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Feb 23, 2005
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 マイヤフー。今日、私の頭の中はこの曲で一杯だった。フランス

で流行っていた曲で歌詞なんてあるのか、と、いいような変てこな

曲だ。雪の降りしきるなか、学校へむかう私の頭の中は、「マイヤ

ウー、マイヤフー、マイヤホー、マイヤハッハー」そうして、「ノ

マノマイエイ、ノマノマイエーイ。」

 だんだん、日記の中で、フランスのことについて、触れることが

多くなった。

 さて、この曲、私はずっと、フランスの曲だと信じて疑わなかっ

た。そうして、曲の題名も「マイヤフー」だと、信じて疑わなかっ

た。あまりにも、ノリノリで、あまりにも、ばかになれてしまう

曲。今日、友人は寒い、寒い、と、ばかり、言っている。彼女はこ

の曲が嫌いなので、歌いすぎの私は怒られてしまった。リモージ

ュの冬。しかし、正直なところ、北海道の方が寒い。

 変な曲に話を戻せば、これは、ルーマニア語の歌だった。日本に

も後、少しすれば、上陸するらしい。正直、私は変な曲が好きであ

る。そうして、きっと、この曲は日本に帰ったら思い出すのに違い

ない。何せ、私のフランスでのディスコデビューを象徴するものだ

から。片手をあげて、私もノマノマ、叫んでいたのだ。

 結論から言えば、今日はまあまあ、の、日だ。正直、もし、考え

るということがなければ、毎日は同じように過ぎ去ってしまう。そ

ういうわけで、時が経つ、ということが恐ろしいのだ。この街にい

て、何か開拓しなくては、と、道々、考える。考えても、大抵、ま

ともなことは、見つからない。学校に行き、数時間の後、家に帰

宅、その後の予定は大抵、ない。空虚だ。

 私は何がしたいのだろう?と、考える。一番初めに、この頃は夜

遊びがしたい、と、思ってしまう。しかし、遊ぶ場所がない。

 日記のことも、日本に帰ったら、どうなるか、わからない。日常

がまた、変わってしまう。

 私の頭の中は大量に考えようとして、逆につぶれてしまう。私は

日々に何かを期待しながら、その答えがつかめない。だから、ざわ

ざわと、幾つもの言葉が脳の表層に打ち上げられ漂い、流されて、

いつも、歩きながら、合わないパズルがカチカチ言っている。

 その様を何て表現したらいいのか、以前、分からなかった。今も

わからないが、努力をし始めたのだ。私はただ、苦しい、というぐ

らいにしか、言えなかった。もはや、言うということさえ、どう

でもよかった、のかもしれない。

 帰りに学校の近くのスーパーにいる。私は商品を見つめる私の視

線を覚えている。欲しいものなんてなく、ボオーと、何かを探して

いた。

 今日は映画を見たのだ。人形劇のようなものを映画にしたもの

で、多少、幻想的である。泣きそうになりながら、泣かないで済ん

だ。

 帰りに映画の話をする。聞き取れたフランス語のこととか。

 フランス語、ひとつにしても、私は何だか、自分に嫌気がさして

しまうことが多い。

 話すことができない。この土地で異邦人となってしまった私には

それが、コンプレックスのようなのだ。

 私、と、いうものは、瞬間、瞬間に失われやすい。だから、私は

私の言葉で私というものを前面に押し出してきた、と、言っても過

言ではない。言葉は時に魔法のように、私がとりだした言葉は指先

でくるくる回り、輝いた。私自身が言葉を作り出すという作業に魅

せられているのだけれど、あたかも、言葉が見えるかのように、

人々の視線が私の言葉の先の止まるのが、、私にとっては、とて

も、おもしろかったのだ。

 言葉はどうして、温かいのだろう?そうして、冷たくて。

 フランス語が話せない、ということは、別に正しいフランス語が

話せないと、いうことが嫌なのではなくて、そういう温度、そうい

う魔法の過程にまで、フランス語を導くことができないから。それ

から、私がどういう人間であるのか、話をしない、もしくは、下手

に偽ることによって、更に異邦人になってしまうので。

 最近、私は私の暗い部分がだんだんと、日記に出てきた気がす

る。自分の暗さは嫌いではない。ただ、いつもある違和感が。

 私のお母さんもあまり、明るい人でない。彼女は花屋で小さな花

を買う。トイレに台所に花を置く。

 彼女は色を取り入れる。彼女は我慢をする。我慢が膨れ上がって

時々、ヒステリーになる。けれど、花を買う。

 私はかすみ草が好きだ。私は私のことを全て言ってしまいたいけ

れど、そんな私でも、かすみ草が好きなのだ。強調せずに、白く謙

虚で、そんな所が好きだ。

 あんまり、しゃべる人は好きではない。ことさら、親切な人も好

きではない。ただ、よりそってくれる優しさに何より慰められる。

だから、余計、言葉を失ってしまうのかもしれない。何も言わずに

慰められる瞬間が愛しいので。

 母が花を愛そうとするのも、おそらく、話す必要がないからだろ

う。

 例えば、鬱になってしまえば、暗闇の中で、悩むということの意

味を失ってしまう。ただ、漠然と、毎日、悩むことが進行するのみ

だ。私の怠惰も似たようなものだ。

 けれど、色彩の中に身をなげること、遠くから何となく聞こえる

声、それから、ふっと、見える空の色、風が頬を撫でる、、悲しみ

が満ちても、時に悲しみの量と同じくらい星の輝きが満ちることも

ある。

 私が眠りを愛するのは、ただ、眠りの中に身を預けるだけでい

い、と、思えるからだ。たとえ一日がどんなにつらくても、眠る時

間がやってくる。眠りに落ちると・・。けれど、以前は眠りそのも

のよりも、眠りにおちるそれ以前の時間が好きだった。空想がさか

んになり、それらは、意識と夢の間で遊んでいる。「いい夢が見れ

ますように。」と、そう思いながら眠りに入る。

 疲れた時は明日に期待はしない。いい夢を見て、それから、夢の

こと等、忘れたように、一日をはじめる。悪い夢を見ても同じこ

と。

 もしかしたら、今日、見た映画に戦闘シーンが多かったので、少

し私の中の温度が下がってしまったのかもしれない。その前のホラ

ーの予告も恐かった。精神病的異常さと、それから、殺人のよう

な。ただそれだけで、人間がゾンビよりもこわい、と、思った。チ

ェンソーなんて、もってなくても、恐いよ、と、思った。剣を持っ

ていたり、ピストルを持っていたり、、、それから、古くは焼き鏝

だったり。

 どうでもいいことの蓄積。今日も嫉妬をしたし、今日も自分の嫌

いな部分を見た。鏡を見た私が少し、酷に思えた。もし、自分を本

当に受け入れたら、考え方というものは、全く、変わってしまう、

と、思う。恐らく、私にはそれができるのだけれど、けれど、しよ

うとはしない。そんな私が私の頭で考えて生きていること、それだ

けは誇りべきことだけれど、何か不消化が残る。それを不安とよぶ

のか?焦りと呼ぶのか?何と名づけようか、名づけようがないし、

名づけてはいけないのだと、どこかで、思う。

 明日は学校です。早起きをしなくては。友人を起こして行ってき

ます。(半分、お母さん?)そうして、もしかしたら、夜は大学の

例のベレー帽の先生と話すことになるかもしれません。少しは刺激

がありそうです。それから、今日も幸せを持ち運びました。何だか

そのお守りに自分が寄り添っている、そんな気分になりました。学

校からの帰りのバスは相変わらず乱暴です。よく、飛ばされそうに

なります。あまりにも恐いので、私は半分、「バスが恐いよー

ー。」と、叫んでいます。こんな時、日本語は便利です。





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Last updated  Feb 24, 2005 07:33:17 AM
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cozycoach @ スペイン語 全然、頭に入んないよ、どうしよう Twitt…
康521 @ Re:出発(05/24) お久しぶりデス! アラッ、帰郷ですか?…
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
cozycoach @ おめでとうございます 今年もよろしく。お互いに切り抜けましょ…
ricecocoa @ Re:仕事依存症(12/22) cozycoachさん どうやら、一人で時間を…

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