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fwkk8446 @ Re:陸上の奇妙ないきもの(05/05) New!       ハダカデバネズミ・・  …
pico5404 @ Re:陸上の奇妙ないきもの(05/05) New! いろんな生き物がいるものですね。 みんな…
danmama313 @ Re:陸上の奇妙ないきもの(05/05) New! 今日は、朝からトラウマが蘇るような写真…
Apr 25, 2024
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カテゴリ: カテゴリ未分類
イギリスは大規模な洋上風力発電が普及してるのと、パイプラインで天然ガスを調達することができるため、石炭火力発電の比率は2%しかないらしい。
フランスは原子力でほとんどの電力を賄ってるので、石炭依存度はわずか1%にすぎません。
対するアメリカは24%、日本は32%が石炭による発電です。
日本が再生可能エネルギーの導入に遅れを取っているのは、ひとえに天候や地理、地形に伴うコストの高さにつきます。
日本で再生可能エネルギーにかかるコストは、海外の1.5倍~2倍にもなるのですね。
対する中国はとくに近年になって再生可能エネルギーの普及度が世界トップです。
背景には慢性的な大気汚染対策、PM2.5による健康被害対策があるのですね。
それとともに中国製ソーラーパネルのダンピング(不当廉売)問題が欧米で問題になってるように、中国政府が補助金出してまでソーラーパネル生産に力を入れてることも遠因です。
ところが、そんな中国の発電量で石炭による発電は全体の69.7%と、依然、石炭での火力発電が主力なんです。
もちろん国土の広さや人口が違うので一概に云えませんが、石炭や天然ガスなど化石資源が多い中国やアメリカなどでは、まだまだ火力発電が主力なんです。
下のグラフは2022年の国別 石炭消費量を表しています。
それだけではありません。
2022年に中国で火力発電設備容量は、世界の他の国すべて合わせたものの6倍にもなるのです。
中国の多くの石炭火力発電所は、ほんの数ヶ月で建設認可を取得したと云います。
現時点で中国は日本の20倍の火力発電設備容量を有しています。

中国は、温暖化対策を全面に打ち立ててますが、実態はコスト優先で依然 火力発電に負うとこが多いのですね。
だから日本をはじめ各国でいくら温暖化対策のために火力発電を減らそうと努力しても、そんな努力など吹っ飛ぶ勢いで中国が地球温暖化に貢献してるのですから、何をか云わんやなんです。
閑話休題。
アメリカのAPが24日、ダグラスDC-4飛行機がアラスカ・フェアバンクス近くのタナナ川に墜落したと報じました。
この飛行機の標準座席数は全盛期には44席でしたが、そのほとんどが貨物機に改造されたと云うことで、何人乗ってたか、現在のところ不明らしい。
事故の詳細が分からないので何とも云えませんが、ひとりでも多くの搭乗員が無事であってほしいですね。
しかし、このニュースに接したとき最も驚いたのが、墜落した飛行機が「DC-4」と云うこと。
DC-4って常識では現在飛んでるような飛行機ぢゃないですよ。
なにせ初飛行は1942年です。
ダグラスDC-4の軍用型C-54は1944年に当時の大統領フランクリン・ルーズベルトの専用機として採用されてます。
これが初めてのアメリカ大統領専用機で、小児まひの後遺症で下半身不随のルーズベルト大統領のため乗降リフトが装備されていました。
そして第2次大戦後にアメリカ軍やイギリス軍で使われてたC-54、500機が民間に払い下げられ、旅客型に改修されてDC-4としてパンナム(パンアメリカン航空)やノースウェスト、ブリティッシュ・エアウェイズなどで大西洋と太平洋を越えて運航される最初の民間機となりました。
ダグラスDC-4の生産終了は1947年です。
つまり太平洋戦争集結からわずか2年目。
終戦直後、敗戦国の日本では連合軍によって飛行機の運用が禁止されてました。
ようやくそれが解けたのが1951年。
JALによるる定期路線が就航できるようになったのですが、このとき使われた1機がもう生産中止になってたDC-4です。
「てんおう星」号と名づけられたDC-4は、東京-札幌路線に就航してました。
JALは、他にマーチン202型機も所有してましたが、ダグラスDC-4の方が信頼性が高かったため、生産中止になってるDC-4の買い増しをすすめ、最終的に6機購入してます。
そしてマーチン202の1機「もく星」号が1952年に伊豆の三原山で消息を絶ち、その後墜落と乗客乗員の全員死亡が確認されました。
そのとき、三原山火口1km の地点でバラバラになった機体を上空から発見したのが「てんおう星」号だったのです。
こうしてDC-4はJALの国内線主力機として活躍を続けました。
その後、より大きな機体とエンジンを装備して、長距離国際線に適したDC-6やDC-7が登場して、DC-4は大手航空会社の長距離路線から引退。
引退後のDC-4はアメリカや日本の国内線や貨物路線へと回されたり、チャーター便を運航する中小航空会社に払い下げられました。
また1960年代前半には多くが貨物機へ改修されたり、中南米やアジア、アフリカなど低開発国の新興航空会社へと払い下げられました。
そんなDC-4は、メンテナンスが簡単なことから現在でも数十機がアメリカや中南米の小規模な航空会社で使用されているそうです。
たいていは貨物機とか消防機に改修されて、旅客輸送に使われるのは少ないそうですが。
結局、日本でDC-4を購入したのはJALだけでした。
そのDC-4には与圧装置や気象レーダーが設置されてません。
そのためJALでも最新鋭機に乗り換えがすすむと、1963年にはDC-4全機の退役を決め、低開発国に売却してます。
しかし1964年の東京オリンピックでは、中国や韓国が政府専用機としてDC-4で乗り入れしてますね。





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Last updated  Apr 25, 2024 04:49:49 AM
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