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製作国 日本製作年 2009年時間 131分監督犬童一心出演広末涼子/中谷美紀木村多江/西島秀俊鹿賀丈史/杉本哲太崎本大海/野間口徹黒田福美/本田博太郎見合い結婚で夫・憲一と結婚した禎子だったが、結婚式から一週間後、憲一は仕事の引継ぎで金沢に行ったきり行方不明になる。夫の過去をほとんど知らない禎子は、憲一の行方を追うべく金沢に向かう。しかし何の手がかりを得ることなく日は過ぎていくばかり。出張先から憲一の兄も金沢に駆けつけるが、その兄が何者かに殺されてしまう・・・・。ミステリー作品としては全体的に分かりやすい内容にはなっているけど、事件に関係する登場人物が少ないことにもよる。また前半のスローテンポと、後半の謎解きのあっけなさには、ミステリー作品における緊張感というものを半減させたきらいはあった。3大女優の共演というのも売りの一つだったが、広末涼子と木村多江は男に騙される不幸な女性としか映らず、あまりインパクトのある存在ではなかった。それに引き換え、中谷美紀は存在感ある役どころで、他の2人を食っていたよう。それにしても鹿賀丈史の役どころがあまり描かれていないため、彼の行動が不可解に映る。
2010.06.12
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製作国 アメリカ製作年 2008年時間 144分監督マイケル・パトリック・キング出演サラ・ジェシカ・パーカーキム・キャトラルシンシア・ニクソンクリスティン・デイヴィスクリス・ノースニューヨークに暮らす30代独身女性4人の赤裸々な本音を描く、米国の人気TVドラマの映画化。舞台はドラマ版の4年後のニューヨーク。セックス・コラムニストのキャリーは理想の男性ビッグと一緒に暮らすため豪華なアパートを購入し、さらに彼との結婚を決意する。一方、子供ができずに悩んでいたシャーロットは中国から養女を引き取り、サマンサは仕事の関係で恋人スミスとLAの海辺に住んでいた。ミランダだけはあまり幸せでなく、子供の世話や義理の母の介護で奮闘していた・・・・・。このドラマはWOWOWで放送されているのは知っていたが、まったく観たことがなかった。たぶん、映画に至るまでのプロセスを熟知しているとそれなりに面白いのだろうが、映画だけ観ると、人物像や設定、過去の経緯などが分からないため前半苦労した(はっきり言って面白くなかった)。ただ後半、キャリーの結婚が思わぬ方向に展開し始めたところから、人物や人間関係も理解できたこともあり、だんだんおもしろくなってはきた。また、4人の卑猥な下ネタやところどころ挿入されるHなシーンも観ている男性としてはサービス感覚で受け入れられた。女性向けのドラマ(映画)なのだろうけれど、仕事、家事、恋などに対する30~40代女性の生き方・考え方の一面が垣間見れて新鮮ではあったが、ドラマの域は出ない映画だった。
2010.03.06
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製作国 アメリカ製作年 2007年時間 92分監督エリック・ブレヴィグ出演ブレンダン・フレイザージョシュ・ハッチャーソンアニタ・ブリエムジュール・ベルヌ原作の「地底旅行」をベースにした新型3Dアドベンチャー映画。大学教授のトレバーは地底世界の存在を信じていた行方不明の兄の学説を立証しようと研究を続けていた。そんなある日、兄の遺品の本の書き込みから、地底世界解明の謎がアイスランドにあると確信、兄の息子のショーンとともにアイスランドへ。現地の山岳ガイドのハンナの協力を得た彼らはスネフェルス山に向う・・・・。ツッコミどころ満載の映画といえばそれまでだが、子供と一緒に童心に帰って観れば結構楽しめる。ストーリーも単純で分かりやすく、何よりもフル3D映像による臨場感あふれるシーンの体感は映画というより、アミューズメント・アトラクションを体験しているよう。約90分というやや短尺なため、内容の深みはイマイチながら、アトラクションと考えれば十分長いと感じられる。特にトロッコの暴走シーンなどはリアル体感ができて最高。(早すぎて目がついていけなかったが・・・・動体視力の衰え?)それにしても、地球の中心があんな世界だとは・・・。夢があっていいけど、体感映像とは逆にリアル感はなかったですね。
2009.11.23
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製作国 日本製作年 2007年時間 110分監督藤田容介出演荒川良々/木村佳乃岡田義徳/田中直樹伊勢志摩/村杉蝉之介きたろう/江口のりこ世界一怖いお化け屋敷を作るのが夢の、古本屋の長男で植木職人の照男。もうすぐ30歳になるというのに暇さえあれば人を怖がらせていた。一方、照男の幼なじみの久信も自分の仕事に自信が持てずに悩んでいた。そんな久信の職場にアルバイトであかりという女性がやってくる。しかし手先が不器用なあかりは失敗ばかり起こし職場をクビになってしまう。心配になった久信は、あかりを照男の古本屋に紹介し、そこで働くことに。そんな彼女に好意を抱き始めた照男と久信は・・・・。映画全体に流れる雰囲気はまったりしていて、いわゆる脱力系コメディといわれる分野だろうか?恋も仕事も不器用な男女3人が織りなす三角関係を描いているが、周りを固める俳優陣もどことなくみんなまったりしていて、緩やかな時間の流れの中で次の展開を期待させられながら見せられた映画だった。木村佳乃が演じていた役は、今までの彼女のイメージをぶち壊すような役どころで意外ながら面白かった。(極度の不器用さで、ホームレスをウォッチングしたり、何か不気味な絵を描いたり、ちくわが大好きでいつも持ち歩いていたり・・・と、身近にいたらチョット怖い!?)主演の荒川は、不器用な男部分はよく演じられていたと思うが、コミカルな部分は全然笑えなくて期待外れだった。何が“全然大丈夫”かよく分からなかった、現代の若者に関わるさまざまな問題の、ある側面を捉えた映画だという見方はできるかも?
2009.11.22
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製作国 アメリカ/フランス製作年 2007年時間 112分監督ジュリアン・シュナーベル出演マチュー・アマルリックマリー=ジョゼ・クローズマックス・フォン・シドー突然脳梗塞で倒れ、身体の自由を奪われたELLEの元編集長ジャン=ドミニク・ボビーが唯一動く左目の瞬きだけで綴った自伝を映画化。ELLEの編集長ジャン=ドミニク・ボビーは42歳の時、ドライブ中に突然脳梗塞に襲われる。そして病室で目覚めた彼は、全身の自由を奪われた“閉じ込め症候群”となっていた。絶望の底にたたき落とされた彼だったが、言語療法士や理学療法士の協力で、左目の瞬きでコミュニケーションをとる方法を習得していく・・・・。タイトルの“潜水服”とは、全身の自由を奪われた状態を、あたかも重い潜水服を着せられた状態を表したもの。唯一身体で動くのは左目だったが、彼はそれ以外に2つ自由になるものがあると言っている。それは“想像力”と“記憶”。身体は潜水服を着せられたように自由が利かなかったが、想像力と記憶はまるで“蝶”のように自由に飛びまわれることを表現している。そのタイトルにあわせるが如く、前半の映像は彼自身の目線で描かれており、後半はまるで蝶が自由に飛びまわるように、カメラ目線も彼から離れ自由に動き回っている。特に左目視点の技法は斬新で、あたかも主人公と一体化できて身体の自由を奪われた人間を体感できた(ただし、最後までこの映像だと見るに耐えれなかったかも?)それほど面白い映画ではなく、終始皮肉っぽく語る主人公にあまり共感も得られないが、瞬きだけで自伝を書いたという事実と、それを可能にした療法士たちをはじめとした周りの人々の努力は凄いと思う。
2009.11.15
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製作国 アメリカ製作年 2007年時間 158分監督ポール・トーマス・アンダーソン出演ダニエル・デイ=ルイスディロン・フレイジャーポール・ダノケビン・J・オコナーキアラン・ハインズダニエル・デイ=ルイスが第80回アカデミー賞主演男優賞を受賞した作品。実在の石油王をモデルにした小説を基に、石油に夢をかけた男が次第に常軌を逸していく様を描く。20世紀初頭のアメリカ。リトル・ボストンの地下に石油が眠っている情報を得た掘削者のダニエルは周辺の土地を安価で買いあさり、石油採掘で一儲けしようと画策していた。だが、地元のカリスマ牧師イーライとの反目や掘削中の事故などにより、次第に狂気を帯びてくる・・・。ダニエル・デイ=ルイスは流石と思わせる演技を見せている。頑固で非常な一面をみせるものの、石油掘削に賭ける野望に対する不屈の精神は見上げたもの。息子や自称弟ですら、石油掘削に利用し、不要となると容赦なく切り捨てるといった、一代で事業を成す男の姿を垣間見せるものとなっている。一方、彼と対立する牧師は信念と過剰なまでの信仰心のある人物のように描かれているが、ラストでそれが偽善であることが分かると、ダニエルによる報復はすざまじい。ストーリー自体は決して面白いといえない面があるが、ダニエル・デイ=ルイスの一人芝居ではないかとも思える彼の演技によるインパクトは凄い。本作がアカデミーの作品賞を取れなかったのに、主演男優賞は獲得した理由が、本作を観て初めて分かった気がした。
2009.10.11
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製作国 日本製作年 2007年時間 120分監督想田和弘出演(登場人物)山内和彦/山内さゆり小泉純一郎/川口順子石原伸晃/荻原健司橋本聖子2005年10月に行われた川崎市宮前区議員補欠選挙に立候補した山内和彦氏に密着したドキュメンタリー。東京で切手コイン商を営む山内和彦は、ひょんなことから川崎市宮前区議員補欠選挙に立候補することに。しかしまったく政治の素人であり、選挙区も縁もゆかりもない土地。そんな地盤もないところで激しい選挙戦に入るが・・・・。何も知らず、選挙を題材にしたドラマかと思って観始めたが、実際にあった選挙のドキュメンタリーだった。自民党公認候補として出馬しているだけあって、応援には石原伸晃や川口順子、橋本聖子、萩原健司など著名な政治家が多数やってきて、挙句の果てには当時の首相である小泉首相までも応援に駆けつけてくる。本編は特にナレーションもなく、実際の選挙運動を淡々と映している。本人はまったくしがらみのない候補者で改革を進めるといっているが、実際の選挙の内情をこのように目の当たりに見せられると、立候補した時点ですでにさまざまなしがらみが発生しており、自分一人の考えや思想なんか到底貫き通すことなど難しいことがよく判る。決して面白いわけではなく、映画というより報道特集のような作品。
2009.10.04
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製作国 日本製作年 2005年時間 119分監督手塚昌明出演江口洋介/鈴木京香鹿賀丈史/北村一輝綾瀬はるか角川グループ60周年記念作品として製作された、1979年製作版のリメイク。ただし完全なリメイクではなく、ストーリーはオリジナル。2003年、陸上自衛隊の秘密実験の最中に的場一左率いる中隊が460年前の戦国時代に飛ばされる。それから2年後、過去の世界の過干渉が原因と思われる異常現象が起こり始めたため、歴史を正すため新たに救出部隊をタイムスリップさせる。救出部隊の一員として1549年の世界にやってきた鹿島らは、そこで織田信長になりすました的場一左を見るのだった・・・。ツッコミどころが多すぎて、もはやタイムスリップものとは考えず、単純に現代の自衛隊が戦国時代に行ったらどうなるか?を楽しめばいいと思う。いきなりタイムスリップのシーンから入るのも、下手に突っ込まれる説明をするよりも手っ取り早いと考えたからではないだろうか?(リメイクということで、すでに設定は広くしられているということもあると思うが・・・)しかし1979年版はどちらかというと戦国大名対自衛隊という構図であったのに対し、今回は自衛隊対自衛隊という感じで、イマイチ半村良原作の面白さが半減していた。織田信長や豊臣秀吉も、歴史に疎い人でも取っ付きやすいように無理やり登場させているような気がした。
2009.09.27
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製作国 ニュージーランド/アメリカ製作年 2005年時間 127分監督ロジャー・ドナルドソン出演アンソニー・ホプキンスクリス・ローフォードアーロン・マーフィクリス・ウィリアムズダイアン・ラッドこの映画は、伝説のライダー バート・マンローの世界最速への挑戦を描いたもの。ニュージーランドに住む63歳のバートは、彼が愛用するバイク“インディアン”で、米国ボンヌビルで開催されるバイクレースに出場するのが夢。その夢をかなえるため、家を抵当に入れ単身米国に向かう。幾多の苦難を乗り越え、ボンヌビルにたどり着いたバートはいよいよ世界最速に向けて始動する・・・。レースもさることながら、レースに出場するまでの道のりで、さまざまな人とのふれあいのすばらしさが印象に残る。変わり者で気難しさはあるものの、どこか憎めないキャラのバートに対し、周りの人たちがいつの間にか彼に協力しようとするのだ。アンソニー・ホプキンスといえば「羊たちの沈黙」のレクター博士がすぐ頭に浮かぶが、イメージを一変させるくらいバート役を見事に演じている。なおラストの“インディアン”での疾走シーンは思わず力が入ってしまった。
2009.07.21
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製作国 アメリカ製作年 2004年時間 95分監督デヴィッド・R・エリス出演キム・ベイシンガークリス・エヴァンスウィリアム・H・メイシージェイソン・ステイサムノア・エメリッヒ監禁された人妻からの電話を偶然受けたことから、その人妻を助けようとする青年の救出劇を描く。女にしか興味のない遊び人ライアンは、拉致・監禁されたと訴える見ず知らずの女性からの電話を受ける。最初はイタズラ電話と思ったライアンも、その切迫した声に事態の深刻さを知り、警察に駆け込むが・・・。壊れた携帯電話を修理して偶然つながったという設定が、電話だけが命綱という中、よりスリリングな状況を演出している。テンポよい展開で、適度な緊張感を維持しながら進むので、結構楽しめる映画。
2009.03.21
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製作国 日本製作年 1976年時間 132分監督長谷川和彦出演水谷豊/内田良平市原悦子/原田美枝子白川和子/江藤潤桃井かおり/地井武男1969年に千葉県市原市で実際に起こった事件を元にした中上健次の小説「蛇淫」を題材にした作品。親に溺愛され、親に与えられたスナックの経営を始めた斉木順。ある日、彼は父親から店の手伝いをしているケイ子との交際をやめるように言われ、父親を殺してしまう。さらに帰宅してきた母親も誤って殺してしまう・・・・。最近は年齢を重ね、落ち着いた雰囲気があり、「相棒」の杉下右京役の印象が強い水谷豊だが、そんなイメージをくつがえすような若き日の水谷豊の個性を十二分に出した作品。ある程度の年齢の人なら分かるはずの伝説的なTVドラマ「傷だらけの天使」でのチンピラ青年役を彷彿させる。実際の事件が題材だが、事件そのものを追うのではなく、ちょっとしたことから過ちを犯した青年のその後の心情と行動を描く青春映画となっている。ただ事件そのものもセンセーショナルなだけあって、殺人シーンは結構リアル。あとやっぱり印象に残るのは原田美枝子の大胆なヌードシーンでしょうか。
2008.12.13
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製作国 アメリカ製作年 2001年時間 91分監督ピーター・チェルソム出演ジョン・キューザックケイト・ベッキンセールジェレミー・ピベンモリー・シャノンブリジット・モイナハン偶然であった男女の恋愛を描くラブストーリー。クリスマスが近いニューヨークで、偶然一組しかない黒のカシミアの手袋を取り合ったことでジョナサンとサラは知り合い、楽しいひとときを過ごす。別れ際、ジョナサンは5ドル札に、サラは持っていた本に連絡先を書き、それを古本屋に売った。いつかその連絡先を見つけたら再び会うという約束をして。そして数年後、彼らはそれぞれ婚約者がいたり、プロポーズされたりという状況にあったが、互いに相手のことが忘れられずにいた・・・。あまりラブストーリーは観ないが、偶然出会った男女の恋物語といえば最近ではキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックの「イルマーレ」を思い出した。「イルマーレ」はタイムスリップの要素があり非現実的だったが、本作は天文学的数値で極めて低いながらが可能性がないとはいえないところがミソ。映画では主演のケイト・ベッキンセールの綺麗で好感の持てる演技が光っていた。でも水戸黄門の印籠ではないけれど、最初に出会ったときに惹かれあったのなら、こんなまどろっこしいことをしなくてもすぐ付き合っちゃえばいいのに・・・なんて思いましたが、それでは映画になりませんね。
2008.10.19
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製作国 アメリカ製作年 1992年時間 157分監督マーテイン・ブレスト出演アル・パチーノクリス・オドネルジェームズ・レブホーンガブリエル・アンウォーフィリップ・ホフマン
2008.10.05
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製作国 日本製作年 2001年時間 125分監督宮崎駿声の出演柊瑠美/内藤剛志沢口靖子/夏木マリ入野自由/菅原文太小野武彦/我修院達也神木隆之介/はやし・こば10歳の少女、千尋は両親と共に引越し先の新しい家に向う途中だったが、彼女らを乗せた車はいつの間にか、不思議の町に迷い込んでしまう。その町の奇妙さに釣られ、どんどん町の中に足を踏み込んでいった両親は、町の掟を破ったためブタにされてしまう。一人残った千尋は、町を支配する魔女“湯婆婆”に名前を奪われ、湯屋で働くことに・・・・。ジブリ作品は実は本作以外は「もののけ姫」「ハウルの動く城」ぐらいしか観ていない。よってこう言うのもなんだが、宮崎作品で一番印象深い作品がこの作品である。他の作品も現実世界とはチョット違った感じのする世界が描かれているが、その中でもこの「千と千尋」は現実世界とはかなり隔絶感を感じさせる異次元空間を創出していたように感じた。ゆえにそんな世界にわずか10歳の少女がたった一人で迷い込んだにも関わらず、決してくよくよすることなく、明るくたくましく生き抜こうとする姿に感動すら覚えたから、特に印象深く残っている。そういった中で登場人物(?)も、湯婆婆をはじめ、一度見ると忘れられないカオナシ、汚れの塊のようなオクサレさまなどユニークなものが多い。
2008.08.24
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製作国 ソ連製作年 1925年時間 74分監督セルゲイ・M・エイゼンシュテイン出演アレキサンダー・アントノーフグレゴリー・アレクサンドロフ第一次ロシア革命の中の歴史的事件“ポチョムキン号の反乱”をテーマにした、世界映画史上の先駆的傑作。軍隊の度重なる敗北に伴うロシア国内の反乱により、軍隊内部まで革命の気運が高まっていた1905年6月。戦艦ポチョムキンの甲板につるされた肉の表面に蛆が群がっていることにいかった水兵たちは怒りを爆発させる・・・。タイトルだけは有名だったため気にはなっていたが、古いこともあってなかなか見る機会がなかったこの作品に私が注目するきっかけとなったのが、ケヴィン・コスナーの出世作ともいえる「アンタッチャブル」。コスナーたちの駅構内での銃撃戦のシーンで使われた、母親の手を離れた乳母車が階段を落ちていくシーンは、通称「オデッサの階段」と呼ばれ、映画史上最も有名な6分間といわれる、この「戦艦ポチョムキン」の代表的なシーンからの引用だったから。映画自体は無声だが、画面からは反乱した水兵たちの怒りと悲しみの声が伝わってくるような迫力はあった。そして虐殺シーンを描いたあの「オデッサの階段」は見もの。映画全体では消して面白い作品とはいえないが、いろんな面で参考になる映画です。
2008.06.29
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製作国 アメリカ製作年 1998年時間 114分監督ウディ・アレン出演ケネス・ブラナージュディ・デイヴィスレオナルド・ディカプリオメラニー・グリフィスジョー・マンテーニャ
2008.05.18
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製作国 アメリカ製作年 1998年時間 101分監督バーベット・シュローダー出演マイケル・キートンアンディ・ガルシアマーシャ・ゲイ・ハーデン
2008.03.30
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製作国 アメリカ製作年 1997年時間 126分監督ジャン=ジャック・アノー出演ブラッド・ピットデヴィッド・シューリスB・D・ウォンマコダニー・デンゾンパ
2008.03.02
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製作国 アメリカ製作年 1997年時間 116分監督フィリップ・ノイス出演ヴァル・キルマーエリザベス・シューレイド・セルベッジアヴァレリー・ニコラエフヘンリー・グッドマン
2008.03.02
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製作国 アメリカ製作年 1996年時間 116分監督エドワード・ズウィック出演デンゼル・ワシントンメグ・ライアンルー・ダイアモンド・フィリップス マイケル・モリアーティマット・デイモン
2008.02.10
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製作国 アメリカ製作年 1995年時間 126分監督デヴィッド・フィンチャー出演ブラッド・ピットモーガン・フリーマングウィネス・パルトロージョン・C・マッギンレーリチャード・ラウンドトゥリーキリスト教の七つの大罪に基づく連続殺人事件を描くサイコ・スリラー。巨漢の男が汚物にまみれ、食べ物の中に顔を埋めた格好で死んでいるという事件が起こる。男は何者かに極限まで食べ続けるように強要されたことが判明し、さらに現場には“GLUTTONY=大食”と書かれた文字が残っていた。退職まで1週間というベテラン刑事サマセットと、新人刑事ミルズがこの事件を担当するが、間もなく第二の殺人事件が起こる。そして今度は“GREED=強欲”という文字が・・・・。独特の色調の中で、キリスト教の七つの大罪になぞらえて行われる猟奇殺人。しかし、気持ち悪さは多少あったが、残虐性は意外と低く、むしろラストにむけて淡々と進むストーリーに見入ってしまいます。ブラピ、モーガン・フリーマン、そして犯人役のケビン・スペーシーと役者も揃って素晴らしい作品に仕上がっているが、やはりこの作品の評価を決定づけたラストはやはり衝撃的で、すべての布石はこのラストのためにあるがごとくだった。映画のラストとしては後味が悪すぎるとの印象もあるが、「う~ん!こう来たか!」と思わず唸ってしまった衝撃のラストは必見です。
2007.11.14
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製作国 日本製作年 1989年時間 107分監督熊井啓出演奥田瑛二/萬屋錦之介三船敏郎/芦田伸介上條恒彦/加藤剛内藤武敏千利休が太閤秀吉の命で自害して27年。愛弟子だった本覺坊は洛北の山中で、半ば世捨て人のように日々を送っていた。ある日、利休がなぜ秀吉の怒りを買ったのかという理由を解明しようとしていた織田有楽斎と会い、有楽斎に問われるまま、死に至るまでの利休の行動を語るのだが・・・・。千利休はなぜ死ななければならなかったのか?をテーマにした重厚な歴史ドラマ。原作が井上靖だけあって、どこかチョット小難しく、特に精神面の描写が中心なため、結構分かりにくい。出演者もオール男優キャストということで、色気も何もあったものではない、いわゆる映像的にも侘び寂びの世界が展開していく、少し暗い映画ではある。死の謎を追うというよりも、利休の茶人としてのあるべき姿や、本覺坊の師に対する思いなどが描かれている映画で、興味がないと観るには辛い映画。
2007.08.15
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製作国 日本製作年 1979年時間 138分監督斎藤光正出演千葉真一/夏木勲渡瀬恒彦/小池朝雄かまやつひろし薬師丸ひろ子
2007.08.15
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製作国 日本製作年 1981年時間 112分監督相米慎二出演薬師丸ひろ子/渡瀬恒彦風祭ゆき/三國連太郎大門正明/佐藤允寺田農人気推理作家の赤川次郎の同名小説の映画化。4人しか子分のいないヤクザ・目高組の親分が死んだ。親分は死ぬ前、自分の跡目は血縁者にと遺言していたが、唯一の血縁者は同じ頃、車に轢かれて亡くなっていた。一方、事故死した父と最後の別れをし、文字通り天涯孤独となった女子高生の星泉は父の愛人・マユミを頼って一緒に暮らし始める。そんな泉の前に見知らぬ男たちが現れ、目高組四代目組長を襲名してほしいと告げられる・・・。赤川次郎原作らしく漫画みたいな設定だが、公開当時、薬師丸ひろ子の異常人気で大ヒットしたような記憶がある。この頃は新たなアイドル歌手が大勢輩出され、アイドル映画全盛のような感があったが、もともとアイドル歌手出身ではない薬師丸ひろ子の映画はこれらアイドル映画とはどこか一線を画していた。ただ、かといって高尚とかいうわけでもなく、コミカルでライトタッチだが何かオーラのようなものを感じで観ていた。ストーリー自体は単純で、かつありえないような漫画チックさもあり、観ていてこちらが恥ずかしくなるようなシーンもあるが、それなりに当時としては楽しめル作品。(今の人はどう見るか疑問だが・・・)そしてラストシーンで機関銃をぶっ放して、「カ・イ・カ・ン」というシーンは未だに印象深い。当時を知る世代にとっては、最近のチョットとぼけているがまったりしたお母さん役の多い薬師丸ひろ子の演技は、今まで持っていたイメージを損なわず彼女の持ち味を見事に引き出したように感じる人が多いのでは?
2007.08.15
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製作国 日本製作年 1974年時間 91分監督鈴木則文出演多岐川裕美/渡辺文雄山内えみこ/早乙女りえ渡辺やよい
2007.08.15
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