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Sep 27, 2019
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テーマ: 銀塩カメラ(77)
 カメラの歴史

カメラの語源は、CAMERA(ギリシャ語=部屋)OBSCURA(ラテン語=部屋)から発したものと言われている。
 暗い部屋の一部に小さな穴(ピンホール)を開けると、外の景色がピンホールから内壁に投影されることが発見され、初めは、画家達がこれを精密写生の手段に活用したのが、後に感光材料に置き換わる形でカメラが誕生した。
 感光材料が未発達の時代には、撮影後直ぐに暗室処理を必要とし、移動撮影等は夢物語であったが、湿板が乾板に変わり、更に1888年ジョージ・イーストマン( George Eastman 、1854年7月12日ー1932年3月14日)によってロールフィルムが実用化されカメラは携帯できる機材として、急速に発達した。
 カメラが今日の小型精密機械として体制を整えるようになったのは、1925年発売のライカによる影響が大きい。ライカが採用した35mmロールフィルムを使用したカメラは、その後、日本のカメラメーカーを含めた技術開発競争の中心的対象となり、使いやすさ(各種自動化・フールプルーフ化、一眼レフ化)機能の拡大(アクセサリーの充実、システム化)低価格化(生産の近代化)の革新が急速に進められた。
 ムービーカメラも同様の技術的背景のもとに、使いやすさ、機能の拡大によりスチルカメラとともに発達し今日に至っている。

次回、カメラの構成要素、レンズ、シャッター、絞り、ボディ、ファインダー、距離合わせ機構につい





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Last updated  Sep 27, 2019 09:00:06 AM
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