FOR BETTER VISION

FOR BETTER VISION

PR

×

カレンダー

バックナンバー

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2008.11.18
XML
最近、こんな本を読んでみました。

『地球温暖化』論に騙されるな!
『地球温暖化』論に騙されるな!

著者は、東工大の丸山先生と言う方。発刊は今年の春です。
以前、放送大学の面接授業(なぜか社会保障の授業)で紹介されていたので読んでみたものです。

内容は、以前このブログでも書いたアルゴアの『不都合な真実』に真っ向対決を挑んでおります。
導き出す結論も真逆です。

『不都合な真実』では、温室効果ガス、特に二酸化炭素が地球温暖化を促進させるので、脱炭素社会を目指そう、的な論調でした。
要は、地球温暖化=二酸化炭素が主犯、と言う感じです。
(半分くらいは、アルゴア氏の自伝ですけど・・・)

それに対してこの本は、『不都合な真実』で引用されたデータに対して、次々と反論を挙げ、ぶった切っていきます。

例えば、『不都合な真実』では、裏づけデータの一つに、IPCC(国連の下部組織である、気候変動に関する政府間パネル)のデータから、ココ何十年の気温の変動が二酸化炭素の変動と実によくリンクしていることを挙げていますが、これに対し、測定結果をよく見よ、気温が上下するから二酸化炭素濃度も上下するのだ、といいます。
二酸化炭素の多くは海中にあり、それが気温が上がると海中から大気中に放出され、気温が下がればまた海中に溶けるとのこと。
たしかに、なるほど、です。

著者の丸山氏は、二酸化炭素の温室効果機能自体は否定されておりませんが、二酸化炭素の濃度は、空気中ではごくわずか(0.04%程度)ですので、それが多少増えようが、さして影響は無い、と言っています。

では、なにが気候に大きな変動をもたらすのか、というと、主として 『太陽活動』『宇宙線』『地磁気の変動』 などを挙げています。

『不都合な真実』では、IPCCが出したスパコンでシミュレーションした結果によれば、将来○○度も平均気温が上昇する、海面が○○m上昇する、と紹介していますが、これらのシミュレーション結果には、上記の宇宙線などの要素が入っていないので、当てにならない、と言い切ってます。

そもそも太陽活動や宇宙線が地球気候にどのような影響を与えるか、というと、専ら 雲の量 らしいです。
太陽の活動が活発になったり、はるか彼方の宇宙で星の爆発などが起きると、放射線や宇宙線の飛来量が増加します。
これらが地球に到達できるか否かを決めるのが地磁気の強さ。これが弱い時期には宇宙線などが大量に地球に到達し、これに起因して雲の量が増えるそうです。
雲の量が増えると、太陽熱が地表に到達する量が減りますので、地球は寒冷化する、と。
大火山の噴火の際に、地球が寒冷化するのと、同じ原理です。

要するに、

「放射線 and/or 地磁気」→ 雲の量UP = 寒冷化

「放射線 and/or 地磁気」→ 雲の量DOWN = 温暖化。

こんな関係らしいです。

他にも要因は幾つか挙げられていましたが、著者によれば、上記のことに触れていない『不都合な真実』は、全くナンセンス、と言うことみたいです。
ただ、排出権ビジネスを生み出しただけだと。

そして、著者が導く将来の気候の結論ですが、太陽活動の観測などから予測すると、”寒冷化”に向かうとのこと。
しかも、5年後には、それが実証されているだろう、と言い切ってます。

個人的には、『不都合な真実』とこの本に書いてあること、どちらを信じるか、と言われれば、やはりこの本でしょうか。
書いてある内容が、データに裏づけがあるものですし、何より、文章がロジカルで説得力があります。
ズバッと言い切る様は、この手の本としては珍しく、面白さまで感じます。

ただ、著者は、寒冷化に向けての色々な提言も併せてしておられるんですが、そこら辺は、なかなかエキセントリック過ぎに感じてしまって、う~ん、って部分もあるのですが。


いずれにせよ、『不都合な真実』を読まれた方は、一度こういった反論本を併せて読まれてみることをお勧めします。
どちらを信じるにせよ、環境について、理解が深まると思いますので。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.11.18 22:45:08
コメント(0) | コメントを書く
[映画/演劇/本のこと] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: