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2007年08月28日
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カテゴリ: りあるのできごと
赤石とは関係ない話。

ゲーム内では子供のようにはしゃぎまくっている俺も、リアル世界ではしっかり仕事して一社会人として生活。

仕事の内容は不動産仲介。みなさまのお部屋探しのお手伝いをしております。

最近気づいたのだが、どうも俺には若干の霊感があるらしい。とは言っても、昔から「霊」関係の話は大嫌いで、実際に目にしたような事はいまだにない。

ただ、人には無い「直感」があることを自覚はしており、たとえば「危険な場所(霊のたまり場?)」的な事や「虫の知らせ」など、自分に害を及ぼす物に対しては異常に反応する。




様々な話は機会があればお話するとして、今回は最近体験した一つを記述したいと思う。





※心臓の弱い方はスルー推奨します。

見始めてしまった方は必ず最後まで読んでください。





H19年の夏は例年と比べても暑い。静岡に住んでもう5年が経つけれど、ここまで暑い静岡を経験したのは始めて。
幸い、営業スタイルが店頭での「待ち」が主を占める為、むやみやたらに外を出歩く必要のない仕事。しかし、もちろん客がくれば部屋の案内など外にでる機会はできる。

「今日も暑いだろうなぁ・・・。」と思ってる矢先、一組の親子が来店。

話を聞いていると、予算は少なめ。しかし2人で入居するため少なくとも2部屋は欲しいところ。残念ながら、安くてキレイな部屋ってのは(例外を除き)存在することは無く、予算に見合った物件であることが通例。

もちろん予算が少ないと言う事は、それなりの物件と言うことになる。それらの物件はなにかしら人気薄の理由があり、過去に重大な出来事があったと言うことも。



結局話し合った結果、一つの部屋を見に行くことに。


家主から鍵を借り、親子を部屋に案内。物件は古く、日当たりも悪いし薄暗い。建物についている風呂・トイレは住民同士の共同利用。いままで見たことのない古さだ。

空き部屋に親子を連れて行く。

二部屋あるとは言っても、あわせても畳8畳ほど。窓はついているものの部屋の採光性は非常に悪く、昼と言うのに部屋は暗い。


しかも前住人の持ち物が残っており、部屋で感じる重たさが一層増している。
とは言っても、壁一面に並べられた本はしっかりと整理されており、並んでる本の内容も含めて、前住人の几帳面さが伺える。部屋には小さな仏壇も残っている。

客が悩み続ける中、少し時間が経った。



・・。





・・・。





・・・・。




なんか嫌な予感がする・・。

直感が働く。

気がつけば、いつの間にか仏壇の蝋燭に火が灯っている。





















いつの間にかその場にいるはずの無いおじさんが座っていた。














歳は50前後で物静か。背は低く細身で小柄、眉は太く鼻筋が通っていて、とても誠実そうな顔をしている。

なにか思いつめた表情で、ずっとうつむいている・・・・。








前住人の霊かな。そう思った。











いままで霊を感じた事はあったけれど、ここまではっきりと目にしたことは無かった。

びっくりはしたものの、そのおじさんは人に危害を加える様子は無く、ただただ何か考え事をしている様子だった。




なにか今世に思い残した事があるのだろう。




人が体を失った時に、強い未練を残しつづけてしまうと魂だけが今世に残ってしまう。

おじさん霊も同様だろう。




初めての経験で、怖いながらも恐る恐る声をかけてみた。







「おじさん・・・?どしたん(どうしたの)?」

『・・・』









おじさんはずっとうつむいたまま。

おじさんをほったらかしにしておくわけにもいかず。根気良く話しかける。









「何か後悔とか、やり残した事があるんでしょ?なにがあったの?」

『・・・』











悩み続けてきていることを、そう簡単に話してくれるはずはない。
部屋に残っている本をみると、その殆どが「平成10年」で止まっている。多分そのころに亡くなったのだろう。このおじさんは約10年もの間、ずっと悩み続け成仏することもなく、ここに留まっているのだろう。






「10年も何を悩んでいるの?」


『・・・』





自分が悩み続けている期間。それに気づいた若造。その言葉に反応し、重い口をひらいてくれた。







『・・借金。かりたまま・・・』






心を打たれた。決して楽ではないだろう生活をつづけていた様子がこの部屋には現れている。律儀そうな性格をしているだけに、返済を続けている途中で亡くなってしまい、気になっているんだろう。






「借金?いくら?」

『80万』






80万。小さくないとは言え、普段の自分たちにとって「車を購入すること」や「多少の贅沢」を我慢すれば返せなくは無い金額。人によっては「それくらいの金額で?」と思う人もいるかもしれない。しかし、魂だけとなってしまったおじさんには、もう返していく術はない。思いつめて10年、成仏できずにここに留まっているのだ。

乗りかかった船で、偶然訪れた自分に話をしてくれた事もあり、自分なりに助言。












「来世で返しなさい。その時いる周りのみんなに。」










今世ではもう何もできない。この先何年悩もうが、ここに留まっている以上今の状況は変わらない。でもその恩を返す気持ちを持ち続ける事は大事。前世での「ツケ」は次世にも何らかの形で引き継がれるはず。ならば返す機会も必ずある。
そう思った俺の精一杯の助言。

それでも納得いかなさそうなおじさんにもう一言。








「ちゃんと借りた恩に利子をつけて返しなさい。そうすれば今世で借りた恩を返せる事になると思うよ。






おじさんは悩んだ。しかしこの若造の言うとおり、ここに留まっていても何もできない事はわかっている。





少しの時間、おじさんは考えていた・・・。






突然、仏壇の蝋燭の火が消え、一瞬部屋が真っ暗になる。

と同時に先ほどまで薄暗かった部屋に日光がさしこみ部屋が明るくなる。






おじさんは居なくなっていた。








成仏したんだ。







我に返った俺は、そばに家主がいた事に気づく。家主も少なからず「おじさん」がいた事に気づいていたんだろう。空き部屋になった後も、整理された荷物を残し、掃除もされていたみたいだ。

俺とおじさんとのやりとりを報告し、それを聞いた家主も何かを感じていた。




それにしても、借りた恩を思い続け、亡くなった後も約10年間、悩み続けたおじさんの霊には恐れ入る。
人は少なからず、人から恩を受けて生きている。その恩を「恩」として心に残し今世に活かし続けられているだろうか。
















改めて考えさせられる を見た。







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最終更新日  2007年09月03日 23時47分08秒
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