I love Salzburg

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'14 (平成26年)



・「探すのをやめた瞬間、゛運命の人゛はやってくる!」  ワタナベ薫  '14.06.27~06.30  213P

「アイルランド幻想」   ピーター・トレメイン  '14.09.20~09.24  440P

・「グアテマラの弟」  片桐はいり  '14.10.21~10.22  203P

  読みながら、あのエラのはった はいりさんの顔が、目をくるくるさせたはいりさんの表情が、
  チラチラ浮かんでくるのが愉快だった。(笑)

  もともと私が行きたいと思ってるNo.1の国がグアテマラ。
  参考にと手に取ってみたのだが、なまじ出回ってるガイドブックよりもずっとグアテマラを、
  グアテマラ人とその古都であるアンティグアの町を知ることができる。
  憧れの地・ティカルの場面では、すでに浮いている尻に何百個の風船を付けられるようだ。(笑)

  はいりさんの旅は、ただ「行って来ました!」じゃないのがいい。
  それを はいりさん独特のユニークさで表現されていて楽しませてもらった。
  ただ一つ、間の取り方が私と少しずれている。


「わたしのマトカ」   片桐はいり  '14.10.26~10.29  193P

  はいりさんの処女本ではあるが、私にとっては2冊めの彼女のエッセイ。
  ナレーションを読むかのごとく、彼女の声が私の耳奥で響いた。
  さすがは片桐はいり、姿が見えなくても強烈である。(笑)

  読みながら、彼女のマトカは私の旅のこだわりと非常に共通するものがあって、
  「そうそう、そうよね」と何度も何度もうなづきながらページをめくった。
  才能ある彼女の感性と重なる部分を自分の中に見つけ、一人嬉しくなった。

  ガイドブックに出てくるような名所は一か所も登場しないのに、
  読み終える頃には何故かフィンランドの風景とフィンランド時間の中、フィンランド人の友人を得たような満足感がある。
  旅してないのに、旅をしたという満足感。

  片桐はいりさん、ホントあなたは面白い!


・「かもめ食堂」  群ようこ  '14.10.30  216P

  ちょっと、と思って手にしたら、あっという間に読めてしまった。

  北欧のインテリアのようにシンプルで親しみやすい本。
  映画はまだ観ていないのだが、早速DVDを借りようと思う。(笑)

  ヘルシンキにはトランジットで一泊したことがあるだけだが、
  サチエ、ミドリ、マサコの醸し出す空気感とヘルシンキの街並みがとても合っていて懐かしく嬉しかった。


「わりなき恋」   岸惠子  '14.10.30~11.02  397P


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