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Apr 8, 2006
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 招待券を手にいれたので、絵を見にいこうと

私は思っていた。しかし、休日、私には外に出る

義務はない。何とはなく、面倒くさくなってしま

うのだ。無理だ。冷蔵庫の中は空じゃない。さし

あたって外にいかなければいけない、という、危機感

はない。こんなとき、時計とにらめっこ、一日が

終わるのを途端に待ち始める。

 この日、救われたのは、友人Aが私にメールをした

ことだ。外に出られる。と、上着を着る。外は途端に

雨。しかも、その雨も、私が大学につくと、からっと

はれて、友人はその青を見つめている。「とても、

きれいな青だね」と、いいながら。

 招待券があるので、美術館に。友人の分もある。

 異常なまでに、態度の悪い駅員を通り抜け(友人が

切符の料金を間違えたため、話をしたのだが・・・

・・・左ほほに傷のある、すでに、何かに怒っている

駅員さんだった。まるで、仕事というものを、棚から

何か重たいものが落ちてきて、頭に衝撃を与えた、という

ように、怒っている、イライラしている。友人と

二人、驚いて10秒間、くらい、見つめる。

わが母が以前、つくりあげた、同情ストーリーをもとに、

その駅員さんにおける、同情ストーリーを目的地につくまで

つくりあげる。詳細は知らないので、今のところ、

奥さんに逃げられた、ということにしておく。

かわいそうな、かわいそうな、駅員さんだ。新聞紙が

風にふかれ、くしゃくしゃになって、もう、誰にも

読まれない、そのくらいに、捨てられてしまって

・・・・・・)「おそらく、そうでもなきゃ、あんなに

怒っちゃいないだろう!」と、陽気な声がホームにこだま

する。かわいそうは、合唱の声。作り涙を浮かべ、それから

笑う。何て悪趣味・・・・・・。

 やがて、目的地へ。しかし、そこは、人、人、人、人

・・・・・・で、ごったがえしていた。絵と絵の間を

人が埋めていた。ざわめきが耳にずっと、聞こえ、ささやき

が近くで聞こえた。われわれは、絵のように、陳列されている

かのように、それから、ゆっくり、ゆっくり、進んだ。

 人ごみの中で疲れたのもあり、カフェへ。神保町の静かな

場所。

 夜がさしせまり、やがて、友人とも別れる。

 この日あたりから、私の根が暗い部分がもやのように

たちこみはじめる。口を閉ざしてしまおうか。心を

閉ざそうか。友人にも秘密を持とうか・・・・・・

そう、思う、声を、何かわからぬものにしてしまいたい。

酒を飲もうか。いいや、いっそ、眠ってしまえ。

震える心でジャンリュックナンシーを読んだが、夜が

寒いだけで、内容はあまり、入らなかった。

 熟睡。





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Last updated  Apr 11, 2006 12:59:35 PM
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cozycoach @ スペイン語 全然、頭に入んないよ、どうしよう Twitt…
康521 @ Re:出発(05/24) お久しぶりデス! アラッ、帰郷ですか?…
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
cozycoach @ おめでとうございます 今年もよろしく。お互いに切り抜けましょ…
ricecocoa @ Re:仕事依存症(12/22) cozycoachさん どうやら、一人で時間を…

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