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『しんぶん赤旗』2024年5月7日付に、新国立劇場『デカローグ 1~4』の劇評を執筆。
May 7, 2024
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『週刊金曜日』6/14号に、終のすみか『Deep in the woods』の劇評を執筆。
Jun 14, 2024
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「JOIN」(日本劇団協議会)108号のアンケート企画「私が選ぶベストワン2023」を回答。
Apr 23, 2024
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「岸田國士戯曲賞の選考委員変更」 演劇界の芥川賞、第50回岸田國士戯曲賞の選考委員が、野田秀樹、井上ひさし、岩松了を除いてごっそりと入れ替わった。政局の大改革に符号するかのように。 http://www.hakusuisha.co.jp/current/kishida.html 新たに加わった1人、鴻上尚史と岸田賞との関係は演劇好きには有名な話だが、95年『スナフキンの手紙』で受賞するまで、長らく選考委員から倦厭され(誰だったのか知りたい!)、受賞が遅れたという経緯がある。おそらく1990年度「受賞作なし」がそれに相当すると思われる。『ピルグリム』(89年)だろうか? 遅咲き受賞で言えば三谷幸喜のように辞退し続け、ようやくで受賞した人もいるから様々だ(『オケピ!』2001)。この人が候補になった作品は『12人の優しい日本人』(90年)か『ショウ・マスト・ゴー・オン』(91年)だと推測される。 改めて新選考委員を列挙するば・・・ <井上ひさし 岩松了 鴻上尚史 坂手洋二 永井愛 野田秀樹 宮沢章夫> 別役実や太田省吾といったアングラ演劇の旗手ではなく、「今」勢いがある作家を多く起用しているのが特徴的であるが、私が注目するのは野田・鴻上という80年代から90年代前半にかけて、若者演劇の牽引車だった2人が揃ったということ。ちなみに、野田は28歳で早々に受賞している(『野獣降臨』83年)。 留学後、メッセージ性が強まり、ますます名声が高まる野田。片や若者・流行に敏感な鴻上。この2りがどう選評するのかに注目したい。 本年度の候補作は ・岩崎正裕『音楽劇 JAPANESE IDIOT』(上演台本) ・小里清『アルバートを探せ』(上演台本) ・佃典彦『ぬけがら』(上演台本) ・長塚圭史『LAST SHOW ラストショウ』(上演台本) ・東憲司『風来坊雷神屋敷』(上演台本) ・前田司郎『キャベツの類』(上演台本) ・三浦大輔『愛の渦』(上演台本) ・本谷有希子『乱暴と待機』(上演台本) 『LAST SHOW ラストショウ』が評判が良かったらしいから有力候補かもしれない。1月23日に受賞作が決まる。
Jan 6, 2006
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