2007年01月31日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

 舞踏会の翌日、ミミはエリック・セヴラン王子に恋しているというブランシュ・フェレ侯爵令嬢に出会います。令嬢は白に近い金色の美しい巻き毛を持つ高貴な美女なのですが、エリックにきちんと応対してもらえず悲しそうに涙を流して泣きじゃくっているのです。令嬢に同情したミミは、「もうすぐ意に沿わない結婚により外国に行かなければならないから、せめて最後の思い出作りにセヴラン様と踊りたい」というブランシュの切ない願いを叶えてあげようと協力することになります。しかし、「かわいそうなブランシュ様のために踊って差し上げてもいいじゃない」とミミが頼んでもエリックは「断ったことだから勘弁してくれ」と言うばかりです。困ったミミは、弟の婚約者で隣国の公女でもあるベアトリスに何とかしてくれるよう頼みますが・・・。
 「鏡のお城のミミ」シリーズは、田舎育ちの主人公の少女ミミが元王子であるエリックと恋に落ちることになるというストーリーです。エリックとミミは結婚しようとしますが、エリックの元王子という身分のせいで様々なトラブルに巻き込まれることになり今一歩のところで思いを遂げることができません。そうこうするうちに二人はクロティルド王国の内紛に巻き込まれていくことになり、クロティルドの王位継承権を持つエリックとカンタン王国の王子の姉であるミミは別々に引き離されてしまうことになるのです。しかし、どうしても互いをあきらめることのできないミミとエリックは何とか再会することができるようにクロティルドとカンタン別々の国でそれぞれ頑張ることになります。
 今回はシリーズ初の短編集です。エリックとミミが出会ったばかりの頃のストーリー「Shall we dance」、ちょっとホラーで悲しい「亡霊城の王妃」、大きな商会のお嬢様リゼットの求婚者を探す「小さな恋の種まいて」、砂漠の城砦で騎士修行をするミミと寝たきりのエリックを描いた「砂に咲いた花」、エリックと引き離されたミミがカンタン王国でどう暮らしているのか?よく分かる「午後のお茶会」5編が収録されています。ミミとエリックが出会ったばかりの頃から現在まで二人の恋がどう育っていったのか?これまでの二人の恋の軌跡がいろんな角度から描かれていて大変面白かったです。
 ジャンルは、ラブストーリー・ファンタジー。ラブストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>



鏡のお城のミミシリーズ















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月31日 17時20分01秒
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

バルディッシュ

バルディッシュ

バックナンバー

・2026年05月
・2026年04月
・2026年03月
・2026年02月
・2026年01月

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: