夢 の 途 中

夢 の 途 中

2012年07月23日
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カテゴリ: ラジオ・テレビ

1160年、清盛は武士として初めて公卿の座にのぼりました。
清盛が公卿になることで一門もそれぞれ出世し、平家と呼ばれるようになりました。
清盛は二条天皇に近づくために、妻時子の妹滋子を入内させようと考えていました。
その頃、滋子は上西門院の女房として仕えていました。
後白河上皇が催した宴に居合わせた滋子は、上皇の姿に目をとらわれていました。
その夜、滋子が朗らかに今様を歌いながら廊下を歩いていると、
上皇に呼び止められ、朗らかに歌うなと怒られました。
しかし滋子は、上皇は弱く情けない、歌のほかにぶつけられるものを
見つけるよう説教します。
上皇は滋子の無礼を怒りながらも、心惹かれます。
数ヵ月後、滋子が後白河上皇の子を宿していることが分かり、
清盛は怒り、平家一門は大騒ぎになりますが、
滋子は上皇への一途な想いを打ち明けます。
上西門院も滋子の巻き毛が妃にふさわしくないという理由で、
婚礼に反対をします。巻き毛を直そうと試みますが、
失敗に終わった滋子は、婚礼を辞めると言いだします。
上皇は滋子の心変わりを知って落ち込んでいました。
清盛は一計を案じ、滋子を連れ出します。
数日後婚礼の宴が催され、そこに現れた滋子は、
宋の衣装を着て、巻き毛を宋風に結いあげていました。
古いしきたりにこだわらない、清盛の発案でした。





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Last updated  2012年07月23日 15時10分21秒
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