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まず新年ですので改めてたっくんについて。
たっくんは赤ちゃんの頃言葉が遅かったことから、
いろんなところで相談を受けたり療育を受けたりしています。
そして発達障害について勉強したり、いろんなタイプのお子さんや親御さんとお話するにつれ・・・
たっくんは普通の人とはちょっと違う変わったタイプで、
だけど、典型的多動とかアスペルガーとかとも違っていて、
カテゴリー分けするのがとても微妙なタイプです。
こういうタイプを「グレー」と呼ぶのは一般的かと思うのですが、
どうやら最近某声優さんの影響か、そっち系の方のことを指すことがメジャーになってきたように感じまして
誤解されるのはイヤなので(笑)
私は心の中で「 レア種
」と呼んでおります。
完全に私の造語でございますが、今後「 レア種
」なる言葉が出てきたら、
そんな「ちょっと変わった子」という意味だと思ってくださいませ。
さて、革命について。
もともとたっくんは、観劇が好きではありません。
ホールとか映画館とか暗い場所が苦手で、静かに座っていなくてはならなくて、
幼稚園の頃は年に1回の観劇会でも泣きそうでした。
しかしいくら私でも、嫌がるたっくんを無理やり連れていくような鬼ではありません(笑)
たっくんが自分から見たいと言ったのよ!
水を使った演出や、タッキーがフライングする映像を見て、興味を持ったみたいです。
暗い場所は大丈夫になったみたいだし、割と静かに座っていられるし、
成長を感じるわ~なんて思ったものです。
チケットが当たったときもとても喜んでいて、
「お正月が楽しみ~
」なんて、ワクワクした顔で話していて。
「愛・革命」の歌も好きと言って歌っていたのに。
それが前日は、なんだかうかない顔をしている・・・
理由を聞いてみると、
「戦うシーンが怖い」と・・・![]()
そうでした、たっくんは、大抵の男の子が好きそうな戦隊ものに一切興味がない!
好きなアニメは、「サザエさん」に「ちびまる子ちゃん」。
最近になって「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」を時々見ますが、
全部ほのぼの系だ~!!!
それって戦闘シーンが苦手だったのか~![]()
(今更気付いた母)
一応、お芝居で本当は斬られてないこと、血は出ないよ、と説明してみましたが。
きっとそんな話だけでは「怖い気持ち」は解消されないんでしょうね。
「剣が出てくるだけでも怖い」
うん。しかし。
「血が出ないのもだめ。赤はだめだけど、 白とか黄色とか
出て欲しい」
謎だ・・・謎すぎる・・・![]()
適当に言ってるだけかもしれないけれど、
言葉がハッキリしていてしっかりしゃべるので、すごくもっともらしく聞こえる。
それがまた、たっくんの困難さなのかもね・・・
さて、観劇当日なのですが、行きの電車の中でたっくん怒られまして。
最寄り駅に着いたものの、
「そのまま反対の電車に乗って帰るよ!」って怒りました。
そしたらたっくん、
「ごめんなさい、もう絶対しないから、行こう!」って。
殺陣のシーンが怖くて行きたくないんじゃなかったのですか?![]()
お行儀は悪いし、怖いから行きたくないとか言ってたし、
本当に帰ってもいいと思っていたのに。
えー、どっちなんですのよ。
でも謝ってるし行きたいって言うから行く。
そして帝国劇場。始まる前もなんか楽しそう、たっくん。
オープニングは歌とダンスが迫力で、
戦うシーンはすぐ終わって、竜宮城は楽しい演出で。
たっくん
「案外楽しいじゃん!
」
「案外」は余計ですが。
言葉を知らない子どもですのでご勘弁を。
ちゃんと教えとかなきゃ
1幕は楽しく終わり、休憩が30分。
当然ですが、トイレは女子のみ激混みです。
まずたっくんを男子トイレに連れて行き、すぐに終わったので
たっくんを席で待たせて私がトイレへ。
長い長い行列、休憩がそろそろ終わるころやっと席に戻ると・・・
たっくんがいない。
ロビーの係員の方にお願いして探していたところに、
通路からピュッと飛び出してきた。
泣き顔のたっくんが。
「すごく心配だったんだよー」って。
でもね、たっくん。それは自分が不安だったんだよ。
そして女子はトイレに時間がとてもかかる。
これも教えておかなきゃ
そして2幕。
大迫力の大量の水が流れる中、大迫力の戦闘シーン。
しかし迫力があればあるほど、たっくん号泣![]()
予想外(一般人からみると)というか予想通り(たっくん的には)というか。
でもー、でもー。
白とか黄色じゃないけど、斬るとお水が吹き出てるよー♪
それで平気になるんじゃなかったっけー?
なんてことも関係ないくらい。
それだけ真にせまった見事な舞台だったということでしょう・・・
何度かハンカチを差し出したけど、突っぱねられた・・・
服で涙と鼻水は拭かないでおくれよ・・・
せっかくのふわふわのボアの襟がしっとりしちゃった。
これも後で教えなきゃ
終わった後、たっくんはすぐに
「子どもには刺激が強すぎるよ・・・
」って泣いていた。
たっくん。
たっくんは子どもだけれど、自分の感じたこと=子どもが感じること、ではない!
あなたは「レア種」なのだ!
「たっくん、それは『たっくんには』でしょ。他の人は泣いてないでしょ。」
カミングアウトとはちょっと違うけど、
人によって考え方が違い、たっくんは少数派であることを少しずつ伝えています。
自分を一般化するではない!
それがレア種として生まれた者の掟なのだ・・・
ああ、それにしても殺陣が楽しめないとは。
「パイレーツ」も「スターウォーズ」も「七人の侍」も「LOTR」も。
私の好きそうな映画は大抵一緒に楽しめないじゃないかー![]()
きっと将来デートにも困るな相手がいれば、だけど。
いつか成長してくれることを期待する・・・
なんとこの冬休みで、あまり好きではなかった麺類(おそばとうどん)を気に入り、
苦手なエビ天も美味しく食べられたんですもの。
これはたっくんの大革命![]()
さらなる革命の進化を期待して・・・
母は日々研究と忍耐ですな