税理士ナースとは何か
ナースというのは結構因果な商売です。
学生の頃から want と need はなにが違うか？なんて小難しいことを教育されます。
例えば、リハビリに行きたくない患者さんがいます。リハビリを休むのがこの患者さんの当面のwant。でも、本当のwantは「歩けるようになりたい」。
だったら、この患者さんのneedは「少しでも身体を動かすこと」。これをどう援助していくのか、どこのどの筋肉をどう動かす必要があるのか、それをリハビリ室に行く以外に叶える方法はあるのか、リハビリに行きたくない理由を取り除くにはどうしたらよいのか等々を考えて、働きかけて、また考えて・・・ということを延々と繰り返します。
看護学生時代に叩き込まれたそのｍｉｎｄで、税理士をしています。
「数字苦手だから帳簿つけたくない」「税金なんて納めたくない」そんな当面のｗａｎｔの奥にある本当のｗａｎｔはなんでしょう。そのために必要とされているケアはなんでしょう。
「必要な人に必要なときに必要な分だけケアを提供したい」そう願って看護師になったあのときの気持ちで、税理士ナースを名乗っています。
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