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製作国 アメリカ製作年 2010年時間 100分監督フィリップ・ノイス出演アンジェリーナ・ジョリーキウェテル・イジョフォーダニエル・オルブリフスキー アンドレ・ブラウアーアメリカ・CIAの分析官イブリン・ソルトはロシアからの亡命者を尋問するが、彼は長年アメリカに潜伏しているロシアのスパイが訪米中のロシア大統領を暗殺すると告白する。さらにそのスパイの名は「イブリン・ソルト」だという。急遽、二重スパイの容疑をかけられたソルトは、身の潔白と最愛の夫の身を案じ逃走を始める・・・・。最近のサスペンス物はやたら謎めいたストーリーにしたいがために分かりにくいものが多いが、この作品は分かりやすく観ていて面白かった。ストーリーは分かりやすいが主人公の行動だけが謎めいていて最後まで敵か味方なのかハラハラさせられるのもまた良かった。さらにサスペンスとかスパイ物というよりは完全にアクション映画で、ほとんどスタントマンを使わずにアンジーがこなしたという体当たり演技はまさに見もの。アンジーのアクション映画は「トゥームレイダー」「Mr.&Mrs. スミス」「ウォンテッド」などがあるが、これが代表作になるのでは・・・?
2011.05.03
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製作国 日本製作年 2008年時間 139分監督大林宣彦出演南原清隆/永作博美筧利夫/今井雅之勝野雅奈恵日野原健大は売れないイラストレータだったが、妻のとし子と二人の息子と幸せな暮らしをしていた。しかし、ある日、不調を訴えたとし子は病院で検査を受けた結果、余命1年の宣告を受ける。それでも二人は相談の結果、来るべき“その日”を迎える準備を始める。まずは、彼らの生活のスタートとなった結婚当初に暮らしていたアパートを訪ねるが・・・・・。永作博美は好きな女優なのだが、余命宣告を受けても(内心は別にして)妙に明るく振舞う様は気丈さを通り越して緊迫感がなさ過ぎて、感情移入しにくかった。それを助長したのが夫役の南原清隆で、この軽い感じの配役が映画そのものを軽く浅いものにしている。“死”をテーマにした映画はとかく重い感じになりやすいが、しかしこの映画のようにちょっと軽すぎるのもどうかと思う。明るい笑顔の合間にたまに見せる永作博美の悲しみの表情だけが唯一、死に直面した人のリアルな気持ちを伝えていた。
2010.04.29
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製作国 アメリカ製作年 2007年時間 117分監督シドニー・ルメット出演フィリップ・シーモア・ホフマンイーサン・ホークマリサ・トメイアルバート・フィニーブライアン・F・バーンニューヨーク郊外の小さな宝石店で強盗事件が発生。その事件3日前、会計士のアンディが弟ハンクに強盗計画を持ちかけており、狙いは両親が営む宝石店だった。二人とも金に困っての計画だったが、おじけづいたハンクは相棒に友人を雇ったことで計画に狂いが生じてきて・・・・。自分の両親の宝石店を襲うことで、息子二人は金を得、両親も保険がおりて被害はないという、一見家族の誰も損しない強盗計画だったが、強盗の相棒に雇った友人のせいで、母親は死に、その友人も死んで、金は手に入らず、友人の家族にも付け狙われる・・・といった予想外の展開にワクワクさせられる。サスペンス映画としても面白いが、被害者と加害者が同じ家族であり、このチョットした誤算からこの家族が崩壊していく様は観ていて何ともいえない哀しさがある。展開は予想外だが、ストーリーは非常に分かりやすく、時間軸と視点がコロコロ変わるが逆にそれが大きな変化として楽しめる。スピーディな冒頭の展開とは裏腹に中盤少々中だるみするのは残念。
2010.03.22
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製作国 アメリカ製作年 2008年時間 93分監督デイヴィッド・ハックル出演トビン・ベルコスタス・マンディラースコット・パターソンベッツィ・ラッセルマーク・ロルストンジクソウの死によって一連の事件は終結したかに思われた。しかしFBI捜査官ストラムは、無傷でゲームから生還し、しかも連続殺人事件解決の手柄を独り占めしたホフマン刑事こそがジグソウの後継者ではないかと疑い、独自に捜査を開始する。一方、ある密室では、男女5人が監禁され、死のゲームが始まろうとしていた・・・・。1作目があまりにも鮮烈で衝撃的だったために、それだけで続いているようなシリーズだが、もははストーリーはあってないようなもの。本気で観る気なら今一度、「1」から「4」を観て整理しないと、ただ「5」だけ観ていても訳が分からなくなっている。謎解きや意外性ももはやなく、エスカレートしていくのは残虐な描写だけ。ただ、正視に堪えられないようなシーンは増えている。このシリーズ、まだ続くような気配だが、さすがにもういいか!といった気分の映画。
2010.03.07
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製作国 カナダ製作年 2006年時間 93分監督アンドリュー・カリー出演クサン・レイビリー・コノリーキャリー=アン・モスディラン・ベイカーヘンリー・ツェーニーむかし宇宙からの放射線の影響で死体がゾンビとなり人々を襲うという事態が発生するが、ゾムコム社が開発した首輪によってゾンビを従順にし、地球に平和が戻った。それから数年後、ウィラードの街に住むティミーの家でもゾンビを飼うことになり、「ファイド」と名付けて仲良しになる。しかしある日、ティミーと遊んでいる最中、ファイドが近所のお婆さんを食べてしまったことから街は大騒ぎになり・・・。ゾンビがペットという設定に興味を持って観たのだが・・・・。突拍子もないコメディあるいは心温まるドラマを期待していたが見事に裏切られた。コメディなのか、ホラーなのか、ドラマなのか? どれでもないような中途半端さがあり、笑えないし泣くこともできない(もちろん感動もできない)。時代設定(60年代?)もよく分からないし、中途半端に不気味なゾンビをどの家庭も平気で飼っているという設定にも違和感を感じる。憎たらしい近所のお婆さんや悪ガキらがゾンビにやっつけられるところは多少スカッとするが、よく考えると街を大騒ぎにさせる元凶は主人公の子供とゾンビだし、彼らの行為を隠蔽しようとするストーリーにも疑問を感じ、まったくといっていいほど感情移入できなかった。マンネリ化した感のあるゾンビ映画としては新たな方向性は示せているので、もう少し脚本を練れば面白いものに仕上がると思ったが・・・・。
2009.11.08
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製作国 アメリカ製作年 2007年時間 93分監督ダーレン・リン・バウズマン出演トビン・ベルスコット・パターソンベッツィ・ラッセルコスタス・マンディラーリリク・ベント人気シリーズの第4弾。「ソウ3」で死んだジグソウの遺体からメッセージテープが発見される。それはホフマン刑事に宛てた死のゲームの継続メッセージだった。ジグソウに共犯者がいると推理したホフマン刑事たちはただちに捜査を始める。一方、仲間が次々とジグソウの犠牲となっていたSWAT隊長リッグは何者かに襲われ、新たなゲームに強制的に参加させられる。それはホフマン刑事と失踪中のエリック刑事を救うためのゲームだった・・・。本作ではジョン・クレイマーが殺人鬼ジグソウになっていく過程も描かれているという点で今までとはチョット違う側面を持っている。しかしながらストーリーは複雑になっており、はっきりいってよく分からない。登場人物もあまり特徴がなく、人物の区別すら難しく、より混乱させられる。仕組まれるトラップはだんだん巧妙になり、残虐性は最恐ともいえるが、それによって作品の価値を高めるには至っていない。第1作の、シンプルだが謎めいたトラップ、ストーリー展開、衝撃のラストが良すぎた分、それを超えるのはやはり難しそうで、どうも残虐性だけに走っているようにしか思えない内容だった。
2009.10.11
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製作国 アメリカ製作年 2007年時間 157分監督デビッド・フィンチャー出演ジェイク・ギレンホールマーク・ラファロロバート・ダウニー・Jrアンソニー・エドワーズブライアン・コックス1960年代末から1970年代前半にかけてアメリカで実際に起こった未解決事件の映画化。自ら“ゾディアック”と名乗って謎の犯行声明文と暗号を新聞社に送りつけ、殺人を行う犯人。このゾディアック事件を追う4人の男にスポットを当て、事件にのめり込むがゆえ、人生を狂わされていく姿を描いている。1969年、ドライブ中のカップルが襲撃され、女性が死亡する事件が起こる。1ヵ月後、新聞社にゾディアックと名乗る男から犯行声明文と暗号文が送りつけられ、暗号文を新聞に掲載しないと大量殺人を行うと脅迫してきた。新聞記者のエイブリーと漫画家のグレイスミスはこの謎解きに挑んでいく・・・。157分という長尺で、なおかつ淡々と事件を時系列で追っていくため、途中やや中だるみする感もあったが、何よりも実在の事件だけあって目が離せず、最後まで息を飲みながら観れた。ただ、予想はしていたものの、未解決事件なので事実の列挙はできてもラストは有力な推測であり、真実が明らかにならない点は少々消化不良感が残る。単なる実在事件の映画化に留まらず、この事件に関わる4人の男もよく描かれている。映像はデビッド・フィンチャーらしい独特の映像センスが光った。
2009.09.27
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製作国 日本製作年 2007年時間 143分監督周防正行出演加瀬亮/瀬戸朝香山本耕史/もたいまさこ役所広司満員電車で痴漢に間違えられ現行犯逮捕された青年の、無実を訴える裁判ドラマ。フリーターの徹平は就職面接に向う途中の満員電車の中で、電車のドアに挟まった上着をとろうとしたことから女子中学生に痴漢と間違えられる。現行犯逮捕された徹平は取り調べにあたった刑事には頭から有罪と決めつけられ、当番弁護士にも示談を勧められ次第に不安に駆られる。しかし「無実だから」との思いから無罪を主張する徹平は留置場に拘留されることになり、その後1年にわたる無罪を求めた長き闘いが始まることとなってしまう・・・。痴漢事件における冤罪はよく耳にはするが、その実態をまざまざと見せつけられたような衝撃の映画だった。また「疑わしきは罰せず」という裁判の大原則が現実には有名無実であったことも思い知らされる。「起訴されたら99.9%有罪」などという具体的かつ衝撃的な事例などが次々と出てくるのも日本の裁判制度の現実を浮き彫りにしている。この映画を観る限り、2年後に始まる裁判員制度がこの映画で問題提起した点をクリアにしていけるのか、はなはだ不安の残るところ。映画自体はなかなか面白かったが、「これが現実か」というシーンに納得のいかない消化不良感が多々残る映画となった。
2009.09.23
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製作国 アメリカ製作年 2006年時間 108分監督ダーレン・リン・バウズマン出演トビン・ベルショウニー・スミスアンガス・マクファーデンバハー・スーメクディナ・メイヤーシリーズ第3作。本編では、ジグソウによる新たなゲームが展開しながら、「ソウ」「ソウ2」で残された謎も解明されていく。交通事故で息子を失い復讐に燃える男と、拉致されてジグソウの延命を強要される女外科医の2人に対し、それぞれゲームが開始される・・・。残虐描写では有名な作品だが、シリーズ通して最も残虐で、かつ残虐性だけでなく汚さも加わって、目だけでなく鼻も押さえたくなる。前作、前々作とリンクされていて明らかになる部分は親切だったが、「3」としてのストーリーはイマイチ。「1」でのシンプルさに比べ、だんだん大掛かりになりすぎて、逆に観るももの想像性が薄れさせるものになっている。
2009.09.19
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製作国 アメリカ製作年 2005年時間 100分監督ダーレン・リン・バウズマン出演ドニー・ウォールバーグショウニー・スミストビン・ベルフランキー・Gグレン・プラマー衝撃的なラストで話題となった「ソウ」の続編。前作と内容はリンクしているが、核となるストーリーは独立している。殺人事件の現場に呼ばれたエリックは、死体から犯人のアジトを割り出す。SWATらと踏み込んだアジトは案の定、連続殺人犯として追っていたジグソウのアジトだった。しかしそれはジグソウによる罠で、新たなるゲームの始まりだった・・・。前作の「ソウ」の衝撃度が大きく、期待しすぎた分、前作ほどの衝撃はなかったものの、やはりラストはやられた~という結果に終わった。相変わらず目を背けたくなる残酷なシーンが満載だが、完成度の高いストーリーで楽しめた。
2009.08.28
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製作国 アメリカ製作年 2004年時間 103分監督ジェームズ・ワン出演ケイリー・エルウィズダニー・グローヴァーモニカ・ポッターリー・ワネルトビン・ベル鎖でパイプにつながれた2人が密室に閉じ込められている。そして部屋の中央、2人の間には自殺したと思われる死体が・・・。何もかもが謎。与えられたテープを再生すると、生き残るためには相手を殺さなければならない・・・。どうなっていくのか、なぜなのかを問いながら、進む話につい引き込まれてしまう。最後の最後で「あっ!」といわせる鮮やかなどんでん返しは、一躍この映画をメジャーなものにし、シリーズ化させる原動力となった。目を覆うシーンもあるが、衝撃のエンディングを味わえる一作。
2009.01.18
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製作国 アメリカ製作年 2001年時間 99分監督ドミニク・セナ出演ジョン・トラボルタヒュー・ジャックマンハル・べリードン・チードルサム・シェバード
2008.09.15
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製作国 フランス製作年 1975年時間 91分監督フランシス・ジャコベッティ出演シルヴィア・クリステル/ウンベルト・オルシーニカトリーヌ・リヴェ/カロライン・ローレンス
2008.02.03
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製作国 アメリカ製作年 1974年時間 110分監督スティーブン・スピルバーグ出演ゴールディ・ホーンウィリアム・アザートンベン・ジョンソンマイケル・サックスグレゴリー・ウォルコット1969年に実際に起きた事件を基にしたアクション映画。裁判で親の資格なしとして取り上げられた一人息子が養子に出されることになったクロービスとルー・ジーンの夫婦。ルー・ジーンに泣きつかれた現在服役中のクロービスは仕方なく脱走し、逃げる途中にパトカーをハイジャックするはめになる。やがて道路は封鎖され、大量のパトカーや野次馬が出てきて大騒ぎに・・・。当時まだ無名に近かったスピルバーグの本格デビュー映画なので、車関係ということもあり、好評だったTV映画の「激突!」の続編のようなタイトルだが、内容は全く関係なく続編でもない。前作?の「激突!」の出来が良すぎただけに、前作のようなスリルを期待すると肩透かしをくらうが、コメディタッチな部分を含め面白い映画には仕上がっている。ゴールディ・ホーンも嫌な女性を好演している。
2007.10.19
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製作国 アメリカ製作年 1967年時間 107分監督マイク・ニコルズ出演ダスティン・ホフマンキャサリン・ロスアン・バンクロフトウィリアム・ダニエルズリチャード・ドレイファス大学で陸上部のスターだったベンジャミンは卒業を機に帰郷して、卒業記念パーティーに出席する。そこで幼馴染のエレーヌの母と再会し、彼女から思わぬ誘惑を受ける。やがて夜毎の逢瀬を重ねることになるが、一方で憂鬱な日々を過ごしていた。そんな彼を心配した両親は、幼馴染のエレーヌとの交際を勧め、初めてのデートでエレーヌに恋してしまう・・・・。大学を卒業する頃の社会に出て行くことへのいいようのない不安感、年上の女性への憧れや興味、そして幼く不安だらけの自分を包み込んでくれる包容力への安心感、そして純粋な恋愛・・・・。男なら一度は考え感じることをダスティン・ホフマンがよく演じていた。そしてバックに流れるサイモン&ガーファンクルの名曲と、ラストの花嫁を連れ去るシーン。映画音楽の重要性を感じるとともに、鮮烈な印象を残し大ヒットにつながったラストシーンはあまりにも有名で必見である。
2007.04.14
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製作国 アメリカ製作年 1970年時間 95分監督テッド・ポスト出演ジェームズ・フランシスカスチャールトン・ヘストンリンダ・ハリソン1968年製作の「猿の惑星」の続編。テイラー(チャールトン・ヘストン)を追って猿の惑星に来た宇宙飛行士ブレント。テイラーを見つけることができるが、核戦争の放射能で変異したミュータント人間とゴリラ軍隊との戦いに巻き込まれていく・・・。「あまりにも衝撃的だった前作を超えられるか」が一番の関心事だったが、意外とあっさり地球壊滅という結末にいったのが、ちょっと呆気なさを感じた。ただ前作1作で終わるにはあまりにも惜しい題材であり、本作もそれなりに楽しめる出来となっている。
2007.04.14
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