
今日は仕事で静岡県に行きました。
途中、休憩がてら由比のSAで海を撮影。
僕の実家はチャリンコで5分も走れば海に行けるところでした。
写真のような防波堤ではなく、砂浜の海です。
子供の頃、悔しい事、悲しい事、楽しい事、何があってもいつも
チャリンコでその海に行っていました。
何故なら、海はいつも僕の悩みを聞いてくれて勇気をくれたからです。
十年以上、里帰りをしない時期がありました。
あちこちで自分のプライドがへし折られて、身も心もボロボロだったからです。
でも、本当に久しぶりに里帰りをしたことがありました。
僕は最初にあの海に一人で行きました。
あの頃、何でも相談に乗ってくれたあの海です。
でも・・・・・・、
海は僕に何にも答えてくれも,話しかけてくれもしてくれなかった・・。
ただ、ざぶ~ん、ざぶ~んと波を寄せては返すばかりでした・・・・・。
すごく、寂しかった・・。
その時ふと見るとそこには一人の少年が立っていました・・。
まるであの頃の僕のように・・、
海に話しかけてるみたいに・・・・・。
嬉しさと切ない気持ちがいろいろありました。
帰ろうと思って、海に背中を向けたその時です。
「おかえり、長かったね・・、ずいぶんと大人になったね・・・。」
あの頃の海の声が聞えました。
「え・・・?」
振り返ったその時。
あの少年はもういませんでした・・・。
そうして、海はさっきのように
ざぶ~ん、ざぶ~んと波の音を立てているだけでした。