全13件 (13件中 1-13件目)
1
なめとこやまの熊のことならおもしろい。という書き出しで始まる宮沢賢治の「なめとこ山の熊」 。この童話のなかで月明かりのなか、こぐまと母ぐまが話しているのを子十郎という猟師が聞いているというシーンがある。その時の夜空の月の様子をこう書いている。「ほんとうに今夜は霜が降るぞ、お月さまの近くでコキエもあんなに青くふるえているし第一お月さまいろだってまるで氷のようだ、子十郎がひとりで思った。」しばれる朝、東の山際に 月がこうこうと青白く輝いているのを見るとなぜかこの文章を思い出す。お月さまの近くでコキエもあんなに青くふるえているしのコキエってずっとわからなかったがきのう、わかった。星座の牧羊座の東側の小さな三つの星のことだ。パソコンは便利なものだな。と、つくづく思ってしまう。さて、もうすぐ2月。乱拍子は2月9日、13時大通り1丁目の雪祭り会場のステージで獅子舞と八丈太鼓をする予定です。ぜひ見にきてください。
2016.01.30
コメント(0)
連日、保育園へ獅子舞の門付。どこの保育園でも獅子を見て泣く子がいる。それも泣き方が中途半端じゃない。地球が ひっくり返るんじゃないかと思えるほどに泣くのである。よくもこれほど泣けるなといつも思う。大人じゃこうはいかない。体いっぱい使って泣く子らはほんと、命のかたまり。なんていとおしいものか。
2016.01.26
コメント(0)
キュキュ。風船のこすれる音がいやだ。 キュキュ。ガラスを指でこする音がいやだ。 キュキュ。雪がなる。マイナス9度、10度あたりになると、歩くとキュキュ。雪がなる。でもこれはここちいいのである。 足元の雪を踏みながら、新聞配達が始まる。薄暗い闇のなかを車を進めて行く。今日は、乱拍子の公演が昼からふたつある。そんなことを考えながら、新聞を配っていると、あ、通り過ぎちまった。配る家を。こんな感じで朝が過ぎて行く。新聞配達夫ジジの朝。
2016.01.24
コメント(0)
1月は獅子舞の門付の月で、たくさんの保育園に行く。ということは、たくさんの子供達に会うということだ。今日は獅子舞が来ると、保育士さんから前もって言われているせいか、保育園の玄関を入っただけで、獅子舞を見せるまでもなく、泣き出す子や、獅子舞が来たと、皆に告げに行く子やら、子供たちは、戦々恐々としている。そんな中、お囃子の太鼓と笛の音が鳴り始め、獅子が登場するのである。不安な目がありたたかいを挑む目があり興味深々な目がありきょとんとした目がありその中でも、一人か二人はなぜだかわからないが 忘れられない顔に出会うものである。忘れられないと言えば、亡くなった父とのことである。小学生のころだったと思う。父が仕事を終えて会社から 同僚を連れてきたことがある。まだ女の人は結婚したら家庭にというのが、当たり前の時代である。母は小学校の教師をしていて、学校を終えてからも教育関係の集まりやら研究会やら 忙しくしていて、普段でも帰りは遅く、父はそのことに関して文句ひとつ言わなかった。 その時もいつものごとくまだ帰っていなかった。必然、父が同僚のお膳を支度する。小学生のわたしにもお酒を飲むグラス用意するよう頼まれた。いさんでグラスを用意したが、そのグラスを見て父が怒った。グラスは汚れていたのだ。普段、怒らない父が怒った。あの時の父の顔。今も忘れられないのである。どんな表情だったのかさだかではないのだがともかく忘れられない顔だった。 普段、
2016.01.22
コメント(0)
朝の4時、5時まだまだ夜明けは遠い。雪あかりで真っ暗というわけではないが街灯のあかりがないと、夜そのもの。車に乗って、新聞配達。オレンジ色した街灯に照らされた道を走っていると、巨大なくじらに飲み込まれて、その腹の中を走っているような気になるのだ。小さい時に観たディズニーの「ピノキオ」を思い出す。暗闇の深部にどんどん入り込んで行くような。新聞配達夫ジジより。
2016.01.20
コメント(0)
格安スキーツアーのバスが事故を起こし、14人の若い命が失われた。貸切バス業界では2000年に規制緩和が行われ、新規参入業者は、改正前の2倍近くになったそうである。生き残るためには、料金を低く抑え、顧客を獲得する価格競争が。まず、抑えるのは人件費だろう。そのために運転手には過大な負担が課せられたであろうことは、想像できる。亡くなられた人たちはまさか自分が死ぬとは思っていなかっただろう。まわりの人たちも、彼らが死ぬとは信じられないだろう。自分のことについて言えば死ぬなんてことは考えていないし、まして明日死ぬなどとは思わない。自分のかみさんや娘が死ぬなど考えようもつかない。でも、死は突然やってくるんだな。と、考えてしまった日でした。今、世界では至る所で戦争が。戦争では、死は突然やってくるものではなく、日常の風景になる。殺し合いが日常の風景になる。そんな日常はいらない。平和の伝道師ゴジャはいう。戦争はいらない。
2016.01.18
コメント(0)
立派な欅の長胴太鼓が来ました。とても重く一人では運べそうにありません。いつから使おうか、いや立派すぎて使うのもったいない!!飾っておきたいほど河原太鼓さんありがとう!昨日学童の海賊クラブに獅子舞の門付に行きました。投げられたおご祝儀の包みに1つ1つ書いてありました。「we love 乱拍子」」「また見に行くよ」匡「頑張ってね」「今年も平和を願って叩いてね」とたくさん書いてあって、涙が出るほどうれしかった!多くの人に支えられて乱拍子は17年目を迎えることが出来ました。ありがとうございます。
2016.01.17
コメント(0)
防水やカメさんはまたやってしまった。と、心のなかでつぶやいた。というのは、昨日のことである。1月に入って、獅子舞の門付が続いているわけだが、昨日は、意外と早く終わった。なにを思ったのか、自営をしている友達のところに獅子舞の門付に行こう。と思ってしまったのだ。 思ってしまうと、行動は早い。車に乗って、その友達の家へ。もちろん、アポイメントなし。サプライズは喜ばれる。誰にでも獅子舞は喜ばれる。大きな勘違いのまま友達の家のドアをピンポーン。そして、友達はいない。ここで帰れば良かったのだが、なぜか後には引けないモードに入っていて、事務所の中で獅子舞を。ひんやりとした空気のなかを舞切って、退散。やってしまった。カメさんは心の中でつぶやいた。またひとり、友達を失った。
2016.01.14
コメント(0)
明日待望の欅の長胴太鼓が乱拍子に来ます。1尺7寸で八丈を叩いてもそう簡単に壊れない太鼓です。八丈太鼓は太鼓のふちを叩くのが特徴ですのでどうしても胴が頑丈でなければ困ります。そのため高い太鼓を買いました。・・と言っても岩見沢の河原太鼓屋さんに借金をさせてもらいました。大太鼓に次ぐ値段です。120万近くしました。名をつけました。片面に「乱拍子」もう片面に「踊」。と乱拍子の太鼓にはほとんど名がついています。乱拍子をやる前から太鼓を持っていたせいもあり「祭」「穣」「炬」とあります。4男の事務局長の踊りの番がようやく来ました。厚が持っている皐月に使う太鼓は寿・成と私達の両親の名が彫ってあります。もし今度またよい太鼓を買うとしたら小春の名を書いてもらいます。もう1つ2つと欲しいところです。しっかり働いて太鼓を買うぞ!!・・太鼓を初めて買った時のことを思い出しました。1か月分の稼ぎとボーナスを4畳半の畳の上に1万円札を1枚1枚置いて33枚持って浅草に辰が買いに行きました。カバーを買うお金がなくて浅草からむき出しの太鼓を担いで電車で帰ってきました。・・・家に太鼓が来たときのうれしかったこと!・・・・・喜びが胸に広がります。
2016.01.13
コメント(1)
新年を迎えて13日。13日。頭の中をうさぎが駆け回る。時計をぶらさげたうさぎが跳ねまわる。もう、13日たった。急がなくちゃ、急がなくちゃ。遅れるぞ。遅れるぞ。何故、急がなくちゃいけないのか、なんに遅れるのか、聴いても答えない。いやだよ。急がされるのは。どこにいつまで行くかは自分で決めるよ。 うさぎはいつの間にか、くさむらの中に潜り込んで姿が見えなくなっていた。夢の中より。ガジャ。 どこにいつまで行くかは、自分で決めるから。されるのは。 夢の中から。
2016.01.12
コメント(0)
新年あけまして、おめでとうございます。わしの名はゴジャ。平和の伝道師。平和について語り伝えるのが役目。続けるということ。続けれるということ。続けなければいけないということ。今年、還暦を迎える。父は59歳でなくなった。自分もそのあたりかな。と思っていたら、なんかまだまだみたいだ。小さい時から、続けてやっていること。絵を描いている。体を動かすことが好きで10代のなかばから30代まではサッカー。太鼓や民舞は30代から。防水の仕事も30代から。乱拍子は40代から。どれも自分の生活にかかせないもの。 続けていれるということは、そういう事だと思う。60を迎えてどれもこれもやるというのはいかないと。体が持たない。だから、防水の仕事をしながらも、今年は、乱拍子の中で太鼓や演じるということでやって行こう。今年は、物をつくることでやって行こう。と、やる事を選んでやっていくことにした。で、今年は太鼓や演じる事をやっていくことに決めた。続ける事。ガムテープでぐるぐる巻きにしたタイヤを太鼓のばちでたたき続ける。だいたい5分も叩いていると飽きてくる。飽きてきても叩き続ける。疲れてくる。疲れてきても叩きつづける。飽きてきても叩き続けるには飽きない様にたたくこと。疲れ来ても叩き続けるには疲れても楽しく叩く事。そうやって1時間も2時間も叩くと、何か不思議な感じになるのだ。平和な世の中が続くのには、ちゃんとした訳がある。みんなが平和を望んでいるから。今年も、乱拍子ともどもゴジャもよろしく。
2016.01.11
コメント(0)
明けましておめでとうございます 本日は乱拍子団員のもと子が1月7日の木曜日に行う、やまびこ座でのお正月公演についてお知らせさせていただきます! 新芸能集団「乱拍子」 お正月公演日時: 1月7日(木) 開場 9:45 開演 10:15 (公演時間は約1時間)会場: こどもの劇場 やまびこ座 (東区北27条東15丁目) ※東豊線「元町駅」より徒歩5分 入場料: 1000円(4歳以上一律料金) ※予約券の場合は一律900円予約方法: 乱拍子事務局メールmurabake@yahoo.co.jp 事務局電話番号 011-855-2029または子どもの劇場やまびこ座(011-723-5911) までお問い合わせください。 今回の演目は、狐のお餅つき・雁の飛び太鼓・山獅子の舞などなど・・・面白い演目がたくさんありますよ!もちろん!わらべうたや村場流八丈太鼓もお見せいたします。ぜひ皆さんお越しください☆
2016.01.04
コメント(0)
乱拍子は、元旦から連日 門付の毎日です。新獅子の顔写真を、お披露目。1体ごとに、厚の託す願いや思いが あります。 皆様の健康と祈願成就を願い 今年も獅子たちが頭を かませて頂きます。 獅子にかんで貰えない私は、元旦 近所の護国神社に娘と初詣に行って来ました。今年で3年目。 今年、娘は仕事の新たな目標を掲げています。その目標成就を隣で祈り、私は健康を願った詣でとなりました。 穏やかな天気の中、帰る頃には、参拝客で溢れていました。どうぞ 2016年も健やかで実りある1年となります様に。 先ずは、乱拍子が皆様の元へと門付に参ります。 直でした また次回
2016.01.02
コメント(3)
全13件 (13件中 1-13件目)
1