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2016.01.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
前回の文面で
毎日を丁寧に暮らすこと
丁寧に生活しようと心掛けること
そんな大切さを綴ってみた。

例えば
お正月に食卓を飾るおせち料理。

和食の良さや素晴らしさは
普段何気なく口にしている
季節ごとの食事の中に
あるような気がする。

日本において健康で暮らす為には
和の食事が大事であるように感ずるらしい。

和は平和の和に通ずることから
まずは和やかな雰囲気作りが
大事なってくるように思う。

和やかで楽しく
明るい食卓である。

言い争いや議論の少ない
ゆったりとした
穏やかで安らかな食卓だ。

家族同士であろうと
友人同士や仲間同士だろうと
食卓つまり同じテーブルを囲む折りには
和のテイストが大事になるように思う。

明るい和やかな雰囲気作りを
皆が心に掛ける必要がある。

そうした細やかな気配りは
和を持って尊しとなすと説いた
古代の偉人(聖徳太子)を思い起こさせ
何とはなしに趣き深い。


日常の食事の基盤を和食にと思うのには
和食はギラギラとした油脂類を多く使わないので
ヘルシーだからである。

我が国は雨量が比較的多く
そうした気候風土もあって
さっぱりとした薄く淡白な味付けが多いのも
理由の1つであるように思う。

和食は
春夏秋冬四季それぞれに存在する
旬の素材を取り上げ
器に凝り
生け花を始めとする
周囲の雰囲気作りにも配慮する。

よって食卓近くには
一輪の花を飾るのもいいのではないだろうか。

器や生け花は
日本人の繊細さや優しさ
おもてなしの心が反映されていて
快い気分に浸れるからである。

慌ただしい暮らしの中にあったとしても
日々時間に追われることなく
心して1日の中に自分なりの
ゆとりの時間を持つことが
大切なことなのだと感じられる。

自分なりの時間なのだから
その人その人なりの好みが
反映されていて構わない。

ある人は本を読み開くだろうし
ある人は映画を観
味わうだろう。

また
ある人は楽器を奏でるだろうし
ある人は歌を歌うかもしれない。

入浴時の鼻歌などは
ストレス発散には大変有効である。

実際
同年代の友人達の何人かは
数名の仲間同士で
ギターなどをつま弾いている。

1つのグループは
仲間同士でCDまで制作したらしい。

また別のグループは
小さなコンサートを
様々な場所で開催し
音楽を楽しんでいる。

音楽は人の心を癒すから
演奏するのも観賞するのも
いいものだとつくづく思う。

他にも
ボランティア活動に精出す人などがいて
書き出すとキリがないが
諸先輩がたや同輩達が実践している趣味分野は
本当に多岐に渡り
広範囲に及んでいる。

毎日仕事に追われ
忙しく慌ただしい生活を送っている人ほど
自分の世界に浸り
自分の時間を作り出すことが大切だ。

自分の世界なのだから人と比較し
比べることはない。

だからこそ
全く持って何もしたくない
考えたくないと言う人は
ただ単純に
ボォーっとしているだけでもいいのである。

ゆとりの時間として理に適っている。

ボォーっとしているだけでも
十分その人なりに
自分の時間を楽しんでいたりするからだ。

好きな飲み物を楽しむだけでもいい。

カップから温かな湯気が立ち上るのを
ただ眺めているだけでも
(かぐわしい香りを楽しむだけでも)
いいように思う。


例えばである。

イマジネーションの世界に飛んでみるとする。



朝の光が窓に射し
静かに揺れている。

本当に静かな休日の朝だ。

そうした静かなひと時を味わってみたい。

鼻歌の1つも捻りたくなってくる。

そこでついつい
出窓の観葉植物に水をあげながら歌い始める。

朝の優しい光が体を包んでくれる。

朝の優しい光線を心に嬉しく感じながら
今生きていることがただただ有難い。

今ただ生きていると言うことが嬉しくて仕方ない。

心からそう思えてきたりする。

お湯を沸かし温かな飲み物を作り始める。

ラジオのスイッチを入れると
軽快な音楽が流れ出し嬉しくなる。

朝の時間は若さと同様
過ぎて行ってしまうけれども
いつもずっと
こうした柔らかな朝の光のように
愛する優しい気持ちを大切に
生きていたいと心から思う。


どうだろうか。

イマジネーションの世界は優雅で面白い。

しなやかであたたかみのある成熟した姿勢と実践を
これからも心に掛けようと思う。



大寒は過ぎたものの
まだまだ厳しい寒さが続くようである。

どちら様もどうぞ
お体大切に。





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Last updated  2016.01.27 19:49:29
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