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おはこんばんちは。ディスクブレーキ化中のモールトンが形になってきた。制動時にサブフォークが捩れるのを防ぐスタビライザーを拵えた。ドア用ヒンジをアルミプレートで連結しただけ。もちろんこれら全てボルト・オンである。ブレーキレバーをぎゅっと握り、車体を前後に揺すってもサブフォークはほとんど捩れない。ちゃんと機能してよかった。今週末には車体全体をメンテして完成にこぎつける。これで長い下り坂でのブレーキングによってリムがオーバーヒートすることもない。The PEAKSよ。待っていろよ。というわけで、The PEAKSラウンド16妙高にエントリDONE。自転車はド変態マシマシだが、エントリは一般クラスだ。貧弱!新潟県池の平温泉を発着とする、走行距離201km。獲得標高5,065m。制限時間12時間40分。一番早い4:50スタートだ。もう今から完走する姿しかイメージが沸かないぞ。まずは今週末から身体をつくるため、実走によるロングライドだなや。ほいじゃーの。ガーミン(GARMIN) eTrex 32x 楽天で購入
2024.03.07
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おはこんばんちは。山岳系ロングライドイベントThe PEAKSの写真がアップロードされた。プロカメラマンの撮影による購入式ではなく、スタッフ撮影による無料展開。ありがたや。毎回参加しているので、ワタクシもいくらかは写っている。今回もRound 13及び14のダブル開催だったので、そこそこの枚数あった。ところで、サンダル履きでちっしゃい車輪の自転車漕いでいるから、よく声かけられた。ええ、機材変態クラスですから。だが、やっぱりこれはサンダルオジサンにしか見えないな。JAXAの臼田宇宙観測所。写真では伝わりにくいが巨大な電波望遠鏡をバックに撮ってもらえた。冷却なのか送風音が遠くまで聞こえるので迫力ある。写真では上を向いているが、2000t近い物体が動くのだからすげー。本当は写真撮りたかったが、制限時間を気にしてそれどころではなかった。でも写真撮ってもらえてありがたい。スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ほいじゃーの。
2023.09.17
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おはこんばんちは。山岳系ライドイベント ThePEAKS Round13&14 蓼科は完走できた。その夜は茅野市のホテルでもう一泊。地酒を飲んでよく寝た。早朝、参加された同宿の方が静かにチェックアウトしていった。これから東京へ向かい月曜出勤なのか・・・ と、そういう方法もあるかとちょっと感心。ワタクシは9時ごろにチェックアウトして、昼には東京へ帰ってきた。楽しい刻はあっという間なもの。東京に戻ると気が重い。それでも自転車を洗って、家の掃除をし、買い物を済ませた。普通の生活に戻った感。しかし、火曜日の朝はローラーを回す気力もなかった。仕事は山積み。翌週から欧州出張なのでものすごく忙しいし、課題もてんこ盛りで超気が重かったのもある。水曜日と木曜日の朝はなんとかローラーを回した。ThePEAKS走っただけに、負荷をかけても心拍数がちっとも上がらない。心肺持久力マシマシ。とはいえ、10月に日本縦断ライドするのでいつもと変わらない運度強度で惰性で回した。ThePEAKSロス・・ という言葉がある。ワタクシの場合、無気力になっただけかな。ところで、下り坂で空気圧過圧?によりパンクばかりしたモールトン。Xのフォロワーさんからディスクブレーキ化の方法を伝授頂いた。ありがとうございます。構造やポイントは理解できたので、来月以降に取り組み、来年のThePEAKSには、モールトンで改めて挑みたい。欠点をいかに補うか? 普通の方はやらんだろうけれど、工夫して楽しむと人の三倍は楽しめる。苦労もあるけれど。ほいじゃーの。【在庫有】【あす楽】キャットアイ ボルト400(HL-EL461RC) ヘッドライト USB充電昼間でもライトつけて走ってくれ。それだけで少しでも事故が減るから。
2023.09.08
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おはこんばんちは。Round13に引き続き、Round14にも参加した。走行距離185km 獲得標高5012m 制限時間11時間というもの。結果は10時間16分で完走した。山岳系イベントを2連続日開催は初めてで、走りきれるのか?と、ちと疑問だった。そしてなにより前日のRound13は、2回のパンクに見舞われた。そのため、二日目は空気圧を低めにセットしてスタート。前半の霧ヶ峰から立石公園までの下って登り返すところまでは普通に走った。しかし、その後、スタート地点より高度のある標高2000m付近の美ヶ原下りでパンクした。リムはそれほど熱くないが、高い標高で下り坂のブレーキングでは、チューブの耐圧を超えてしまうのだろう。休み休み下るしかない。やる気ナッシングである。上り坂がキツいのは皆一緒だが、下り坂もキツいのはワタクシだけじゃなかろうか。人間、心が折れると前に進まなくなる。美ヶ原から霧ケ峰高原まではまったくもってしてスピードが出なかった。おかげでmy時刻表から20分も遅れている。これはまずい。タイムアップしてしまう。だが、焦らず霧ケ峰高原でしっかりご飯を食べてST5へ下る。長い下り坂だが、斜度はそれほどでもない。折り返し地点のST5で一緒になった方と「これはタイムアウトギリギリですねぇ」と。ここから彼と一緒に巻き上げる。霧ヶ峰高原エリアに入ったところでちぎれてしまったが、なんとか視界に入れたまま霧ケ峰高原に辿り着いた。それでも制限時間まで残り時間90分で22km走ればよい。これなら間に合いますねと彼と交わし、おにぎり食べてすぐに出発。ここでトラブル起こすとまずいので一生懸命走ってゴール。お約束の完走証明写真。シマノ SD5(SH-SD501)SPDビンディングシューズ SPDサンダル SHIMANO 送料無料 一部色サイズ即納 土日祝も営業小径車で走っているだけでも驚かれるが、サンダルで漕いでいるのも驚かれた。そんなに変かな?夏は涼しく気持ちいいよ。
2023.09.06
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おはこんばんちは。自転車によるヒルクライムイベントThe peaks round13蓼科に参加した。走行距離170km、獲得標高4543m、制限時間11時間という山岳イベント。2回パンクしたものの10時間25分で完走した。開催日の前日。早朝から車に荷物を詰め込む。セダンだとモールトンをトランクに入れたらいっぱいだよ。スペアバイクはリアシートに置いた。中央自動車道で諏訪湖を目指す。9/1になったら、もう秋の空だ。昨シーズンはスキーで何度も訪れたエリア。前日受付しにきたが、少し早く着いたので木陰でランチ。ファットバイクに乗った細さんが目の前を通過。なんだ、仕上がっているじゃん。ローラー用のスペアバイクが今朝になってパンクしていたのでチューブ交換。なんだか嫌な予感。前日受付を済ませ車で下山し、ホテルへIN。翌朝は3時に起きて4時に出発。5時にスタート地点に到着し6時ににスタート。先頭100名くらいのグループ後ろからスタート。序盤は脚を使わず心拍数だけ上げ前に出るとレモン姫さんと並んだ。ワタクシをご存知頂いていたようで恐縮。さらに進むとなぜかお腹がペインペイン。山の中にトイレも何もないぞ。それでもおおかたぶっちぎってヒャッハーと標高2,120m麦草峠を通過。下りに入り風がお腹を冷やす。これはまずい・・・前を走るロードバイクに追走していく。前荷重で突っ込んだブレーキングしていくよ。手が壊れないのかな?というか何かあったら吹っ飛んでいきそうでこっちが怖い。と思っていると不意にフロントタイヤから空気が抜けていく。パンクだ。転倒しないように減速していくとちょうどいいところに登山客用のビジターセンター発見。自転車から降りてトイレ脇に立てかけ、トイレに籠城。パンクの神に祟られても、紙には救われた。こんな山奥でトイレにありつけるだけでもう何もいらない。で、パンク原因を調べてもよくわからん。チューブを交換してすぐに出発。しかし、またすぐにパンク。はぁ?小径車(アレックスモールトン)だから、ブレーキでリムが加熱すると気圧高い場所なのでパンクしちゃうかな?空気を少なめに入れてゆっくりくだる我慢の下り坂。登りもきついが、下りもきつい山岳イベントってどういう罰ゲームだよ。そのあとはずるずる後退していき、普通のペースで走って苦しくもなく10時間25分ゴール。ゴールちかい下り坂で落車した方がいた。最後の下りは気が緩みがちで気をつけなくては。場所が場所だけにドクターヘリがやってきた。怪我は心配だが、早急な手配でよかった。完走証明みたいに写真撮影。さっさと下山し、ガストで夕食摂ったらシャワー浴びて就寝。明日はRound14だからね。ほいじゃーの。【在庫有】【特急】【SALE】エリート TURNO(トゥルノ) (ダイレクトドライブ) ELITE
2023.09.04
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おはこんばんちは。上のシトに長期休暇申請した。11連休である。申請したその日に返事がなかったのだが、今朝になって「いいけれど、仕事の調整しろよ」という、つまらないコメントもついていた。大ボスがOKしたのだからヨシ!仕事猫 現場猫 電話猫 BIG ぬいぐるみ ヨシなんで休暇をとったのかって?パリ-ブレスト-パリ1200kmじゃないですよ。ワタクシはたくさん欧州を走ったのでそっちはいいです。ではどこを走るのか?以前から考えていた日本縦断である。鹿児島県最南端にある佐多岬から、北海道最北端にある宗谷岬まで2500kmほどを9日間で走る。ギネスレコードもあるが、それには及ばないのでカテゴリ違いで走ろうと。そう、カテゴリ違い。小径車及びフルサスという、だーれもいないカテゴリで最速を目指そうと。で、小径車アレックスモールトンで走るんだわな。家族持ちのサラリーマンとして休暇を取得しているので、まずは完走を目指す。それが9日間という理由。雨天の可能性も考えると1日平均300kmという小径車で無理のないライドで完走を目指す。そもそも佐多岬、宗谷岬共にアクセスがあまり良くない場所。そりゃ端っこだしね。これから航空券と宿の手配する。もちろんノーサポートの単独走。何かに記録として残るわけでもない。しかし、初代キャノンボーラー(東京-大阪間を24時間以内で走る)である藤田さんの言葉を借りれば「記録は自分の中にあればいい」である。自分の中に小径車モールトンで日本縦断した記録を残しておきたい。それだけだ。人生、楽しんでなんぼよ。ほいじゃーの。
2023.08.04
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おはこんばんちは。夏休み明け直後に海外出張してこいという空気になった。なにもThe peaksの前にそんな殺生な。トラブル対応なのだが、いかんせんヒントが少なく手をこまねていている。いまは行かない・・・ というシナリオを練るのに1日費やした。それはそれで、10月に長期休暇取得したいと上の人に申請した。のだが、なんの返事もなし。やべー。見なかったことにして無視決め込むつもりか?と思ったら、他の人も休暇申請しても無視されていた。飛行機のチケット取りたいのだがね。やれやれだぜ。ほいじゃーの。
2023.08.03
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The peaks Round12 赤城山2を完走し、ホテルに戻って打ち上げだ。昨日は駅前の飲み屋「鼻の舞」(ぼかし)で騙されたので、中華料理屋「赤字ラーメン」へ。ラーメンと麻婆豆腐、餃子とビールで優勝。走った後はラーメンだよ。参加者も皆「ラーメン」と呟いていたし。ラーメンスープが身体に染み入る。食後はホテルの大浴場でゆっくり浸かるつもりだったが、「これは寝落ちする・・」と、烏の行水よろしく、2分であがってしまった。翌朝、朝食バイキングで満腹。あれだけ走ればすぐに腹が減るからね。帰宅してみるとサイクルベースあさひで購入したチューブの空気がほぼなくなっていた。バケツで空気漏れチェックしてみたが、漏れていない。なんでだ?洗車し、すり減ったブレーキシューを交換。フロントスプロケットも平地用へ交換。荷物の片付けをしていまさら参加賞的な景品に気がついた。右上はサイクルポーチ。右下はキーホルダー。これが参加賞。昔は金属製のキーホルダーじゃなかったっけ?ママチャリの鍵に使っていた。サイクルポーチは、スマホがすっぽり入るサイズ。でも、これはロングライド時の仕分けように利用させてもらおう。それと、左下は購入したステッカーね。身体は、日焼けで真っ黒。おでこは皮膚剥けているし。アキレス腱近くをブヨに刺されて痒い。筋肉痛がひどい。8月はRound13&14蓼科なのだが、これ両方完走できる自信ないな。9月までもっと鍛えよう。とりあえず、次の週末は諏訪湖でモールトンサミット参加。当然、横浜から自走だ。ほいじゃーの。
2023.05.31
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おはこんばんちは。イベント当日の朝は2時に起きて朝食し、3時過ぎにはホテルを出て赤城山の会場には4時半到着。車検を済ませ、スタートの先頭から30人目くらいに並ぶ。朝5時で赤城山山頂は気温12℃。ウインドブレーカーを着込んで冷えないように体力を温存する。5:30に先頭がスタート。少ししてから自分もスタート。ウォームアップしていないので、心拍数が跳ね上がるがすぐ下りになるので突き進む。下りは技量の差が出やすい。最初のチェックポイントであるST1へ向かう。チェックを受けて、来た道を登り返す。序盤なので頑張りすぎない。ここまで追い抜いた数以上に追い抜かれた。AS1の青木旅館でおにぎりを2個食べて出発。適当に走って全行程のほぼ折り返し地点であるST2直前に激坂。ここまでインナーローを使ってこなかったが、ここで活躍。ST2で折り返し、来た道を戻る。途中でJさんと、そなさんスライドし、声をかけてもらえたものの、ワタクシは上り坂でヒイヒイ言っている最中でろくな返事できず。申し訳ない。やっとこさAS1の青木旅館までもどり、The peaks名物カレーと豚汁でガッツリ補給。もちろん岩塩タブレットで足攣りと、カフェインで眠気の対策。出発してしばらくしたところでミスコースに気が付き2kmほどのロス。やべー違うところを下るところだった。結構な参加者がミスコースしてた。すぐに復帰して山を下る。午後になり交通量が増加し、盛大にフットブレーキを踏む自動車に阻まれる。なんでフットブレーキだけで下りるのかな。そうこうしていると、フロントタイヤがパンク。もしやと思い、真っ先にリムに触れると火傷しそうなくらあっちっち。すぐにガードレールの外側へ退避し、チューブ交換。タイヤバランスが悪く、修正するのに手間取り15分ほどのタイムロス。復帰してもノロノロ運転がいる場合は安全なところへ逃げて、リムが冷めるまで待つ。下界へ降りるとクソ暑。汗だくになって走り最後のチェックポイントS4で補給。スタッフがこれからはウイングランでしょ!と曰うが、嘘だ。ここは地獄の一丁目で、ここからがpeaksの始まりみたいなものだ。出発すると案の定、激坂。斜度は10%を越えていてやばい。途中で自転車を降りたかったが我慢。1km進むのに永遠のような時間がかかる。同じペースの方とご一緒させてもらい、なんとか峠をクリアし、ゴール地点に到着。走行距離:170km、獲得標高:5185mを11時間10分で完走した。計画は11時間13分だったので、ほぼオンスケジュール。「ボディウムっぽいところで記念撮影。Round11のリタイヤの悔しさを返した。
2023.05.30
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おはこんばんちは。The peaks round 13&14蓼科にエントリした。9/2土曜日と9/3日曜日、170km/4543mと、166km/4480mという距離/獲得標高の2days。自転車でヒルクライムを浴びるように楽しめる二日間だ。当然、参加ですよ。さっさとエントリした。コースはよく知らない。。目標作れば、練習するしね。ほいじゃーの。2本セット シュワルベ SV15 700c x 18c 23c 25c 28c まで対応 仏式バルブ40mm 自転車チューブ ロードバイク チューブ Schwalbe 15SV フレンチバルブ 自転車 送料無料 箱無特価
2023.02.06
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おはこんばんちは。2023年9月2日と3日に長野県蓼科霧ケ峰高原でThe peaks round 13 & 14について開催発表された。両日、まったく別のコースでトータル獲得標高は8,999mとエベレストより高く登る。あ、エベレスティングは寝るとNGだからこれに参加してもエベレスターにはなれないんだがね。長野県諏訪湖まで高速道路でひとっ走りすればよい。奈良吉野は遠かったけれどさ。諏訪湖近辺で宿を確保する必要あるね。リッチに3泊かな。当然ながら参加しますよ。いまだちゃんとしたフレームがないモールトンSSTで。では、みなさん、蓼科で会いましょう。ほいじゃーの。Challenger(チャレンジャー) POWER LIQUID(チャレンジャー・パワーリキッド)選べる3味6個セット【ジェル トレイルランニング トレラン ランニング 行動食 補給食 健康食 おいしい マラソン エネルギーゼリー ジェル】#select
2022.12.02
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おはこんばんちは。金曜日、仕事を午後半休し、コロナワクチン4回目の接種してきた。接種会場のある有楽町駅の階段を降りていたところ、前を歩いていた女性が階段から転げ落ちた。スマホみながら歩いていたから踏み違えたっぽい。駅のアナウンスでも「スマホ見ながら歩くなよ」と繰り返しているが、「自分はダイジョーブ」というすごい自信をお持ちの方なのだろう。ワタクシには真似できない。せっかく綺麗な御足をお持ちなのに残念なことになっていたし。さて、自転車イベントに参加しては機材トラブルでリタイヤばかりなのだが、山岳系自転車イベント The peaks Round 12 赤城山2への申し込みしてしまった。しまった・・・ というのは手が滑ってクリックしてしまったからである。なんとなくな気持ちでweb siteを読んでいた。気がついたら申し込みボタンをクリックしてしまっていたのである。こわいものだ。押すなよ。絶対に押すなよ。【 おもしろ プレゼント 】 おもしろtシャツ 俺流総本家 魂心Tシャツ 押すなよ、絶対だぞ、押すなよ【 tシャツ 長袖 メンズ レディース 漢字 文字 メッセージtシャツおもしろ雑貨 名言系】古典芸能がTシャツですよ。ワタクシも階段から落とされるかも。さて、赤城山だからグンマーだな・・・ くらいでコースもろくに読まずボタンを押していったら申し込み完了だった。おそろしいな。ちなみにそのThe peaks Ropud12は走行距離170km 獲得標高5,158m。富士山より高くのぼるわえ。ワタクシは2016年開催のRound2にも参加していた。最後に激坂があってヤバかった記憶がある。当時のノベルティのタンブラーはいまも使っている。ずいぶんと印刷が剥げたけれど。さて、前回開催のThe peaks Round11は140kmほど走ったところで両輪パンクという酷い目にあった。小雨で前が見えにくいからゆっくり下っていた。ソフトボールサイズの落石が路上にあり、避けるまもなく踏んづけてパンクした。怪我しなかっただけでもラッキーだが、The peaksをリタイヤというのは気持ちとして受け入れがたかった。時間と体力は十分に余裕あって今回も余裕・・ と思っていたのだから。緩んだ気持ちに隙があったからこうなったのだろう。件の女性をワタクシとて、どうこう言えないじゃないか。気を引き締めて参加するよ。みんなも参加して苦しもうぜ。ワタクシはゆっくり余裕で走るけれどな。ほいじゃーの。何歳からでも速くなる! 最速ベテランレーサーのロード&ヒルクライムトレーニング [ ロードバイク研究会 ]登りに強くなりたければ登れば速くなる。これ、本当のハナシ。
2022.11.13
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おはこんばんちは。奈良県南部の山奥にある下北山村で開催された山岳自転車イベント The peaks ラウンド11 奈良吉野に参加してきた。走行距離は190km、獲得標高は4990m、制限時間は12時間。大台ヶ原を含む悪路のような酷道を走るイベント。今回はなんとパンクトラブルによるリタイヤ(did not finish)となったので、その顛末を記しておきたい。尾鷲で前泊三重県南部、海沿いにある尾鷲市のホテルに前泊した。尾鷲にはオダックス近畿主催のブルベで訪れたことある。到着して腹ペコだったのでスーパーで握り寿司を購入したら大層美味しかった。えびがえびの味するのである。東京ならえびっぽいえびしか食べられないのに。夕飯は小洒落た飲み屋で鰹の塩辛を味わいつつ、海鮮ユッケ丼でしっかり補給して就寝。当日は朝3時に尾鷲のホテルを出発。会場まで最短ルートを選んだのだが、これが失敗だった。Google先生が1時間10分で到着できるというR425を選択したのが、狭く曲がりくねった山道で速度が出せず2時間近く要し、スタート時刻の5時に到着する始末。急いで準備し5:20のスタートにぎりぎり間に合った。スタート 下北山スポーツ公園 - ST1 大台ヶ原しょっぱなからバタバタだったので落ち着いて走るように努める。ダムから川に続く平坦基調のルートを走り、上北山村役場から大台ヶ原まで本格的な登り区間となる。思ったほどスピードが乗らず時間が過ぎていく。空気が静かになる標高まで登ると雨がパラパラ。オフィシャルカーが背後からやってきた。Googleジャージを着ていたので、ワタクシだと認めてくれた。「あれ、今回はアレックスモールトンじゃないんですか?」「モールトンはフレームがポッキリ折れちゃったので、普通のロードバイクなんですよ。」と変な会話をして笑ってもらえた。ちなみにモールトンんが折れたのは2度目。普通に買うと車みたいな値段の自転車だけれど。今回は普通のロードバイクと言ったが、フレームを2分割できるデモンタブル(仏語)なんだけれどね。ST1に近づくと、レモン姫さんが下ってきた。速いな。滋賀県の自転車仲間であるTさんともスライド。やはり速い。ST1 大台ヶ原には計画から20分遅れの7:40分に到着。途中で写真撮りながら補給食食べていたのも遅延の要因だろう。おにぎりを2個食べたら出発。 ST1 大台ヶ原 - ST2 行者環トンネル東口身体のアップが終わったようなので、登りが随分楽になった。無理のないペースで登る分にはあまり疲れない。ところが細い道に入ると道路をグレーチングが横切るだけでなく、タイヤがはまって転倒するくらいの穴がぽっかり空いている箇所もちらほら。そして、路上には落石も多く、早くもパンク修理の参加者を見かけるようになった。前の人と距離を保ちつつ、路面の障害を避けるように慎重に進める。途中で斜度10%を超える激坂が現れ苦戦する。ST2の行者環トンネルまで思ったより距離があったものの、無事通過。ST2 行者環トンネル東口 - CP1 下北山スポーツ公園昼に近い時刻になってきたので眠くなってきた。ダム沿いの平坦路になってもまるでスピードが出ない。直線の平坦路を走ると、路肩で倒れている参加者を2度も見かけた。なんでもないところでどうしたんだ?他の参加者が集まっていたのでそのまま通過。女性を含むトレイン一行様がすごい勢いで追い抜いていくが、マイペースでCP1 下北山スポーツ公園に到着。予定より20分遅れから15分遅れまで5分挽回。The peaks名物、カレーと味噌汁をいただく。塩おにぎりをカレーにつけて食べる。バナナとオレンジジュースも食べる。補給時には持参した岩塩タブレットを服用して失ったミネラルを補給しないと足を攣る。最後にカフェインを入れて出発。CP1 下北山スポーツ公園 - CP2 空中の村駐車場しっかりお昼を摂ったので、お腹が重いもんだから走り出しはゆっくり。ちょうどいいペースの方について進む。カフェインが効いてくると目もぱっちり。細い道でもハンドルを抉るダンシングでグリグリ登り、遅れた分を取り返す。今回は雨予報だったのでSPDサンダル履いて参加した。そのため、参加者から「SPDサンダルだ。カッケー!」「シューズ忘れたんですか?」「サンダル!? 漢だ」と様々な有難〜い反応を頂いた。標高があがり雨が降り出してきた。昼頃に雨が降るのは予想していた。峠となる白谷トンネルを通過して下りに入るとパンクしている参加者を見かける。ほとんどがリム打ちパンクだろう。CP2 空中の村駐車場まで残り4kmの地点の下りで突如目の前にソフトボールサイズの岩を認めた。雨粒でアイウェアが見えにくく、岩の発見に遅れた。避け切る余裕はなかったので、ケツだけ上げて抜重するのがやっとだった。両輪でガツんと踏んづけ直後にリアタイヤがパンクした。転倒を免れただけでもラッキーか。すぐに山側の路肩へ退避。リアタイヤのチューブを交換。フロントも空気圧が下がっている。CP2までわずかなのでそのままゆっくり降る。「CP2はココ」という看板のところまで来てフロントタイヤの空気がなくなった。しかたなく自転車を押してCP2にチェックイン。パンク修理したにも関わらず予定より15分早い。しかし、フロントもパンクなのでまずはパンク修理。前後のチューブになんと6ヶ所も穴があいていた。チューブを交換してなんとかしたが、これで手持ちの予備はなくなった。他の参加者も同様にパンク修理している。おにぎりを食べてしっかり補給する。予備のチューブを持たずST4まで行くのはリスキーだ。無念だがここで折り返すのが安全と判断。ゴール地点に向けてリタイヤの走りを始める。CP2 空中の村駐車場 - ゴール 下北山スポーツ公園体力はあるのにパンクで引き返すのは悔しい。脚を残してきたので、スイスイ登ることができるのに、これ以上パンクできないため、慎重に走らざるおえない。そんなことで登っているとRoun6 熱海2で一緒に走った29erの方が停車していた。聞けば、パンクして落車し、機材の調子まで悪くなってしまったそうな。この方、熱海でトップを走っていた方である。そのような方が安定度の高い29erでもコケるのだ。ちょっと心配だが、先に進ませてもらう。白谷トンネルを過ぎて下り坂となる。路面は相変わらず荒れているので、ゆっくり下る。順調に下っていると、一緒に参加しているS氏の家族の車とすれ違う。パンクしてチューブの予備がないことが伝わったので様子見に来てくれたそうな。有難い。あと15kmほどだから大丈夫だよ・・と言ってすれ違って走り始めた途端にフロントタイヤの空気が抜けていることに気がついた。はぁ?こりゃいかん。路肩に避ける。スマホを取り出すが、アンテナは1本も立たない圏外だ。そりゃ奈良の山奥だものな。しかたがなく自転車を降りて押し安全な場所を探し求める。下っていく親切な方にチューブわけましょうか?と声をかけてもらえたところで、S氏の車が折り返してきた。捨てる神あれば拾う神とはこれだ。手を振って事情を話し、回収してもらう。「大丈夫」と言ってわかれた直後にパンクしたと打ち明けると、どんだけツイていないんだと笑われた。思えば今年1月にスキーで胸骨骨折。3月は右膝損傷。7月に胸骨と鎖骨を多発骨折の上、肺にまで穴があいた。回復して走れるようになったらモールトンのリアフレーム折損。で、久々に参加したThe peaksはリタイヤってなんだよ。何か憑いているのか?ゴール地点で下ろしてもらい主催者にリタイヤ宣言した。リタイヤで終わった・・・ それもパンクで。ラウンド1から参加して完走を疑うことなかったから、この現実を受け入れられず放心状態だった。自転車をざっと拭き、関係者へDNF連絡し、ワタクシのThe peaksは終わった。今回の教訓は、自分だけでなく同じ走る方も助けられるようにしたい。・アイウェアには撥水処理・チューブは3本・タイヤブート・パッチは多めにだろうか。途中で声をかけて下さった方々、主催関係者ありがとう。次回のラウンド 12 赤城山に向けて備えるよ。ほいじゃーの。ソフト99 スポルファ レインホッパー アイウェアレンズ用撥水剤 メガネ サングラス ゴーグル 雨天 スポーツ 登山 釣り 自転車 [ACC]価格:990円(税込、送料別) (2022/9/9時点)
2022.09.09
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おはこんばんちは。夏休みになり千葉県市川市にある本宅へ一人で戻っている。自宅の修理のためだ。経年劣化により修繕も必要になる。手に余るところは業者に依頼し、ベランダは自分で修復した。防水床は遮熱塗装し、縁のブリキも水性塗料で再塗装。手すりの亜鉛溶射メッキが透けてきたので、上塗りした。エアコンホースの被覆が剥げて、保護材も朽ちかけていたので補修しておく。なんだかんだでマル2日間使ってしまった。足付、塗りだものな。この写真の向こう側では、新築戸建の建築している。部材確保困難か、職人不足か知らないが、もう4ヶ月も経っている。大変だな。普通は2ヶ月くらい。ワタクシの本宅のように一人大工で半年。自動車も住まいも大変だ。えっちらほっちら床もワックスやり直し。無垢の檜なので、大変なのだが、猫の爪痕や子供が倒した汁物の跡とかが思い出にもなったりする。で、ようやく足元が固まった。まずは住む場所をしっかりさせないと自転車にチカラを入れられない。ところで、3週間後にはThe peaks奈良吉野が待っている。練習不足も甚だしい。そりゃ怪我したからね。しかも軽いギアを装着したアレックスモールトンはフレーム破損で走行不能である。坂道を軽々登れるロードバイクもあるんだが、ギアは一般コース向け。The peaksに限らず、ヒルクライムは軽いギアを入れておくとスイスイ走れる。ってことがわかったので、件のロードバイクにも軽いギアを入れてみた。そこはお金で解決ってわけだ。リアカセット最大歯数32t。ちなみにフロント最小歯数は34t。一輪車みたいに軽く回る。リアディレイラーも交換必要だけれどね。隅田川の上流にある岩淵水門まで軽く流してみた。坂道楽々。まだ、胸骨折れたままなので、立ち漕ぎすると痛いんだけれど、これなら座ってトルクかけて登れるかな。ほいじゃーの。【送料無料】自転車 カセットスプロケット 10速用 11-32T シルバー 10S ロードバイク マウンテンバイク 汎用品 自転車パッツ 自転車用品 パッツ
2022.08.12
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おはこんばんちは。神奈川県横浜市から、静岡県浜松市まで一泊二日のサイクリングしてきた。目的は、暑熱順化と浜松の美味いものを味わう。金曜日は有給休暇。朝4時に横浜の自宅を出発。天険 箱根旧道最初の難所は箱根旧道の激坂。時刻は朝7時くらい。日差しが出てきて滝汗。登坂斜度は10%前後の激坂で、いつもはスイスイ登れるのに暑さで早くも失速。普段なら苦にもならない七曲で前に進まない。ヘロヘロになって芦ノ湖に到着すると天然のクーラーのように涼しい。最高 of 最高。そのまま三島へ降ると下界は地獄の暑さだった。ボトルロケット発射 由比 - 興津車道を走れず側道をちまちま走る区間だが、段差でボトルを一本落とした。実はここでスポークを折っていたっぽいが気がつかなかった。酷暑になるのはわかっていたので、サドル後ろにボトルを追加できるマウントをとりつけたのだが、ネジが緩んで路面の振動に揺さぶられボトルがロケット発射したらしい。不幸にも高速道路のようなエリアなので、走る車の轟音にボトル落下音がかき消され、どこで落としたか気がつくのに遅れた。3本積んできたボトルのうち1本失っても走れるからいいけれど。すっかり変わった大崩海岸ここを走るのは10年ぶりくらいか?大昔、サコライドというブルベよりも難易度の高いロングライドで走ったっきりだ。近年、崖崩れにより道路を作り直したと聞いていた。新潟県にある親不知みたいなところ。断崖絶壁に道路を作ったので、崖崩れすると道路が使えなくなる。なので、海側へ橋をかけて迂回するようになっていた。キャンプ道具満載の女性サイクリスト二人をパスする時に「がんばれー」と声をかけたら、とてもいい顔して返事してくれた。同じ坂道で苦戦していると、そうなるよね。魚がうまい焼津でランチランチは焼津市街の定食屋「大漁やまちゃん」で刺身19点盛り合わせ定食をいただいた。お値段2000円で美味しい。エビ、イカ、かつおが特によかった。ご飯少なめだが、魚介類が多めなのでちょうどいいバランスなのかもしれない。自転車乗りはご飯を大盛りしてもらったほうがいいかも。店の隣が2台分ほどの駐車場になっているので、そこに駐輪した。いつまでたっても向かい風 御前崎昼を過ぎて気温も日差しも凶悪になってきた。でも、日陰に入ると涼しい。東京は気温36℃なのに、御前崎は31℃。東京が暑すぎるだけだ。しかし、強い日差しで照り焼きにされ走るのはまさに苦行。いや、普通の人はこんな状況下でサイクリングしませんがな。これも暑熱順化のため。本当に順化するのかな。なんだかバカっぽいぞ。再苦輪愚(サイクリング)であるな。御前崎には風力発電のタービンが見られる。そこそこな勢いで回っているのだが、走れど走れど向かい風。それも熱風が。ボトルの水を身体にかけながら走るが、すぐに乾いてしまう。まさに焼石に水だ。うなぎ、遠州焼がおいしい浜松駅前のホテルには18時過ぎに到着した。このビジネスホテルが激安で、一泊朝食付きで2,500円。階下にある飲み屋「たんと」でまずは一杯。生中なのにグラスサイズのビール。価格はジョッキクラスなのに。蒸した鰻にわさびだけのせる。うなぎの脂でわさびが辛くないのだ。これは美味しい。沢庵入りのお好み焼きを遠州焼と呼ぶこれも地元料理。普通に美味しい。沢庵って何にでも合うのか?滋賀県名物サラダパンも実は沢庵だったよね?夜泣き石復路はいつものR1を走る。毎月のように滋賀県から神奈川県まで自転車で帰省していたので、目を瞑っても走れる。それにしてもR1は路面が荒れている。特に交差点はケツを上げていないと坐骨粉砕である。おまけに今頃気が付いたのだが、モールトンのフロントサスペンションが効いていない。たぶん内部で固着してる。きっと先日のブルベで雨に降られ、雨水でグリスがカチカチなんだろう。おかげで補給食を食べる余裕がまるでない。掛川を抜けて小夜の中山峠を登る。普段ならなんでもないのにまるで登らない。暑さでフラフラになりながら小夜の中山峠を越えて、峠の茶屋へ。実はここに夜泣き石がある。ここを何十回も通過しているのに見たことないので、立ち寄ってみたわけだ。実はこの石は移設されたようだ。諸説あるため正確にはわからないが、枝葉のついた話に翻弄されたのだろう。岡部宿の定食宇津谷峠の西側に岡部宿がある。ここには定食屋みどりや食堂がある。一度、入ってみたかった。レバニラ定食を頼んだのだが、すごい分量。レバーがプリプリしている。おばあちゃんが作ってくれるのだが、旅人が立ち寄るらしく、ワタクシのようなサイクリストの扱い慣れていた。東京まで帰ると言っても驚かなかったよ。現代の一里塚 ローソンニュー箱根店R1で箱根を登る。三島にある上り口のローソン・ニュー箱根店で補給する。西行きのキャノンボーラーにとっては、ここで補給し、下っ腹に気合を入れて登ることになる。ワタクシも補給して一定のペースで登り始める。予定していた刻限よりも遅く、夕方5時過ぎに登り始めたため、涼しいとは言わないが、だいぶ登りやすい。箱根峠には74分で到着。タイムをとってしまうのは、自転車乗りのサガか。芦ノ湖は気温19℃と涼しい。旧道で下り汗が一気に乾く。湯本までは涼しかったが、小田原まで降りるとサウナのよう。乾いたウェアが蒸し返して汗臭さが異臭騒ぎレベル。小田原タンメンそんなものあったっけ? と言うなかれ。言ったもの勝ちである。(そんなの名物じゃないですし)回る変態フレンチ「味わい回転寿司 禅」の隣に、「小田原タンメン」ができた。金曜夜練で、この店の前を通過するだけだったので、ここでディナータイム。とろみの効いたスープと野菜たっぷり。おかげで平打ち麺にたどり着かない。分量は多め。水を飲み過ぎてしまったので、半ライスを残してしまった。あとは追い風に吹かれてスイスイと快走し、トータル450kmほどを走破して帰宅。せっかく暑熱順化した気になったのに、翌週から涼しくなってしまった。暑い中、走ってわかったこと・水分補給を思った以上のペースにしないとあっという間に脱水する。 900ml + 700mlのボトルで60~70km走るくらいかな。・食べるのも通常より多めにしないと体力があっという間に削がれ、集中力が失せる。・水を頭からシャワりながら走ったが、レーパンの裾シリコンが水のせいで皮膚へ攻撃し、水脹れになった。ワセリンかプロテクトS1を塗布しておこう。・日焼け止めはシーズンオフで捨てよう。去年の日焼け止めは効果が落ちている。・SPDサンダルとノースリーブは最高。参考程度にしてくれ。ほいじゃーの。【ProtectS1(プロテクトS1)】摩擦から皮膚を守る!STOP・ザ・擦りむけ!!15ml(携帯用)
2022.07.04
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おはこんばんちは。自転車で坂道を登るのが三度の飯より好きなバカが集まる、The peaks ラウンド10榛名山に参加してきた。その前日、自宅で準備する。今回も得物はアレックスモールトンGT。小径車と呼ばれるタイヤの小さい自転車である。午前9時に相模に住む坂バカさんと合流した。坂バカさんの車が来るなりクーラント臭い。ちょっと見たところではわからないのでそのまま出発。宿泊先の群馬県渋川にあるサイクリングロードで試走をかます。サクッと走ってくる!と、坂バカ氏は秒で視界から消えた。まぁ自転車はトータルなので。ワタクシは普通のペースでコースに馴染むよう走り始める。日差しは夏を思わせるが、木陰に入ると涼しい。下ハン握って巡航速度を維持し突っ走っていると、開けたエリアにテントを目端に捉えた。視界後方に過ぎていくテント内側で、中年男女がヤっている・・・・ のである。一瞬、目が合ったような気がしたが、怖くなってそのまま走り続けた。到着早々に強烈なネイティブグンマーの洗礼を受けたものだ。前泊は温泉付きホテルでぐっすりよく寝た。そして、当日。朝2時に起きて買い込んでおいた朝食を温めて食べ、荷物をまとめ車で榛名山へ向かう。助手席でうとうと浅い眠りに入ったところで目の前が白く霞んでいる。車のフロントグリルから白い煙が噴き出ているじゃないか。すぐに目覚め、車を路肩に寄せてもらう。シューっという音と共にエンジンの冷却水が噴き出ているのである。オーバーヒートになるからとエンジンを切ってもらう。吹き出しが止まったのでボンネットを開けてみる。どうもラジエター付近から噴き出したようだ。きっとラジエターにピンホールがあって前日から微妙に冷却水が漏れていたから臭ったのだろう。これでは走行不能である。任意保険でレッカーを呼んでいる間、ワタクシだけはスタート地点まで自転車で自走すると決め、坂バカ氏には車の面倒を見てもらうこととなった。停車したのがちょうど伊香保温泉の中心地に近い場所だったのでレッカーもすぐに場所を理解してもらえた。ワタクシは荷物をまとめてスタート地点まで残り11kmを自走する。スタート前から一般クラスより走行距離の長い、ド変態クラスにチェンジされてしまった。脚を使わないように榛名山の登坂路を登っていく。追い越していく車に乗る人たちがこちらを見ていく。The peaksの参加者だろう。「コイツ、自走しているよ・・」という表情している。さっきまでは車だったんだよ。スタート地点に到着すると、すでに大勢の人が集まっていた。受付を済ませ、荷物をクロークに預けてスタートの列に並ぶ。ふぅ。間に合ったわえ。坂バカ氏は無事にレッカー到着したそうで何より。まぁワタクシは輪行袋あるからなんとでもなるし。スタートは一番後ろというわけではなく、真ん中あたりみたい。標高1000m以上の場所なのでじっとしていると冷えるからウィンドブレーカを着て歩き回って身体を温める。6:40分の組でスタートできた。最初は箕輪城のあるST3へダウンヒル。小径車なのにエアロロードにすぐ追いついてしまう。下りは技量の差が思いっきり出るわな。箕輪城から折り返し、来た道を登り返す。ちょっと頑張りすぎて心臓バクバク。汗が滴り落ちる。スタート地点で登ってきた証明を受けて休憩。おにぎりときのこ汁をいただく。しょっぱ目なきのこ汁がすげーうまい。補給を終えて2本目はローソン倉淵三の倉店があるST2へ。登りは一定のペースで走る人の後ろにつく。多分、心拍数130bpmくらいのゆったりペース。(心拍計つけていないのでわからない)残り3kmで前に出てゴリゴリ登ってスタート地点に戻る。今度はおにぎり2個、オレンジ、バナナ、きのこ汁で補給。みなさん補給もそこそこに出発していく。食べなくても走れるんだ。ワタクシは食べないと走れない低燃費なので、おにぎりもぐもぐ。3本目は伊香保温泉の下まで下る。ここは今回、一番優しい坂道。登りも中盤まで来ると、ワタクシより先に補給を終えて出ていった人たちに追いついた。ここも低強度の運動負荷で汗もかかずサクっと登り切り、スタート地点でランチタイム。The peask名物、カレーである。塩おにぎりをカレーにつけて食べる。うまいんだよね。ここまで、時刻表より15分早いくらい。このままのペースで行けるかな。4本目は吾妻線の郷原駅まで下る。途中で斜度のきつい下り坂がいくつもあった。これ、登り返すのか・・ といやーな気分になる。郷原駅で折り返し登り始めると、コーナーで落車している参加者がいた。イン側に雨で溜まった砂でタイヤを滑らせたのだろう。別の参加者が救護していたので、そのまま登る。しばらくすると救急車のサイレンが聞こえてきたので、呼んだのかもしれない。なかなか速い女性参加者の後ろにつく。そのままついてくと汗かきそうなペースだったので千切られて一人で登っていく。きつい斜度になっても無理せず、普通に呼吸に近いくらいのペースで登る。すると参加者から「余裕っすね」と言われる。余裕あるペースで走っているだけなのだが、そうは言わず「いやぁキついですねぇ」と返す。たぶんワタクシはニコニコと坂道を登っていたのだろう。あちらさんはキツそうだったようだが。ダンシングとシッティングを織り交ぜて、汗かかない程度で走り続ける。スタート地点に戻り補給を済ませると時刻は午後2時。あと2時間半もあるから大丈夫だろうな・・ とこの時は計算していた。5本目の坂を下る。明らかに斜度10%以上の激坂が続いている。やばいなぁ これは。ST5のある「ふれあい公園」を折り返して登り始める。時間は余裕あるし、ここも無理せず走るつもりだった。序盤の坂道は適当に走る。ワタクシの自転車を見て「小径車で走っているんですかぁ」と奇異な目で見られる。また別の参加者からは「ラウンド9 奥日光も走っていましたよね?」と覚えていらっしゃる方もいた。さて、中盤からいよいよ凶悪な斜度の坂道となってきた。斜度が10%を越える坂道が続く。時折、13%や20%の表示が見える。これはきつい。自転車を降りて押している参加者も見られる。ワタクシはここまで脚に余裕を残してきたので一番軽いギアで取り掛かる。それでもキツい。歩く速度でなんとか登っているという感じだ。峠付近で参加者から16時まで残り10分ないよと聞かされる。あれ、門限は16:30じゃなかったっけ?どうもゴール締切時刻を勘違いしていたようだ。現在の時刻は15:50分だ。でもあとは下りだし榛名湖も見えるから焦らず走ってゴール。タイムは9時間16分。制限時間は9時間30分なのであぶなかった。(コースプロフィールは143km 獲得標高4,761m)完走できればOK OK。完走記念タオルを頂いて記念撮影。この日、小径車はBD-1とブロンプトンを見かけた。リカンベントも参加されると聞いていたが、見かけなんだ。結局走れなかった坂バカ氏がスタート地点までレンタカーで迎えにきてくれた。なんでも任意保険でレンタカーも無料で借りれたそうで、楽しくて走り回っていたという。レンタカーはトヨタカローラだという。駐車場で出会ったカローラはちっともカローラっぽくないスタリングしている。ハイブリッドだし、駐車ブレーキは自動だし、静電式タッチパネルのカーナビだ。走ればもちろん静粛そのもの。すげーな。というわけで、伊香保温泉で湯に浸かる。冷えた身体が温まって気持ちいい。外に出ると雨が降り出してた。観光地なので、17時過ぎるとどこのお店も閉まっていて食べ損ねた。しかたなく渋川までおり、ラーメン食べて満腹満足。帰宅したのは22時をすぎていた。月曜日は有給休暇を取得しているので、酒を飲んで優勝。The peaks ラウンド10は無事終了。次回は9月4日 ラウンド11 奈良吉野。申し込み済みだ。ほいじゃーの。ヒマラヤ岩塩タブレット 携帯ケース入り 50錠×3個セット 【送料無料】(熱中対策グッズ・塩飴・熱中飴)業務用にも人気です!今回もこれで塩分補給した。フリスク感覚で便利。
2022.06.06
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おはこんばんちは。6/5日曜日は、The peaks ラウンド10 榛名山である。走行距離143km 獲得標高4761m制限時間10時間というイベントに参加する。榛名山は住まいのある横浜からそんなに遠くない。昔々、サコライドというエクストリームロングライドで自走で榛名山まで行ったっけかな。夏でもてっぺんは寒くてストーブにあたっていた記憶がある。ロングライドは準備である。自転車はアレックスモールトンGT。ヒルクライム用のギアへ換装した。今回は制限時間10時間に対し、9時間30分で走る計画をたて、自転車に時刻表を貼り付けた。GPSに地図を入れておしまい。安全優先でのんびり走る予定。煽ったりしないでください。ほいじゃーの。自転車 ライト キャットアイ CATEYE HL-EL151 VOLT200 ヘッドライト 充電式 前照灯 フロントライト同日開催のアレックスモールトンサミットは不参加です。またの機会によろしくお願いします。
2022.05.31
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おはこんばんちは。靭帯を痛めてからは上半身や腰周りを鍛える筋トレに勤しんでいる。それだけでは心肺持久力が一般ピーポーになるのでウォーキングしてみたり。たいした効果はないので悩みますな。さて、ゴールデンウィークに予定していたNJは膝不調により中止にした。まぁ来年すればいいか。無くなるわけじゃないし。と思っていた。職場で年間カレンダーを眺めていてふと気がついた。9月の連休に会社の新制度「ショートバケーション」を利用すれば、9/17~9/25に9日間の連休が取得できるということを。8日間あれば、鹿児島から北海道まで走破できるので十分じゃね?早速、有給申請し、帰宅したら飛行機と宿を予約した。というわけで、今年の9月、シルバーウィークにNJする。いまから身体を作っていくよ。ほいじゃーの。【新品/ポイント5倍/ラッピング無料/送料無料】日本縦断民謡の旅 CD3枚組60曲
2022.04.23
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おはこんばんちは。9/4(日)に奈良県吉野郡でタイムを競わない自転車によるヒルクライムイベントThe peaks ラウンド11 奈良吉野が開催される。走行距離 190km獲得標高 4990m制限時間 12h30m過去のイベントと同じレベル。場所が三重県というか和歌山県というか奈良県なので関東からはちと遠い。なので東京からはバスツアーも用意されている。ワタクシは一般クラスでエントリした。さぁ、みなさんも後先考えずエントリしてみよう。ほいじゃーの。最速ヒルクライマー8人が教える ヒルクライムテクニック [ ロードバイク研究会 ]
2022.04.13
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おはこんばんちは。NJ(日本縦断)の試走が終わった。これで鹿児島から大阪。そして、石川から北海道まで試走した。関西・近畿地区は今年の3月まで滋賀県に単身赴任していたので、走るまでもない。途中走れなかった区間もあるが、佐多岬から宗谷岬までの8割くらいは試走したことになるかな。本番は2022年のゴールデンウィークなので、走力を上げることに注力する。フレームのろう付けがもげたアレックスモールトンGTは、滋賀県のフレームビルダmacchiさんで修理してもらえることになった。ステンレスフレームのろう付けは取れやすいので、全てのろう付け箇所を盛り直してもらう。また強度的にやばそうな箇所は、補強も視野に検討してもらうことにした。そもそもいまだにろう付けの強度が怪しい製品を販売していていいのかな?今回は怪我しなかったたから良かったけれど、大怪我しかねないよ。フレームがもげるなんて。イギリス車だからとか、床の間バイクだからイイの・・ とかそういうことじゃない気がするんですよね。だからといってモールトンを手放す気はまるでないんですけれど。さて、修理するにしてもフレームビルダーmacchiさんが近所ならいいのですが、いかんせん遠い。ワタクシの住む神奈川県とmacchiさんの滋賀県は400kmくらいの距離がある。見積もりするのも写真をたくさん撮って、補強案など説明を用意したりと手間がかかる。見積もり金額出てもmacchiさんが忙しく、着手できるのは年末からだという。macchiさんのフレームで日本縦断のギネスレコードを更新した落合さんが有名になったので、注文が増えたのかもしれない。700cのロードバイク、リッチーのブレークアウェイはタイヤが終わっていた。IRCのチューブレスタイヤ。グレードとかモデルは忘れた。クリンチャーと同じくらいに脱着しやすいので気に入っている。雨天走行したからだろうけれど、ここまで擦り切れているのには驚いた。まだ3000kmくらいしか乗っていないと思うのだが。チューブレスタイヤは空気圧を下げて走ってもリム打ちパンクのリスクないので好きなのに。機材のダメージはそんなところだが、身体のダメージはひどい。今回は手をやられた。雨の中、テムレス の手袋1枚でハンドルを握ったからか、終わってから2週間すぎても握力が2/3くらいしかない。いままでも1000km以上のロングライド経験はあるのだが、ここまでひどいのは初めてだ。手をやられたわりに、お尻は無事だった。特に雨天でインナーショーツを履いていたため、坐骨付近が擦り剥けることなく終えられた。やっぱりサドルのおかげかな。中古のブリジストンアンカー用サドルの表皮を剥がし、ウレタンクッションを削ったり盛ったりしてお尻にフィットするようにしたからだ。今後もヤフオクでアンカー用サドルを買いためておこう。アソスのレインジャケットの雨漏りがひどい。継ぎ目からの雨漏りを防ぐシームテープが弱っているからだ。次はモンベルのレインジャケットを候補に考えている。横浜駅の近くにショップあるので、今度見に行ってみるつもり。NJのレポートブログを書くのに随分と手間取ったが、これでひとしきりNJのお話はおしまい。ほいじゃーの。
2021.11.15
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昨夜は飲んで食べて就寝した。そしてよー寝た。それでも3:30くらいには目が覚めた。6時間以上も寝たのだから。買い込んでおいたコンビニ飯を電子レンジでチンして朝食にする。今日は八雲町から札幌駅までの200kmを走る。まぁたった200kmだからのんびり走っても余裕で到着するだろうと思っていた。が、外に出ると雨だし、風が強いぞ。聞いていない。R5に出て北上を開始するが、海からの風雨が非常に強い。雨で路面状態が見えないから路肩を走らず車道を走る。フェンダー(泥除け)をつけていないので盛大に雨水を跳ねる。モールトンならフェンダーあったのに・・・と思いつつも、この雨のなか200km走るのは大変なので文句を言っていないで前に進むことに注力する。後方からトラックが追い抜くと猛烈な水しぶきを浴びる。いやシャワーだよ。海風がと強くなると左右に1mくらいあおられる。八雲町から長万部までたったの30kmなのに1時間半も要した。焦っても仕方がないので、予定通り内陸部へ向けて進路をとる。海風が強いので、内陸に向けて走る分には追い風になるはずだった。だが、追い風ハッピーだったのは5kmくらいまで。そこからは山から吹き降ろす風になって涙目に。それでも雨足は弱まったのでよかったかな。海岸線を離れると急に何もなくなる。民家もなにもないのである。これが北の大地。コンビニがどこでにでもある本州とは違うのだ。少しずつ山間に入っていく。クマが出たら下って逃げるしかないのかな。来た道を戻ることになるけれど。なんてことを考えながら走る。だんだん眠くなって来てぼーっとしていたら道を間違えた。雨なのでサイコンの画面が見えづらく、予定ルートから外れていることに気づくのに遅れた。もっともぼーっとしているのが最大の要因だけれど。引き返して本来のルートを走り、黒松内のセイコマートで補給。すっかり雨に濡れて激寒である。これはいかん。温かいコーンポタージュスープをすすると生き返る。動かないと身体が冷えるので走る。日本海側へ出てから共和町の「北緯43度のお食事やさん」でランチタイム。身体が冷えてしかたないのに、汁物がないんだ・・・「すごい定食」をオーダー。確かにすごいんだけれど、寒さで指が動かないから食べるの大変。時刻表から遅れが大きくなって来たので、急いで走り出す。稲穂峠を越えた記憶がほとんどないまま走り続け、小樽の市街地に入る。流石に小樽は街並みが立派で観光客もそこそこいる。寒さでトイレが近いからと、公衆便所に入った。だが悲しいかな、寒さで指が思ったように動かないため自分のソレを掴めないのである。寒さですっかり縮こまってしまったのだから余計にタチが悪い。早くしたい。なのに指が動かない。おっさんが公衆便所で用も足せず齷齪しているのである。やっとこさで出しきったが、今度はジャージのファスナータブを掴めないのである。苦行のようなトイレを終えてやっとこさ走り出す。もうゴールまで遠くないはず。しかしそこから札幌までが問題だった。小樽と札幌なんて隣みたいなもんだろうと思っていたのだが、40km以上はある。そしてアップダウンが激しい。寒さで指が動かないからシフトチェンジできない。坂を登れない。それでも前に進み、交通量が増えてくると赤信号に止められる機会も増えてくる。停車していると身体が冷えてしまう。青信号になって走り出しても身体が硬くて加速できない。札幌市に入る頃にはもう暗くなっていた。予定なら16時には札幌に到着していたのだが。札幌で美味しいラーメンを食べたかったが、こうも身体が冷えては美味しいラーメンより、いますぐ食べられるラーメン屋である。札幌まで来てラーメン山岡家へ入店。ラーメンを注文したが、箸をうまく使えない。しかたがないのでどんぶりで指を温めようとするが、逆に熱すぎて火傷してしまいそうだ。目の前に温かいラーメンがあるのに食べられないというこの悔しさ。スープを啜って身体を温める。でも、指が動かない。箸を上手に使えない人みたいな食べ方をして完食。お腹は満足できた。R5を札幌駅目指してまた進む。少しずつ街になって交通量も増え赤信号に阻まれる、そして予定から1時間半遅れの17:30に札幌駅到着。あんなに何もない大地を走っていたはずなのに、まるで東京に帰ってきたみたいな煌びやかさだ。さて急いで新千歳空港へ向かわずばなるまい。輪行しようと自分の自転車を見直すとこの汚れ。これを輪行するのイヤだな。それだけならよかった。指先が思うように動かないので、ホイールとフレームを固縛するバンドを締め上げられないのである。空気を抜くためにエアバルブを回すのだって一苦労である。通常の倍くらいの時間をかけてなんとか輪行袋に自転車を放り込む。次は自分自身だ。レインウェアも当然ながら泥まみれ。このまま鉄道に乗車するのはまずい。まずは簡単に泥や汚れをはらっておく。ウェアはまだ濡れているから臭くない。車内で異臭騒ぎにはならないだろう。札幌駅から新千歳空港までは電車一本で行けることは事前に調べていた。apple watchのsuicaでトラブルと困るので、切符を買おうとすると券売機は現金でしか購入できない。現金あるんだけれど、指が動かないから支払いとお釣りの受け取りがとても大変。で、ちょうどよく来た電車に乗って新千歳空港駅に到着。バラックみたいな駅だったらどうしようかと心配だったが、羽田や成田と変わらない立派な駅で一安心。JALの自動チェックイン機にapple watchを読み取らせるだけでチェックイン完了。さすがに自転車は自動じゃないので、有人カウンタで預け入れる。まずは一仕事終わったわえ。新千歳空港には温泉がある。当然、そこでカチコチに冷えた身体を解凍するのだ。飛行場に温泉って最高だよ。湯船に浸かってようやく身体が生き返る。あんまりにも冷えていたのか、サウナに12分間入ってもちょっと熱いくらいだった。風呂を浴びた後はご馳走だ。新鮮な魚介類でも食べて飲むぞ!と意気込んだのに20時でほとんどの飲食店は閉店であった。現在の時刻、20:10。なんだよ。この罰ゲームみたいなの。それでも歩き回って20:30まで営業している飲み屋へIN。ラストオーダーまで残り5分だったので、日本酒とホタテの刺身を急いで流し込む。北海道まで来たのにもったいない。土産物屋も閉店タイム。ぼちぼちなので保安検査を通過し、搭乗口に行くとみんな乗り込んでしまったらしく客がいない。21時過ぎの飛行機なので客はまばら。背もたれを倒して寝ると羽田に到着。日付が変わる時刻に無事帰宅。NJ試走は終わった。
2021.11.14
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NJ試走Day3は、秋田県秋田市から青森港まで走り、青函連絡船で函館に渡り、八雲町まで250kmを走る。この地図は秋田から青森までのルート。22時に目覚ましが鳴り、コンビニ飯を電子レンジで温め23時にチェックアウトする。なんでこんな時刻の出発かというと、青函連絡船の便数が少ないからである。青森港を10:00出発の船に乗りたい。秋田から青森までは約180kmある。トラブルも考慮し青森港には出航1時間前には到着したいため、日付が変わる前の出発にした。もっとも早く寝ているけれどね。23時だとまだ若い人たちが飲み歩いている。駅前でスケートボードしてるし。秋田駅前を出発し、30分も走ると真っ暗ななかをひた走る。思ったよりも寒くトイレが近くなる。ついでに眠くてパワーが出ない。6時間くらいは睡眠したい。4時間じゃ足りない。R7ではなくR285を走る。道の駅五城目でトイレに立ち寄る。ここからは山間の道をひたすら走る。といっても真っ暗なのでどこのどんなところなのか全くわからないが。寒いからドリンクが全く減らない。なのにやっぱりトイレは近くなる。山神のトンネルがたぶん峠ポイント。その後はポツポツと集落が現れ、なんとなく人が住んでいることはわかるようになる。大館市の市街地あたりから眠くて眠くて仕方ない。乗船時刻があるから前に進む。しかし、青森へ抜けるために塞がる矢立峠の登りは本当に眠かった。シッティングでくるくるペダルを回して這うように矢立峠にある道の駅やたてに到着。ここでもトイレ休憩。時刻表に対し30分遅れである。まだ大丈夫だけれど、ここから先が大丈夫なのか心配になってくる。補給食として持参したおにぎりを食べると吐き気がする。ちょっとお腹の準備ができていなかったのかな。トイレで吐いてさっぱり。道の駅でよかった。まぁいつものことだ。ここからの下りは不思議と眠くなく、すっかりいい気分で弘前市と平川市の間を抜けるように北上する。R7を利用しなかったのは、朝の混雑を避けるため。都市部は夜間でも信号機に止められるから回避している。おかげで脚を止めることなく走り続けられる。途中で岩木山がとても良く見えたので写真撮影。頂上付近は冠雪している。さて、太陽も昇って朝日でサイコン画面が見づらくなってきたところで、現在時刻を見間違えた。8:10を示しているように見えたのである。ここから青森港まで残り30kmはある。乗船時刻は10:00。余裕がないぞ。寝ぼけているうちに時間を失ったのか?R7に合流したら加速する。案の定、道路は渋滞している。が、自転車は脇を抜けていける。大釈迦駅付近から始まるアップダウン。峠の茶屋を過ぎても立ち漕ぎで加速する。やべえやべぇで走り続け青森港が見えた。切符売り場がわからず、付近を歩いていた人に聞いたら向こうの建物だという。周囲にほとんど人影がない。みんな乗船しちまったのか?建物に入るとスタッフしかいない。次の便の切符を購入したいと伝える。ふと隣の時計を見ると8:50である。はて???弘前にいた時は8:10くらいだったのに、なぜいま8:50なのだ?サイコンの時計を見間違えたか?切符を購入し、付近の飲食店について教えてもらい自転車に戻る。ここまで急いで走ったのはなんだったのだろう?予定していた便には乗船できそうなので、朝ごはんのため国道まで戻る。R7にある半田屋という定食屋で2度目の朝食。夜中に秋田から180kmも走ったのだから食べたいところだが、さっき道の駅で戻しているのでうどんなどをすするのみにしておく。温かいお茶がお腹に染み渡る。満腹になったところで港に戻ると乗船口のスタッフが手招きしている。すぐに自転車ごと乗船してくれと。降車して押し歩いて乗船していると、「乗ったままでいいですよ」と。はぁ。。ということで大きな開口部から自走して乗り込み、自転車を固定してもらう。船なのにエスカレーターを2回乗り継いでキャビンへ。平日なので客はほとんどいない。今回もSPDサンダルで漕いでいる。緑色のウールの靴下を標準とし、寒い時や雨の時は、黒いシールスキン下位コンパチの防水ソックスを履き足す。雨に降られてシューズが乾かない苦労から、SPDサンダルに至った。これならすぐに乾く。ウールの靴下は暖かく臭くならない。それで寒い時は防水ソックスという重ねばきで運用している。靴下を脱いでだだっ広い平民室を一人でつかう。3時間20分の船旅なのでしっかり寝られる、おやすみなさい。2時間ちょっとは本当にぐーぐーよく寝た。起きてから自販機で軽食を食べ下船後の走行に備える。函館港に到着すると自動車より先、一番最初に下船できた。北海道は函館から八雲までのおよそ70kmほどを走る。北海道は街と街の間隔がとても長いので宿泊地選定に難儀した。函館港を出発するとR227で北上する。新函館北斗駅付近でk96に乗り換えると、街並みが一気になくなり北海道らしい大きくて厳しい自然の景色になる。信号停車がないものだから補給食を食べるタイミングを失った。ちょうど紅葉の綺麗な学校があったので停車した。今知ったが、ここは大沼学園という児童自立支援施設なんだそうな。そんなことも知らず写真撮影していたんだから、怪しまれただろうな。上り坂をえっちらほっちら漕いで登ると大沼という湖が広がる。補給食もなくなってしまったので、そろそろコンビニないかと心配していたらタイミングよくあった。北海道はコンビニも少ないので、補給ポイントをしっかり押さえておかないと大変なことになる。森町に下りると内浦湾が良く見える。森町からこの日の宿泊地である八雲町までは30kmほど。陽も暮れてきた。幸いに追い風基調なので、前にスイスイ進む。しかしだ、路面コンディションは良くない。走れないことはないが、路肩は走りたくないので車道側を走る。トラックが来たら避ける。その繰り返し。八雲町に到着すると辺りは真っ暗。そして、綺麗な宿泊先であった。幸いにも玄関内に自転車を入れさせてもらえた。予定通り17時過ぎにチェックインできた。シャワーを浴びて洗濯機を回しコンビニへ朝食の買い出し。明日はゆっくりの出発なので、駅前の飲み屋で夕飯にする。google先生おすすめの「和みの旬菜WASABI」にふらり入店。店内に客はおらず一人カウンターで。店主は強面だが、明らかに旨いものを出す雰囲気をビンビン感じる。いろいろと食べたり飲んだりした。珍味だったのはホヤの塩辛。これは酒が進む。刺身は光り輝いていた。そりゃうまいわけだ。店主と自転車やバイクの話で2時間ほど盛り上がりお勘定。それなりの金額だったが、それ以上に美味しいし楽しかった。大満足。宿に戻って洗濯物を干したら目覚ましをセットして就寝。明日は札幌まで200kmとボーナス区間だからゆっくり起きて走る。
2021.11.11
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おはこんばんちは。NJ試走Day2は新潟県新潟市を出発し秋田まで。この日は、260km走った。朝2時に目覚ましが鳴り起床。コンビニで買い込んでおいた朝食を食べて着替えたらホテルをチェクアウト。新潟駅前のモニュメント?!で記念撮影。新潟駅周辺は明るいが、郊外に出るとやっぱり真っ暗。日本海沿いをR113で走る。暗いのでよくわからないが、海には石油採掘の装置?!の光が見える。アップダウンは緩やかで、高低差も少ない。新潟県の平野部はもっと真っ平らだと思っていたが、民家があるところは丘のようになっている。村上市付近でご来光。海を見ると島が見える。佐渡島かと思ったら、栗島という島だそうな。ちっとも知らなかった。ここらから海沿いの道には建物が少なく、コンビニもなくなる。幸いに追い風基調なので前に進むが、向かい風だと避けるものがなくて大変だろう。ところどこでいい匂いがする。日本海沿いなので鮮魚店を見かける。車で来ていれば、買い込んでいくのだが。せめて何か美味しいものを食べたい。コンビニ食、あれは身体に有害だということをサイクリストなら自分の身体で知っている。ちゃんとしたご飯を食べたい。Day2 100kmほど走ったところで、道の駅あつみで大休止。つまり朝食である。運良く朝早くからレストランが開店していた。ゴールデンラッキー。メニューはこれ。煮魚・焼き魚定食である。たらの煮魚を注文。これがなかなかに美味しい。タラにはしっかり味が染み込んでいる。エビが入った味噌汁も出汁が効いている。すっかり満足した朝食後はすぐに走り始める。ワタクシは食事後に眠気が来るので、そこをどうするかが問題。カフェインを服用したり、バス停の椅子で仮眠してみたり。眠気は速度が落ちるし、何よりも危険だ。特に連日走り続ける場合は、疲労も蓄積するので余計に眠くなる。さて、日本海側の道路は比較的走りやすい。つまり路面に凸凹が少なく、手が痺れるといったことにならない。新潟県から山形県へうつり、庄内空港はあっという間に過ぎてしまう。さて、日本海側で山形県と秋田県の県境付近まで来ると、右手には鳥海山がみえるようになる。一つの大きな山なのですぐにわかる。新潟駅から170km走ったところで、ちょっと早めのランチ。道の駅 鳥海である。なかなかに混雑している。というのも鮮魚や地元の野菜を販売しているため、多くの人が訪れる。ランチは迷うことなく「らーめん ふらっと」へ入店。券売機方式で白いご飯をどのように購入すればよいかわからなかった。味は可もなく不可もなく。食べ終わったら出発。山形県から秋田県に変わっても道は走りやすい。R7は幹線道路だが、集落を回避するように山側へ走ることがある。ここは事前に調査しており、集落内を抜ける。信号機がなく、アップダウンが少ないため脚を削られない。由利本荘のコンビニでこの日最後の補給をする。ここから秋田市街までの40km区間は補給ポイントに乏しい。空を見上げると雲行きが怪しくなって来た。買い物を終えるころにはポツポツときた。走り始めると少しずつ雨となってきた。タイヤがびっちょり濡れてしまったのでどこか屋根のあるところで雨具を羽織りたいが、あいにく何もない地帯だった。しかたなく、広い路肩で停車し、雨具を着込む。そのわきをずぶ濡れ覚悟で走り抜けていくオートバイもいる。たしかに西の空は雲が切れている。しかし、ここらはしばらく雨だろう。雨具を着込んで走り始める。走り始めると途端に雨が弱まる。あるあるだ。そいうえばモールトンからリッチーに自転車を変更した際、予備のチェーンオイルを積み込むの忘れた。雨に当たるとチェーンオイル切れ起こすので、どこかでオイルを入手しないと。しばらく走るとホームセンターが見えて来た。ここオイルを調達だわな。最初に見つけたのは自転車用で900円くらいのオイル。もっと安いのないかな? と探すと、ミシンオイルが198円だったのでこれで決定。なきゃオリーブオイルでもいいんだし。秋田市に入ると途端にアップダウンが始まる。いつのまにか地図にないバイパスを走っている。これだから試走は大事。17:30ごろにはDay2の宿泊地に到着予定なのに陽が暮れつつある。それなのに丘というか山みたいなアップダウンを繰り返す。こんな山みたいなところを走っていて時刻表通りにたどり着くのかな?目的地まで10kmを切っているのに、街並みがまるで見えない。雨はすっかり止んでしまった。残りの距離が少ないので、雨具を脱がずに走る。秋田カントリー倶楽部のトンネルをくぐり抜けると秋田の街が見えてきた。秋田市の中心街へ進み、秋田駅前のホテルに時刻表通り17:30に到着。あいにく駐輪場はなく、部屋にも持ち込めないため、駐車場に駐輪させてもらった。チェックインしてすぐにシャワーを浴び、ウェアを持ってランドリーエリアへ。2つしかない洗濯機は使用中だった。そこそこ大きなホテルなのに洗濯機が2台しかないってどういうことだ。しかも、近所にコインランドリーがない。これは失敗した。洗濯は諦めて夕飯にする。ホテルの1Fにホテル併設の飲み屋があったので、生姜焼き定食を頂く。ビール飲みたいのを我慢してノンアルコールビールを流し込む。ノンアルでもうめぇよ。夕飯食べたらコンビニで朝食を買い出し、チェーンに注油。歯磨きして23時に目覚ましをセットして就寝。明日は、秋田から北海道の八雲まで走る。
2021.11.09
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おはこんばんちは。今日になってようやく投票に必要な書類が到着した。すでに期日前投票は始まっている。そして、日曜日に投票。これは誰かの陰謀なのだろうか?これでは投票できないではないか。というのも明日から4日間をかけて、石川県金沢から北海道札幌までロングライドしてくる。仕事もひと段落する予定なので、有給を取得して連休にした。今回もNJ向けの試走をするためである。西日本の試走には間に合わなかったアレックスモールトンを使う。雨降らないのが救いである。ほいじゃーの。
2021.10.28
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おはこんばんちは。来年のG.W.に開催されると思われる日本縦断TTの試走を鹿児島県から大阪府までしてきた。・佐多岬 南から走り始める。本土最南端は鹿児島県佐多岬。しかし、公共交通機関でのアクセスはすこぶる悪い。 試走では時間の関係上、佐田岬からではなく、鹿児島空港から出発することにした。試走では全体の8割を経験していれば十分と踏んだから。・分かりにくい分岐確認 地図だと気がつかないが、実走してわかるのが、迷いやすい、気がつきにくい分岐路。GPS表示だけでは分かりにくいY字などがそれだ。今回も10箇所くらい間違えた。すぐに気がついたけれど、引き返すのはタイムロスだけでなく、心の焦りにもなりかねない。・飛行機輪行 実はいままで飛行機輪行したことない。今回は、自宅から横浜駅まで自走し、そこから電車輪行で羽田空港へ移動し、そこから飛行機輪行した。飛行機輪行といってもペラペラの輪行袋でだ。電車輪行と異なるのはリアディレイラーを外したことくらい。今回はJALだったけれど、取り扱いも丁寧で問題はなかった。多分ANAも一緒。とはいえ、リスク・ゼロということ言いたいわけではない。 余談だが、Apple watchを持っていると、紙チケットは不要。SUICAで電車に乗るのと同じ感覚。・ふんばりどころ 試走で大事なのは踏ん張りどころを見極めること。峠へ続く長い登坂路は誰だって嬉しくない。しかし一度経験しておけば、斜度や距離の経験値から「あとどのくらい頑張ればいいか」わかるおかげで気持ちも楽になる。また、信号機峠も逆に頑張らない走りで、脚を無駄にしないことも大切ね。・撤退ポイント リタイヤするならどこか?ということを想定して走る。鉄道の駅がないエリアは、トラブル起こると撤退が難しい。なので、このエリアだけは慎重に走るというメリハリをつけることもできる。 また、自転車店があるところは、機材トラブルから復帰できる可能性もある。鹿児島から山口まで自転車屋がなかった。混雑する市街地を避けるルートだからかもしれないが、まったくない。今回は自転車の鍵を忘れたので、どこかで購入しよう・・・ と考えながら走った。どこにも自転車店が見つからずホームセンターで購入した。それも重いのを。その後、広島に入ってからあちこちに自転車店があり後悔した。・飲食店 臭いウェアでも立ち寄れそうな飲食店の目星をつけておくことは重要だ。何しろ三食、いや四食コンビニ飯で気持ち悪くなる。鹿児島から山口までロードサイドの飲食店はラーメン屋しか見つけられなかった。定食屋とかファミレスがないのである。もちろん吉野家とかマクドナルドも。これには参った。・五つ星ホテル 睡眠時間不足のため、長い下り坂はどうしても眠くなる。それは危ないのでバス停のベンチで昼寝したりする。屋根付きなら最高だ。どこに昼寝ポイントがあるか把握していると「あそこまで走ろう」という小さな目標を立てられる。 ロングライドすると頭がまったく回らない。偏差値10くらいになる。だから事前準備で少しでも楽にしておきたい。ほいじゃーの。輪行袋 オーストリッチ L-100 超軽量型 自転車 輪行バッグ 輪行価格:4888円(税込、送料無料) (2021/9/27時点)輪行袋の定番といえばコレ。ワタクシも利用している。
2021.09.27
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寒いので豚汁を頂く。地面にへばりこむと、昼間のアスファルト熱がお尻を温めてくれて心地よい。豚汁のお代わりをもらい記念撮影しようかと思ったところで、ブロンプトンのオーナーと再会。小径車でよく走るもんだ。聞けばブロンプトンで通勤しているそうな。あっというまに抜かしていく凄い人がいるものだ。いつの間にか記念撮影の列が長くなっていたので、撮影は諦めて駐車場へ移動。ここで問題発生。身体が冷えてしまいガクブルである。車のキーを取り出しエンジンをかける。ヒーターだ。外気温は14度と表示しているが、体感的には10度くらい。汗冷えしているからだろう。ウインドブレーカーを着込んで自転車を片付ける。雨予報だったので、洗車道具も持参していたが、この寒さではそれどころではない。何しろ歯の根が合わないくらいに震えているのだから。とにかく自転車をトランクに放り込み、ビーチサンダルに履き替え運転席に乗り込む。車のヒータが効いてきたが、身体が温まらない。汗と埃を温泉で流したいが、日帰り湯はやっていなさそう。日曜日の夕方、帰りが遅くなるのは嫌なので、先に車を進める。いろは坂を下って日光市街を走る。ラーメン屋ないかな?と探しているとあった。寒いし腹減ったのでみんなラーメン屋に吸い込まれてくる。しかしこれがマズラーメンだった。味噌ラーメンなのに、スープが麺に絡まず味わった気がしない。しかし、周囲の参加者達はスゲぇ勢いで食している。ワタクシは残り1/4ほどで食欲喪失。隣席に座る50代と思わしき男性参加者を横目で眺めると、さっさと食べて帰るぞ!という意気込みを感じる。どこのおとーさんも同じかな。スーパーで土産を買い込んで高速道路で帰る。大した渋滞もせず22時に帰宅。家族はとっくに寝ていた。シャワって臭いウェアを洗濯したらビール🍺 うまいよね。The peaks Rd.8 奥日光のお話はこれでおしまい。ノースフェイス メンズ Tシャツ トップス The North Face Peaks t-shirt in blue Exclusive at ASOS Blue wing teal価格:9480円(税込、送料無料) (2021/6/1時点)
2021.06.04
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汗がなかなか引かないものの出発。下り始めてすぐに後悔。汗冷えがひどい。すぐに停車して、バックポケットからウインドブレーカを取り出し着込む。ジッパーの樹脂製タブがもげた。もうかれこれ10年くらい使っているので、そんなものかもしれない。本ライドでもっとも東にあるST3霜降滝駐車場へ6kmほど下る。多くの折り返し者とスライドする。みんな苦しそうに登っている。そりゃ、全行程の2/3を過ぎている。そろそろ足が回らなくなる頃合いだ。女性も数人見かける。速いなぁ。ST3霜降滝駐車場に到着したらすぐに折り返す。登り返しだ。スライドした参加者と同じで、もう脚が回らない。立ち漕ぎすると太ももがピキピキする。インナーマッスルが足りないから腰が痛い。それでも根性で回すしかない。前方を走る参加者に追いつくと、しばらくそのペースで走り脚を貯める。脚が回復したら、先行していくというのを繰り返す。もちろん、余裕でワタクシを追い抜いていく参加者もいる。我慢で回して六方沢展望台に到着。あーキツかった。ここからは20kmほどの下りなのでウインドブレーカーを着込んで走り出す。下りといっても体力を削がれているので、ブレーキする握力が足りない。早めにブレーキングして対処するため、下りなのにスピードが乗らない。でも安全を見込むとこうせざるを得ない。下界でもないが、標高1400mから800mまで下りてくると、温かい空気に包まれる心地よさに走るのに気を削がれる。そば処瀬戸合峡に到着し14:10とオンタイムで到着。カレーをもらって下りでごっそり取られたエネルギーをしっかり補給。前回の熱海を走ったという参加者と「今回は楽だね」と会話する。そう、熱海は壁みたいな坂であったが、ここはそこまでひどい坂はない。残り50kmほど。補給を終えて出発する。アップダウンが連続するので、下りで頑張り、上りは休むスタンディングで走る。スタッフの車がやってきたので端に避けると、ワタクシの少し前を走る形でカメラで動画撮影していただく。せっかくなのでモールトン のサスペンションが動く部分をよく見えるようにして走る。その後はしばらく単独だったが、一緒になった参加者と脚があったので瀬戸合見晴休息舎まであれこれ話しながら走った。残り30km。最後の峠となる山王峠までおよそ20km。ここからがThe peaksの地獄。ワタクシも脚が売り切れて絞りカスも出ないが、他の参加者もたいして変わらない。きつい・・ 空気も薄い すごいきつい・・・ 。峠まで残り10kmになったら一旦休憩して補給食タイムにしよう。そう思ってその地点まで来ると、同じことを考えていた参加者が停車して補給している。そうだよな。そうだよ。オダックス近畿京都チーム主幹の「すがに~る」さんの言葉がよぎる。「停車しないで、3km/hでもいいから漕いで補給した方が前に進めるんだよ」そうだ、遅くてもいいから速度を落として補給食を食べよう。バックポケットからブラックサンダーを取り出す。うまくパッケージを開けない。17インチホイールだとジャイロ効果が小さいため、速度の出ない上り坂で両手離しできない。だからパッケージをうまく切れない。やっとこさ開いても、うまく食べられない。フラフラしながら走っていると、追い越していく参加者に接触しそうになってしまった。いかんいかん。ブラックサンダーを食べると少しだけ力が回復した気がした。時折現れるきついカーブをスタンディングで登り、峠付近の緩やかな坂になるとまったく脚に力が入らない。腕もパンパン。サドルの上でもがいているおっさんに過ぎない。なに、他の参加者も同様で、ギリギリで登っている様子が伺える。峠まで残り3kmになってから、まったく進まなくなった。いや、ちゃんと進んでいるのに距離計がインクリメントしないのだ。おかしいのか?と訝しむが、たんに遅いだけだ。補給食のブラックサンダーでは足りないらしく腹減ってきた。しかし、ポケットには補給食がない。ボトルのアクエリアスを飲んで山王峠までなんとか耐え凌ぐ。予定より10分遅れで山王峠を通過。本当は停車するつもりだったけれど、ここで止まると冷えてダメだと思ったので。道が狭いためスピードを出しにくい。日が暮れてきて冷えてきている。腕も痛いが脚も痛い。寒い寒い。残り10kmほどでゴールだからと耐え抜く。7kmほどの下りを終えて、残り3kmほどの登り。それほどキツイわけではないが、まったく脚が回らない。一緒になった参加者と寒い、腹減ったと話ながらゴール前の坂を登って193km地点となる日光湯元のゴールに到着。スタッフに通過チェックしてもらいゴール認定。手元タイムは11時間30分。計画より15分早着。オーヨカッタ。つづく(メール便で送料無料)AZ BIc-007 自転車用 チェーンルブ Bank 50ml 自転車チェーンオイル チェーン油 潤滑剤 自転車オイル 自転車油価格:1257円(税込、送料別) (2021/6/1時点)
2021.06.03
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山王峠へは林道のように幅員の限られた道をひたすら登る。その途中でブロンプトンに追いつかれた。「モールトン ですか。いいですねぇ」と余裕の挨拶で先に行く。すくみずさん(超速い人)か?と一瞬思ったが、異なる。なんじゃあれは?!山王峠を越えるとやっぱり狭い林道を下る。それも「これを最後に登り返すの嫌だなぁ」と感じるくらい厳しい場面もいくつか見られた。22kmにものぼるダウンヒルをしてからST2である瀬戸合見晴休息舎に到着。予定時刻に対し10分の遅れ。持参したプロテインバーをもぐもぐしたら急いで出発。アップダウンとカーブが連続する区間をロードに付いて走る。長い下りの直線ではロードに千切られるが、上りで追いつく。下りではすでに身体が痛い。急遽取り付けたサドルの位置や角度が身体にあっていないのだろう。適当なポジションだから身体に無理がきているのかも。それでも下りで超高回転ペダリングによりいかにも速そうな女性になんとかついていって、95km地点AS3(エイドステーション)そば処瀬戸合峡にスタートから4時間50分で到着。The peaksお約束のカレーを頂き、塩むすびをカレーに浸して食す。他にもバナナ、ジュース、パンなど提供されているもはなんでも口にする。これで全行程の約半分。時刻表に沿って走れている。大して練習していなかった割には身体はまだ余裕もある。よほど変なトラブルが無ければ完走できそうだ。まずは下りで無理しないこと。カレーでお腹を温めたら出発。しかし、ここからが最初の地獄だった。栗山から霧降高原までは急斜度ではないものの、牧場特有の開けた景色のため、ペダルを回しても回しても進んだ気がしない。きつい・・ いつまでたっても峠につかない。きつい・・・。もう、その言葉ばかり100回くらい繰り返す。なんでこんなきついところに道を通したのか?自転車のこと考えていないのか?といつものように考える。刻限も午後になって気温があがってきたのか、汗が止まらない。ときどきウインドブレーカーを着たまま走っている御仁を見かけるが、暑くないのかな?やっとこさで登りきり、エイドステーションになっている124km地点の六方沢展望台に到着。あーキツかった。おにぎりなどを頂き、自転車の前に座り込む。飲み物を少し多めに飲んでおく。峠で飲むコカコーラは美味しい。残り1/3ほどだが、ここからが長い。つづくAZ 自転車チェーン勝負メンテ6点セット チェーンルブBANK BIc-00750ml+チェーンディグリーザー高浸透 A1-008500ml+チェーン洗浄機+ギアクリーニングブラシセット+パーツクリーナー650ml+バイクウォッシュ480ml価格:2530円(税込、送料無料) (2021/6/1時点)
2021.06.02
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おはこんばんちは。アレックスモールトンのレストアが終わったので、その実力を試すべくThe peaks ラウンド8 奥日光へ参加してきた。2021年5月3日 栃木県日光湯元を中心に、走行距離193km 獲得標高5,121mを12.5h以内に走るイベントである。その前日、日光駅前ホテルに車で到着。夕飯はファミレスで肉と炭水化物をがっつり補給。肝心の参加書一式を忘れたことに気がつく。事務局にメールしたら、現地に用意してあるとのこと。オーヨカッタ。安心し軽く地酒を飲んで就寝したが、室内の換気が悪く暑くて寝苦しかった。朝2時に起床。買い込んでおいた朝食を摂って、トイレで軽量化。ヒルクライムでは体重を減らすのはとても大事。3時過ぎにホテルを出発し、いろは坂を車でブーンと登って日光湯元に到着。スキー場の駐車場なだけに気温はたったの3度。こんなに寒いなんて聞いていないぞ。5時になって受付を済ませバイクチェックを受けたら、一般クラスの第3ウェーブ(赤バンド)での出走となった。アレックスモールトン で参加というだけで、やたらと声をかけられる。またそんな高価な自転車でぇ・・と。あーはいはい。小径車も幾人か参加している。このイベントは出発時間が遅い「変態クラス」や「ど変態クラス」もある。が、上りがキツいファットバイクや、下りで不利な小径車といった機材ハンデで楽しむのもありだと思っている。まぁ過去にはママチャリで参加していたキクミミさんのような「魔人」もいたようないないような。で、5:50ごろにスタート。最初の峠である金精峠に向かう。 前に見えた数人をパスして第3ウェーブ先頭集団に接続。あっという間に日光湯元が小さく見える高さまで登ってきた。すでにオーバーペースである。やり過ぎだなぁと思いつつもペダルを回していく。標高1840mの金精峠には予定通り30分ほどで到着。峠付近は5月にも関わらず雪が残っている。寒いわけだ。一旦停車してウインドブレーカーを着込み、ダウンヒル開始。17インチホイールのモールトン は下りが怖い。特にカーブはサスペンションがグニャリと動くので怖い。慣れればなんとかなるのかもしれないけれど。それでも700cのロードバイクに追いつくし、追い抜かれる。下りではペダルをくるくるまわして乳酸を抜いておく。折り返しのST1(ステッカーポイント1)である白根ドライブインで塩むすび、バナナ、ゼリーを飲むように食べ、来た道を登り返す。ここではオーバーペースにならず、普段のペースでペダリング。といっても22kmもあるヒルクライム、まったくもってして面白くない。ただ、700cのロードバイクよりも太いタイヤを履いているので、路面が荒れていてもスムーズに走れるのはありがたい。途中でバックポケットに用意していたブラックサンダーをもぐもぐ。ロングライドではおなじみの補給食だが、毎回飽きもせずよく食べるもんだ。金精峠を越えてスタート地点の日光湯元へ下る。日光湯元でチェックを受けたあと、ガッツリと補給。長距離ヒルクライムは補給さえ失敗しなければ、ほぼほぼ完走できるはず。補給を終えて、次の山王峠へ向かう。つづくカスク VALEGRO (ヴァレグロ)スペシャルカラー ヒルクライム用ヘルメット KASK 送料無料 ヘルメット ロードバイク MTB◆価格:20909円(税込、送料無料) (2021/6/1時点)
2021.06.01
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おはこんばんちは。今回はワタクシのライドの話ではない。ロングライド界でも一際異彩を放ち、無限に漕ぎ続けられるかのようなペダリングの「へばな」さんが12/20に他界した。ありえない・・・ ワタクシがロードバイクに乗り換えたころから、ママチャリでブルベに参加され、600kmを走ってゴールしたのに、あと30kmだかを自走で帰ってビールが美味いと言っていた「へばな」さんが亡くなるとは。癌だったようで、直近のブログにもその症状の辛さが書かれている。そして今日のブログにへばなさんの弟さんがブログへ書き込み、逝去の報告をなされていた。車椅子に乗っても坂道を見ればヒルクライムとブログに書くくらいの方だった。そして、天国のエクストリームロングライドへと旅立った。へばなさん、これまでありがとう。ご冥福をお祈りします。
2020.12.22
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おはこんばんちは。2020/9/6は、静岡県熱海市を中心に開催された「The peaks Round 6 熱海」に参加してきた。参加カテゴリは3つあり一般 走行距離172km 獲得標高5,154m 制限時間12時間 参加費16,000円変態 走行距離172km 獲得標高5,154m 制限時間10.75時間 参加費15,000円ど変態増し 走行距離180km 獲得標高5,468m 制限時間10時間 参加費14,000円となっている。自転車仲間のTさんから「これは”ど変態増し”でしょ」と勢いエントリされてしまったので、ワタクシもど変態増しにエントリした。正直、完走できる自信はこれっぽちもない。が、近所の峠を走ったりして練習はした。悲しいかな。本番一週間前に「ど変態増し」と似たようなプロフィールのコースを走ったところ、11時間45分要した。こりゃうまく撤退できるようにしないとダメだなぁ・・ とハナからこの調子で挑むことになった。さて、大会前日は家族の住む神奈川県横浜へ自転車を担いで新幹線で移動した。The peaksに前日入りするなら家族も車で連れて行くのが当然・・・ となったからだ。午前中にカミさん用の新しい足車を自動車屋で受け取った。BMW 218という車。ハイテク満載で警告されまくる。何の警告かわからず理解するまで大変だ。子供の塾帰りを迎えに来ただけで、もうヘトヘトである。大会前にこの調子でいいのか?問題は、輪行形態で自転車がトランクに入りきらないのである。車を購入するときに自転車の積載まで頭が回らなかったわえ。とりあえず、自転車のホイールを外してなんとか収める。東名高速から小田原厚木有料道路を乗り継いで熱海に到着。ところが、カーナビで検索した場所に宿が見つからない。スマホのGoogle mapで見つけてやっとこさ宿に到着。楽天トラベルに記載の住所に存在しないのってありか?さらに問題は続く。フロントの人を呼び出すと今日の宿泊を知らないという。本来は5月開催の大会だったが、コロナの影響で延期になり、この宿も一度キャンセル。再度、予約を取り直したのだが、それを認識していなかったようだ。到着から30分ほどでやっと部屋に入る。コンドミニアムといえば聞こえがいいが、バブル期に建てられた立地の悪いマンションなだけだ。そして、お世辞にも綺麗とはいえない。ぐったり疲れているので、駅前までタクシーで移動して夕飯。しかし、観光地なだけに飲食店の大半は閉まっている。結局、お寿司を食べてオシマイ。寿司で明日、走れるのかな?翌朝、朝4時に起きる。外は雨だ。しかし、日の出を迎えると晴れ間も見えてきた。Tさんからも「今日は晴れたり降ったりだろう」と連絡。出撃を決意する。スタート地点に到着すると強い雨となった。受付を済ませ、荷物を預ける。雨がパラパラと降るなかで19人の「ど変態増し」がスタート。最初にかんぽの宿の周りを一周させられる。一周回ってチェックを受ける頃には、後続はわずかな人数しかいないポジションである。熱海峠に到着するころにはほぼ最後尾。ST1 ファミリーマート函南平井店に何となく到着。アクエリアスを購入してレシートを確保。ゆるゆると降りてきた道を登り、熱海峠から十国峠、湯河原峠、そして箱根峠に到着。この辺りから登っているのか下っているのか分からなくなってきた。R1を下りて、ST2 山中城跡に予定から30分遅れで到着。こりゃ厳しい予感。また、箱根峠に戻り、ST3 湯河原にあるスルガ銀行サイルクステーションに到着。下りで眠くて眠くてしかたなく、あやうくST3を過ぎてしまいそうだった。おにぎりやバナナを食べたら少し元気が出た。来た道を引き返す。上り坂はそれほどキツくもないが、ただただ長い。この大会の先頭を走るMTBの方と一緒になる。こまめに変速して走っている。まぁそうだよなぁ。箱根峠のエイドステーションで休憩。というのも、あきらかに具合悪い。腹に力が入らないのだ。十国峠まで来ると本格的にヤバくなってきた。気持ち悪いのである。ふらふらしているのがわかる。水を買ってきて胃薬を服用し、座り込む。目を瞑ると睡眠に引き込まれ夢を見ている。うつらうつらとしていると、走れそうなくらいにまで気分は回復。熱海峠から激坂を下ってリタイヤするために、スタート・ゴール地点に戻る。スタッフにゴールだと思われ、鳴物で歓待を受けるが、「いやいや、リタイヤですよ」と伝えると「ルーザー(リタイヤ)にも」ということで鳴物で締めてもらう。なぜかルーザーのワタクシにもインタビューがあり、それが終わったらカレーを食べに食堂へ。コンビニの塩おにぎりにカレーのルーをかけるカレーライス。まったく味がわからない。汗と雨と泥で汚い自分が嫌なので、熱海駅近くの温泉へ移動する。日航亭という民宿だが、日帰り入浴もできる。長く浸かると動けなくなるので、烏の行水のごとくササッと浴びて缶ビール。全然ビールを飲んだ気がしない。味覚がおかしい。自転車を転がして、客のいない台湾料理店で夕食にする。自転車ごと入店させてもらえてラッキー。ピリ辛の台湾ラーメンが腹に染み渡る。胃袋に暖かい食べ物が入ると、急に体力も回復。ビールや酎ハイを新幹線の時刻まで飲んで時間を過ごす。家族はとっくに車で帰宅していた。ポイントが余っているので、体調悪いときこそグリーン車である。ひかり号なので、乗客はわずかである。駅の売店で購入したチューハイを飲みながらツイッターを眺めると、参加者達のツイートが目に止まる。リタイヤしたんだよなぁ・・・ と、何だか複雑な気分。あんまりもう関わりたくない感じだ。JR東海パッセンジャーズの車内販売が回ってきた。グリーン車は専任の方がいるの? なんだかいい匂いする・・ とツラれてプレミアムナッツを購入してしまったよ。これはハニートラップだったり?!帰宅してウエアを洗濯機に放り込み、The peaksも終了。結果はリタイヤであった。しかし、何かスッキリしない。力を出し切ることもなく終わってしまったからだろうか? なんで力が出し切れなかったのか、理由を探らないと。【9/15までポイント15%】フェイスカバー 接触冷感 フェイスガード 夏用 ネックカバー ネックガード フェイスマスク バフ ラッシュガード ネックゲーター 首元 洗える フリーサイズ UPF50+ 吸水速乾 日焼け予防 UVカット 夏 抗菌加工 ラッシュマスク価格:1280円(税込、送料無料) (2020/9/9時点)
2020.09.09
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Day5 朝起きても自転車には乗らず身体を休ませる。もうイベントはリタイヤしているのだから、仕事を優先する。普通に在宅勤務して夕方から再チャレンジする。 作り置きした豚汁でがっつり肉と野菜を補給し、お惣菜でさらに満腹にしてからローラーを再開。 身体を休めたおかげで普通に回せる。Day5は4時間かけて110kmを走り、1190kmまで走った。残り110kmとなり、これなら明朝走るだけで1200kmに到達できるはずだ。Day6 AM3:00に起床して納豆卵かけご飯に豚汁と鯖の竜田揚げを食べてローラー開始。 残り100kmとなってからアドレナリンが吹き出し、妙にハイなテンションでペダリングする。AM6:00になるとオーストラリア人が大量に走り始めるため、その中に紛れ込んで速度を稼ぐ。 残り30kmとなる1170kmを過ぎたところでAM7:00。一旦休憩を入れてAM8:00に1200kmに到達できる見込みがたち、さらにペダルを回し続ける。 そしてついにAM8:33 1201kmを迎えた。これでAJZ1200をワタクシなりに終えることができた・・・。 世の中、言うのは簡単だが、やって得られた経験というのは何物にも変えがたい。90時間という制限時間を越え、122時間33分という時間であっても得られた知見と満足感は大きい。機材を片付けシャワーを浴びて1200kmの余韻を味わう。 ワタクシの信条として他人にバカじゃないのと言われても、自分が楽しめれば勝ちであると。こんな苦しく面白いことを知らないなんて勿体無いじゃないか。 今後もコロナウイルスの感染予防行動が続くだろう。またローラーブルベの開催があればチャレンジするつもりだ。 【送料無料】 DKS-4K43DG3 DMM.make 43インチ 4Kディスプレイ【在庫目安:僅少】Zwiftするなら大画面4Kモニタがあってもいいと思う。DMMのこのモニタは43インチで5万円クラスと安い。
2020.05.05
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Day4 AM3:00になると目覚まし時計に起こされた。 残り445kmを走らにゃならんと思うと、身体が先に動いた。 朝食を摂って着替えたら自転車にまたがる。 さすがに脚が回らず100W前後の出力での出発となる。 筋肉痛なら脚を回しているうちに回復するのだが、どうもそうではない感覚。 冷静に正しく判断てきていると思っているが、実は既に頭は正常に機能していないということをこの時まだ気が付いていない。 とにかく回さないといけない・・・ その気持ちだけが画面のなかの自分を進ませている。 2時間で45kmというまずまずのペースで一旦休憩を入れる。AM6:00となり外も明るくなってきたが、気持ちは思うように踏んでいけない自分がいて暗い。 400kmとなったのでコーヒー飲んで気合いを入れて再出発。 Amazon Alexaで音楽をかけているが、いい加減同じ番組では飽きてきた。なにか他にないかと思いながら思い倦ねいていると閃いた。 「お経をかけたらいいんじゃね?!」 どういう思考回路をしていれば室内サイクリングでお経になるのか全くもってしてわからないが、「アレクサ、お経をかけて」と言うとアレクサはお経メドレーという楽曲を再生してくれた。 そんなメドレーがあることもびっくりだが、朝からローラー回しながらお経を再生する自分にもびっくりだ。 先日、ヤフオクで購入したBOSEのスピーカーからそれはそれはよく低音の響くお経が再生された。BOSEのスピーカーといえばズンドコ音と評されるほど、低音を強調するスピーカーである。このスピーカーで朝っぱらからお経をズンズン再生するのである。 お隣さんは「今度は何の宗教だ?!」と思うだろうし、斜向かいのお寺から「営業妨害だ!」と訴えられかねないサウンドである。 そして、ローラーとお経というのは実によく合うのだ。木魚を叩くサウンドは一定のケイデンスを刻むのに役立ち、低音が響く坊主の声が何唱えているのかわからなくても、ローラーに集中させる不思議な力がある。おかげで150W前後というパワーでグイグイ走ることができる。 ウッヒョー! お経さえあればローラーがいくらでも回せるぅ!イク!イク!とバカみたいにペダルを漕ぎ続ける。 このまま力尽きるまで回し続けて腹上死ならぬローラー死したらローディーの鏡だ。カピカピに干からびてローラーの側に倒れているのにお経だけが鳴り響いている意味不明な状況なわけで、即身仏ならぬZwift死でイっちゃった馬鹿者として末代までの恥となるであろう。 ローラーでナチュラルハイになっている時点で危ないわけで、Day4を200kmほど回したところで、パタリと力が途絶えた。 昼飯にするかと自転車を降りると、脚に力が入らず床にへばりこんでしまった。補給食をちゃんと食べているのにハンガーノックアウトなのかな? 用意しておいた昼ごはんを食べて回復を待つが、さっぱり回復しない。おかしいなと自分の顔を触ると冷たくなっている。立ち上がると頭がゆらゆら揺すられるような感覚になる。これは貧血になっているのではないかね? 自分の部屋まで這って戻り仰向けになる。こうなってから気がついたのだが、食事の量と質が間に合っていないのではないかと思い始める。 食べているといっても簡単な食事ばかり。これではローラーを漕ぎ続けるだけの力のもとにならないのではないかと。 主催であるzuccha氏はカレーを食べていたことを今になってその意味に気がついた。野菜と肉がたっぷりのカレーを作り置きしてき、それを小まめに食べることで補給しているのではないかと。きっとカレー以外にも用意しているだろうけれど、しっかり栄養補給していれば倒れることもない。 自らの作戦の弱さに気がついたものの、身体が動かないとzwiftは1mmも進まない。2時間ほど休憩したのちに自転車に跨って漕ぎだしたが、100W出すのが精一杯ですぐに力尽きる。こりゃダメだ。一旦降りて作戦を考える。すでに頭が回らないのに考えるもクソもないんだけれど、まずは補給することを優先とする。近所のコンビニまで通勤快速ママチャリで買い出しに出る。ママチャリを漕ぐだけでフラフラする。通勤快速どころか各駅停車より遅い。とりあえずプルーンとちゃんぽんを購入して体に吸収させる。 ちゃんぽんのスープが身体に染み渡るように美味い。ペロリと平らげるがまるで満腹感がない。事実、まったくお腹が膨らんでいないのである。どこに入っているのだろうか?パン類を食べてもやっぱり満腹にならない。これはおかしい。 このままでは今日中に残り238kmを走るのは困難だと判断。AJZ1200はリタイヤとして、明日以降の認定外完走に作戦を切り替える。 走行距離968kmでリタイヤ宣言を出し、明日以降のライドの準備をする。まずは食事ということで、豚汁を作り込む。スーパーでお惣菜を買い込んで夕食の足しにする。 とにかく食べて身体の回復を目指してDay4を終える。【第2類医薬品】ファイチ 120錠
2020.05.04
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Day3 AM3:00に起床して朝ごはん。 AM4:00にはライド開始。 ローラー上のロングライドは実走と違って景色も変わらないし、天候の影響もないので、ロングライドの記事としては実に書きにくい。 座禅を記事にするようなもので、大した変化がないから書くネタがないのである。 それでも3日目となると脚がだいぶ疲れてきた。少し軽いギアに切り替えてクルクル回すようにして180Wくらいを維持する。 ワタクシは30秒に1回は5秒間のスタンディングを入れて回している。これでお尻の痛みや身体のコリを溜めないようにしている。 2時間ごとに休憩し、坐骨付近に皮膚保護クリームprotect J1をヌリヌリしている。販売元のアースブルーさんはアラフォーおっさんのデリケートなお尻を守ってくれているわけだ。羽村市に足を向けて眠ることなぞできない。 開始から2時間経過したところで休憩。外はいつのまにか明るくなっていた。実走なら日の出も日の入りもよくわかるのだが、室内サイクリングだと時間感覚は時計のみになってしまう。 昼過ぎにやっとこさ半分の600km地点に到着。 見える。ワタクシにもブレストの街が目の前に見える。 そう、フランスで開催される パリ・ブレスト・パリの折り返し地点であるブレストの街がワタクシにも見えた。 でもまだ半分。あと600kmは走らないといけない。 延々と扇風機で身体を冷やしているからそれほど汗は流れないが、2Lの水を約4時間で飲み干す。そして休憩でトイレに行ってもほとんどでない。尿の色は薄いので脱水症状ではないのだろうけれど、あんまりにも量が出ないと心配になる。 そして風に当たりっぱなしなので身体が冷える。それも指先。休憩時にトイレに行くとよくわかる。身体の芯は熱いのに、指先が冷たい。ということは男のナニもしぼんでいる。 もうね、悲しいくらいに小さいんですよ。 で、どうするかというと白湯を飲む。これがまた冷えた身体に美味い。あんまりにも美味いので、会社に持って行く保温ボトルに白湯を入れて、ローラー回しながら白湯を飲む。 白湯を飲みながらローラーを回すなんて、なんだか修行のようになってきた感満点。そういえば鏡で見た自分の顔が酷くやつれている。宅急便の人が来たら「修行僧が出てきた」と逃げ帰ってしまうかもしれない。 そしてPM6:00には700kmを走り一旦夕食。 レトルトのカレーとスープで身体を温める。外は日が暮れてきた。 およそ1時間ほどの夕食休憩の後もまた回す。 さらにギアは1枚軽くしたが、出力は160W出ればいい方。心拍数も100~110bpmあたりでなんとか自転車の上に止まっている感じ。 胃腸の具合が悪く、補給食を口にするのも嫌になりながらなんとかPM21:30まで予定通り回し、走行距離は755kmでDay3を終了。ペースはガタ落ちだ。Protect J1 長時間持続型保護クリーム 80ml 【smtb-KD】[その他SP][定形外郵便、送料無料、代引不可]
2020.05.03
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Day1 2020/4/23(木)AM6:00にZwift Watopia Hilly routeで出発。 この日の午前は200Wくらいの出力で踏んで回していく。 30分おきに補給食を食べながらAM8:00まで2時間ほど回し終了。 まだピンピンしているので余裕もある。なので、簡単に片付けてシャワーを浴びて在宅勤務を開始。 PM5:30に仕事を終了し、夕食の準備。 といってもこのライドをする予定がなかったので食材がない。 おまけに斜向かいのスーパーが改装中ときたもんだ。 そのため、隣町のスーパーまで車で15分かけて行って買い出し。田舎に住んでいると不便極まりなかったりする。 買い物して夕飯食べて1時間半ロスしてから午後のライドを開始。 出力も200Wを少し下回るくらいで脚に優しいライド。 キットカットとレーズンバターロールパンを補給食にして淡々と回し、計画135kmに対し、150kmを走って終了。 明日も仕事なのでPM9:30には切り上げないと仕事できなくなりそうだし。 初日から15km分も貯金できると、精神的にも楽になる。 シャワーを浴びてプロテインを飲み、ストレッチしたらPM10:30床に就く。 ところが妙に目が冴えてしまってすぐに眠れない。 深呼吸を繰り返してなんとか眠りについた。Day2 2020/4/24(金) AM4:00起床。 普通に納豆卵かけご飯が朝食。 粉飴とマルトデキストリン(粉飴)をボトルの水に溶かしてドリンクを作る。 AM4:50にDay2を開始。 昨日と同じギアでクルクル回す。 今回のコース、Hilly routeには一箇所だけ斜度12%の激坂がある。ワタクシのローラーは負荷が変動するスマートローラーではないのだが、視覚的に坂になるとどうしても身構えてしまう。そして何故かその坂道が苦しいと錯覚してしまう。 それでも200Wを少し下回るくらいの出力でまだ回せる。 2時間漕いだら一回休憩し、また走る。 AM8:00 253kmでDay2午前の走行を終了。 貯金は28kmと増えたが、残り947kmもあるかと思うとちっとも進んでいないように感じる。 シャワってプロテインを飲んで軽い2回目の朝食をしながら在宅勤務。 この日は朝イチにマイクロソフトのTeamsで打ち合わせをし、その後は黙々と案件を進める。 PM5:30に仕事を終え、近所のコンビニへ夕飯の買い出し。 まだ近所のスーパーが改装休業のため、コンビニに人が流れている。そのため、コンビニの商品棚は寂しいくらい何もない。コンビニってそんな需要予測でよかったのだっけ?と不思議に思いながらも冷凍餃子とコロッケを購入。 帰宅してコロッケをおかずに夕飯を摂り、Day2の午後を開始。 走り始めからどうも調子が悪い。 どうも胃がムカムカするのだ。 これはコンビニで買ったコロッケのせいだろう。 コンビニの揚げ物が危険だということはよく知っていたのに、空腹の前にぶら下げられた禁断の揚げ物に手を出してしまった罰だ。 最近はロングライドでコンビニ弁当食べた後に吐き気を催す。結局、道路端でゲェゲェやっている汚いローディーなんだ。 で、ライド時は必ず持参している胃薬。当然、自宅でローラー回してるんですから、薬箱に胃薬はあるのです。脚を止めてパンシロンを服用。ああ、これであの忌まわしきコンビニの悪魔みたいな油が除去できる。悪霊退散!って自分で購入して食べたくせに。 出力は低下したものの、とにかくペダルを回してDay2を340km走ったところで終了。計画 より25kmほど貯金できた。 あと2日間で860kmも走ると思うと、やっぱりゲロが出そうな距離だ。【5/1&5/5はエントリーでポイント10倍+10%OFFクーポン】4K HP 27f 27インチ 4Kディスプレイ(型番:5ZP65AA#ABJ)(3840x2160/10.7億色) 27インチ 極薄型 IPS パネル搭載 リーズナブル 液晶モニター モニター 新品
2020.05.02
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おはこんばんちは。 新型コロナウイルスのおかげで毎年恒例のようになっているゴールデンウィークの連泊ロングライドは中止とせざるおえない状況だ。 だが、それでおいそれと「はい、おとなしく家で座禅でもしています」という酔猫庵ではあるまい。 そんな折にRAAM(Race Across America)のレーサーでもあったzuccha氏 から 「Zwift(バーチャルサイクリング)ブルベとして1200kmを開催しちゃうよ」 という連絡をいただいた。 現実に存在するブルベ団体とは無関係のZwiftという仮想世界のブルベグループ「AJZ」。そのZwiftで何百キロも走るローラーブルベ。 ローラーでブルベ。意味わかりません。 ローラーなんて1時間も回せば「もうお腹いっぱい」になりますが、それを1200kmも回そうというお話。 エクストリーム臭プンプンしますね。 インドアサイクリングですから雨風に晒されることもなく、ホテルのチェックイン時間を気にしなが走ることもない。 が、いかなZwiftとはいえ、画面の中以外は自宅である。景色は小さな画面のなかだけ変わり、あとは黙々とペダリングするだけという修行のようなライド。 その昔、ワタクシも3本ローラーで200kmを回していた時代に伝え聞いた噂といえば 「ローラーで400km回すと悟りがひらけた」 というもの。 Zwiftなんてなかった時代にひたすらサイコンを見続けてローラーを回し続けた御仁がいたそうで、ひたすらローラーを400km回したら、「悟りの境地に達した」というものだ。 ローラーというのは歴史が古いようで、現代の3本ローラーとまったく変わりのないの木製ローラーが現存する。 古くからローラーで「どれだけ漕げるか」という自転車馬鹿ならではの所業が行われきたようだ。 21世紀の我々がZwiftで1200kmを漕ぐのは変態自転車乗りとしては、ごく自然の流れなのかもしれない。 このAJZ1200は2020/4/23(木)AM6:00から2020/4/27(月)AM0:00までの90時間にZwift WatopiaのHilly Routeを走るというもの。距離は1,200km、獲得標高は14,241mとPBP(パリ-ブレスト-パリ)の10,000mより多い。 ワタクシは土日こそ丸々1日をライドに当てられますが、平日は在宅勤務で仕事があります。平日は在宅勤務の前後。つまり朝晩にローラーを回して平日の距離を稼ぎ、休日はガッツリ走る。それでも、4/26(日)に走りきれるかどうか怪しい。 時刻表を作ってみるとギリギリかなぁという線を引けた。それがわかったのは4/23(木)の朝5:30。出走開始時刻30分前なので、その場でエントリ宣言して着替える。 こんなドタバタスタートブルベができるのもインドアサイクリングなのかもしれない。Tacx(タックス) FLUX S SMART (フラックスSスマート)T2900S ダイレクトドライブ式ローラー台 [ローラー台] [ロードバイク] [固定ローラー] [ダイレクトドライブ]価格:85821円(税込、送料無料) (2020/5/1時点)
2020.05.01
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おはこんばんちは。最近、PCの小さい画面を見ながらローラーを回していると、もう少し大きな画面が欲しいなぁ・・・と思うことがあります。しかし、zwiftのためだけに大画面モニターを導入するのもどうかと。ヤフオクで探してみると4kでもHDでも安い大画面モニターはあるのですが、送料がそれなりにかかる。近所のセカンドハンズで出物を待つのがいいのかなと思ったり。さて、ゴールデンウィークは3泊4日でロングライドするのが恒例でした。しかし、全国的に緊急事態宣言を出されては、ロングライドするのもどうかと。かといって走らないのもストレスMAXになってしまいます。で、ヒラメイタ!zwiftでロングライドすればいいんですよ。3日間でどのくらいの距離を走れそう?1200kmくらいいけるんじゃね?1日400kmを3日。PBPと同じじゃん。日本ではブルベの開催が中止または延期されているのに、ワタクシだけはZwiftでPBPを走れる(違)。ということで、4/28(火)からzwiftのwatopia volcano flatをぐるぐる回ろうかと。冷やかし歓迎ですので、W.Suibyouan(PBP)という名前を見たら、ベルでも鳴らしてください。Apple MQD22J/A Apple TV 4K 32GB [ネットワークメディアプレーヤー]価格:22500円(税込、送料別) (2020/4/18時点)最近はApple TVでzwiftできる。邪魔にならずええの。
2020.04.18
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帰宅して自転車をピットに置いたら、着ているものを全て脱ぐ。洗濯機よ、あとは頼んだ。 シャワーを浴びたらまずはビールで乾杯。無事に帰ってこられてよかった。 パソコンを開くと令和だ令和だと騒いでいる。そうか、2019年5月1日になったから年号は平成から令和になったのか。自転車で走り続けていたから浦島太郎である。 令和に年号が変わるから、夜遅い時間にも関わらず、道路には車の往来があったし、ファミレスにも客がいたわけだ。なーるほどね。 1本目のビールはすぐに空になり、2本目をプシュ! 走った満足感がやってくる。ツイッターには多くの方に「いいね」やリツイートをして頂いた。また、本州一周TT主催者のちゃりもさんにもゴールまでツイッターで見届けて頂いた。本当にみなさんありがとう。 西日本一周は2度目のチャレンジで完走こそできませんでしたが、岡山での23km区間でauのロードサービスに頼ったことを除けば、ひとまず走って帰ってこられたというところでしょうか。 まずは結果のまとめ。 2019年4月27日(土) 滋賀県近江八幡市 -> 鳥取県米子市 距離:341km 獲得標高:3,273m 2019年4月28日(日) 鳥取県米子市 -> 山口県山口市 距離:278km 獲得標高:2,500m 2019年4月29日(月) 山口県山口市 -> 岡山県岡山市 距離:285km 獲得標高:1,772m (一部区間未走行) 2019年4月30日(火) 岡山県岡山市 -> 滋賀県近江八幡市 距離:257km 獲得標高:1,676m 総走行距離:1,161km 総獲得標高:9,221m 総経過時間:3日と21時間37分(93時間37分) パリ・ブレスト・パリを4日間もかければ誰でも走れますな。本当はヌルゲーだったのだ。 反省点を挙げればキリがありませんが、主な3つをあげるとすれば、 1- 雨天かつびしょ濡れの最中におけるパンク修理できなかったこと 2- 3日間の雨で何度もチェーンオイルが切れたこと 3- トイレが近い 1-については半分くらいどうにもならん状況だったなと。仮にもう一本、予備のチューブを持っていたとしても、交換できたか怪しい。何しろ寒さで指が動かなかった。あれが、人里離れた山の中だったら、それこそ低体温症で危ういかもしれない。次回からは予備のチューブは2本。ポンプをもう少し大容量のものにする。 それと、やっぱりロングライドするならau損保のレッカーサービスは欲しいですね。詰んだ時に最後の一手があるのは社会人として大切だと思います。 2-は自分のミスだった。昨年はチェーンオイルを持参したのに、なぜか今年は持参しなかった。昨年作った西日本一周持ち物リストには載っていたのに。それでも3日分のオイルはまったく想定できなかっただろう。 3-はこの年になってから、自転車に乗ると頻尿なのかと思うくらい、尿意がすぐにやってくる。気温が低いとトイレが近くなるようだ。「ざく」さんも同様なので、人によって多少の差はあっても、おっさんになるとトイレが近くなる場合もあるのかもしれない。こればっかりはコンビニなどに早めに立ち寄ることで対応するしかない。 ということはあっても、いいこともあったもので、 1- Apple watchで買い物楽々 2- GoProSessionで軽々録画 3- 300km/dayは程よい 1-については、別に西日本一周だからということでもなく、以前から感じていたこと。 Apple watchにはクレジットカードや電子マネーなどを登録できるため、コンビにでの買い物がとても早い。バックポケットから電子マネーを取り出す必要ないのです。在来線も新幹線もこれ一つ。現金を減らせるのは軽量化に大貢献できる。 2-いままで中華GoProを使用していましたが、今回からは正真正銘ホンモノのGoPro。それもピンポン球を一回り大きくしたくらいのサイズのSession。 それをこのように左手首に装着。これでさまざまなアングルで撮影できる。やっぱりGoProはアクティビティをしながら撮影したことある人たちが作ったと思えるつくり。電源スイッチを押すだけで撮影開始。もう一回押せば停止。とっても簡単明快。防水ケース不要で、音声もきちんと拾えます。 今回のライドを撮影し編集しました。編集機材とソフトははMacのiMovie。多少の手間暇かけても、動画撮影して残しておくと、年数を経ていい思い出になります。 3-については、人それぞれでしょうが、ブルベを普通に走れる人なら300km/dayは難しくない距離感だと思います。もう少し頑張って330km/dayくらい走れると、10日間もあれば本州一周TTできるかと思います。ワタクシはSMPのcompositというパッドのないサドルを愛用していますが、4日間ならなんとかなりました。 あとは雑感を 雨具は揃えていたのですが、長時間に渡り雨脚が強くなるとインナーまで濡れてしまうのは致し方ないか。Assosのレインウェアでも長時間となると厳しい。足元もレインシューズカバー+シューズカバーでバッチリだったはずなのですが、まさか首筋から入り込んだ雨が足まで伝って、シューズカバーの中までビショビショになるとは思いませんでした。 荷物はSeaToSummitの超軽量ドライバッグ に全て入れていました。これだけは雨くらいでは内部まで浸水せず、快適に利用できました。一般的なサドルバッグは防水性を気にするかと思いますが、ドライバッグ は浸水することないので安心でした。 同様にジップロックも防水性に申し分ありませんでした。iPhoneもカードや現金も濡れることはありませんでした。一方、ステムバッグは閉じ方が中途半端だったらしく、補給食が濡れてしまいました。この辺は運用時に注意するしかありません。 長距離では振動で手がバカになるというので、手のひらサイズのゲルパッドを持参しましたが、未使用でした。理由は体幹がそこそこ出来上がっていたから、手で体重を支えるようなことがなかったからではないでしょうか。 夜8時くらいまでに宿泊地に到着し、午前4時に出発。2晩は6時間も睡眠を確保できた。普段よりも寝ている。なので、走行中に眠いということはなかった。ただ、睡眠は微妙に浅く、何度も目が覚めた。疲れているからぐっすり眠れるのかと思ったが、そうでもないようだ。ホテルのベッドは妙に寒かったからだろうか。 その後。 西日本一周が終わってから身体が変わりました。毎朝45kmの周回コースを走っています。このライドが終わってから、その周回コースの目標タイムを簡単にクリアできるようになりました。 あのライドから一ヶ月経過した6月になっても効果は続いています。超長距離を走って一皮剥けたのかもしれません。 来年もチャリモさんがエクストリームロングライドを企画してくれるようなので、4日間くらいでどこかを走るつもりです。SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラSIL ナノ ドライサック【8L】 ST83004価格:1944円(税込、送料別) (2019/6/16時点)
2019.06.16
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朝5時に目覚める。 起き上がるのが辛いが、気合でベッドから這い出て身支度をする。 GPSの地図をセットしたり、ボトルを洗って水を汲んだり。朝6時からホテルの階下で朝食をいただけるそうなので、ありがたく頂く。 コンビニ食事は健康的とは思えないところに、この食事はありがたい。もりもり食べて出すもの出して再起動する。 昨夜はauのレッカーサービスにより、倉敷から岡山まで23kmほどを搬送していただいた。これでは完全走破にはならないけれど、この程度でリタイヤするわけにはいかない。社畜のゴールデンウィークは勝ち取ったものなのだから。「まだ終わらんのだよ」とツイートし、朝7:30に岡山を出発した。 Day4は岡山県岡山市からゴールである滋賀県近江八幡市までの走行距離距離:262km 獲得標高:2046mとなる。岡山市からR2で姫路まで走り、そこから北上し六甲山の北側を走って宝塚を抜け、高槻から京都を斜めに突っ切る。 京都と滋賀県の境となる逢坂を越えて大津経由でゴールである近江八幡市に向かう。 なんで、六甲山の北側を走るのかというと、南側は渋滞して走りにくいからである。 しかし、北側はアップダウンが激しい。どっちもどっちだが、渋滞によるストレスを溜めるくらいなら坂を登ることを選択しただけである。 さて、天気は小雨。最終日である4日目ではあるが2日目以外はずっと雨。なんだかなぁ。岡山市街をゆるゆると抜けてR2で東へ走る。備前市に入ると山陽新幹線沿いの道路となる。東海道新幹線には毎年何十回も乗車するが、山陽新幹線はほとんど乗車したことがない。なので、見知らぬ車両がビュンビュン駆け抜けていくのが見える。珍しい車両もチラホラ。 岡山県備前市から船坂峠を越えると兵庫県赤穂市に入る。さらに鯰峠を越えると雨がほぼ止んできた。青空も見えてきたのでこれは雨が止むかもしれない。レインウェアを着込んでいると空気抵抗が大きく疲れるので早く脱ぎたいところ。坂を下っているとちょうどいい屋根のある神社を見つけた。大避神社というそうで、立派な屋根があるので、そこでレインウェアを脱いだ。ついでにツイッターを眺めると本州一周TTで走り続けているのはワタクシ一人だけのようだ。なにがあったのかこの時はよくわからないが、前に進むしかない。 レインウェアを脱ぐだけで20分も消費するのもどうかと思うが、走り始めると羽が生えたように前に進む。レインウェアの空気抵抗は大きいかの。ちなみに、備前から相生に抜けるのに山側を走るR2と海沿いを走るR250がある。海沿いは景色がいいのだが、赤穂と相生の間には高取峠という難所がある。ワタクシは試走でそれ知っていたため、それを避けた。 ここまでくればようやく知った道となる。鼻歌まじりにダンシングで自転車を前に進められる。姫路市街も車の流れに合わせて加速してビュンビュン走る。走行距離も出発から1000kmを超えた。姫路を過ぎると山の中を走ることになるので、ここらで休憩する。 ファミリーマート姫路東郷町店でちょっと遅めのランチ。サイコンを眺めると今日はまだ80kmくらいしか走っていないのだ。コンビニで食料買い出したのに、店を出ると補給食用のチョコレートを買い忘れたりと手際が悪い。これではますます遅くなる。確実かつ無駄なく補給しないと、時間を無駄にする。特に疲れてくると頭が回らなくなるので、買い物リストを用意しておくべきであろう。 補給を済ませて出発する。姫路の市街地を北へ抜け、R372で北上し、大柳町方面へ抜ける。姫路市街は晴れのち曇りの天気だったのに、山へ踏み込むと途端に雲行きは怪しくなる。空は黒くなり小雨が降りはじめる。六甲山を抜けるまではこのような天候になると予想はできたが、実際に雨だと気分はしょげる。 レインウェアを着ると天気は晴れるのでそのまま宝塚まで突っ切る気満点。なのに雨足は強くなる一方。路面はビチョビチョで後輪が刎ねあげる水しぶきがケツにかかり冷えてくる。 三原市を過ぎるとアップダウンが連続する。それも結構きつい。登りは休むダンシングで堪え、下りは下ハン握ってできるだけ速度を上げて次の登りへの勢いに繋げる。雨足は弱まってきたが、思ったほどに速く走れない。計画からすでに1時間半くらい遅れている。 今日は最終日だから自宅への帰還となるため、宿へのチェックイン時刻の心配はない。しかし、ダラダラ走れば痛い目にあうので、メリハリをつけるのが肝要だ。まずはこのアップダウンを越えて茨木まで抜け補給する。あとは慎重にゴールまで走る。 とは簡単に設定できるが六甲山の北側をヘロヘロになって登っては下るのにはかなり気が滅入る。雨で靴の中までビショビショで気分はよろしくない。水分補給したものだから、トイレが近くなる。ラッキーなことに公衆トイレを見つけられた。 六甲山裏側の登りをセコく走ってやっとこさ登りきり、1062km地点の宝塚駅前にたどり着く。思ったよりも時間を要している。そしてここにきて右膝が痛むようになってきた。なんでやねん?とペダリングを観察していると、右足クリートの取り付け位置が内股寄りなのである。そういえば先週末にペダルが壊れて、手配したペダルに交換したのだ。そのため、以前よりも足の可動領域が狭められたため、右膝にキタということか。なんという失敗であるかな。 そんなこともありつつ、ここでクリートのセッティングを変更しても痛いのには変わりそうもないので、前に進む。 雨もあがりすっかり乾いた高級住宅地を抜け、R171に乗り換えたところで交通量もぐっと増える。1台のスーパーカブがゆるゆる追い抜いては、赤信号で追いつく。ナンバープレートを見ると福岡とある。装備からして彼もまたロングライダースなのだろう。タンクのないカブで長距離を走ると腕が疲れそうではある。 大阪府の西端にある池田市から茨木市に変る頃になると無性にラーメンを食べたくなったので、適当なラーメン屋へIN。これが見事に外れた。美味しくないラーメン「マズラーメン」だったのだ。どのお店とはやや書きかねるので伏せるが、トイレはいつ掃除したんだ?というレベルで、ハタチ前後の若いのが威勢だけでバイトさせられている感じである。 そう言いつつGoogle mapを眺めて、あとどの程度で切り抜けるか想像する。ここからは大きな山もない。残り90kmを無理をせずに走っていけば23時にはゴールである安土に到着できるかと推測しツイート。 再出発すると時刻は18時。汗かいて走ってきたので汗冷えするが、走り始めるとすぐに暑くなる、大阪の平地まで来ると随分と暖かく、この世の極楽を感じる。 R171で高槻を抜ける。夕方なので追い越していく車も多い。彼らの負圧を利用して速度を維持する。どういうわけだか前述のカブにまた追いつく。向こうもまた夕食のため、どこかに立ち寄っていたのであろう。淀川を渡る頃には遠くに消えてしまった。 宇治川沿いに滋賀県へ向けて北上する。川沿いは街灯がないので路面状況がよくわからない。犬の散歩して始末をしない御仁がいるから嫌なんだよな。途中から自転車含む軽車両通行禁止の看板が見えた。あれ、こんな標識あったっけ? 滋賀から大阪へ行く時に使わないルートを走ったので、こんなことになった。ゴールまであと50kmなのになぜか道に迷い、伏見の商店街を抜けて六地蔵へ。山科川沿いに北上する。学生さんがママチャリで坂を駆け上がるが、ワタクシも膝の痛みがあり無理しない回すペダリングで登る。すると、いつのまにか学生さんに追いつき追い抜いてしまう R1の追分までくれば最後の登坂路になる逢坂を越えて京都から滋賀県。ゴールまでもうちょっとだ。下りの勢いがなくなると、さて夕飯どうするかな?と考える。このまま帰宅すると23時前に到着だが、食料難民になりそう。するとガストが見えてきた。これだよこれ。大津のガストで夕食のためIN。すると、なぜか店内には大勢の客がいる。時刻は22時なのに。そういえば通りにもずいぶんと人がいたな。 牛タンステーキを食べてラスト30kmに備える。ここからは気を緩めず走ることに注力します。野洲までR8で北上し、そこからは県道2号線でさらに北上します。滋賀県は南部以外は夜になるとどこも真っ暗である。それでも県道を走る車は絶えず、路面を照らしてくれる。 「膝が痛いなぁ」と膝をかばいつつ、やっと近江八幡駅のイオンが遠くに見えてくると「帰ってきた」と感じる。県道から安土駅前の交差点が最終コーナーとなり、ゴールである安土駅にスーッと惰性で流れ込んで23時37分に到着。3日と21時間37分であった。Day4は257km 16時間05分でした。西日本一周としては総走行距離1161km、タイムは3日と21時間37分。
2019.06.09
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西日本一周 Day2 山口県山口市~岡山県岡山市 夜中に何度か目が覚めて水を飲んでは寝るということを繰り返し、午前3時に起床した。 1Fにある電子レンジで昨晩購入したコンビニ弁当を温め、自室でコーヒーで朝食とする。 Day3は山口県山口市から岡山県岡山市までの距離301kmの区間となる。 R9を南下しR2との接続点まで走り、そこから進路を東向きにR2で岡山県を目指す。 iPhoneを眺めるとまだ何人かは走っているようだ。流石にツイートまで見ている余裕はない。 そして、外は雨である。 レインウェアを着込み部屋を出る。自転車にライトやGPS、バッグなどを取り付けて午前4時に出発。 下り基調のR9を新山口方面へ走り出す。がっちりレインウェアを着込んではいるが、それでも雨はいやだな。 思ったほど速くは走れずR9とR2の接続する山口県山口南警察署交差点に到着。 写真を撮ってツイート。やっと折り返し地点だ。 暗くてわかりにくいR2の側道を東へ走り出す。気がつくと日の出となっていたが、雨なのであまり実感が湧かない。 富海まで来ると瀬戸内海がわずかに見える。水しぶきをあげて追抜いていく車を見送りながら椿峠を登る。 あんまり脚がないことに気がつく。つまりペダルを踏めないのだ。だが、大丈夫。こういう時は踏まずに回す走り方をするのだ。お昼すぎには脚は回復し、踏めるようになるハズ。走りながら回復させるのである。 しかし、そんなワタクシをあざ笑うかのように風は強く、雨が降る。時折、向かい風になったりするのでやっかいだ。 そんな状況で四苦八苦しながらもDay3 75km地点である周南市の勝間駅付近セブンイレブンで2回目の朝食である。 すでにインナーウェアまでビショビショである。こうなると体力を寒さでごっそり持っていかれるので、とにかく食べることである。食べながらコインランドリーを探す。折り返し地点まで、ポツポツみられたコインランドリーだが、R2になると途端に見つからない。Google mapを見ても甘日市市までコインランドリーがないようだ。これ、乾かさないと寒くて走れないよ。 食べ終わって外に出るとやっぱり冷える。困ったな。ここまでほぼ計画通りの運行なので、少し踏んで身体を温めながら走ることにする。宮島口まで来ると、交通量も増えて道路も混雑してくる。雨なので厳島も路面電車も眺める余裕はなく、黙々と前に進む。 太田川放水路にかかる橋を渡ると、広島市街が目の前に広がる。R2を離れて大通りを走る。自転車だとそこそこの速度を要する。 広島を抜けると登坂路になるので、ローソン広島南観音店でピットイン。踏み込んできたので身体が温まっているし、気力も充実している。よぉし、ガシガシ登るぞ。でもその前に肉だ。肉を食べたいぞ。肉・肉・肉。 そう思ってローソンの唐揚げをもぐもぐ食す。うむ、力が湧いてきた気がする・・ かもしれない。 トイレに寄るか迷ったが、満室だったのでこの次のコンビニまで持つだろうからと出発する。 広島市街で2度ほど道を間違えたが、R2に合流し瀬野川沿いに川上へと進む。雨は相変わらず降っているものの、土砂降りではない。交通渋滞が続く道を登ると、車が減ってきた。しかしながら、広島市街へ向かう逆車線はべったり渋滞している。 さっきのコンビニからそんなに時間は経過していないのにトイレへ行きたくなる。しかし、いまは肉を食べたおかげで脚が絶好調に回る。このいい状態を崩したくはない。 そうこうして走っているとコンビニが見えてきた。この先、しばらくは山の中を走ることになるが、自転車を漕いでいる分には耐えられそうな尿意である。ということでコンビニをパスした。 反対車線は渋滞で混雑しているのに、ワタクシの車線はガラガラ。雨が降る緩やかな上り坂をホイホイ駆け上がっているとコトは発生した。 「パシュツ シュルシュルシュル~~~ 」とリアタイヤの空気が抜けた。すぐに停車して自転車を降りた。こりゃなんか刺さったな。とりあえず近くの木陰まで自転車を引いて横倒しにした。フレームにくくりつけているパンク修理キットを取り出しパンク修理しようとするが、ここで尿意が爆発的に増大する。とても落ち着いてパンク修理できる状況ではない。身を隠すところもないし、反対車線には渋滞中の車がパンク修理を見物している。困ったな。 見回すと、向こうに工事現場が見えた。そういえば簡易トイレを設置していたはず。自転車を引いて工事現場に近づくと確かに簡易トイレがあった。誘導のおじさんに断ってトイレを拝借。おー助かった。おじさんに礼を言ってパンク修理した。 タイヤはかなり大きなものを踏んだらしく、タイヤにもグサリと刺さった跡がある。ここしばらくまったくパンクしていなかったが仕方がない。自転車をチェックして再出発。 広島から東広島へ抜けるR2の登坂路を雨に打たれながら登りきり、高速道路みたいなR2の下りで東広島市街を駆け抜ける。東広島から三原市へ大きく2つの山を越えて瀬戸内海に出る。相変わらずの雨であるが気力が萎えないだけが唯一の救いだ。 妙に閑散とした尾道の市街と海沿いの造船所をチラチラ見ながら駆け抜けると陽が傾く。雨は相変わらず振り続け、レインウェアを着ていても中までビショビショ。走っている間はいいが、止まると途端に冷えが忍び寄る。 福山の街を抜けているはずなのだが、夜7時で雨ということで実感がわかない。とにかく前方に障害がないことと、周囲の車に注意するだけで精一杯である。 気力は十分だが、そろそろ岡山まで50kmを切る。ここらで最後の補給したいと思うと、笠岡市のR2沿いにすき家を見つけたのでIN。しかしビショビショなので、レインウェアのトップスと反射ベストは脱いで自転車にかけておく。あとは入り口でバタバタ叩いて水気を払っておくことくらいしかできない。 椅子と床を濡らすのを最小限にしたいので、入り口から一番近いカウンター席に座り注文する。ジップロックからiPhoneを取り出すが、雨で指がふやけたのか指紋認証してくれない。しかたがなくパスコードを打つも濡れているでなかなか思い通りにキーを打てない。頑張ってロック解除すると頼んだ牛丼がやってきた。食べながら現在位置を把握する。本日のホテルまであと45kmくらいか? 年配の店員にごちそうさんと会計して椅子を拭いていると「いいですよ」と。すまないねえ。 ビショビショのレインウェアは着込むを身体が冷える。ギアをあげて身体を暖めて走る。雨は酷くなり道路が川のようになっている。水たまりを避けるのではなく、水の上を走っているようなものだ。追い抜いていく大型車から盛大に道路の水シャワーを顔面から浴びると「あっち走れ」と言いたくなるが、こんなコンディションで自転車に乗っているワタクシのがオカシイ。 ここからなら補給食を食べなくてもホテルまで辿りつけるはず。雨の中で補給食を食べるのは大変だからね。 高梁川を渡る。ようやく倉敷だ。土手沿いの道から下り始めると後輪のタイヤの空気が抜けるのに気がついた。すぐさま歩道に避けて降車する。また、パンクかよ。ここには明かりがまったくないが、ラッキーなことに前方にコンビニが見えるじゃないか。コンビニまで押して軒下に逃げ込むが、風を伴った雨なので容赦なく濡れる。 とりあえず自転車をひっくり返しクイックをひねり車輪を取り外す。バルブキャップを回したいが、寒さで指が動かず回せない。両手を使ってバルブキャップを緩めることはできたが、ナットはさらに苦戦した。予備のチューブはもうないので、パッチを当てるしかないのだが、取り出したチューブは吹き込む雨に濡れてしまう。身体が冷え込んで、このまま外で作業しているとまずいぞ。一旦修理を止めてコンビニの店内でホットコーヒーを飲む。どうするかだ?このまま修理をしても完全に修理しきれる自信がない。また、夜9時を回っている。ここは一度、戦線離脱して再起する策でいくか。 au損保に電話してロードサービスを手配する。約50分後に到着するそうだ。自転車をまとめ、コンビニでTシャツとビニール袋を購入。まずは乾いたTシャツに着替え、ビショビショの荷物をビニール袋に押し込み、2杯目のコーヒーをチビチビ飲みながらこの状況をツイートする。身体が温まり悔しさがこみ上げてきたところでロードサービスが到着。 若い男性がテキパキと自転車を積載車に載せてくれた。積載車を借りて車を載せたことは何度かあったが、自転車は初めてだよ。 積載車に同乗させてもらい岡山のホテルまで運んでいただく。礼を言ってホテルにチェックイン。想像していたよりも立派なホテルだったのでちょっと焦る。でも、時刻は23時なのでフロントのスタッフ以外はほとんどいないから、こんなみすぼらしい格好でもまぁいいか。エレベータでデリヘルのおねーちゃんと乗り合わせる。雨のなか大変だよなぁと思うが、ワタクシはこれからやることがたくさんある。シャワーで身体を温め、レインウェアをドライヤーでさっと乾かし、レーパン&ジャージを脱いでレインウェアに着替え、階下のコインランドリーで洗濯&乾燥だよ。 するとさっきのデリヘルがエレベータから出て行った。チェンジですか。チラ見では派手メイクだったけれど。 食料を購入し、部屋でパンク修理。2回目のパンクは2箇所も穴があいていた。靴をドライヤーで乾かして洗濯物を引き上げてようやく就寝できたのは午前1時過ぎ。エアコンは夏季のため冷房しか働かず、寒い布団で朝を迎える。
2019.05.21
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チャリモさん主催の本州一周TTに参加し、西日本一周してきた。その様子をここに書き記す。2019年の大型連休に開催される本州一周TTに参加した。ワタクシは家族サービスの時間も確保しなければならないため、大型連休のうち4日間だけをこのイベントに割り当てる。4日間では本州一周できないため、滋賀県から山口県までを周回する西日本一周する。日程2019年4月27日(土)~4月30日(日)行程(RideWithより算出)総走行距離:1183km総獲得標高:12847mDay1 滋賀県近江八幡市 -> 鳥取県米子市 距離:343km 獲得標高:4406mDay2 鳥取県米子市 -> 山口県山口市 距離:277km 獲得標高:3944mDay3 山口県山口市 -> 岡山県岡山市 距離:301km 獲得標高:2451mDay4 岡山県岡山市 -> 滋賀県近江八幡市 距離:262km 獲得標高:2046m機材走行と積載するための機材は以下の通り。フレーム:Ritchey Brake away(デモンタブルのクロモリバイク)コンポーネント:10sアルテグラ&デュラエースのミックスホイール:WH6800(アルテグラグレード)サドル:SMP compositサイコン:Garmin eTrex30キャリア:ピンドルラック(pdw社製)バッグ:ドライバック 8L(SeaToSummit社製)Day1午前1時に起床し、朝食と着替えする。起床時刻が早すぎたためかおっきいのが出ない。朝は朝食と排泄しないと1日の調子が狂う。外は雨。それも強い雨だ。レインウェアを着込んで気合い入れて玄関を出る。午前2時に滋賀県近江八幡市にあるJR安土駅で出発ツイート。初日は京都から福知山へ抜けて、R9で鳥取県の米子市を目指す走行距離343kmと今回最長距離を走る。とはいえ、昨年も走っているコースであり、この一年間で実走確認もしている。慣れているだけに無理なペースは不要だ。滋賀県内はR8で大津まで雨の中を追い風基調で快走する。逢坂を抜けて京都に入ると雨は小康状態となる。京都からR9で老ノ坂を登る。夜明け前で追い抜いていく車の中に気配を感じたので振り返るとLEDライトが遠くに見えた。ローディーだ。しかも速い。こういう感覚だけは今だに衰えないから不思議だ。マイペースで老ノ坂を越え、京丹波の外れでパスされた。調子に乗っていたら100km地点で立ち寄るべきコンビニを過ぎてしまった。補給食は100kmまでしか持参していない。次は125km地点の三和町まで何もないのでちょっと焦る。エコモードで走り、三和町のコンビニに到着。先ほどパスしていったローディーがイートインで食事をしていた。いかにも自転車やっているという細身の体つきしている。外は小雨だが、風が強く雲の流れが早いためここで雨具を脱ぐのは危険な予感がする。雨具のまま走り出すと、晴れ間が見えてきた。晴れてくると蒸してくる。こういうときはベンチレーションを効かせて、汗だくにならないようにする。雨具に限らず、ウェア全般は金に糸目をつけず、身体にフィットする理想的なウェアを選んで購入している。あとで後悔するのは嫌なのでね。さて、晴れ間は30分と続かず雨となる。そしてまた晴れては雨の繰り返し。レインウェアは空気抵抗が大きい。そして向かい風だと苦しさ倍増。本州一周TTに参加する者たちも同様のはずなので、焦らず踏まず回して進む。こういう時は無心の境地なので、どのように走ったかあまり記憶がない。間宮のループ橋で後続の車に煽られながら登り、今回のR9で最高標高地点となる但馬トンネルを抜け下りで顔に当たる雨粒が痛いダウンヒルだった。そして寒い。峠の気温は8度しかない。吐く息は白いし、雨に雹が混じる。そりゃ寒いし、痛いわけだ。時刻表から大きく遅延させないためにも、50kmごとの休憩を100kmごとにした。出発から200km地点のローソン香美町村岡店で2回目の休憩。イートインで食事していると、二人の子供を連れた若い夫婦がコンビニ弁当を買ってイートインで食べ始めた。これには衝撃を受けた。確かにこの辺りにはファミレスはないだろう。たまには外食となると、車でちょっと走らないと店もないだろう。とはいえ、家族連れがコンビニでランチというのはワタクシにはちょっと想像できなかったからだ。食事を終えて外に出ると寒い。汗で体が冷える。外は雨だがすぐに漕ぎ出す。雨は降ったり止んだり。晴れ間が見えて雨具では暑いくらいになるが、ここで雨具を脱ぐと、また雨に降られる。雨具は空気抵抗が大きくなるから出来れば脱ぎたいところだが、いちいち脱いだり着たりするのじ時間を要するから結局は着たまま走ることになる。ここまで計画に対しておよそ10分の遅れ。雨具を着込んだ時間だけ遅れているくらいだ。山を下って新温泉町を抜けると、この日最後の大きな峠である但馬トンネルを抜けると、いよいよ鳥取県。気持ちよくダウンヒルした勢いで鳥取の街を目指す。山を降りると天気は気持ちいいくらいに晴れている。雨具はもういらないだろう。バイパスの脇で雨具を脱いで身軽になる。出発すると次は駆動系から異音が聞こえ始める。なんだよ。変速の調子が悪いことから、チェーンのオイルが雨で流されてしまったのだろう。そういえば昨年の挑戦時には予備のチェーンオイルを持参していたが、今回は忘れている。鳥取の街に入ってからちょうどいいタイミングで現れた百円ショップにIN。自転車用品ではなく、日曜大工エリアにオイルを見つけた。店の前でチェーンに注油して、オイルはバッグにしまい込む。どうせこれから先も雨が降るだろうし。気持ちよく回転するようになった駆動系によろこび、鳥取の街を抜けて日本海沿いで西へと向かう。鳥取からしばらくは交通渋滞があるものの、しばらくするとそれも解消する。北西からの風を受けて風力発電の風車がブンブン回っている。つまり向かい風。下ハン握って空気抵抗を小さくし耐えるしかない。出発から300km地点のローソン鳥取大栄で最後のコンビニストップ。毎回だがエビドリアを購入して外でもぐもぐ。こんなもの食べても美味しくもなんともないが、食べないと走れないので我慢して食べる。残りは44km。この時点で計画から20分遅れの進捗。雨だったので仕方がない。松江方面に日没が見えてきた。そして、日が沈むと追い風基調になってきた。ここからはトルクをかけずに回すだけにして回復走に努める。こうやって走りながら脚を回復させることも必要だしね。何も考えずに漕いでいると米子市街に入った。慎重に狭い道を抜けて米子駅前を通過し、初日のホテルに到着。Day1はガーミンの計測で341kmを17時間45分でした。なんとほぼ計画どおりの時刻で到着してしまった。チェックインを済ませ、事前の手配どおり、室内に自転車を入れさせてもらう。急いでシャワーを浴びてすぐ近くのレストランへ夕食へと向かう。レストランTHE SHOYAでハンバーグと牛ヒレ&ウニの手巻き寿司を頂く。ノンアルコールビールでも超うまい。長居したいところだけれど、明日もあるので部屋に戻って21時には就寝。
2019.05.08
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チャリモさん主催の本州一周TTに参加し、西日本一周してきた。その様子をここに書き記す。2019年の大型連休に開催される本州一周TTに参加した。ワタクシは家族サービスの時間も確保しなければならないため、大型連休のうち4日間だけをこのイベントに割り当てる。4日間では本州一周できないため、滋賀県から山口県までを周回する西日本一周する。日程2019年4月27日(土)~4月30日(日)行程(RideWithより算出)総走行距離:1183km総獲得標高:12847mDay1 滋賀県近江八幡市 -> 鳥取県米子市 距離:343km 獲得標高:4406mDay2 鳥取県米子市 -> 山口県山口市 距離:277km 獲得標高:3944mDay3 山口県山口市 -> 岡山県岡山市 距離:301km 獲得標高:2451mDay4 岡山県岡山市 -> 滋賀県近江八幡市 距離:262km 獲得標高:2046m機材走行と積載するための機材は以下の通り。フレーム:Ritchey Brake away(デモンタブルのクロモリバイク)コンポーネント:10sアルテグラ&デュラエースのミックスホイール:WH6800(アルテグラグレード)サドル:SMP compositサイコン:Garmin eTrex30キャリア:ピンドルラック(pdw社製)バッグ:ドライバック 8L(SeaToSummit社製)Day1午前1時に起床し、朝食と着替えする。起床時刻が早すぎたためかおっきいのが出ない。朝は朝食と排泄しないと1日の調子が狂う。外は雨。それも強い雨だ。レインウェアを着込んで気合い入れて玄関を出る。午前2時に滋賀県近江八幡市にあるJR安土駅で出発ツイート。初日は京都から福知山へ抜けて、R9で鳥取県の米子市を目指す走行距離343kmと今回最長距離を走る。とはいえ、昨年も走っているコースであり、この一年間で実走確認もしている。慣れているだけに無理なペースは不要だ。滋賀県内はR8で大津まで雨の中を追い風基調で快走する。逢坂を抜けて京都に入ると雨は小康状態となる。京都からR9で老ノ坂を登る。夜明け前で追い抜いていく車の中に気配を感じたので振り返るとLEDライトが遠くに見えた。ローディーだ。しかも速い。こういう感覚だけは今だに衰えないから不思議だ。マイペースで老ノ坂を越え、京丹波の外れでパスされた。調子に乗っていたら100km地点で立ち寄るべきコンビニを過ぎてしまった。補給食は100kmまでしか持参していない。次は125km地点の三和町まで何もないのでちょっと焦る。エコモードで走り、三和町のコンビニに到着。先ほどパスしていったローディーがイートインで食事をしていた。いかにも自転車やっているという細身の体つきしている。外は小雨だが、風が強く雲の流れが早いためここで雨具を脱ぐのは危険な予感がする。雨具のまま走り出すと、晴れ間が見えてきた。晴れてくると蒸してくる。こういうときはベンチレーションを効かせて、汗だくにならないようにする。雨具に限らず、ウェア全般は金に糸目をつけず、身体にフィットする理想的なウェアを選んで購入している。あとで後悔するのは嫌なのでね。さて、晴れ間は30分と続かず雨となる。そしてまた晴れては雨の繰り返し。レインウェアは空気抵抗が大きい。そして向かい風だと苦しさ倍増。本州一周TTに参加する者たちも同様のはずなので、焦らず踏まず回して進む。こういう時は無心の境地なので、どのように走ったかあまり記憶がない。間宮のループ橋で後続の車に煽られながら登り、今回のR9で最高標高地点となる但馬トンネルを抜け下りで顔に当たる雨粒が痛いダウンヒルだった。そして寒い。峠の気温は8度しかない。吐く息は白いし、雨に雹が混じる。そりゃ寒いし、痛いわけだ。時刻表から大きく遅延させないためにも、50kmごとの休憩を100kmごとにした。出発から200km地点のローソン香美町村岡店で2回目の休憩。イートインで食事していると、二人の子供を連れた若い夫婦がコンビニ弁当を買ってイートインで食べ始めた。これには衝撃を受けた。確かにこの辺りにはファミレスはないだろう。たまには外食となると、車でちょっと走らないと店もないだろう。とはいえ、家族連れがコンビニでランチというのはワタクシにはちょっと想像できなかったからだ。食事を終えて外に出ると寒い。汗で体が冷える。外は雨だがすぐに漕ぎ出す。雨は降ったり止んだり。晴れ間が見えて雨具では暑いくらいになるが、ここで雨具を脱ぐと、また雨に降られる。雨具は空気抵抗が大きくなるから出来れば脱ぎたいところだが、いちいち脱いだり着たりするのじ時間を要するから結局は着たまま走ることになる。ここまで計画に対しておよそ10分の遅れ。雨具を着込んだ時間だけ遅れているくらいだ。山を下って新温泉町を抜けると、この日最後の大きな峠である但馬トンネルを抜けると、いよいよ鳥取県。気持ちよくダウンヒルした勢いで鳥取の街を目指す。山を降りると天気は気持ちいいくらいに晴れている。雨具はもういらないだろう。バイパスの脇で雨具を脱いで身軽になる。出発すると次は駆動系から異音が聞こえ始める。なんだよ。変速の調子が悪いことから、チェーンのオイルが雨で流されてしまったのだろう。そういえば昨年の挑戦時には予備のチェーンオイルを持参していたが、今回は忘れている。鳥取の街に入ってからちょうどいいタイミングで現れた百円ショップにIN。自転車用品ではなく、日曜大工エリアにオイルを見つけた。店の前でチェーンに注油して、オイルはバッグにしまい込む。どうせこれから先も雨が降るだろうし。気持ちよく回転するようになった駆動系によろこび、鳥取の街を抜けて日本海沿いで西へと向かう。鳥取からしばらくは交通渋滞があるものの、しばらくするとそれも解消する。北西からの風を受けて風力発電の風車がブンブン回っている。つまり向かい風。下ハン握って空気抵抗を小さくし耐えるしかない。出発から300km地点のローソン鳥取大栄で最後のコンビニストップ。毎回だがエビドリアを購入して外でもぐもぐ。こんなもの食べても美味しくもなんともないが、食べないと走れないので我慢して食べる。残りは44km。この時点で計画から20分遅れの進捗。雨だったので仕方がない。松江方面に日没が見えてきた。そして、日が沈むと追い風基調になってきた。ここからはトルクをかけずに回すだけにして回復走に努める。こうやって走りながら脚を回復させることも必要だしね。何も考えずに漕いでいると米子市街に入った。慎重に狭い道を抜けて米子駅前を通過し、初日のホテルに到着。Day1はガーミンの計測で341kmを17時間45分でした。なんとほぼ計画どおりの時刻で到着してしまった。チェックインを済ませ、事前の手配どおり、室内に自転車を入れさせてもらう。急いでシャワーを浴びてすぐ近くのレストランへ夕食へと向かう。レストランTHE SHOYAでハンバーグと牛ヒレ&ウニの手巻き寿司を頂く。ノンアルコールビールでも超うまい。長居したいところだけれど、明日もあるので部屋に戻って21時には就寝。
2019.05.08
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おはこんばんちは。4/27(土)2:00より西日本一周に出発します。ツイッターは@suibyouanで、状況報告します。ハッシュタグ #本州一周TT で、他のメンバーの様子を確認できます。ワタクシのコースはだいたいこんな感じ。Day1 4/27(土) 発:滋賀県近江八幡市 着:鳥取県米子市 340kmDay2 4/28(月) 発:鳥取県米子市 着:山口県山口市 276kmDay3 4/29(火) 発:山口県山口市 着:岡山県岡山市 303kmDay4 4/30(水) 発:岡山県岡山市 着:滋賀県近江八幡市 262km今回は雨も降るので、条件は厳しいと思われます。もちろん、それに備えてはおります。みなさん、ご安全に。
2019.04.26
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おはこんばんちは。ゴールデンウィークは本州一周企画に便乗して、西日本一周を計画しています。ワタクシは家族もおりますので、ゴールデンウィークを全て自転車に使うことはできません。そんなわけで前半の4日間を利用して、滋賀県近江八幡市を出発して、日本海岸で山口県まで周り、瀬戸内海を伝って近江八幡市へ戻って来る約1,200kmのライドになります。だいたいのコースはこれ。(実際に走行するルートは微妙に異なります)Day1 4/27(土) 発:滋賀県近江八幡市 着:鳥取県米子市 340kmDay2 4/28(月) 発:鳥取県米子市 着:山口県山口市 276kmDay3 4/29(火) 発:山口県山口市 着:岡山県岡山市 300kmDay4 4/30(水) 発:岡山県岡山市 着:滋賀県近江八幡市 262km上記の行程を計画しています。前回はシューズが合わず2日目にして終わってしまいました。今回はシューズを足に合ったものに変更しているので、それはないはず。機材も自転車そのものが違いますが、ブルベ等で試しているので特に違和感なし。GoProカメラを手首につけて動画撮影し、帰着後に西日本一周としてyoutubeにアップロードする予定です。SEA TO SUMMIT ウルトラシル ドライサック 8L ST83014005 (Men's、Lady's、Jr)価格:1728円(税込、送料別) (2019/4/9時点)楽天で購入
2019.04.09
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2018年の本州一周TTへの挑戦は失敗に終わった。Day1 走行距離385km 経過時間19時間1分Day2 走行距離200km 経過時間11時間41分Day3 走行距離36km 経過時間2時間30分合計 走行距離621km 経過時間52時間49分 (安土駅-戸田駅) Day3の夜に家族の住む横浜へ帰省し、その後、ワタクシ本来の自宅である千葉県でゴールデンウィークを過ごした。 今回失敗した最大の原因は足首の痛み。 左足首はパンパンに腫れてしまい一時は歩けないほどだった。なにしろくるぶしが見えないくらいに腫れている。どうも疲労骨折している可能性だそうだ。左ひざの痛みは引いているものの階段などではピリピリ痛む。 また、右足首も少し腫れていて、あのまま無理すれば左足首と同じようになっていただろう。 足首が痛むのはシューズと足がマッチしていなかったためと考える。シューズのアッパーがペダリングの度に足首に食い込み、足首にダメージを与えた。このシューズを購入した当初からシューズが硬いという感触はあった。しかし、だからと言ってここまでひどい痛みとなるとは思っていなかった。 早めに撤退していればよかったのだが、決断が遅過ぎたと認識している。 シューズメーカーであるジャイアントが悪いわけではないはず。まずは、自分の足にあったシューズをもう一度よく考えてみるべきだろう。 歳をとると長期休暇は貴重である。シューズは金で買えるが、休みは容易に買えないのだから。 その代わりと言ってはなんだが、尻と手へのダメージはほとんどなかった。300km走れば尻の皮が剝ける場合もあるが、今回は全く無傷。理由は2つ。プロテクトS1またはワセリンをこれでもかと塗り込んだこと。もう一つは小まめにスタンディング走行したこと。これで尻の皮を守れた。 ハンドルを握る手へのダメージが少なかった理由も2つある。一つ目はハンドルの取り付け角度を変えたからだ。ハンドル上面を自分に向けた角度にして固定した。もう一つは常にハンドルの持つ場所を変えていたことだ。登りはブラケットを握るが、それ以外ではアップバーを握るなどして工夫したからだ。 また空気圧を低めに設定したことも有効であったと考える。ただし、リム打ちでパンクしたけれど。 今回は寒暖差への対応も見直しが必要と感じた。裏起毛ジャージでは暑すぎる。しかし、朝晩は冷え込む。寒い時間帯だけはレインウェアを着るとか工夫がいるかな。この辺りはもう少し経験値が必要かもしれない。 来年、チャリモさんが本州一周を開催するかどうかは別としても、ワタクシは再挑戦する。今回の結果に納得できませんから。そのために出来ることを、このゴールデンウィーク期間中に考えてみる。
2018.05.03
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午前3時の目覚ましを止めたものの、起き上がれたのは3時10分。昨夜はウェアを洗濯できたので、異臭騒ぎにはならないだろう。しかし、左足首はずいぶんと晴れているし、浴室から出るときの段差だけで痛みが走る。これはマズい。 ボトルに水を汲んで、地図を入れ替えホテルの玄関先で輪行解除する。 温泉街だからなのか、早朝にも関わらず酔っ払いが奇声をあげてうろついている。そんな最中、本州一周TT3日目は午前4時2分に出発。 明らかに足の痛みが酷く、ペダルを踏み込める状態ではない。普通なら諦めるレベルである。 平地は遅いながらも進められるが、橋などの上り坂になるとまるでトルクをかけられない。朝食は街道沿いのファーストフードでもあればそこに立ち寄ろう・・ と考えていた。うまいことに牛丼のすき家を発見。すき家山口大内店に午前4:20に朝食のためイン。 モリモリっと朝食を頂いてゴチソウサン。今回、胃袋だけはやられないで済んでいる。 うっすらと明るくなり始めた午前5時前。平坦路ではあるものの、所々に山影が見える。防府市に入ると夜も明けた。 茶臼山を登ると瀬戸内海が眼前にひろがる。出発前に存分に出すものを出してきたはずなのに便意が訪れてきた。むむ。この先にコンビニがあればいいけれど。iPhoneで探してみるとしばらくなさそう。便意は急速に発達しているので、猶予はあまりない。幸いにもこの近くに駅があるようなので、そこのトイレを期待する。 旧山陽道を走りJRの富海駅を目指す。すぐそこにあるはずなのに、こういう時に限ってなかなか着かないから焦る。 駅はどこだ!と走るとあった。ホームだけしかない無人駅だったらどうしようかと思ったが、予想よりもしっかりした駅と不釣りあいなくらい豪華なトイレだ。 自転車を立てかけてトイレに駆け込む。個室に入るとトイレットペーパーがないではないか。予備はないのか?と見回すがない。身障者用ならあるかも?と覗いてみるとこれまたない。おお、神は我を見捨てたか? しかたがない。最後は女性用トイレから拝借だ。残量僅かなトイレットペーパーを見つけた。天は見捨てなかったのだ。 無事に出すもの出して事なきを得た。これからはトイレに流せるペーパーも持参した方がいいかもしれないな。 お腹はスッキリしたものの、脚の痛みはどうにもならず、上り坂はママチャリなみの速度しか出ない。これでは330km先の倉敷に到着するのはまず無理。それよりもこの痛みで歩くのが困難になってきている。そろそろ潮時だろう。 次のJRの駅で完全撤退を決意する。雨がぱらつき始めたところで戸田駅で輪行し撤退する。 しかし、西側の土地勘がないので、ここがどの辺だかまるでわからない。iPhoneで調べてみると次の電車に乗っても自宅まで3時間は要する。しかも新幹線に乗ってだ。 まさか在来線のみでえんやこらと帰るわけにもいかないし。徳山で山陽新幹線に乗り換え京都まで移動し、そこから琵琶湖線で自宅最寄り駅に戻った。 帰宅したら午前10時をすぎたところ。衣類を洗濯機に放り込み、自転車をばらす。清掃と調整し近所のスーパーで昼ごはんを買って食べて昼寝。昼寝にも関わらず2時間ほどよく寝た。 走行距離36km 経過時間2時間30分後日譚へ
2018.05.03
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22時には就寝したはずだが、夜中に何度も目が覚めた。そのたびに「まだ寝ていていいんだ」と思って二度寝、三度寝を繰り返した。 3時にはむくりと起きる。楽天で予約した激安ホテルの部屋にはインスタントコーヒーすらない。これで5,000円ならいいか。 昨晩、洗濯できなかったウェアはさぞかし異臭を放つかと思っていたが、袖を通しても臭わない。ワタクシの鼻が曲がっているのかな? Garminの地図を入れ替え、ボトルに水を汲み、電子機器の充電を切り上げる。今回からは3ポート付きUSBアダプタを持参したので、iPhone、Apple Watch、中華GoProを一度に充電できる。 部屋の中を歩いただけで左足首が痛む。やはり昨夏に購入したGiantのMTBシューズはワタクシの足に合わないようだ。アッパーが足首に食い込み圧迫していたようで、なんとなく足首が腫れている。右足小指の付け根も靴擦れして腫れている。こちらは絆創膏を貼って対処できる。 足首は過去に痛んだことないんだよね。それも左だけってなんでだろう? チェックアウトを済ませて外に出ると、空気は冷たい。裏起毛ジャージじゃないと寒いくらいだ。酔っ払った若い人たちが路上で叫んでいる。吉野家の牛丼で朝食を食べると力が湧いてくる。 ファミリーマートで補給食を購入してお目覚めのコーヒーを飲んで4:07に出発。 米子の中心街から外れると街路灯一つない真っ暗な世界が続く。アスファルトはところどころ陥没していたり、割れているので前照灯で確かめながら進む。 漕ぎ出しはあまり速度が乗らなかったけれど、最初の1時間で25kmほど進んだ。なんだ調子いいじゃないか。と思ったらそれから崩れた。左足首が痛くて踏み込めない。どうもシューズのアッパーが足首を圧迫していたため、足首が痛くなっている様子。でも、右足首はなんでもない。どうにもならない痛みなのでファミリーマートで様子を診る。 シューズと靴下を脱いでみると左足首が晴れている。昨晩は気がつかなかった。まだ二日目なのにこれどうするんだ?ペースは遅くなっても前に進めることにする。 左足首の痛みに耐えながら走るもんだから写真や動画を撮影する余裕もなくなってしまう。日の出を迎えてもちっとも目が覚めてこない。ステムバッグのガムを噛みながら低出力のままでユルユルと進む。 二日目100km地点より少し手前のローソン太田長久店には出発から4時間38分も経過した午前8時38分に到着だった。 カレードリアと味噌汁でお腹を温める。いい加減、脳みそにも目覚めてほしいので食後にコーヒーを飲んだ。気温がじわじわと上がってきているので、コンビニの裏手でアンダーシャツを脱ぐ。 iPhoneで参加者の位置情報やツイートを眺めると苦戦している方もいれば、順調に進めている方もいる。ワタクシは・・・ かなりまずい。 コンビニを出発してからが大変だった。島根県の山陰道はひたすらアップダウンが続くのである。標高差50~60mくらいが1kmおきくらいに現れる。登りでトルクをかけると左ヒザまで痛み出してきた。おいおい。次はヒザかいな。 ヒザの痛みの原因は1ヶ月前に本州一周TT試走の出発間際に自宅前で転んでヒザを強打したからだ。その時の試走も200kmほど走ったところでヒザの痛みで輪行した。あれから1ヶ月経過したが、まだ痛むということか。 正直、この本州一周TTというイベントでなければ輪行で帰りたいところだ。でも、せっかくのゴールデンウィークに家族をおいて4日間も自転車で遊んでいるという手前、2日目でオシマイというのもなんだかな。 アップダウンがあまりにも続くと補給食のおにぎりを食べるのも難しい。でも、食べないと走れないので、木陰に寄せて一息する。美味しくもなんともないコンビニオニギリを無理やり食べているとワタクシの目の前に車が止まった。窓が開いてとても親しそうに話しかけてきた。よく分からないが、ワタクシは大丈夫ですよ・・ と伝えようとすると、小・中学校時代の同級生だった。 もう、驚き以外の何物でもない。なんでワタクシがわかったのか? 聞くと、ワタクシのツイートがFacebookにも流れており、その様子を見ていた。ちょうど、島根県のR9を走っていることはそこからわかっていた。彼は仕事で車を走らせていたところ、少し手前のトンネル付近でワタクシを見つけて追いかけてきたのだ。 彼と最後に会ったのは20年ほど前だろうか?多分、ハタチくらいの頃にみんなで集まった時以来だと思う。ひとしきりおしゃべりして彼の車お見送ってからまた走り出す。 赤信号により交差点で停車させられると、クリートを外すのが辛い。左足のクリートが外せないほど左足首は痛むので、やっちゃダメなんだけれど右足を外す。 これをなんとかできるとしたら、ビンディングペダルのバネを緩めることくらいか。でも、確かこのペダルは目一杯緩めてあったはずなんだけれど。 ひたすら人の気配もなければ民家もない山の中みたいなところから江津市(ごうつし)の街に出ると生きた心地がする。江津市は東京からの移動時間距離が一番遠い都市としても有名である。つまり、ここでDNF(Did Not Finish)すると一番遠いわけだ。 それは嫌なのでまずはビンディングをなんとかしてみる。といっても持参した工具にペダルのバネを調整できるレンチはない。そもそも、そんな部分は調整する必要ないから。チェーン切りとか使わないサイズのレンチなどは持つだけ無駄だと思っている。そのかわり街にはホームセンターがある。ちょうどいいことにコメリがあったので、298円の六角レンチセットを購入。駐輪場でビンディングの強さを緩めてみた。 だが、ワタクシの記憶に違いはなく、どうやっても現状より緩めることはできなかった。強めることはできるが、緩めることはできない。あと一つ手段があるとすれば、シューズに取り付けられているクリートを脱着しやすいマルチモードに取り替えるくらい。だが、山陰にシマノのパーツ販売あるお店はなさそうだ。 しかたがないので前に進める。街を出るとまたアップダウンが続く。時刻も正午を過ぎて路上の寒暖計は24度を示している。暑さよりも足の痛みで辛い。どうにもならない痛みのため木陰で一旦休憩。昼も過ぎて150kmしか進んでいない。このままでは330km地点の下関まで今日中に自走で到着するのは難しいだろう。 いまはできるだけ走れるようにするべきか。まずは益田まで進め、そのままR9で新山口までを目指すことにする。 日差しがキツイし、足は痛い、補給食のおにぎりも美味しくない。おにぎりが美味しくないのは岩塩で誤魔化せるようになった。おにぎりを食べたら岩塩を一粒口にするのだ。これでコンビニおにぎり独特の後味を消し去ることができる。岩塩なのでミネラルを含んでいるから脚も攣りにくくなる。Amazonから「ヒマラヤ岩塩タブレット」で検索してみてほしい。 それでも脚の痛みはひどい。時刻は午後1時になりそろそろランチしないと。島根県浜田市にあるすき家9号浜田店に飛び込む。すでに食欲ないので「とりそぼろ丼」を無理やりかき込む。午後1時なのに157kmしか進んでいない。これは本格的にダメそうなので作戦を変更する。この先にある益田まで進めて、そこから輪行し電車で山口まで移動。下関を諦めて翌日は岡山倉敷を目指す。 iPhoneで山口のホテルを探す。電話をかけまくって3件目のスーパーホテルで空室を見つけた。このゴールデンウィークに空室があるのか。でも9,000円。高いけれど、探す時間が惜しいのでこれで予約。 すき家を後にして走り出すもまだまだアップダウンが続く。これだけアップダウンが続くのにローディーを全く見かけない。 益田の市街地に入ると左足をペダルから外せないほどになっていた。これはいかん。駅前で自転車を止めて今日の走行を終える。距離は200kmだった。これで本州一周TTとしてはDNF確定となった。 さて、この辺りだと次の電車の時刻が大事。そりゃ東京みたいに10分待てば次の電車が来るわけではない。あと40分後電車なら間に合いそう。 輪行準備していると老人がやってきてアレコレ聞始めた。この自転車はいくらなのか?軽いのか?どこから来たのか?まぁよくあること。老人とやりとりしつつも、手を動かして輪行準備を10分で終える。今回は簡易輪行袋にするべきか迷ったが、通常輪行袋にして正解だったかな。 簡易タイプはギリギリサイズなので輪行に時間を要するが、通常タイプはあっという間だ。 駅のトイレでジャージを脱いでシャツに着替え、レーパンの上にレインパンツを履く。あんまりにも汗臭いまま、むさい格好で公共交通機関を利用するのは如何なものかと一応は思っている。 電車かと思ったらディーゼル車だった。益田から山口までおよそ2時間弱。そんなにかかるのか?2両編成に乗客は10名ほど。始発駅からならまぁそんなものか。 電車通学する女子高生達はシートですげぇ格好して寝ている。ワタクシも出発して10分は景色を眺めていたが、すぐに眠りに落ちた。目覚めてもまだ半分ほど進んだだけ。単線のローカル線だが、意外にも乗り降りがある。 この日の宿泊地である湯田温泉駅で降りる。いつのまにか車両には若い人たちでいっぱいだった。スーパーホテルまでは駅から遠くないし、自転車を部屋に保管したいので、輪行のまま担いでホテルへ。 ゴールデンウィークの温泉街なので観光客でいっぱいだ。チェックインを済ませて夕食へ。すぐ隣に飲み屋があったのでイン。客層は年配向けで安くはない。夕食なので豚しゃぶやら刺身を頼んでみた。これが実に美味しい。あんまりに美味しそうにワタクシが食べるものだから、隣の(夫婦には見えない)客も「お隣と同じものをくださいな」と頼んでいたほどだ。 美味しかったけれど、夕飯に2時間はかかり過ぎた。部屋に戻ってシャワーを浴びて夜10時には就寝。明日走れるかな? 走行距離200km 経過時間11時間41分Day3へ
2018.05.03
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予定通り午前1時に起きる 目覚ましが鳴る1分前に目覚めるとは日頃の行いがいいからか。 出発まで時間ないので朝食はカレー、コロッケと味噌汁で済ませる。水は多めに飲んでおく。 此の期に及んでシューズを悩む。前回、前々回の本州一周試走で自分の足とニューシューズとのマッチングがイマイチだったことが不安になる。 ただ、ここまで半年近く履き込んできたので、もういいんじゃないのかと考えて、ニューシューズで走ることにした。 午前1時50分に自宅出発しJR安土駅へ向かう。駅前でツイートしたらちょうど午前2時出発だ。 路上の寒暖計が示す気温は13度と予定通り裏起毛ジャージでちょうどいい。指ぬきグローブなので、指先が冷えるくらい。走りながら中華GoProでところどころ動画を撮る。 最初の25kmを1時間ちょうどで通過。これは予定通りの進捗。北西からの風が2mくらいと微妙に向かい風。 次の50kmは時刻表から5分遅れての通過。長浜市街でのストップアンドゴーで加速が鈍る。理由は荷物が重いからだ。自分でもちょっと重すぎるとはわかっていたが、雨天の可能性が捨てきれないこと。途中でリタイヤする可能性もあることから、どうしても安全寄りの装備を選択したため、荷物が大きく重くなったのだ。 琵琶湖の北側。湖北から気温がじわじわ下がる。最低気温は11度。身体はちょうどいい温度だが、下りで指先が悴む。 R303若狭街道を走るころになると夜も明ける。淡々と登って滋賀県から福井県へ。 最初の100km地点であるファミリーマート小浜東市場店へは予定時刻から8分遅れての到着。もう何度も訪れているコンビニで朝食タイム。エクストリームロングライドは走る、食べる、寝るのバランスが崩れたら破綻する。どこまで自己管理できるかが勝負かなと。 22分で朝食とトイレを済ませて出発する。時々現れる日本海を見ながらも追い越していくトラックの負圧を利用して速度を稼ぐ。それでも向かい風なので、失速しやすいし、上り坂は遅いので思ったよりも進まない。 気温はぐんぐんあがり福井県から京都府に移り変わると、24度の表示もある 裏起毛ジャージで走る気温ではない。それでも初日は385kmも走らなければならないので汗かきつつ進む。 出発から8時間40分ほどで196km地点にある道の駅「やくの」で昼ごはんにすることにした。走りながら食べる補給食はコンビニ食になるのは仕方がない。しかし、昼と夜はちゃんと食べたい。道の駅にはレストランがあったので、カツカレー定食を頂く。1,180円とチト高価だが、ちゃんと野菜も摂れるのは嬉しい。繊維質を食べないとお通じ悪くなるので。 レストランでシューズを脱ぐ。やはり靴擦れを起こしている。右足、小指の付け根あたりが擦れて痛い。左足首もなぜか痛い。 道の駅を出発するとすぐに兵庫県となった。ウェアから汗臭さが立ち上るし、写真を撮るために止まると、汗でアイウェアが曇るほどだ。 兵庫県の標識写真を撮って走り始めてすぐにパンクした。石ころを踏んだ時にリム打ちした感触あった。すぐに後輪の感触が緩くなったので路肩に避けて歩道へ逃げ込んだ。今月2回目のパンク。パンクの神降臨か。 チューブに2箇所穴を見つけたので、リム打ちにちがいない。継ぎ接ぎだらけではあるが予備のチューブに交換する。歩道に避けてから20分でREBOOT。時間を失うことは睡眠時間が減ることになるので、急いで対応しなければならない。 走り始めると若干、空気圧が足りないせいか下りでフラつく。でも、低圧の方が超長距離ではケツへのダメージが少なくて済む。すると次の段差で中華GoProが吹き飛ぶ。路上にぶちまけられた中華GoPro。 なんでだよ!と怒鳴りたくなる前に自転車を路肩へ倒し、超急いで中華GoProを回収。後続車に踏みつけられたらオシマイだからね。 カメラ本体と防水ケースはすぐに見つけたが、防水ケースのバックルが見つからない。あたりを2、3往復すると見つけた。これで回収できた。パンクにカメラ飛散とトラブル続き。やっぱりカメラにはバンジーコードを取り付けておくべきだったか。もう、中華GoProはボタンが硬く押しにくいので別のを購入するよ。 で、走り出してから録画しようとしても録画できない。なぜだ? あんまり時間ロスできない。優先順位はできるだけ早く宿に到着することなので、カメラについては一旦忘れることにする。 R9で兵庫県から鳥取県へ抜けるためには山の中を延々と走る。凶悪なループ橋を登ってこの日、最高地点となる但馬トンネルを抜ける。トンネル内は冷房が効いたかのように涼しいが、身体が冷めない。トンネルを抜けると目がチカチカしてる。暑さでオーバーヒートしているんだろう。 峠を下った先にあったコンビニ、ローソン香美町和田店で予定外の休憩をとる。 アイスコーヒーを飲みながら身体を冷やす。カメラのことなど考える余裕がないほどに火照っていた。時刻は午後2時。アイスコーヒーと即効元気アミノ酸ゼリーを飲みながら同じように走っている仲間の様子を確認する。仲間同士はGoogle mapで位置共有しているので、おおまかにどの辺りにいるのかわかるのだ。もっとも西側を走っているのはワタクシだけなので、当分は誰ともスライドする予定もないけれど。 アイスコーヒーの氷で内臓を冷やしている間に靴擦れの様子を観る。現時点ではプロテクトS1を塗り込んでおく。この先も痛むようなら絆創膏を買って当てよう。暑さにヘコタレっぱなしだと時刻表から遅れるので出発。 兵庫県と鳥取県の境にある峠の蒲生トンネルを抜けるとこの日、最後の大きい峠は終わり。 スタートから267kmでようやく鳥取県に入る。長かった。下り基調の道を走って鳥取市の中心地を目指すと空腹がやって来た。これは次の大休止である300km地点まで腹が持ちそうもない。 278km地点に道の駅「きなんせ岩美」で少し早いけれど、大休止にする。ここからならこの日の宿まで残り100km。ここで大補給して一気に走りたい。 だが、残念なことに道の駅のレストランは15時で営業終了と。惜しい。今、15時過ぎたところだよ。がっかりしてもどうにもならない。そういえば中華GoProが録画できなかったことを思い出した。調べてみると「SDカードが入っていません」という警告表示されている。んな馬鹿な。カメラ本体を防水ケースから取り出してみると確かに刺さっていたmicroSDカードがない。さっき、中華GoProが吹き飛んで地面に叩きつけられた際にmicroSDカードも飛散してしまったのだろう。ここまでコツコツと動画録画してきたのが全てパァかいな。 道の駅に併設されていたローソンで偶然にもmicroSDカードを入手できた。がっつりと中華丼を食べながら再セットアップする。 残り100kmなのでトイレでプロテクトS1を塗り込もうとしたら背面ポケットに入れていたはずのプロテクトS1がない。どこかに紛れたり食事中に失ったともの思えない。あるとしたら前回の道の駅のトイレに忘れてきた可能性がある。プロテクトS1がないと、汗でケツの皮がずりむけになる。まずいなぁ。 もうちょっと走れば鳥取市の中心街のはずだから、薬局を見つけてなんとか対応することにする。とはいうものの、鳥取の中心街まで小さな峠を越えたりと「すぐそこ」という距離ではなかった。 途中で鳥取砂丘も見えた。もっとゆっくり眺めたいところだが、時間がないので1ショットだけ写真を撮って出発。 ドラッグストア171(いない)という初めて耳にする薬局に飛び込む。絆創膏はすぐに見つかったが、プロテクトS1の代わりになる商品が見つからない。しかたがないので白色ワセリンを購入。靴下を脱いで靴擦れ箇所に絆創膏を貼り、薬局にはトイレがあるので、そこでケツにワセリンをヌリヌリして出発した。 鳥取市街を抜けてからは本当に余裕がなかった。すでに予定から40分も遅れているからだ。とにかく食べながら飲みながら前に進める。幸いにも夕刻だったので、そこそこ車の流れがあるから失速せず走る。 それでも日没してからの走行は死に物狂いだった。動画を撮影する余裕がないほど。これで向かい風の雨だったら心が折れていたに違いない。この日の宿泊地である米子市まで残り50km地点となるローソン鳥取大栄店には予定到着時刻18:47に対し、18:43でコンビニレシートを受け取った。やった。50kmで挽回したぞ。それでも、路上にはほぼ街路灯もないので、パンクしようものなら手こずること間違いなし。先を急ぐ。 かなり焦りはあったもののなんとか米子市中心街に入って落ち着いたかと思ったが、それからが大変だった。路面は荒れ放題で、かなり細い路地を抜けるコースを辿って米子駅を目指した。この日の宿泊地であるホテル・アジェンダに予定20:56に対し21:01とほぼ予定通りに到着できた。 自転車をホテルの駐輪場の隅に隠し、チェックイン。コインランドリーはあるか?と尋ねるとホテル内にはなく、少し離れた場所にあるコインランドリーを利用してくれと。部屋に戻り、着替えのシャツとレインパンツを履いて夕飯へ。 ホテルのすぐ近くにあった鉄板焼きTHE SHOYAが美味しそうだったので入店。肉と米だ!ということでハンバーグ定食を頼む。ノンアルコールビールが腑に染み渡る。素敵なオーナー夫妻だし、料理も美味しいのに客は自分1人。もったいない。 腹を満たしたらホテルに戻りシャワーを浴びて歯磨き。就寝は22時。5時間は睡眠できる。 初日からハードだったわえ。 走行距離385km 経過時間19時間1分 平均速度20.3km/hDay2へ
2018.05.03
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おはこんばんちは。 本州一周TT(タイム・トライアル)に参加してきた様子を書き記します。 本州一周TTとは文字通り本州の大動脈である国道をメインに北は青森県、西は山口県までぐるりと3,500kmほどを自転車で自走しタイムを競うものです。 何言っているかサッパリわからないと思いますが、これを9日間ほどで走りきるというものです。 ワタクシはそんなにゴールデンウィークに割けないですから、西側半分1,300kmほどを4日間で回るルートで挑戦しました。前日譚 先月に部下が1人退職したため、仕事を回しきれず、4月の中頃から遅い帰宅となり自転車の練習も満足にできたわけではありませんでした。 それでも毎日1時間半くらいはペダルをまわしたり、週末に走り込んだり。で、まさか自宅前の段差で転んで膝を痛めたりと踏んだり蹴ったり。 ゴールデンウィーク直前の1週間は出張あったり、仕事の負荷が最高潮に達し、毎日の睡眠時間は4時間程度という有様。 これで本州一周できるのか怪しくなりますが、なんとか前日は16時半で退勤し急いで帰宅して夕飯食べ、積み込む荷物を変更したり、電池を入れ替えたりと準備して午後8時には就寝。 ロングライドは走ることよりも、仕事や家族との調整することのがうんと難しいと思う。 Day1へ
2018.05.03
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おはこんばんちは。先週、今週と忙しく、自転車に乗れていないのですが、表題の通り本州西側を一周してきます。今回は自転車で本州を一周するというタイムトライアル企画に便乗させてもらいます。ワタクシは以下のように走るつもりです。Day1 https://ridewithgps.com/routes/27099035滋賀県近江八幡市→鳥取県米子市 382kmDay2 https://ridewithgps.com/routes/27042020鳥取県米子市→山口県下関市 339kmDay3 https://ridewithgps.com/routes/27042139山口県下関市→岡山県倉敷市 334kmDay4 https://ridewithgps.com/routes/27042872岡山県倉敷市→滋賀県近江八幡市 282km全部で1307kmとなります。Twitterで「本州一周TT」と検索すると、同じように走っている仲間を見つけることができるはずです。位置共有も試しているので、だいたいとこらへんを走っているのかもわかるはずです。まずは無事に帰宅できるようにがんばってみます。
2018.04.27
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