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2024.06.03

モールトンサミット奈良まで自走で移動のハナシ

カテゴリ：モールトンレストア

おはこんばんちは。

イギリス製小径車アレックスモールトンのオーナーによる集まり、モールトンサミットが2024年6月1日と2日の二日間で開催された。

同時期に開催されたヒルクライムイベントThe peaksの参加を見送ったので、横浜から奈良まで470kmを二日間かけて自走移動した。

Day1

5/31金曜日の朝3時に横浜の自宅を出発。

いきなり雨である。

前回はクリーニング屋に依頼したが、今回は自分で撥水処理したレインウェアは30分もすると浸水してきた。失敗。

で、初日最大の山場である箱根旧道をゆっくりと登る。

レインウェアは浸水しており、防水靴下と手袋の中は水たまり。たぷんたぷんなもんだからペダルが重い。

箱根峠の道の駅で脱水する。

車でやってきた男性がアレックスモールトンを知っていたので少し話した。ご安全にと背中に受けて道の駅を出発。

箱根からの下りは、サドル後方の荷物が重く、振動で左右に揺れると自転車が共振してしまい怖い。

清水を過ぎると雨は止んで、時々ぱらつく。

意を決し、宇津谷峠の道の駅でレインウェアを脱ぐ。

脱いで脱水すると再スタートまで15分くらいかかる。

太陽が顔を見せないから肌寒いが、自転車こいでいるので身体は温まる。

ここまでずっと追い風だったのに、金谷峠を過ぎて掛川からは向かい風となった。

下ハン握って我慢して走るが、リアの変速機が調子悪い。

シフトアップは決まるが、シフトダウンが渋い。

最初は渋いだけだったが、本格的に変速しなくなってきた。

シフトレバーをガチャガチャいじっていると浜名湖の弁天橋でシフトレバーが折れた。

ポッキーンとレバーは折れてどこかに吹き飛んだ。

これ。イタリア製の古い10速用レバーだから部品は出ないだろうし、あっても中古品は高いのに。

あーあ。やっちまった。。。

生きているフロント２速だけでなんとか走る。

リアが変速しなくても案外走れるもので、ちょっと驚き。

豊橋で同級生が美容室に勤めているので立ち寄ってみた。

夕方にも関わらず対応頂きありがたい。

昔と変わらずプリティなのに、しっかりしている。見習わなくては。

再スタートして本宿の付近のアップダウンをアウターでぐいんぐいん登っていく。

そしてこの日の宿となる岡崎オーワホテルに21時チェックイン。

フロントマンが逗子の出身であり、自転車に理解ある方だったので、室内まで自転車をそのまま持ち込ませてもらえた。

早速トラブルチェック。どうもリアディレイラー側がおかしい様子。でも、具体的にどこが悪さなのか突き止められず。

なのでツールバッグに忍ばせていたリピートタイでリアディレイラーを適当なギアで固定。

過去にも変速トラブルで痛い目にあっているのでな。経験値がモノをいうのだよ。

シャワー浴びて隣にあるコインランドリーにウェアを放り込む。

洗濯＆乾燥している隙に夕飯は台湾料理台南四季で台湾ラーメンを啜って汗で抜けたミネラルを補給。

ここの台湾ラーメンうまいぞ。こんなの初めて。辛くない。味わいあるスープ。安価とバランスいい。

店のおばちゃんがサイクルウェアの販売しているんだというので、自転車話で盛り上がった。さすが自転車王国台湾だ。

そんなこんなで23時前に就寝。時間かかりすぎた。

Day2

朝3時に目覚ましで起きる。睡眠時間は4時間。きついな。

昨夜コンビニで買い出しておいた朝食を摂って、4時にはホテルを出発。

最近のホテルのアメニティにインスタントコーヒーがないから、カフェイン錠剤を投入し眠気を防ぐ。

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走りは絶好調だったのに、気分よく走りすぎてあろうことか名古屋で湾岸線R23に乗り損ね、さらにR1からも逸脱してしまった。

土曜日の朝なのに名古屋市内の道路はガラガラでスイスイ進む。

四日市からは上り坂。フロント２速だけでこの先、加太越及び伊賀越できるのか心配だったが、あれよあれと登ってしまった。

非多段ギアより２速のギアのがおもしろい。四苦八苦して坂を登ることにはなるが、だからといって登れないわけでなく、どうしたら登れるのか考えながらペダリングするのが意外にも面白いのだ。

そうやって苦しんで加太越していると、峠手前でローディーにパスされた。

しげしげとワタクシの変態自転車を眺めては下りの勢いであっという間に見えなくなった。

その下り切った先にある名阪国道の伊賀ドライブインの真下を通過するころ、saltmoonさんが休憩していたようだ。なにその偶然。