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普段、居間にある飾り棚は目線に入っても、余り注意深く眺めたりしない。
殆どヨメ専用の飾り棚になっているので、中身は殆ど彼女の趣味の粘土人形や造花に覆われている為だが・・・。
昨夜、何時の間にかたずけたのか、その棚の一角が、それなりに隙間をつくり、また新しい人形が飾られていた。
お互いの趣味は内政不干渉としているから、それはそれで気にしていないが、・・よく見ると、馬の彫り物とウイスキーの瓶が二つある。
「ウン?これはなんだった?」と、もう完全に記憶外の瓶。持ち上げて調べると、大した銘柄のウイスキーではないが、空瓶ではなく中身は入ったままで重い。
ビールは飲むし、昔々は帰宅後大瓶1本、それが中瓶になり、缶ビールになり、今やプリン体99%カットの発泡ビールと段々格下になり
元々飲兵衛ではないので、最近友人が送ってきた青森の地酒をヨメが食前酒に飲んでも平気で許可するし、ウイスキー等余り、自分で買った記憶がなく、貰い物だろうから余計思い出せない。

馬の彫り物は、昔、すぐ上の兄が、インドネシヤ駐在員の折に土産にもらったものだが、ギャラリーコレクション風のゴッホの「跳ね橋」がプリントされた陶器の瓶に入った「ニッカウヰスキー」は・・??
確か、H氏が某社を辞めた際、若手の社員か女子社員から送別会の折り、もらった記憶をやっと思い出した。もうかれこれ二十年程前にもなる・・・
「サントリーロイヤル」は、昨年亡くなった友人のクルーザーに積んでいた瓶を、これも4~5年前に、持って帰らされたもの・・・
瓶の注口を丁寧に拭きとり、古いからもう駄目かもしれないと恐る々々コップに注ぎ、ストレートで飲んでみると・・・ほのかに香り、これが結構旨い・・(ホンマもんの酒飲みからは、そんな忘れ酒など、アホかと言われそうだが・・・素人ゆえに判らない??)
かすかに廻る酔いに、当時を懐かしく想い出しながら、何となく癖になる予感がした昨夜の深夜ではありましたが・・・
今夜もテレビで「エリザベス1世」なる洋モノを眺めながら、早速チビリと飲りましたが、ヨメは手出しする様子もなく・・ウイスキーは矢張り、西部劇かこんな洋画を見ながら、独り占めしてチビリと飲むが一番を実感した秋の夜長でした・・・。
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