耳(ミミ)とチャッピの布団

耳(ミミ)とチャッピの布団

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

monmoegy

monmoegy

Favorite Blog

お料理 New! パパゴリラ!さん

救急車 New! あきてもさん

ウインドウ New! moto,jcさん

ラッキーだったとし… New! danmama313さん

味噌玉 10月31日 New! ララキャットさん

Comments

パパゴリラ! @ Re:砂漠に泊まると云うことは...(11/01) New! 我が家のママゴリラ!のように星空大好き…
あきても @ Re:全市が世界遺産(10/31) New! 世界遺産の街なんですね イケアのスリッパ…
danmama313 @ Re:日本でイチバン乗降客の少ない駅(10/30) New! れぶんげ、子供の頃(昭和30年代後半〜4…
ララキャット @ Re:全市が世界遺産(10/31) New! 文化が日本と似ているのですか? マナーが…
空夢zone @ Re:全市が世界遺産(10/31) New! どの食べ物を見ても綺麗で美味しそうに見…
Mar 31, 2024
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
外務省の通告では、2021年から継続してるタリバーンによるアフガニスタン支配があるにも関わらず、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)やIS-KP(ホラサーン州)によるテロが継続していると警告しています。
さらにイスラム教過激派グループによる、シーア派住民やタリバーン関係者、民間人等を標的としたテロ攻撃が継続して発生している他、アルカイダをはじめとする多数のテロ組織の構成員も潜伏していて、大規模テロ攻撃等が今後発生する可能性は依然として存在すると。
加えて、犯罪グループによる殺人や強盗、誘拐などの犯罪も漸増傾向にあり、情勢及び治安は極めて不安定かつ危険と警告。
なのでアフガニスタンへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。
既に滞在されている方は直ちに退避してくださいと述べてます。
今やアフガニスタンは、世界平和度指数ランキングで8年連続最下位の最も平和でない国なんですね。
昨年、法務省がおこなった難民認定した外国人の約8割がアフガニスタン国籍の人たちでした。
なにも難民が増加しているのはアフガニスタンだけではありませんね。
2011年に始まり、いまなお続くシリア内戦。
この内戦で、人口の半分にあたる1,200万人が家を追われて国内外での避難生活を余儀なくされています。
「今世紀最悪の人道危機」とも云われてますね。
特にシリア隣国のレバノンで暮らすシリア難民の約80%が貧困ライン以下の生活をしており、インフラが完備してない、過密で不衛生な難民キャンプでの生活せざるを得ないのです。
それに加えて昨年発生した大地震で、シリア国内にとどまってる人々は、さらなる苦難にさらされてます。


ムハメド・ムヘイセンと云うニューヨークに本部を置くAP通信社で中東、パキスタン、アフガニスタン担当チーフカメラマンとして活躍した人物がいます。
APを退いてからは、世界の難民問題を追い続ける写真家として活動。
2007年にはタイム誌の最優秀写真家に選ばれました。
ピュリツァー賞を2度も受賞し、数多くの国際的な賞を受賞してる写真家で、オランダの非営利団体エブリデイ難民財団に属しています。
彼はイスラエルとパレスチナ紛争、イエメン革命、シリア内戦などに伴う中東、アジア、ヨーロッパの難民危機を記録し続けてます。
ムヘイセンは云います「私はこれらの写真が存在することを望んでいません。なぜなら子供たちが置かれているこの劣悪な状況を引き起こしている悪い人間が存在してると云うことを肯定しがたいから。しかし残念なことにこれは現実であり、一掃することができないのです」。


難民の子どもたちに笑顔を見つけることはありません。
ムヘイセンは、こうも云ってます「紛争の本当の犠牲者は子供たちです。子どもたちは生まれる場所や環境を選ぶことができません。世界中の子供たちは同じ共通点を持っています。それは出身地に関係なく、全員が楽しみ、喜び、幸せを求めているということです」。
こうしてムヘイセンは難民キャンプで生活する子どもたちを取り続けることによって、「難民の少女と少年」と呼ばれるのでなく「名前で呼ばれ、記憶される」ことを願っているのです。

ここから下はムヘイセンが撮り続けた難民キャンプの子供たちのほんの一部の写真です。














レバノンにいる110万人のシリア難民の生活はその日暮らしです。
彼らは難民として合法的に働くことができないからです。
シリアから逃れてきた当初は多少の蓄えがあっても、そのうち底をつき宝石など金目のものも売却、そして売るものが無くなってしまうのです。
ベイルートの冬は寒気が激しい。
凍てつくテント暮らし、そして夏は焼けつくような熱気が襲ってくるのですね。

この事態に私たちができることは残念ながら何もありません。
個人で寄付しても、それはどこかの家族が瞬間的に潤うだけで、途切れればまた元の木阿弥。
根本の原因、内戦やテロや横暴な独裁者を撲滅しない限り、ホントウの救済にはならないし、それをできるのは実は誰も居ないのが現状。
ウクライナの事例を見ても分かる通り、「正義が必ず勝つ」と云うのは錯覚でしかないのですから。
桜が咲き始めました。
平穏な国に生まれ育ったことに感謝しなくっちゃね。
問題は政治がプアなことだけ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 31, 2024 05:07:22 AM
コメント(9) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: