風とこころ

風とこころ

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のろい?




かーん。。。かーん。。。

管理人はわら人形に釘を刺し、金槌で打ちながら何かぶつぶつ言っていた。

よく聞いてみましょうv


「エロイムエッサイム・・エロイムエッサイム・・・・」


・・・・・こえェー!!( ̄口 ̄;) つか、言ってることとやってること、ちげー!!


「・・・・・・・」


「ちょっと、奥さん。そこの奥さん!!」


「あ?」


管理人は振り向いた。


「あんた、何してんの?」

「何って・・・見たら分かるでしょうよ。」

「いや、わかんないって!丑の時参りなのか、悪魔の召喚儀式なのか・・・」

「そうかあ?」


管理人はボーっとしている。

丑の時参りとはその名の通り、午前二時である。

管理人はよく寝る人だ。お昼寝しても夜寝れるタイプ。(笑


「つーか、あんた帰れ。家帰って寝ろ!」

「眠いぜ、ヒャッホ――――!!」

「!?」


管理人、壊れた!・・・・・眠すぎて。(笑


「っつーことで。おやすみ~」

「あ、帰るんだ。」

「うん。」

「変な人に気を・・・・・いや、変な人が気を付けないとね。」

「え?・・なに?」


管理人は夜に外に出ると親に「人襲うなよ。」と言われる。(爆


「んじゃね~、おやすみ。」

「ああ、オヤスミナサイ;」


管理人が去ってから、管理人の持っていたわら人形を回収した。

「やれやれ。いったい誰呪ってたんだか・・・・」


こうして、管理人の恨み辛みが詰まったわら人形を焼却し、

世界は平和になりましたとさ。(何

めでたしめでたし。2005.03.08


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