2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全11件 (11件中 1-11件目)
1
今日のテーマは、「南極とお金」です。以前に質問を頂いた回答です。質問:3食の食事は基本的には、ただで、ソフトクリームとかビール代は、個人で購入するので料金がかかるのではないか思うのですが、越冬中の基地内の貨幣はどうしているのでしょうか?解答:良い質問ですね!!お金は、基本的には使いません。昭和基地内で使うことがあるのは、郵便局で切手を買うときだけです。その他、衛星回線を使った個人の電話、FAX、電子メールは、クレジット等で対応しています。食料代は南極手当の中から引かれていて食べ放題、飲み放題状態です(ちょっとおおげさ)。それでもお酒だけは、個人でも沢山持っていきます。昭和基地では、高い物でも沢山あれば価値はありません。お酒で言うと、沖縄の泡盛などの焼酎等珍しい物が重宝がられます(先日も書きました)。昔、カップ焼きそばがあまりなくて、それを持っている人が密かに食べているのを横目でうらやましく思ったこともありましたっけ…。無い物は、食べたくなりますよね!!内陸旅行中タバコが切れてしまって、しょうがないので紅茶の葉っぱを紙巻きタバコにして吸ったというお医者様がいました。■PEN□
Jan 28, 2008
コメント(2)
今日の話題は、「南極とみりん」です。 昭和基地の調理隊員は、和食の調理師が担当することもありその人のこだわりがあって調味料や食料の調達の割合が違います。 私と同じ年に越冬した調理隊員は、とてもおいしい料理を作ってくれました。当番の時に調理を手伝ったりするときもあり、見ていると「みりん」の量の多さにビックリしました。 40人分ですからそれなりに多くはなるのですが、1人前にしても通常家庭で使う数倍の量です。どうも、うまみを引き出すのにみりんは欠かせないようです。 和食は、「みりん」や他の調味料と共に使い、とっても美味しかったのですが鍋の時の「春菊」の多さには、ちょっとビックリしました…。■PEN□
Jan 25, 2008
コメント(6)
今日の話題は、「南極とサッスルギ」です。 南極大陸の内陸に行きますと雪面が平らになっているように思われがちですが、実際には、サッスルギと呼ばれる吹きだまりのような雪のひだがあります。 南極では、風が北東風のみしか吹かないためいつも同じ方向に風がながれて雪面に模様の様な筋をつけるのです。これがサッスルギです。 このサッスルギは、高さが高いもので約1mにも達します。そのため、雪上車でも簡単には乗り越えられず、時折、亀の子状態(雪上車の底面が雪面にのっかってしまって身動きがとれない状態)になってしまいます。 こういったときは、雪上車が牽引している数台のそりを切り離して単車で抜け出してから再度そりを牽引して乗り切ります。 こういった苦労を重ねながら内陸へと向かうわけです。最近では、毎年のように同じところを通っていますのでハイウエーの様になってずいぶん通りやすくなっているという噂を聞きます。私は、最初に内陸の拠点ドームFまでのルート工作を行ったのでこの話はそのときの苦労話でした…。■PEN□
Jan 24, 2008
コメント(0)
今日の話題は、「南極と麺」です。 日本人は麺が好きですね。昭和基地の昼食でも時々麺がでます。ラーメン、そば、うどんを食べることができます。 基本的には生麺は保存がききませんから冷凍の麺か乾麺になっていると思います。具はえび等の海産物、チャーシューなどの肉やナルトなどの練り物は豊富です。 逆にやくみのネギは無く、越冬後半はタマネギも無くなってしまいます。野菜を使った具は調理隊員が工夫していたと思います。 越冬中、立ち食いそばが食べたくなる衝動にかられたのは私だけでしょうかね…。■PEN□
Jan 22, 2008
コメント(4)
今日の話題は、「南極と布団干し」です。 南極昭和基地は、夏と冬では太陽の日照時間が大きく違いますし気候もずいぶん違います。冬は真っ暗ですしブリザードが吹き荒れています。夏は冬に比べると比較的天候は安定していますし、1日中お日様がでています。 観測隊はこの夏の間に交代をします。現地に次の隊が到着するのが日本の冬にあたる12月下旬ですから、その受け入れの準備は12月上旬頃になります。 その受け入れ準備時期には、道路の雪を溶かすための「砂巻き」をしたり、夏の間の作業時に次の観測隊が使うための布団を干します。こうして受け入れ準備をします。 越冬隊の布団は、最初は新品を使います。越冬途中の冬は、布団干しが出来ませんので残念ながら1年中そのまま使います。しかし、観測しているのでかびなどは生えませんので意外と大丈夫です。 使い終わった布団は、良い物は内陸旅行や後の隊の夏の布団に、使い古して悪い物はウエスや緩衝材になります。■PEN□
Jan 10, 2008
コメント(4)
今日の話題は、「南極の生鮮品」です。 昭和基地に持ち込む食料の中で生鮮品は、保存期間を延ばす努力をしても限界があります。越冬報告書を見てみると努力の結果がかいまみられます。観測隊は、11月に東京港を出港して途中オーストラリアの西海岸で最後の食料補給を行って12月上旬ごろ昭和基地に到着します。どの程度、どの食料品が持つのか越冬報告には書いてありますので紹介しましょう。 きゅうり、セロリ、西瓜、メロン、ピーマン、さつまいもは、昭和基地上陸までに腐ってしまって基地に搬入されることがなかった生鮮品と報告書には記してあります。西瓜はどこかの時点で食べたと思うのですが、さつまいもにはお目にかかったことはありませんでした。バナナは、船上で傷んできたので皮をむいて冷凍保存にしたとなっています。 グレープフルーツ、キューイフルーツ、レモンは、3月下旬、オレンジは、4月上旬とあります。果物はこの時点でリタイアです。しかし、良いものだけ選別して冷凍にした様です。そういえば越冬中に食べていた覚えがあります。 5月上旬、しょうが(以降冷凍保存)、にんにく(皮を向いて醤油づけ)、6月下旬、キャベツは、腐ったところは皮むきをし石灰をつけて保存していました。8月頃に牛乳、人参、生卵の順にダウン。牛乳は分離してしまいました。 成績の良いのは、リンゴ(10月中旬)、玉ねぎ、馬鈴薯は、なんと1年後の12月上旬までもっています。実はこれには、一工夫をしています。10度の室内に玉ねぎは重ならない様にし、馬鈴薯は3月頃に芽を摘んで保存しています。 何となく、長持ちしているものって栄養価が高そうな気がしますね。■PEN□
Jan 9, 2008
コメント(0)
今日の話題は、「南極と映画鑑賞」です。 南極の娯楽といえば「映画」と相場は決まっていました。週に1度食堂に集まって映画を鑑賞していました。ただし、今は、個室でビデオがみれる時代ですのでちょと様子が違ってきているそうです。 映画といっても昭和30~40年代のTVドラマの16mmフィルムやレンタルした映画です。越冬隊でちょっと古い人は、「赤い鈴蘭」と言えば共通語になるぐらいみられていたTVドラマがあります。今も見ているでしょうか? レンタルした映画は、寅さんなどの和物が多かったように思います。映画を上映するときは、映画係が準備します。事前に今日の映画は「赤い鈴蘭(10)、寅さん」などと南極新聞などで宣伝をします。 また、映画の時は、ソフトクリームと決まっていて食べながら鑑賞する習慣がありました。■PEN□
Jan 8, 2008
コメント(0)
今日の話題は、「南極と灯油ランプ」です。 最近、灯油やガソリン高いですね…。 昭和基地の中では、滅多に使わないのですが旅行に出かけると雪上車の電気や発電機では効率が悪くもったいないので灯油ランプを使います。 灯油ランプは、名のごとく灯油を燃料にしています。なれないと、扱いづらいですが暖かく長持ちします。芯をを時々交換しなくてはならないので寒いときに手がかじかんでいると大変です。 ランプの他に灯油ストーブ(電気のいらない古いタイプ)や灯油コンロを旅行では使います。灯油ストーブの上ではお湯が沸かせますし暖をとるために非常に有効です。また、灯油コンロは、扱いになれないと使いにくいところがありますが、調理をする際に分な熱量を確保できます。 こうやって、内陸旅行等では灯油のお世話になります。昭和基地でも暖房に灯油はかかせません。■PEN□
Jan 7, 2008
コメント(2)
今日の話題は、「南極と外国基地」です。 日本の昭和基地のお隣さんはロシアのマラジョージナヤ基地です。お隣さんといっても4~5百キロメートル程離れています。 2番目にオーストラリアのモーソン基地、3番目はロシアのノボラザレフスカヤ基地です。ちょっとお隣さんへ行ってきますと言っても飛行機がないと行けません。 南極(60度以南)には、約20国、25以上の人がいる基地があります。基地は主に南極に行きやすい南極半島(アルゼンチン・チリの近く)に集中しています。 各国の南極基地のホームページ(WEBサイト)が公開されています。日本語ではありませんが雰囲気を楽しめますよ! アメリカ合衆国 http://www.nsf.gov/od/opp/start.htm/ ロシア http://www.aari.nw.ru/default_en.asp アルゼンチン http://www.dna.gov.ar/ チリ http://www.inach.cl/ イギリス http://www.antarctica.ac.uk/ フラン http://www.ifremer.fr/ifrtp/ イタリア http://www.pnra.it/index.html ドイツ http://www.awi-bremerhaven.de/ ベルギー http://www.belspo.be/antar/ ノルウェー http://www.npolar.no/ オーストラリア http://www.antdiv.gov.au/ ニュージーランド http://www.antarcticanz.govt.nz/■PEN□
Jan 5, 2008
コメント(175)
今日の話題は、「南極とお正月」です。 新年あけましておめでとうございます。 旧年中はお世話になりました。 本年もよろしくお願いいたします。 南極昭和基地のお正月は、新しい観測隊が到着して新鮮な食料が到着しておせち料理も立派です。 卵も新鮮ですから伊達巻きも美味しかったです!2回目の越冬は、昭和基地から1000km内陸のドームFと言うところで迎えました。 特におせちやおもちがあったわけでもありませんが新鮮な感じがしました。世界中何処にいても日本人はお正月を感じることが出来るんですよね!■PEN□
Jan 4, 2008
コメント(2)
みなさま明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。■PEN□
Jan 1, 2008
コメント(6)
全11件 (11件中 1-11件目)
1