2007年07月17日
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 桃ヶ丘音楽大学に通う千秋真一は、「へたくそ」「どへたくそ」「みーんなへたくそ」と苛立ちながら颯爽と構内を歩いていました。特に「ドイツ留学者決定。本学の指揮科学生、世界を舞台に指揮を学ぶ」と書かれた掲示板の記事には「何であんな胸もシャツも頬もパンパンに張ったハムの原材料みたいな奴が留学するんだ」と腹立ちを抑えられません。そんな時、「なーにやっとんじゃ、ゴルァ!」という声が響くとともに千秋はいきなり出現したハリセンによって楽譜もろとも弾き飛ばされてしまうのです。「ハリセン」という異名を持つピアノ講師・江藤耕造は「ピアノもろくに弾けんクセに指揮者にでもなるつもりか?」と千秋に対して怒鳴りたてますが、「ギャーギャービービー借金の取立てのようなレッスンしやがって!」など毒舌のつきない千秋の反撃に遭い打ち負かされます。その後、ますます苛立つことになった千秋はわけの分からないうちに奇妙な女のいるゴミ部屋に迷い込んでいて・・・。
 「のだめカンタービレ」シリーズは、幼い頃の飛行機事故が原因で海外に行けなくなってしまった主人公の千秋真一が天才的なピアニストの才能があるのに何故か幼稚園の先生を目指している自由気儘なのだめ(フルネームは野田恵)と出会ったことで、振り回されつつも困難を乗り越え指揮者として成長していくことになるというストーリーです。世界的な指揮者になるにはウィーン、ベルリンといったヨーロッパで修行する必要があるのですが、精神的恐怖症のため飛行機にも船にも乗れない千秋はヨーロッパに行って本格的な指揮者になるための勉強ができません。そうして努力も十分で才能もあふれる千秋は、「俺は指揮者になりたいんだ」という気持ちを持て余しながら灰色の大学生活を送ることになるのです。しかし、のだめやシュトレーゼマンなどの変人たちと出会った千秋は今まで経験できなかったことを学べるようになり、指揮者として成長していきます。
 この「小説 のだめカンタービレ」はTV版「のだめカンタービレ」を小説にしたものです。原作のマンガは読んだことがないのですがTV版「のだめカンタービレ」が面白かったことと著者が好きな作家である高里椎奈だったので読むことにしました。この小説版は基本的にTV版と同じ内容になっていて読みやすかったです。考えられないくらい自由奔放なのだめが「これでもか」と千秋を振り回し、ものすごく胡散臭さそうなマエストロ・シュトレーゼマンが怪しげな日本語とエロ全開なトークで大笑いさせてくれます。TV版「のだめカンタービレ」の楽しい雰囲気を再び味わうことができて大変面白かったです。それにしても「のだめのゴミ部屋」の写真は驚くほど汚そうでTVで同じものを見たはずなのにビックリしてしまいました。
 ジャンルは音楽コメディ。コメディが好きな人にお薦めです。<終>

原作コミックのだめカンタービレのセットもあります






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最終更新日  2007年07月17日 17時41分05秒
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