肯定的な姿勢を見せました。私の講義を聞いたあと、マルクスは失意に落ち始めました。

マルクスは今、私ととても近くなっています。ただ、真の御父母様を紹介する段階には至っていません。けれども、彼は私の講義をいつも肯定的に聴くので、その段階に間もなく近づくでしょう。その時、私は彼に真の御父母様の思想が今まで講義した「原理」であったと紹介するつもりです。(一九九八年五月十九日)




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2024.06.22 17:17:20
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