ぽるとがる日記

ぽるとがる日記

2010年03月09日
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テーマ: 海外生活(7779)
カテゴリ: 独り言
ドイツ国際平和村での事を日記に書きたいのだけど、なかなか書けない。
いろいろなものを見て、いろいろな事を感じたはずなのに。。。
私のつたない表現力では伝えきれないから、書けないのだろう。
ま、気を取り直して、簡単に報告。

平和村には常に、250人から300人弱の子供達が居る。
子供達は、アンゴラ、アフガニスタン、カザフスタン、タジキスタン、グルジアなどから集まって来る。
私達が行った時は、中央アジアから来た子供達の入れ替え(治療が終わり帰る子供達、これから治療を受ける子供達をチャーター機で送る)の時期だった。
到着後、感染症の有無が分かるまで、子供達は隔離される。
実際隔離中だったので、中央アジアからの子供は少なかった。
だから、今回接した子供達の80パーセント以上がアンゴラからの子供達だった。
アンゴラの子供達の入れ替えは、8月あたり。
いままでにこんな事はない。

日本から来る学生達は、片言のドイツ語を勉強してくるので、子供達と接触する事が出来る。
まあ、私はアンゴラの子供達にはポル語で話しかけるけど、ポル語で話しかける必要は無い程、子供達は皆ドイツ語を達者に喋っている。
まだドイツに来て3ヶ月だというのに、なんて上手なの?
私が、ドイツに1年半いても、こんなに喋れるようにはならなかった。
子供の能力ってすごいわ~。
だって、同じアンゴラ出身の子供同士で、ポル語じゃなくてドイツ語で喧嘩しているんだもん。
あそこでは、ドイツ語が共通言語だものね。
幼い子程、長期滞在になるほど、自分の国の言葉を忘れることもあるようだ。

来たばかりのアフガニスタンの子は、勿論ドイツ語が全くわからない。
年を聞いても分からない。
皆で身振り手振りで、それらしきものを聞き出したけど。。。
こんな子も、2ヶ月ぐらいでドイツ語がペラペラになるんだなー。

今回、たくさんのアンゴラの子供達と接して、私はかつてポルトガル植民地であったアンゴラの事を何も知らないんだなーと思った。
ポルトガルには、たくさんのアンゴラからの移民が暮らしている。
ここで生活が厳しい人も多いとは思うけど、ある程度の文化レベルの生活をしている人も多いはずだ。
でも、私達が接触して来たのは、自国では絶対治らない病気にかかっている子供達、地雷などを踏んで車いすや松葉杖の子供達なのだ。
それでも子供達はすごく明るい。

元平和村スタッフのアキさんが書いた アンゴラレポート を読んで、アンゴラの事をすこし垣間みた様な気がした。


つづく。。。





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最終更新日  2010年03月10日 02時36分07秒
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