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みなさん、こんにちは。最近、日本の売国奴どもが暗躍し、マスコミでも騒いでいますで、不快極まりない毎日を過ごしていました。アメリカへ日本を売り飛ばすことで利益を得ている輩は、小沢を批判しているもの全員です。先日、ラストホープともいうべき日本の利益を考えられる立派な人物の話を聞いて涙がでるほど嬉しかったです。その人の名前は田中真紀子さんです。この方は、電波売国奴で卑しい田原総一郎という卑屈な男の詭弁(どうにかしてでも小沢を引き摺り下ろそうとしていました)にも臆せずに、堂々とアメリカが日本の漆間(警察、検察庁のトップ)やマスコミを使って、日本の独立を阻止していることを理路整然と述べられていました。立派でした。さて、話題は変わります。米国ではSSRIが原因とされる殺人事件が、多数裁判となっています。日本ではまったく取り上げられていませんが、今回やっと厚労省が因果関係を調査するようです。(転載開始)抗うつ薬で暴力など42件 厚労省が因果関係調査 抗うつ薬の「パキシル」など4種類のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)を服用した患者に、他人に暴力をふるうなど攻撃性が高まる症状が表れたとの報告が2004年から昨年秋までに計42件、医薬品医療機器総合機構に寄せられ、厚生労働省は7日までに、因果関係の調査を始めた。 メーカー側に見解を求めるとともに近く専門家の意見も聞き、攻撃性についての注意書きを盛り込む方向で、添付文書の改訂を指示することを検討する。 厚労省によると、報告があったのはパキシル、ルボックス、デプロメール、ジェイゾロフトの4社4製品。42件のうち「人を殺したくなった」など他人を傷つける恐れのある言動をしたり、実際に暴力をふるったりした症例が19件。残る23件も、興奮して落ち着きがなくなるなどの症状が表れたという。 因果関係は不明だが、うつ病を併発した認知症の70代の男性がパキシル服用後に妻を殺害するなど、刑事事件に発展したケースもあった。 SSRIは、脳内の神経伝達物質セロトニンの濃度を調節して神経の活動を高める薬。三環系と呼ばれる従来の抗うつ薬よりも副作用が少なく、うつ病治療に広く使われており、国内でも推定で100万人以上が使用しているとみられる。 厚労省は「うつ病以外の患者にも使われていなかったかなど慎重に調べたい」としている(共同通信社)。(転載終了)私が経験したうつ病患者でSSRIで自殺を図ったものは3名ほどおります。他殺はまだ経験ありません。自殺を図った女性の話を聞くと、服薬1週間で興奮状態が続き、錯乱するようです。このときは、人を殺しかねない状態だったといいますから、スクールシューティングにSSRIが関係している例はかなりあるものと思われます(コロンバインの事件などは事件の首謀者が事件前にSSRIを服用していたことが判明しています)。これは医学的にもactivation syndromeとして知られています。またチーズやワインとの食べ合わせでセラトーニンシンドロームという興奮、高血圧、錯乱が起こる抗うつ薬もあります。SSRI、三環系抗うつ薬は作用機序としてはコカインとまったく同じで、神経の伝達部位に興奮性のノルエピネフリンや環状のコントロール物質であるセラトーニンを増加させるものです。おそらく米軍では兵士の給食に混ぜたり、他の医薬品といって人体実験をしているはずですので、危険性は承知のはずです。さて、中川元財務大臣が盛られた薬はSSRIではなく、おそらく向精神薬(メージャートランキライザー:統合失調症、脳細胞死による不穏などの本物の脳の病気に使用されます)と推測しています。一部には抗不安薬や睡眠薬などのマイナートランキライザー(ほとんどがベンゾダイアゼピーン系)ではないかといわれていますが、マイナートランキライザーと酒では眠くなるだけです。なぜ中川元財務大臣が堂々と疑義を呈さずに辞任してしまうのかが理解できませんでした。今や黒幕の漆間のオッサン(このオッサンが政治家や有力者の個人的ファイルを一元管理して、いつでも米国のゴーサインがでればマスコミを通じて脅しをかけられるようにしている:山口組の現在の最高実力者と同じ。彼も昔名古屋県警の人間の家族構成からすべてPCで管理していたことは有名)があぶりだされてきたのですから、これから竹中・小泉を含め、アメリカに利益を供与することで国民の税金を無断でむしりとり着服した輩が逮捕されることでしょう。売国奴を掃除して早くすっきりしたいものです。
March 10, 2009
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みなさん、こんにちは。今日は訴訟社会アメリカで面白い事例がありましたので、紹介したいと思います。 (転載開始)俺の腎臓を返せ!―腎臓を提供した妻が不貞に走った元夫の心境 1月9日付のAFP通信によると、ニューヨーク州のロングアイランドに住む外科医が、離婚した元妻に対し、8年前に腎移植に提供した腎臓を返すか、もしくは賠償金150万ドルを支払えという訴訟を提起したというのです。 元夫の主張は、「元妻に腎臓まで提供したにもかかわらず、彼女は不貞に走り離婚を申し立てた。このような忘恩行為によって、心にぽっかりと穴が開いたままだ」というものです。 この記事によると、元夫の弁護士も「理屈の上では腎臓の返還を求めているが、もちろん、彼は本当に腎臓が欲しいわけではなく、その価値を認めさせたいの だ」と説明しています。元夫の本音は訴訟における主張とは裏腹に、「体の傷なら治せるけれど、心の痛手は癒やしない」という沢田研二のかの名曲『時の過ぎ ゆくままに』の文句のようなところなのでしょう。 いくら米国が訴訟社会だといっても、裁判所が 元妻に「元夫から提供された移植腎を返還せよ」という判決を出すとは思えません。仮に、そのような結論になるとしたら、シェークスピアの『ベニスの商人』 のポーシャ裁判官のように、「元妻の腎臓を元夫に戻すのならば、元夫は元妻の血液を一滴もなしに戻してもらわなくてはなりません」なんて大岡裁きが飛び出 すかもしれません(日経メディカル)。(転載終了) 臓器移植は問題の多い対処療法です。レシピエントは臓器移植後も同じ生活パターンを繰り返していると、やがてせっかく頂いた臓器も廃絶してしまいます。実際、このような事例が日本でも多いようです。ただ、この夫は、近代国家の住人にも関わらず、あまりにも感情的な訴えをしているように思います。 腎臓を提供したのも自分の意志なのですから、妻と離婚することとは無関係でしょう。 気持ちはわからないでもないですが・・・・・・・・
January 16, 2009
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みなさん、こんにちは。1月ももう半ばになりました。今年は、冷え込みは例年どおりで温暖化の影響はまったく感じられません・・・・・さて、最近空咳が止まらないのは、米軍が都市でばらまくケムトレイルのせいでしょうか? <object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/-fbBZ0hVgtQ&color1=0xb1b1b1&color2=0xcfcfcf&hl=ja&feature=player_embedded&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><embed xsrc="http://www.youtube.com/v/-fbBZ0hVgtQ&color1=0xb1b1b1&color2=0xcfcfcf&hl=ja&feature=player_embedded&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object> (転載開始) 欧米で猛威「耐性インフル」、治療策探り全国調査へ…厚労省 インフルエンザ治療薬「タミフル」が効かない耐性ウイルスについて、厚生労働省は今冬、緊急の研究班を設置し、耐性ウイルスに感染した患者の全国的な実態調査に乗り出すことを決めた。 欧米などで耐性ウイルスの急増が次々と報告されているが、世界最大のタミフル使用国である日本国内で耐性ウイルスが広まると医療現場が混乱する可能性があるためだ。 国立感染症研究所によると、国内の耐性ウイルスの出現率は昨冬で2・8%と低いが、米国では昨冬が11%、昨年秋に実施した50試料を対象にした 予備調査では98%に跳ね上がった。このため、米疾病対策センター(CDC)は先月、今冬の主流は耐性ウイルスであると判断し、薬を投与する際には、別の インフルエンザ治療薬であるリレンザなどを併用することを勧めた緊急の治療指針を発表した。 欧州全体でも昨冬、調べたウイルスの20%が耐性を獲得し、ノルウェーでは67%に達している。タミフルの使用頻度が低い国でも耐性を獲得していることから、耐性ウイルスは自然発生して流行しているとみられている。 新型インフルエンザへの変異が心配される高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染した東南アジアなどの外国の患者で、タミフルを早期に服用 しなかった人はすべて死亡している。このため国などは、新型インフルエンザ対策として、流通分も含め2800万人分のタミフルを備蓄している。 しかし、耐性ウイルスが国内でも広まった場合、そこに人が免疫を持っていない新型インフルエンザが来襲すると、同時に感染するうちに新型インフルエンザが耐性を獲得、備蓄されているタミフルが効かないまま感染が拡大しかねない。 調査は、国立国際医療センターなどが中心となり、「Aソ連型インフルエンザウイルス」の3割以上に耐性が見つかった鳥取県を含め、北海道から九州 まで全国6~7か所で、流行状況を調べる。タミフル使用との因果関係や、家族内や学校内での集団感染などの患者情報も収集する。タミフル以外の薬の使用状 況も調べ、研究班では新たな治療指針を作成する方針だ。 国立感染症研究所によると、今冬も、宮城県や滋賀県の小学校児童から耐性ウイルスが見つかっている。厚労省は「耐性ウイルスがさらに広まったときに備え、治療薬の適切な使い方を検討したい」としている(読売新聞)。 (転載終了) まだタミフルと騒いでいるのは、ラムズフェルドやロスチャイルド財閥が運営する製薬会社の目玉商品を強制広告・販売させられている日本だけです。タミフルはニューラミニデース(neuraminidase)というウイルスが細胞内で増殖したあとに細胞外に出ていくときに使用する酵素をブロックするという謳い文句です。 つまり、細胞内で増殖するのは防げないが、その後、その増殖したウイルスを細胞内に閉じ込めておくことで感染の拡大を防ぐといった考え方です。 このような単一の酵素に対する薬剤には細菌、ウイルスはすぐに耐性を獲得します。(それは私たちの何千倍と遺伝子に突然変異が早くおこるからです。) いい加減タミフル備蓄という愚かな行動(つまり今回のサブプライムを仕掛けて大儲けしたシティグループやゴールドマン、あるいはUBSなどの実質の経営陣:損をしたといってケイマンに脱税し、さらに国民の税金を公的資金の注入という形でだまし取った輩を肥やす)だけはやめましょう。インフルエンザの予防接種だけでもその効果は限定的といわれているのでから。
January 14, 2009
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あけましておめでとうございます。 世界を支配している勢力は、今年から本格的な大不況に世界を陥れますが、私たち日本人はこれまで以上に自信をもってこの数十年を乗り越えましょう。真実は小説より奇なりです。今年も興味深い記事をご紹介していきたいと思います。よろしくお願いいたします!
January 1, 2009
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みなさん、こんにちは。インフルエンザや風邪のシーズンです。人ごみに入ると必ずもらいますが、仕方ないですよね。初期に睡眠をしっかりとりましょう。さて、アメリカは迷走しているように見えますが、すべてロックさんの思惑どおりにことが進んでいます。まず自分の会社であるシティバンクを救うために、ビッグ3の話を議会で持ちかけて、混乱させました。そのどさくさに何兆ものお金が シティバンクに注入されています(アメリカ国民にはみえないようになっています)。もっとひどいのはオバマさんの周囲です。ヒラリーユダヤ・クリントン、エマニュエル、サマーズといったユダヤ系の極悪人どもにオールキャストでオバマさんを取り囲ませました。これでヒラリーが任期途中で交代予定のオバマさんにかわって大統領になることは確実となっています。ひょっとしたら、ヒラリーにドルから新しい通貨への切り替えをやらせるつもちかもしれません。最終的には世界統一政府、通貨を作りたいというのはミエミエですが、彼も93歳ですから死ぬまでにもっと世界を自分の都合よいものに統制できるかは健康次第でしょう。日本にとってはブッシュ政権のほうがはるかにマシであることは間違いありません(ブッシュ政権では軍産複合体と国際資本家がバランスしていましたが、今後は国際資本家の独占が進みそうです。これは世界中で戦争以上に大変危険なことが進行するサインです。彼らはイラク戦争のようなものではなく、世界を巻き込む大きな戦争を過去に二度も引き起こしてぼろ儲けしています)。これからお金や命をこのユダヤ系の極悪人ともに搾取されないよう共産党にでも政権をとってもらいたいものですね・・・・・・・(転載開始) 「パイプカット後に妊娠」 夫妻がクリニックを提訴 【2008年12月16日】 夫がパイプカット手術を受けたのに妻が妊娠したとして、仙台市の夫妻が15日までに、宮城県内のクリニックの院長に計1900万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。 訴えによると、夫は2005年、クリニックでパイプカットの手術を受けたが、今年2月に妻の妊娠が判明した。夫から不貞行為を疑われた妻は身の潔白を証明するため、6月に出産。DNA鑑定で生まれた子は夫妻の子であることが分かった。 原告側によると、院長は鑑定前、夫に「今度の妊娠は99・9%あなたとの間の子ではないから妻に問いただしなさい」と言い、妻には「夫以外の男性との間での妊娠しか考えられない」と話していた。 院長側は手術のミスを認めており「これまで慰謝料とし て300万円を払っているので、これ以上の額は出せない」とコメントした。(共同通信) (転載終了)このニュースはシャレにならないですね。この院長は「妻を疑え!」と言ったというのですから、驚きを通り越します。これだけでもアメリカなら何千万という慰謝料を払わされるでしょう。そして結果は自らのミスだったのですから、訴訟を考えると恐ろしいですね。このような逃げの対応ばかりしていると最終的には取り返すのつかないことになります。これは私のこらからの短い人生においても参考となりました。人生の課題から逃げるとロクなことはありません。しかし、一番かわいそうなのは生まれてくるお子さんでしょう。ご両親は望んでいなくても生まれてきた赤ちゃんには精いっぱい愛情を注いでほしいものです。パイプカットのような外来手術でも失敗することがあるのですから、他の手術ではなおさらですよね。
December 17, 2008
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みなさん、こんにちは。今年は鼻炎、鼻閉が長引いています。おそらく私をとりまく環境汚染が進んでいることとストレス、気候の変化が関係していると思うのですが、対処療法しかないのには困ります。 さて、ロックフェラーのシティに日本人の税金を注入しましたが、全く好転しないようです。いよいよアメリカは破産宣告しそうな雰囲気です。ロックフェラー、ロスチャイルドたちは、オバマに来年か再来年あたりにドルショック(新通貨アメロの創設)を起こさせて、アメリカの借金は踏み倒すつもりでしょう。彼らはアメリカ政府に金を貸し付けて、暴利をむさぼっているのですからどうしようもない連中です。なぜそこまでしてアメリカをいじるのかというと、彼らはアメリカの軍事力つまり暴力を使って世界中の大衆を黙らせられるからです。つまるところは「暴力」と「金」がものをいいます。 日本でもインサイドジョブを面白い演出で一般大衆をごまかしています。犬の恨みで関係のない人を殺すというのはかなり無理があり、もうちょっとマシなストーリーで私たちをだましたつもりになってもらいたいものです(日本の支配層も思考力が低下しています)。 (転載開始)受動喫煙で児童もニコチン依存症に 〔モントリオール大学社会予防医学のJennifer O'Loughlin教授らは,車内や屋内など親が子供の回りで喫煙すると,子供は受動喫煙によりニコチン依存症状を起こす可能性が高くなるとAddic-tive Behaviors(2008; 33: 1557ー1563)に発表した。 受動喫煙児の5%に依存症 O'Loughlin教授らは,喫煙などの健康に有害な行動を評価するコホート調査AdoQuestの一環として今回の研究を実施した。 被験者はケベック州内の29小学校から募集した。あらゆる社会経済層の10~12歳の児童約1,800例を対象に,健康と行動に加えニコチン依存症状と受動喫煙曝露に関する質問票調査を行った。 その結果,車内や屋内で受動喫煙にさらされていた児童の5%がニコチン依存症状を報告した。 同教授は「児童は喫煙したことがなくても,車内や家庭でさらされる受動喫煙の量が増えると,ニコチン依存症状を発症する可能性が高くなる」とし,「今回 の知見は,児童のいる場所での禁煙推進の公衆衛生介入と,児童が同乗している車内での禁煙政策の必要性を支持するものだ」と述べている。 一方,筆頭研究者でシャーブルック大学およびモンクトン大学ニューブランズウィック医療センター研究部長のMathieu Bélanger博士は「従来の知見では,非喫煙者はニコチン依存症にはならないとされている」としている。これに対して,O'Loughlin教授は 「この大学間共同調査は受動喫煙への曝露が非喫煙者に抑うつ気分,不眠,易刺激性,不安,落ち着きのなさ,集中困難,食欲亢進といったニコチン禁断症状を 惹起するとするこれまでの別の知見を支持するものだ」と付け加えている。(転載終了) 私の場合も、小さいときの環境を考えると、かなり受動喫煙していたと思います。しかし、それが反動となって絶対たばこは吸いません。ですからニコチン中毒になりやすいというのはその人の生活習慣の遺伝でないかと思いんす。私の場合は、両親があまりにも仕事上、不規則な生活を送っていたので、その反動があったと思います。 臭いだけでも怒りがこみ上げるくらいです。アメリカでもさらにタバコ税を上げる法案が通過しそうですが、日本も同じような状況になるでしょう。
November 27, 2008
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みなさん、こんにちは。やっと大きな試験の一つ目が終了し、ブログを再開することができました。一昨日、ヨハネの森を子供と一緒に見学に行きました。予想どおりの学校で「ここしかない。」と決めました。先生ともいろいろ楽しいお話ができました。たとえば●地球温暖化は白人の新しいビジネスである●天皇は明治で傀儡に入れ替わっている●アポロは月になど行っていない●現在の世界の歴史はユダヤ人(カザール人)の歴史であるというような日本ではタブーとされている(しかし、世界では常識)ことも議論できる素晴らしい雰囲気でした。 幸いにして子供はよく受験勉強できるので、私立の進学校でも合格できるのですが、その代償としてひどいアトピーになっています。かなり無理しているのでしょう。もうこんなバカなことを止めさせたいと思います。本当の勉強は受験勉強にありません。その証拠に日本の大学は東大も含めて世界からの評価はかなり低いです。さて、予測どおりオバマを大統領にして、汚れ仕事をさせるというロックフェラーの意志どおりにアメリカ、日本が動いています。しかし、たった2兆円の給付金問題で大揺れになっているのに、その影でアメリカに15兆円むしり取られたこと(名目はIMFへの援助)に対しては軽く報道されるだけで、国民の暴動もおきない不思議な国です。(転載開始) 自殺を劇的に予防できる 家庭から銃器の一掃を 〔ボストン〕ハーバード大学(ボストン)公衆衛生学部医療政策管理学科のMatthew Miller准教授らは,自殺予防には精神疾患に対するケアだけでなく,銃器などの致死的な手段が容易に手に入らないような環境を整えることが重要で,こ うしたアプローチによって自殺を大幅に減らせるとの論評をNew England Journal of Medicine(2008; 359: 989ー991)に発表した。 自殺の多くは衝動的 最新の統計によると,自殺は40歳以下の米国人の死亡原因の第2位である。すべての年齢層において,自殺者の半数以上が銃器を使用している。さら に,自殺企図の3分の1から5分の4は衝動的なものと推定されている。自殺者の24%が自殺を決意してから5分未満に実行し,1時間未満では70%にのぼ る。 このような「危機的な時間帯(crisis periods)」に,自殺念慮を抱いた人を致死的手段に手が届かない状況に置くことが肝要である。自殺の手段としては,薬剤や鋭利な刃物が自殺企図の90%を占めるが,銃器による自殺に比べて致死率は大幅に低い。 筆頭研究者のMiller准教授は「多くの自殺念慮が一時的な生理的要求や一瞬の心の迷いに起因するものであることは,自殺に失敗した者の90%以上が その後自殺では死亡していないという事実からも明らかである。一方,銃器による自殺の場合,セカンドチャンスは望みにくい」と指摘している。 研究グループは,同大学Injury Control Research Centerのウェブサイト上に「Means Matter(www.meansmatter.org)」というサイトを設け,医師や他の医療従事者向けに自殺企図患者がどのように致死的手段を入手するのかといった見極め方法や,家庭内での銃器管理法など家族に対する指導法を提供している。 個から集団への介入を 自殺は失恋や失業など差し迫ったストレス要因によって引き起こされる。そうした「危機的な時間帯」に銃器を患者の手の届かないところへ遠ざけるな ど,医師が適切に介入することによって,自殺による死を防ぐことができる。家族に対して,銃器を一時的に自宅から撤去する,あるいは保管場所に鍵をかける など安全策の強化をアドバイスすることも方策の1つと考えられる。 Miller准教授は「自殺予防の分野は,50年前の自動車交通事故予防対策,20年前の患者安全管理と同じ状況にある。つまり,予防の主眼はもっぱら 個人に置かれている。精神科医や精神分析医をはじめとする医療従事者は,個別ケアによる精神保健に重点的に取り組んでいる」と指摘している。 自殺リスクと銃器の有無が相関 また,Miller准教授は「われわれは,自殺抑制策として一般人口を対象としたアプローチを提唱している。このアプローチによって,物理的環境 (自殺手段としてよく使われる米国における家庭内での銃器保有,スリランカにおける毒性農薬など)が,自殺による死亡率に計りしれない影響を与えることが 明らかとなるだろう。そして,このような物理的環境は改善が可能で,救命につながるものと期待される。こうしたアプローチは,従来の自殺予防に対するスク リーニングや治療で標的としてきた自殺企図率の改善だけでなく,致死的な自殺行為を劇的に減らすことによって,米国人の自殺による死亡者数を減らすことが できるとの認識に基づいている。衝動的な自殺行為によって死に至る可能性を低減するための最善策の1つは,家庭から銃器を一掃することだ」と述べている。 同准教授と同科のDavid Hemenway教授は「米国における自殺リスクと家庭における銃器の存在の相関については,これまで経験的に実証されてきたが,今や動かし難い事実であ る」と総括。さらに「少なくとも12件の症例対照研究によって,自宅に銃器があることで自殺率が大幅に上昇するという相関関係が示されている。若年者か高 齢者かなど対象集団によって差はあるものの,自宅に銃器がある場合や銃器の保管方法などによって,自殺リスクは2~10倍高まるとされる。また,銃器を保 有する家庭では,銃の保有者における自殺の致死率が高いだけでなく,保有者の配偶者や子供の自殺致死率も高いとする症例対照研究もある」と指摘している。 Miller准教授は「医療従事者は,自殺の手段に銃器を用いた人は本気で自殺を考えており,銃器が手に入らなかったら確実に死ねる別の代替手段を用い ると信じているが,これは正しい理解ではない。自殺による死を防ぐために,医師は自殺手段の制約も含めたあらゆる対策を講じなければならない」と述べてい る。(転載終了) 病める大国アメリカでは、銃を除去することが抗うつ薬より、自殺率を下げるという事実は教科書的事実です。世界の模範校とされているマサチューセッツのサドベリーもタバコを自由に吸っているようです。これでは人の迷惑を考えないアングロアメリカン的自由になってしまいます。その点、日本に新設されたヨハネは素晴らしいです。これからは産業革命以後、世界を植民地化したユダヤ・アングロアメリカンたち白人の価値観が崩壊し、世界はアジア・イスラムの失われつつある価値観が復活する時代へと移行し始めました。日本も早くCIAがバックアップしている自民党が焼失し、 ユダヤ・アングロアメリカンの支配から独立しなければなりません。教育もそこからでないと本物は生まれないでしょう。
November 17, 2008
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みなさん、こんにちは。世界不況で各国とも無茶苦茶な紙幣乱発を行って、市場を操作しています。資金のバラマキが起こっています。こんなことで一時的に株価を上げても、何の延命にもならないのですが・・・・・世界中でやっと大衆が紙幣というイカサマに気づき、ゴールドを買いあさっています。しかし、それを見越して、EUでは1か月前から金の販売停止をしています。日本でも1か月まちの状態です。ゴールドの価格も財閥たちが先物取引で操作して不当に安値に誘導していますが、これも延命でしょう。さらに一歩進んで、ビルダーバーガーたちが大衆にゴールドを買わせる策略ならば、それは失敗したといえるでしょう。なぜなら、紙幣や株式、さらに国家というイカサマ装置に大衆が気づき始めたからです。もう誰も国家や国連などを信用しないでしょう。この信用崩壊が回復するにはもう一世代かかるのではないでしょうか。日本でいえば年金なんてもうもらえません。消費税を筆頭にして税の取り立ては一層厳しくなるでしょう。ビルダーバーガーたちと大衆の闘いの結末は私が死ぬまではわからないでしょうね・・・・・・・・・・(転載開始)シャワーカーテンからも揮発性有機化合物〔米オハイオ州クリーブランド〕有毒物質が含まれていることが判明して以来,プラスチック製の哺乳瓶やおもちゃに対する懸念が高まっているが,今度は新たにポリ塩化ビニル(PVC)製のシャワーカーテンが有毒物質反対キャンペーンの対象となった。環境団体の保健・環境・公正センター(Center for Health,Environment and Justice;CHEJ,http: //www.chej.org)が発表したレポートによると,テスト室で28日間用いたPVC製のシャワーカーテンから108種類の揮発性有機化合物(VOC)が漏出し,そのうちの何種類かは既知の発がん物質であった。基準を超えるVOCが漏出 今回のレポートによると,VOCの最大濃度は政府基準を超えるものであった。例えば,PVC製のシャワーカーテンから測定されたVOCの全量は,ワシントン州の室内空気基準(IAQ)プログラムで定められたガイドライン推奨基準値の16倍を示した。 また,PVC製のシャワーカーテンには,ヒトの生殖障害との関連性が指摘されているフタル酸エステルも多量に含まれていた。 これに対してどのような対策を行うべきであろうか。CHEJはPVC製のシャワーカーテンを購入しないよう呼びかけ,代わりに布製のシャワーカーテンの使用を勧めている。レポートの共同研究者でCHEJのStephen Lester科学部長によると,今回のレポートは有毒気体に接触する小児の安全性について疑問を投げかけるものである。EPAも当惑 1991年,米環境保護局(EPA)はPVC製シャワーカーテンに含まれるVOCについて調査し,デカン(メタン列炭化水素)が検出されたと報告している。デカンはCHEJのテストでも検出された。 2002年,EPAはシャワーカーテンから排出される4種類の化学物質,トルエン,フェノール,エチルベンゼンおよびメチルイソブチルケトン(MIBK)を調べ,これらの物質が1か月以上も高濃度を維持していることを見出した。これら4種類の化学物質の濃度は,CHEJのテストでも上位5番以内に含まれていた。 EPAは,今回のレポートについて非常に当惑しているようだ。というのは,PVCは世界中で2番目に多く生産されている合成樹脂で,米国だけでも150億ポンド(約670万トン)が生産されているためである。 医学的症状は多彩 発がん性に関する懸念に加え,VOC曝露と関連する医学的症状としては目や鼻,咽喉への刺激,頭痛,悪心や協調運動障害がある。呼吸困難,アレルギー性皮膚反応,悪心,嘔吐,鼻出血,疲労やめまいもVOC曝露との関連性が指摘されている。 生殖障害に関しては,フタル酸エステルが精子傷害や妊娠期間短縮と関連付けられている。 EPAは脳も毒性標的であると分類しており,ニューヨーク州立大学オルバニ校(ニューヨーク州オルバニ)健康と環境研究所のDavid O. Carpenter博士は「VOCへの曝露はいかなる場合でも避けるべきある」としている。(転載終了)昔のホテルなどは PVC製のシャワーカーテンが備えてありますね。私も週の半分が出張ですのでPVC製のシャワーカーテンを見ると嫌になっていまいます。幸いにして自宅のカーテンは布製ですが・・・・・・・・これから安くて大量生産されたアメリカ型の製品は食糧も含めて、ダメになっていくでしょう。商品は生産者の魂がないとダメな時代になってきています。 アメリカ資本主義万歳であった戦後の清算がようやく始ろうとしています。
October 31, 2008
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みなさん、こんにちは。来月、NYで世界統一政府(当面はドルに替わる世界通貨の創設、最初はユーロのような地域通貨からゆっくりと統一通貨に統合していく計画)について本格的に世界の資本家の代表たち(大統領、首相クラスのビルダーバーガーのパペットたち、)が集まり決議するようです。 本当はそれまでに根回しが行われていて、11月のNYで全参加者の正式に決議をとるのでしょう。これでアングロアメリカンおよびアシュケナージユダヤ人たちが今後の世界を今までのように自分たちだけのためにコントロールしていくのか、その中に中国人やロシア人、インド人などの資本家を組み込んでいくのかが明らかになります。 マルクスの言ったように資本主義が終焉し、いよいよ最終段階となる独占資本家たちの世界統一政府の創設に向けて動いていくようです。いよいよ、大衆からの人権、富のはく奪が公然と始まっていく記念日となるでしょう。私はビルダーバーガーたちが企む世界政府は絶対機能しないと断言します。彼らは、きっと食糧もエネルギーも大衆なしにコントロールできるところまできたと確信しているようですが、彼らの富を支えられるのはやはり私たち奴隷しかいないのです。その奴隷たちを皆殺しするような政策を平然と行って、うまくいくと考えるところ(人間は大脳で限りなく現実ばなれしたことを空想できる)に歴史の悲劇を感じます。 ビルダーバーガーたちはアジア人、黒人、イスラム人なとのマノリティのことなんか虫けら程度にしか考えていません(今後、アメリカ大統領に仕立てるアバマは見かけは黒人ですが、中身は白人と彼らが断定しているために利用しています)。 (転載開始) 親の喫煙が幼児を危険にさらす 尿中コチニン量が母親の喫煙でより高まる 〔米オハイオ州クリーブランド〕 レスター大学(英レスター)のMike Wailoo博士らは,いずれかの親が喫煙する小児は親が喫煙しない場合と比べ尿中のニコチンの代謝物質であるコチニンのレベルが 5 倍以上高いことをArchives of Disease in Childhood Fetal and Neonatal Edition(2007; オンライン版)に発表した。 母性本能に期待 Wailoo博士らは104例の幼児(親が喫煙する群71例,非喫煙群33例)に関して尿中のコチニンの有無を検査し,幼児は親の喫煙により乳幼児突然 死症候群の危険にさらされるとした。喫煙する親が母親だった場合はこの傾向が強まり,父親が喫煙する場合の 2 倍のコチニンが検出された。 コチニンのレベルを上げた別の要因としては,"添い寝"が挙げられた。同博士らは「1 つの単純な生物学的解釈から,直接吸入,衣類との接近が理由に挙げられるであろう」と述べている。同博士らによると,乳児が吸い込む有毒なニコチン代謝物 質の量は,遺伝指標と曝露のタイプとの複雑な関係に起因し,さらに環境的,生理学的な要因の結果として変化するという。 この件に関してどのような対策が可能だろうか。法律では公共の場で成人を受動喫煙から保護しているが,自宅での対策は難しい。そこで同博士らは「受動喫 煙の危険に関する教育が役立つであろう」と述べ,「母親が小児を守りたいと望む欲求こそが将来への大きな希望となっている」と付け加えている。(転載終了)胎児アルコール症候群は今までさまざまな奇形を伴う乳児が生まれることで、母親のアルコール中毒の胎児に及ぼす影響に警鐘がならされていました。今回は私の疑いの目でみていた、両親とくに母親の喫煙が胎児に及ぼす影響です。おそらく胎児奇形、流産、早産などの危険が高まっていると思いますが、この件については今後のレポートを待ちたいと思います。
October 22, 2008
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みなさん、こんにちは。チベットの高僧を診る機会がありましたが、その方は私と同じ季節性のアレルギーをおもちでした。チベットの人は日本人と良く似ていますし、遺伝的にも近いのではないかと思います。便秘などもすごく心配されておられるご様子は、普通の人間と変わらないんだとつくづく思います。やはり本当の修行は一般社会の中にあるのですよね。 (転載開始) ビタミンCは抗がん薬の効果を弱める ビタミンCが抗がん薬の効果を弱めることを示すデータが,米スローンケタリング記念がんセンターなどのグループによりCancer Researchの10月1日号に発表された。 抗酸化ビタミンであるビタミンCは,活性酸素種(ROS)を発生する抗がん薬の効果を弱めるという仮説がある。同グループは,白血病(K562)とリン パ腫(RL)細胞系における抗がん薬(ドキソルビシン,シスプラチン,ビンクリスチン,メトトレキサート,イマチニブ)の効果を,ビタミンCの前処置の有 無により比較した。 その結果,ビタミンCによる前処置は,トリパンブルー排除法とコロニー形成によって測定した5種類すべての抗がん薬の細胞毒性を用量依存的に減弱させ た。また,RL細胞を移植したマウスでは,ビタミンCの前処置によりドキソルビシンの効果が大幅に低下した。ビタミンCは,抗がん薬で処置した細胞のアポ トーシスを用量依存的に減少させた。 5種類の抗がん薬は作用機序が異なっており,ビタミンCによる細胞毒性減弱はROS抑制を介するものではなく,ミトコンドリアの膜電位保持が関係しているのではないかと考えられている。 同グループは「これらの結果は,がん化学療法中のビタミンC補充は有害な影響をもたらす可能性があるとの仮説を支持する」としている。(転載終了) ビタミンCは少量ではある条件下でフリーラジカルをトラップする効果はあるようです。しかし、大量投与では逆に自らがフリーラジカルとして反応します。この実験も用量依存性にビタミンCの作用は変わってくると思います。 ミトコンドリアの膜電位保作用というのは、おそらくミトコンドリアがガン細胞に死ぬように命令を出せなくなるということではないかと推測されます。さらに実際に人体ではどのように作用するかはほとんどわかっていません。細胞実験と人体での実験では一致しないことがほとんどなのですね。
October 20, 2008
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みなさん、こんにちは。 この時期は気温の変化が激しいため、鼻閉におそわれます。それでも生活習慣改善を徹底し、いつかは温度によってもアレルギーが起きないような体にしたいと思います。 さて、リーマンなどの被害が今度明らかになっていきますが、これから連鎖倒産が本格的になってきます。日本の銀行のほとんども潰れるでしょうから、取り付け騒ぎも遅まきながらこの後進国日本でも起こるでしょう。しかし、国民のお金を税金と称して、かってに巻き上げたり、銀行預金を封鎖するなど、財閥の下にある「国家」は本当に恐ろしい存在です。おとなしく生きているのが一番幸せなのかもしれませんが、このあまりにも不自由で縛られた環境でしか生かしてもらえない一般人の代表として、なんともいえない脱力感におそわれることがあります。しかし、今のビルゲイツ後追いで目指しているように、自分が世界の国家を動かせるロックフェラーやロスチャイルドを目指せば、よいのかも知れませんね。 (転載開始) 口腔乾燥状態が齲歯増加の温床に 乾いたらすぐに湿らせる 〔スイス・チューリヒ〕唾液腺が正常に機能していれば,1日当たり約700mLの唾液が口腔内に分泌される。しかし,唾液腺が十分な量の唾液を分泌 しなくなり,口腔乾燥状態になると,舌が口蓋にくっつく感じで,咀嚼だけでなく会話も困難になる。チューリヒ大学歯口腔顎治療センターの Christian Rath博士らは「口腔乾燥状態は女性の約20ー46%,男性の23ー26%で認められ,その原因として最も頻度が高いのは薬剤である」とTherapeutische Umschau(2008; 65: 91-96)に報告した。 服用薬のチェックは必須 口腔乾燥状態は,臨床的に唾液分泌量が減少しているだけの唾液減少症と,口腔内が完全に乾燥してしまう口腔乾燥症の2種類に分けることができる。 唾液が分泌されないと,粘膜には発赤・萎縮が生じ,疼痛感受性が亢進するとともに出血しやすくなる。このため,口腔衛生の管理がおろそかになる患者もお り,これが齲歯や口臭の原因となる。口腔粘膜の抵抗力が低下するため,ウイルス,細菌,真菌が繁殖しやすくなる。 口腔底に唾液がたまっておらず,極端に多くの齲歯病変が認められる場合は,視診によって口腔乾燥状態と診断することができる。多量の脱灰,もろくなったエナメル質,ゴム様の象牙質などが特徴的で,急速に進行する。1か月に2か所のペースで新たに齲蝕が生じることもある。 耳下腺管にゾンデを入れ,唾液を吸引しても分泌物が出てこないか,あるいは最初から耳下腺管にゾンデを挿入できない状態であれば,口腔乾燥症が強く疑わ れる。口腔前庭の内側を触診したときに手袋が粘膜に張り付く,いわゆる"フィンガー・スライド・ブレーキ"も診断の手がかりとなる。さらに,患者が服用中 の薬剤をチェックし,必要であれば薬剤の切り替えも検討する必要がある。 高齢者では,薬剤以外にも水分摂取量の不足が口腔乾燥症の原因と考えられる。治療法としては,適切な口腔衛生管理,歯科医による歯牙の洗浄,栄養指導, 唾液分泌刺激,唾液代用物の使用が挙げられる。齲歯リスクが高い患者では,歯科医による計画的なケアも有益で,曜日を決めてフッ素やクロルヘキシジンを含 むジェルやチューインガムを予防目的で使用させるとよい。(転載終了) 私の家系は歯が弱く、兄弟姉妹はう歯になりやすいため、歯科治療にお金がかかります。口腔内乾燥がバイ菌の温床になることは広く知られている事実ですが、薬剤によることが一番多いのですね。とくに消炎鎮痛剤に含まれるヒスタミンブロックなどは粘液分泌を抑制しますので、バイ菌がつきやすいのですね。鼻炎アレルギーなどは粘液分泌が多すぎて困るわけですので、このバランスは難しいところです。努めて、口腔内を湿らせることを心がけるようにしたいと思います。
October 13, 2008
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みなさん、こんにちは。日が暮れるのが早くなりました。6時でもう辺りは薄らと暗やみです。アメリカにも暗闇が迫っていますが、7兆円の税金投入(そのほとんどが日本や中東の金)を一度は下院が否決したものの(これは民主主義にみせかけるための猿芝居。また騙された人がいるでしょう)、予想通り修正案が通過しました。また輩たちが税金を懐に入れて逃げるでしょう。日本は今後はアメリカに「もうお金はない。自衛隊を出す財源もない。日本の金融危機だ。」の一点張りで閉じこもるフリをした方が賢明です。その間にもロシア、中国、中南米、中東とビジネスを進めましょう。次の小沢政権でどこまで世界の財閥たちの企みをかわすことができるのか見どころです(自民党は出自がCIAですので、期待するほうがおかしいのです。騙されてはいけません)。 ところで先日、歯科治療の一環で、埋没している親知らずを歯肉を切開し、なんとか抜歯したのですが、その後の痛みがおさまりませんでした。一週間ほど具合が悪く、すぐに眠たくなる状態でしたが、歯科再診の結果、抜歯したところが閉鎖していない(そして感染している)ため痛みが続いていることが判明しました。歯の痛みはあなどれません。全身にここまで影響しているとは初めての体験でした・・・・ (転載開始) 米国で高齢者の手術が増加 〔米オハイオ州クリーブランド〕先進国では,人口の高齢化が進む一方で外科技術の向上から,90歳代でも手術を行う例が見られるようになった。健康に問題がなければ,手術をするのに高齢すぎるということはないのだろうか。 100歳を超えても手術は可能 最近,米国では高齢者の手術が増えている。例えば,最近99歳で死亡したメソジスト病院(テキサス州ヒューストン)の高名な心臓外科医である Michel E. DeBakey博士は,97歳のときに大動脈瘤の治療を受けた。なお,この手術は倫理委員会が許可を出すまで行われなかった。 また,クリーブランド・クリニック病院(クリーブランド)では100歳を超える患者が股関節形成術に成功した。 さらに,最近のNew York Times(2008; July 18)には,100歳のときにペースメーカーと除細動器を植え込み,現在も元気な104歳の女性に関する記事があった。その女性の手術を担当した聖フラン シス病院(ニューヨーク州ロスリン)の心臓専門医Steven M. Greenberg博士は「このような高齢者の手術は今後も可能となり,より多くの高齢患者が手術を受けることになるだろう」と説明。さらに,「担当患者 の1人は80歳代で除細動器を植え込み,現在も弁護士として働いており,もう1人は90歳代で冠動脈バイパス術を受け,現在も建築家として仕事を続けてい る」と述べている。 ジョンズホプキンス大学(メリーランド州ボルティモア)も「結腸直腸がん手術が不可能になる年齢とは?」と題する特別レポートを発表し,80~90歳代でも健康なら,より若年の高齢者と同等に大腸がん手術後も通常の生活ができるとしている。 さらに同レポートは,28試験を分析した結果,併存疾患がある場合,進行期の段階でがんと診断された場合や応急措置を取らなければならない場合は生存率が低かったとも記している。 しかし,別の研究によると,80歳代の早期大腸がん患者は慢性疾患がなければ術後10年以上生存することがわかっている。もちろん,年齢に関係なく,疾患を早期に診断できればアウトカムはよい。 手術費用に関しては,通常,多くの米国人が民間保険に加入しているものの,65歳以上であればだれでも米国政府によるメディケア保険が利用できる。高齢 者における手術の普及を後押しした要因の1つに,メディケアの患者を診療しても,医師の収入が減少しないという事情が挙げられる。医師への支払いを安定さ せるため議会が通過させた法案に対して,ブッシュ大統領が拒否権を行使しメディケアの制度下で医師への支払を削減しようとした際,議会の圧倒的多数はそれ に反対して,大統領の試みを覆した。 (転載終了) 私も90歳の人の手術を担当したことがありますが、術後経過がよく歩いて退院されました。手術適応というのは、年齢できめるものではなく、生物学的な老化度で決めるものですね。30歳でも元気な70代より老化度が進行している人はざらにいます。お金持ちだけを守りたい共和党政権では、貧乏人が医療費を浪費するのが厭なのでしょう。しかし、今後は世界恐慌を故意に引き起こし、世界の財閥たちは庶民の命を奪おうとしているのですから、私を含め差別されているアジア人や黒人などの貧乏人がメディケアを受けられるくらいまで生きている確率が低いのではないでしょうか?
October 8, 2008
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みなさん、こんにちは。久し振りの更新です。ここ数週間は本当にいろいろなことがありました。アメリカの没落をただ日本だけが支えている(というかそれしか能がない)という異様さを早く自覚すべきですね。小泉はさすがずる賢いだけあって、身辺がヤバイと思ったら、すぐに引退しました。しかし、引退くらいで国を売った罪は消しさることは不可能です。小沢さんの政権になったら、小泉や財務省の官僚など国民のお金をアメリカに貢いだ背任の罪を白日のもとにさらさなければいけません(アメリカは日本だけにはお金を返しません。その額は国家予算よりも膨大なのですが、まだ多くの国民は認識していないのは不思議ですね。年金も健康保険もなくなってから大騒ぎするのでしょうね)。地方の銀行ではすでに預金引き出しが殺到しています。日本の銀行も大多数はこれから潰れていくでしょう。アリコなどのAIG系の保険会社は倒産です。 もう世界は「アメリカ=ドル体制のなきあとの世界」の秩序づくりに入っています。日本だけがアメリカとおんぼろボートで沈没です・・・・・・ さて、朝晩は寒くなりました。そろそろ風邪がはやりそうですので、皆様もお気をつけてください。歯科治療のため初めて歯肉に埋まっている親知らずを切開して取り出しましたが、その後の痛みとのどなどの腫れには参りました。口からものが食べれないと体が衰弱していくのがよく分かります。 (転載開始) マサイ族に心血管疾患が少ないのは豊富な運動量のため 〔スウェーデン・ストックホルム〕動物性脂肪の大量消費が心血管疾患(CVD)リスクを上昇させるとする強力なエビデンスが存在する。このことか ら,動物性脂肪が豊富で,炭水化物が不十分な食事を取るマサイ族(ケニアやタンザニアの遊牧民)が,ほとんどCVDに罹患しないことは多くの研究者にとっ て驚きであった。カロリンスカ研究所(スウェーデン・ストックホルム)のJulia Mbalilaki博士らは「マサイ族にCVDが少ないのは,彼らの身体活動量が多く,エネルギー消費量が大きいからだ」とBritish Journal of Sports Medicine(2008; オンライン版)に発表した。 西洋人なら1日20kmの歩行が必要 マサイ族にCVDが少ないという事実は,40年前から知られており,マサイ族は遺伝的にCVDから守られているのではないかという憶測が流れていた。Mbalilaki博士らが今回発表した研究によると,その理由はむしろマサイ族の活動的なライフスタイルにありそうだ。 同博士らは,タンザニアの中年男女985人のライフスタイル,食事,心血管系危険因子に関する調査結果をもとに今回の結論に達した。985人中130人 はマサイ族で,371人が農民,484人は都市生活者であった。過去の研究報告と同様,マサイ族は他の被験者よりも動物性脂肪の豊富な食事を大量に取って いたにもかかわらず,心血管系危険因子は最も少なかった。つまり,体重,ウエスト周囲径,血圧値が最も低く,血中脂質値も健康な値であった。 マサイ族のライフスタイルが他と大きく異なる点は,身体活動量が多いことである。今回対象となったマサイ族は,1日に基礎代謝で必要とされるカロリーよ りも2,500kcalも多く消費していた。これに比べて,農民では1日に1,500kcal,都会生活者では1日に891kcalしか消費していなかっ た。マサイ族と同レベルのエネルギー消費を実現するには,大半の西洋人は1日に約20kmも歩かなければならないという。 同博士らは,マサイ族は未知の遺伝的要因により守られているのではなく,高い身体活動により心血管系危険因子から守られているとしている。 同博士は「今回の研究はマサイ族における心血管系危険因子を詳しく検討した初めてのものである。マサイ族の歩行距離を考えれば,食事に含まれる動物性脂肪の量が多くても,彼らのウエスト周囲径が短く,血中脂質値が良好であることは不思議ではない」と述べている。 (転載終了)う~む。一日20kmはほとんどの現代社会に生きる人間には無理でしょう。それならばアメリカのように脂肪べったりの食事を減らせば、適度な運動で病気は防げるはずです。アイスクリームや肉類などをたらふく食べて、一日20kmという発想は日本にはありませんよね。身体活動はおそらく精神病や人格障害などの「こころの病」にも効果的でしょう。
October 3, 2008
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みなさん、こんにちは。アメリカの化けの皮が剥がれてきましたが、このドサクサにさらに破たん企業に公的資金を入れるなどとポールソンが暴論を吐いています。 公的資金には日本とアメリカの国民の血税がつぎこまれ、その多くは支配者のポケットにいきます。不良債権も政府によって意図的に高く評価され、それを買い取ってもらうことによって私服をこやす輩(金融ユダヤ人)が多くてこまります。ごまかされてはいけません。AIGも支配者の道具であり、私企業なのです。(転載開始) 骨折リスクを減らす効果を得るには、食事によるビタミンCだけでは不十分で、サプリメントによる摂取が必要 ビタミンCの食事による摂取ではなく、サプリメントも含めた総摂取量が、股関節および椎骨外の骨折のリスクの減少に連関しているという研究結果が、9月14日の米国骨ミネラル研究学会の第30回年次会議で発表された。 「我 々が調べたかったのは(骨粗鬆症の)修正可能なリスク因子であり、食事はまさに修正可能だ」と共著者で発表を行ったMarian T. Hannan, DSc, MPHがMedscape Diabetes & Endocrinologyに語った。「ビタミンC(の摂取量)は修正がとてもしやすい。このビタミンは水溶性であるので、容易に摂食・吸収ができる…… (その上、)抗酸化作用によって骨の再吸収を抑制する……(また、)コラーゲン作用もビタミンCに直接関係している。」Hannan博士はヘブライ・シニ ア・ライフ加齢研究所(マサチューセッツ州ボストン)の筋骨格研究部門の上級研究者で副部長を務めている。博士は、ハーバード大学医学部(ボストン)の准 教授でもある。 筆頭著者のShivani Sahni, PhDを初めとする研究チームは、フラミンガム骨粗鬆症研究に参加した958例の被験者を対象にして、ビタミンC摂取量(総量、食事による量、サプリメン トによる量)と股関節および椎骨外の骨折の発生率との関係を評価した。1988年から1989年の期間で、まず被験者に食品摂取頻度質問表に答えさせた。 その後、被験者の股関節骨折については2005年まで、椎骨外骨折については2003年まで追跡した。Sahni博士はヘブライ・シニア・ライフで加齢の 研究を行っているポストドクターである。博士はタフツ大学(ボストン)の博士過程在学中にこの研究を行った。 試験期間 中、全部で股関節骨折は100例、椎骨外骨折は180例の被験者に起こった。ビタミンCの総摂取量とサプリメント摂取量が下位3分位(3分位1)の群は、 上位3分位(3分位3)の群に比べて、股関節骨折と椎骨外骨折が有意に多く発生した。性別、年齢、肥満指数、身長、喫煙状況、運動量、総エネルギー摂取 量、骨塩密度、エストロゲン摂取量(女性の場合)、総合ビタミン剤摂取、ナトリウム摂取について調整しても、この差は消えなかった。 ビ タミンC総摂取量は、下位3分位群が平均97 mg/日であり上位3分位群が平均305 mg/日であった。3つの3分位群を通じた股関節骨折および椎骨外骨折の傾向のP値は、0.04であった(股関節骨折は3分位2がハザード比[HR] 0.73、95%信頼区間[CI] 0.45 - 1.20であり、3分位3がHR 0.56、95%CI 0.31 - 0.98であった。椎骨外骨折は3分位2がHR 0.98、95%CI 0.68 - 1.40であり、3分位3がHR 0.64、95%CI 0.42 - 0.99であった)。サプリメントによるビタミン摂取量は、3つの3分位群を通じて平均0 mg/日から260 mg/日まで大きな開きがあり、股関節骨折の傾向のP値は0.02(3分位2がHR 0.50、95%CI 0.20 - 1.24、3分位3がHR 0.31、95%CI 0.13 - 0.73)、椎骨外骨折の傾向のP値は0.06(3分位2がHR 0.81、95%CI 0.38 - 1.73、3分位3がHR 0.58、95%CI 0.30 - 1.11)であった。 「基本的に、ビタミンC摂取量 が高レベルのものは、ビタミンC摂取量が最低レベルの者に比べて、股関節骨折の発生率が半分であった」とHannan博士は言う。「同様に、サプリメント でビタミンCを摂取している者は、サプリメントによる摂取をしていない者に比べて、股関節骨折がおよそ半数であった。」 こ の関連性は食事によるビタミンC摂取量のみを評価した場合には見られなかった。Hannan博士はこれは意外ではないと言う。「ビタミンDについて調べた 時とよく似ている。ビタミンDは骨の健康に関連することがよく知られている。米国の高齢者のビタミンCの摂取レベルは必要を満たしているが十分ではなく、 至適ではない。」 この研究の発表セッションの座長は、ウェークフォレスト大学医学部(ノースカロライナ州ウィンスト ン・セーレム)の助教授で、Amgen社(カリフォルニア州サウザンド・オークス)の総合疫学部長であるMary S. Anthony, PhDが務めた。Anthony博士もまた、食事によるビタミンC摂取量が骨折の直接的な予測因子ではなかったことを意外に思っていない。「食事によるビ タミンC摂取の意義はきわめて小さい」と博士はMedscape Diabetes & Endocrinologyに語った。「(その上、)食事による摂取量は1年の間でも大きく変動する……しかし、サプリメントによる摂取量は安定してい る。」今回の結果は食品摂取頻度質問表の限界を反映していると考えられる、と博士は述べた。 今回の知見により、臨床で はビタミンC摂取量を考えに入れる必要があると思われる。「我々が今までに得てきたデータは全て、観察的コホート研究によるものだ」とHannan博士は 言う。「患者のビタミンCについてチェックしたり、ビタミンC摂取量を増やす何かの処置をしたりすることを医師に推奨するのは、時期尚早だと思うが、その 一方で……このことを支持するエビデンスが豊富に存在する。単なる当てずっぽうではない。ビタミンCに気をつけるべきというのは、かなり根拠のあること だ。」 Anthony博士はもう少し先まで語った。「ビタミンCがその他のことに対しても同様に比較的安全でありベネ フィットがあるならば、私は人々にフルーツと野菜をもっと食べるように勧めたいし、おそらく総合ビタミン剤(あるいはビタミンCサプリメント)も(いい考 えとして)勧めるだろう……骨喪失に対して医師が処方した薬剤を飲むのを止めてビタミンCを摂取しろと推奨するつもりはないが、薬剤に頼る前に第一に採る べき予防策は、栄養によって健康を促進する方法を探ることである。」 この研究は企業からの支援を受けていない。Sahni博士とHannan博士の開示情報によれば、金銭的利害関係はない(Medscape)。 (転載終了)この研究がサプリ会社からの資金で行われていたなんてことになれば、眉つばものなのですが、そうではなさそうです。ビタミンCサプリメントは今や中国産の安価なものがほとんどですので、こんなことを発表しても企業が利益をえることはほとんどないことからもいえそうです。現代は先進国にとって飽食時代といっても 、食糧の化学汚染が著しく、すぐには中毒症状が出ないレベルのもがまん延しています。そのような食物にはビタミン、ミネラルは不足していますので、私たちは通常の農薬量の食物と比べると、同じ量を食べてもビタミン、ミネラルは「相対的欠乏」になります。誰もサプリメントなど摂取したくはないのですが、現代のR財閥(モンサント、カーギルなど)が食糧をコントロールする世界では仕方ないですね・・・・・
September 25, 2008
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みなさん、こんにちは。昨日サイエンスアイで疲労特集がありました。まだまだ核心には至らないようでしたが、いろいろヒントがありました。私も毎年この時期から試験前になり、慢性ストレスから口内炎や虫歯ができます。 虫歯はきちんと治療していても、根管にある感染症は体力低下で結核のように再活性化することがよく分かりました。慢性的なストレスがいかに全身に影響するかを身をもって経験できたのは不幸中の幸いとしましょう。(転載開始)アーモンドにプレバイオティクス特性 〔英ノリッジ〕食品研究所(IFR,ノリッジ)のGuisy Mandalari博士らは,善玉腸内細菌を増加させることにより胃腸の健康増進に役立つアーモンドのプレバイオティクス特性を同定したとApplied and Environmental Microbiology(2008; 74: 4264ー4270)に発表した。ビタミンEやその他のミネラルが豊富なアーモンドには,コレステロールの低下などの健康上の効果もあると考えられている。 アーモンドの脂質が腸内細菌の成長に関与 ヒトの消化器系は,腸内に生存する多数の細菌を養っている。プレバイオティクスは,これら細菌の成長と活性化に有用な食物のうち,非消化性部分である。 これら「善玉細菌」は有害な細菌に対するヒトの防御能の一部を担い,免疫系の発達に重要な役割を果たしている。プレバイオティクスはこれら細菌の成長を刺 激する。しかし,プレバイオティクスが必要とされる部位に到達するには,消化・吸収されずに,小腸上部を通過しなければならない。 Mandalari博士らは,まず胃腸管の物理的および生化学的モデル実験システムであるModel Gutを初めて用いて,アーモンドを生体の胃および小腸内と同じ条件下に置いた。次いで,消化されたアーモンドを大腸内の細菌発酵を模したin vitroの連続供給システムに添加し,腸内細菌集団に及ぼす影響を観察した。 その結果,細かく砕いたアーモンドが特定の善玉腸内細菌を有意に増殖させることが明らかとなった。この効果は,アーモンドの調製物から脂肪分を除去した 場合には認められなかった。これらのことから,善玉細菌は成長するためにアーモンドの脂質を用いること,これがアーモンドのプレバイオティクス効果の基盤 であることが示唆された。 これまでの研究により,例えばアーモンドが今回の研究のように砕いたりかむなどのプロセスを経ない場合,利用可能な脂質の量が低下することが示されてい る。また,アーモンドが消化系に滞在する時間も,腸内細菌にとって,利用可能な脂質と蛋白質の量に影響を及ぼす。今後は,アーモンドの消化性についてのよ り詳細な検討とともに,そのプレバイオティクス効果をヒトで検証することが望まれる。 (転載終了)意外なものに プレバイオティクス効果があるものですね。さっそく私も疲れたときは、アーモンド入りのチョコレートにしてみましょう。しかし、最近の汚染米の流通のみならず、食料品はすべて信用できませんね。やはいr、最終的には自分で作るしかないでしょう。その身分となるまでにはまだまだ奴隷となって働かないといけないのですね(涙)・・・・・・
September 21, 2008
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みなさん、こんにちは。一昨日になりますが、睡眠不足と疲れでやっと床についたのはよかったのですが、布団をかぶると何かチクチク刺す痛みがありました。また干していた布団にアリでもついたのだろうと我慢していましたが、たびたび刺します。眠気から我慢してそのまま朝を迎えようとしたそのとき、足先を強く刺すものがあったのです。これは限界と慌てて飛び起きて、部屋の灯りをつけました。そこには20cm大の「ムカデ」がいたのです!ムカデはすぐに処理しましたが、まだ刺された部分が痛みます・・・・・湿度と温度が高いときにはムカデが繁殖しますので、要注意ですね・(転載開始)事故米より怖い「国産」 このたび関係方面から次のメールを入手した。2007年7月31日付で、宛先は厚生労働省医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室、差出人は群馬県前橋市の青山内科小児科医院の青山美子医師と、東京女子医科大学東医療センター麻酔科の平久美子医師である。「群馬県内で診療にあたっている開業医と共同研究者です。当院外来患者に、食品由来のアセタミプリド中毒が疑われる患者が、平成18年8月から19年3月までの間に少なくとも500例以上来院し、加療が必要だったのでご報告申し上げます」 という書き出しで始まるメールには、当該患者らの心身症状が、初夏の松林に対するアセタミプリドの地上散布の後に来院する人々と同様の特徴があることを指摘している。しかも発症に先立って、各種の果物類や緑茶など、ブドウなら1房、イチゴだと1箱と連日比較的多く食べている点が共通している。 患者の症状は、国産の果物、野菜、緑茶の摂取を制限したり、一定の解毒治療をしたりするとおおむね改善するが、治療に難渋する症例が少なからず存在すると告げ、農作物へのアセタミプリド使用に関して、「早急に対策をお願いしたく、申し上げる次第です」 と、結んでいる。分解しにくく蓄積する この話を取り上げたのは、糊などの工業原料に回されたはずの汚染された輸入米が、仕入れた業者によって焼酎用などに横流しされていたという事実を農林水産省が発表し、世間を騒然とさせている件との関連で見過ごせないからだ(日本は、1993年に決着した多国間市場開放交渉のウルグアイ・ラウンドで毎年一定量の外国米を輸入することを義務づけられ、それは食品原料用などに政府から放出されてきた)。 この汚染米からは黴の発癌性毒素のアフラトキシンB1や今年初めの中国製冷凍ギョーザ中毒事件で原因物質とみなされた有機燐農薬メタミドホスのほか、ネオニコチノイド系農薬の前記のアセタミプリドも検出されており、消費者は輸入農産物への不安を募らせているが、実は日本各地の大気、農産物もアセタミプリドで著しく汚染されており、それによる体の障害がいま現に発生している。それに苦しむ患者、家族、医療関係者は、いまの汚染輸入米流用騒ぎを見ていわく言い難い不条理感に襲われている。 アセタミプリドは日本曹達が開発した殺虫剤原体の名前で、製剤名は「モスピラン」などだ。タバコの毒性物質のニコチンに類似した性質があり、熱を加えても分解しにくく土壌に蓄積しやすい。この製剤の農薬取締法に基づく登録は95年と比較的新しく、このところ有機燐に代わり野菜、果樹などに向け広く投入され出していた。 田畑、松林が背景にあるので冒頭の両医師はこれまで農薬、とりわけ日本でよく使われている有機燐の人体への影響について研究を重ねてきた。果物、野菜の多食で発症 そんな中で3年ほど前、両医師はこんな現象にぶつかった。 松林への農薬散布が原因と思われる中毒患者が例によって多数来院したのだが、有機燐の場合と症状に違いがある。そして、松林散布がない季節にも同様の患者が相次いだ 患者多数の問診などで詳しく調べるうちに両医師は、メールにあるように農薬アセタミプリドで汚染された果物、野菜、緑茶などの多食と発症の関係に疑いを持ち、連名で06年から毎年日本臨床環境医学会総会などで発表し、注目された。 メールには、患者の症状も明記されている。頭痛、めまい、吐き気、下痢とかは有機燐など他の農薬と同様だが、「胸痛、動悸、胸部苦悶、しばしば筋脱力、短期記憶障害、小児の異常行動(多動、易興奮性)、心電図で数日から1週間の頻脈、数週間続く徐脈」 などが特徴的だ。短期記憶障害とはつい今の事をもう忘れているという症状で、頻脈、徐脈とは脈拍がやたらに激しかったり逆にゆっくりし過ぎていることを指し、命にかかわる場合もあるという。平医師によれば、ウイルス性の感染症疾患が治りにくくなる免疫異常が、アセタミプリドの作用で起きることを示した他の研究者の論文も相次いでいるという。すぐ殴るなど暴力衝動 しかし、とりわけ気持ちを暗くさせられるのはメールに「異常行動」と記されている患者の暴力衝動だ。小児に多いがそれだけに限らないようで、特段理由もなくすぐかっとなる。暴力の相手も選ばない。男友だちを突然殴ったが、自分でもわけがわからないという若い女性の患者もいた。やはり急に食器を壊したり、一見普通の患者なのに内ポケットにナイフをしのばせてくる来院者もいた。発症の機序は異なるが、人の人格を変える点は有機燐と同じで、青山医師は、「有機燐との掛け算になる」 と、みる。人の体質によって違いは大きいものの、すでに有機燐によって大きな影響を受けている日本人はアセタミプリドが加わることにより、相乗効果を受けるのだ。 汚染輸入米からほかに検出された有機燐農薬メタミドホスも他人事ではない。 中国製ギョーザ中毒事件のこの農薬は日本では非登録なので使われていないが、登録されて畑作・果樹・家庭園芸などでの殺虫に普及している有機燐農薬アセフェート(商品名は「オルトラン」など)は生体に摂取されるとメタミドホスに変わり、毒性は30倍くらいに強まる。 農地などに撒かれたアセフェートも、分解して一部はメタミドホスに変わる。メタミドホスそのものは非登録でも、大量に使われているアセフェートが田畑、体内でメタミドホスになっているので、この強毒性の農薬は日本でも事実上登録されているに等しい状態なのだ。従って国産の農産物からも中国などと同様にメタミドホスが、それも相当の濃度で検出されることがある。緩い日本の残留基準 アセタミプリド、メタミドホスとたまたま汚染輸入米事件で摘出された2農薬について見ただけでも、国産農産物の実態は、安全性に関する限り、輸入に比べてましとは全く言えない。例えばこのアセタミプリドで残留農薬基準値の日米比較をしてみればよくわかる(別表)。基準値はアメリカの方がよほど厳しい。 米側に該当項目がないので省いたが、茶の日本の基準値は50ppmという緩さだ。アセタミプリドを撒き放題にしてもこうまでは残留しまいというほどの数字といわれ、この高濃度についても先のメールには指摘されている。 メールを送り、その経緯も克明に記録した平医師と関係当局への取材によれば、メールに反応がないので両医師は地元選出国会議員の紹介で、07年12月下旬に「食の安全ダイヤル」を開設している内閣府食品安全委員会事務局に説明に行った。こうしたことがなかったら、ことは関係機関の間で盥回しの末にうやむやにされてしまっていたかもしれない。5000倍もの緑茶 07年末の両医師のこの行動により、いま関係行政はアセタミプリドへの対応策を優先的に練っている。 ここで、問題の急所を繰り返す。汚染輸入米のアセタミプリドの濃度は、残留基準値のない農産物に暫定的に一律に設定されている0・01ppmの3倍だった。基準値を超えているので、この輸入米も工業原料へと回されたが、それが食品原料に使われ、この騒動になっている。 しかし例えば、日本茶に適用されているアセタミプリドの残留基準値は50ppmなのである。毎日のように大騒ぎされている輸入米毒性物質の基準値の5000倍にものぼる。(AERA9月16日(火) 9月22日号) (転載終了)農林行政は完全に死んでいます。農協はその運営資金をサブプライムで5兆円近く損失を出しました。その一部のお金で日本の農薬づけの作物を少しでも改良することはできるはずです。自民党の票田でもあるため農業には非常に甘い処置しかとってこなかったツケがどうして国民がおわなけらばならないのでしょうか?アメリカの出先機関である自民党を応援する国民はまさに世界の嘲笑ものです(日本の宗主国アメリカの象徴であったゴールドマンも危ないでしょう。このイカサマの国にまだついてくのでしょうか?)。食料まで信じることができない国ですから、もう一切税金を払いたくないですよね。江戸時代なら一揆が起こってもおかしくないのですが、マスコミに完全に洗脳されつくした羊の群れには死ぬまで何もわからないという凡庸さだけが残るのかもしれません。日本国民から早く脱退したいのは私だけではないでしょう。コンビニに出回っている「お茶」も相当汚染されているでしょう。私たちの世代は寿命が縮むのは間違いないところです。末期状態国家ですね。
September 16, 2008
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みなさん、こんにちは。私にとっては一番よい季節になってきました。夜もなぜかこの時期には心が平静になります。気圧・湿度・引力などの相互作用が体に働いているのでしょうね。 (転載開始)<統合失調症>脳に未成熟な領域 マウスで確認 治療法期待 統合失調症に似た異常行動を示すマウスの脳の中に未成熟な領域があることを、宮川剛・藤田保健衛生大教授(神経科学)らが発見した。死亡したヒトの脳の 研究でも同様の傾向がみられ、統合失調症の客観的な診断や治療法開発につながると期待される。11日、英国のオンライン科学誌「モレキュラー・ブレイン」 に発表する。 宮川教授らはさまざまな遺伝子を欠損させたマウスの行動を網羅的に調べ、CaMK2αと呼ばれる酵素を欠いたマウスが「気分の波」など統合失調症に似た異常行動を起こすことを見つけた。 この酵素を欠くマウスは、記憶をつかさどる海馬の「歯状回」という領域の神経細胞が未成熟で、ほとんど機能していない。死亡したヒトの脳を調べた米国のデータベースによれば、統合失調症の患者は、歯状回の成熟した神経細胞を示す分子が少ない傾向にある。 宮川教授は「ヒトの統合失調症の一部は海馬の歯状回の未成熟が原因の可能性がある。成熟を促すことができれば治療法として有望だ」と話す(毎日新聞)。(転載終了) CaMK2αと呼ばれる酵素を欠損させたマウスが統合失調症に似た行動を示すのは、海馬の障害以外にも作用している部位があるのでしょう。短期記憶が保持できないと、社会性も損なわれる可能性がありますね。 統合失調症の人は社会性に欠ける傾向がありますが、この理由の一部として海馬の障害もあるということでしょう。作業療法などで短期記憶を高める訓練なども治療として効果があるのかもしれません。さらに研究を発展させて、この酵素の働きを詳しく調べて頂きたいですね。
September 11, 2008
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みなさん、こんにちは。またR財閥傀儡マスコミが相撲協会問題で騒がしい。今回の嫌疑にかかる 三人の力士がロシア領の北オセチア共和国出身のオセット人であることを指摘した中田氏(http://amesei.exblog.jp/)は流石慧眼の持主です。これはロシアと日本の間にくさびを打つCIA・モサド連合の仕業であることは素人でも分かりますね。願わくば、相撲協会そのものをゴールドマンなどの持ち物にしてしまおうという傲慢なやり方です。日本人はいい加減にマスコミの罠にはならないように気をつけましょう。(転載開始) 肥満手術はがんリスクも減らす マクギル大学(モントリオール)外科のNicolas Christou教授らは,最新研究の予備的結果から,肥満手術は病的肥満患者の過剰体重を減少させるだけでなく,発がんリスクを最大80%低減させるこ とがわかったと米国代謝・肥満手術学会の第25回年次集会で発表した。 ホルモン代謝の影響を指摘 同大学保健センター(MUHC)肥満外科部長でMUHC研究所感染免疫部門の研究者でもあるChristou教授の研究チームは,1986ー2002年にMUHCで肥満手術を受けた病的肥満患者1,035例(手術群)と,肥満手術を受けなかった同等の体重プロフィールを有する5,746例(対 照群)を比較した。その結果,対照群に比べ手術群におけるがんの診断数は乳がんで85%,結腸がんと膵がんで70%低くなっており,その他のタイプのがん 罹患率も明らかに減少していた。 同教授は「肥満と多くのタイプのがんの関係は明確に実証されている。われわれの研究は,かなりの割合の病的肥満患者において,肥満手術によりがんリスクが低下する可能性があることを示した初めての研究である」と述べている。 同教授は「肥満は身体にさまざまな影響を与えるため,単独の仮説から今回の結果を完全に説明することはできない」としながらも,「過剰な体脂肪は,乳が んと結腸がんの主要危険因子であるホルモン産生の増加に寄与していると考えられている。減量により患者のホルモン代謝が改善したため,肥満手術を受けた患 者で発がん率が減少したのではないか」と説明している。 さらに,同教授は「肥満手術は,病的肥満とそれがもたらす結果を治療・改善するためのきわめて有用なツールだ。MUHCはカナダの肥満治療分野における 先進的な医療施設である。今回の知見では,肥満手術が肥満に関連する多様な病変に対して重要な役割を担うことが見出されたが,このことを政府や保健当局に も認識してもらいたい」と述べている(転載終了)生活習慣とガンの関係がまたこれによって明らかになっていくでしょう。しかし、勘違いしないでください。美容整形の脂肪吸引でガンが減ることはありません。 あくまでも内臓脂肪を蓄える生活習慣そのものが一番の問題なのですから。
September 9, 2008
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みなさん、こんにちは。福田首相の突然に辞任は日本のどうにもならない現状をよく表わしていると思います。福田さんは真面目な日本人だからこのようなことになってのでしょう。アメリカから金をせびられても小泉のように容易に首をたてに振らなかった。戦後から国民を騙して、官僚や読売閥がR財閥にべったりくっついておかしなことばかりやってきたことが小泉・竹中という日本建国以来稀にみる売国奴(機会損失も含めて600兆近くの国民のお金をだまし取った)に利用されて、これから数10年続く不況が作られました(ですから景気がよくなることは私たちや子供たちが死ぬまではありえません)。このことを証拠つきで暴露しようとした植草教授は、痴漢容疑で逮捕されて口封じをされているのは皆さんご存じのとおりです(みなさん、植草先生のブログを見ましょう。)。 ここまで騙されてもCIAの出先機関である財務省や自民党を応援する国民を世界では嘲笑の意味を込めてB層の国民といいいます。日本の宗主国であるアメリカの国民もほとんどが洗脳されまくりのB層です。マスコミは日米ともに最低レベルの権力者の装置になりさがっています。また大きな戦争が起こり、次の支配体制が作られるまでは、このような真実を大衆には知られることはないのでしょう。この国に未来はありません。小沢さんも途中で殺されるでしょう。早く日本から脱出したいです・・・・・・
September 5, 2008
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(転載開始) 運動が乳癌による死亡リスクを軽減 継続的な運動が、乳癌による死亡リスクを軽減することが確認された。これは、米国Yale School of Medicineの研究グループによる成果。2008年8月20日号のJournal of Clinical Oncology誌に掲載された。 研究グループは、1995年から1998年に乳癌の診断を受けた患者933人を2004年まで前向きに調査し、運動と乳癌による死亡リスクを解析した。 その結果、乳癌の診断を受ける前後に、1週間につき約2から3時間の早歩きに匹敵する運動を継続していた女性では、運動を行っていない女性に比べて、乳癌に よる死亡リスクが67%少なかった。また、乳癌の診断後に運動量を増やした場合でも、乳癌による死亡リスクが45%減となっていた。 一方、乳癌の診断後に運動量を減らした女性では、乳癌による死亡リスクが約4倍に上昇していた。 同研究を行ったMelinda L.Irwin氏は、「乳癌の治療を受けている女性は、運動は治療の一部と考え、毎日、15分程度のウォーキングからでもよいので始めて欲しい」と語っている(日経メディカル)。 (転載終了) 今回の結果は、運動が乳がんの進行を止めると解釈してよいと思われます。 適度な運動が功を奏することは慢性炎症が改善することで説明がつきます。 ミトコンドリアからのフリーラジカルが軽減することでがんの発展も止まるのでしょう。 私も今年になってこのような事実を知り、毎朝ジョギング中です・・・・・
September 5, 2008
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みなさん、こんにちは。8月の後半から涼しくなりましたが、本日は湿気が高く、蒸し暑くなっています。 ここ数年は夕方にスコールのような雨がよく降ることに気がつきました。 夏は湿気が増すだけですので、困ったものです・・・・ (転載開始) スモーク・フリー政策は受動喫煙による被害や喫煙率の減少に貢献 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD,カリフォルニア州ラホヤ)のJohn Pierce教授と国際がん研究機関(IARC,仏リヨン)たばこ・がんチームのMaría León博士らによる研究グループは「スモーク・フリー(禁煙)政策は,受動喫煙に関連する心疾患の減少,成人における喫煙率の低下,成人と小児の受動喫 煙による被害を減少させる」とする報告をまとめ,Lancet Oncology(2008; 9: 614ー615)に概要を発表した。 肺がん減少効果はデータ不十分 報告書はまた「このような政策はレストランやバーなど飲食業の減収にはつながらない。肺がんの減少が見込まれているが,同政策との関連を示すエビデンスは,今後,明らかになるものと思われる」と言及している。 Pierce教授らを中心とする国際作業部会は,査読論文や禁煙政策の効果に関する政府報告書などを包括的に評価。禁煙政策の因果効果に関する11の提 案を評価し,エビデンスのレベルに応じて,(1)因果関係が認められる「十分なエビデンス」(2)一貫した相関が示唆されるものの,因果関係を示す証拠は 限定的な「有力なエビデンス」(3)「結論を導くには不十分なデータ」―の3つのカテゴリーに格付けした。 十分なエビデンスがあるとされたのは以下の通り。 1. 禁煙政策の導入により受動喫煙が大幅に低減される 2. 職場を禁煙にすることにより,喫煙者のたばこ消費量が減少する 3. 禁煙政策により,レストランやバーなど飲食業の経済活動が縮小することはない 4. 禁煙政策の導入により,勤労者の呼吸器症状が軽減する 5. 自発的に家庭内を禁煙にすることにより,小児の受動喫煙が低減する 6. 家庭内を禁煙にすることにより,成人の喫煙が減少する また有力なエビデンスがあるとされたのは以下の通り。 1. 職場を禁煙にすることにより,成人の喫煙率が低下する 2. 禁煙政策により,若年層の喫煙が減少する 3. 禁煙政策の導入により,心疾患罹患率が低下する 4. 家庭内を禁煙にすることにより,若年層の喫煙が減少する しかし,たばこの煙などの発がん物質への曝露から肺がん診断までの時間的な隔たり(リードタイム)は,20年以上とされることから,同グループは「禁煙政策導入後に予想される肺がんの減少については,データがまだそろっていない」と結論付けている。 WHO/FCTCの包括的実施を これらのエビデンスに基づき,作業部会は,各国政府が「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約(WHO/FCTC)」に即して,禁煙政策を制定・実施することを推奨している。 作業部会は結論として「このような政策を実施することにより,禁煙環境が広がり,より幅広い人々に効果をもたらす可能性がある。受動喫煙を低減すること により非喫煙者の健康を守るだけでなく,喫煙行動の変容にも効果が認められており,予想される健康上の効用がより高められる。このような政策 が,WHO/FCTCに盛り込まれたすべての条項を実施する総合たばこ規制戦略の一環として制定されれば,よりいっそうの便益が得られるだろう」と述べ, 「これまでほとんどの研究は,先進国において行われてきた。作業部会は,急進国や途上国におけるこれらの政策の効果を評価する,国境を越えたサーベイラン ス・システムの構築も推奨している」と付け加えている。 (転載終了)EU諸国および米英では公共機関では禁煙が当たり前ですので、日本に来るとたばこの吸い殻は散乱しているは、公共機関やレストランなどでは大きな顔をしてたばこを吸っている人を見かけるはで驚くようです。米国産のタバコの消費は日本が50%をしめるので、以前からいようように、属国日本の現状は情けないものです。 欧米人に「なぜ日本ではまだ全面禁煙になっていないの?」と聞かれたら「それはあなたたちが私たちアジア人を差別し、早く死んでほしいと願っているからにほかなりません」と答えるようにしています。欧米人はなんともいえない顔をしますよ(いちおう、現状を把握しているアジア人もいるものだという小さな驚きと警戒心を示して:劣等民族を騙すのもさらに工夫がいると・・・・)。 本当に禁煙活動をするのであれば、財務省(こいつの天下りさきがJT)やアメリカの煙草会社を訴えて潰すしかないでしょう。 まずは日本の官僚が滅びないことには、健康なんてあったものではありません。官僚はきちんと仕事しているなんて幻想をもつのは殺される子羊になりたい人以外はないでしょう。
September 1, 2008
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みなさん、こんにちは。IOCというユダヤ財閥が総元締めのオリンピックも終わりました。4年に1回とはいえ、候補地などの利権、裏金、選手のスポンサー斡旋料などガッポリ儲けたでしょう。オリンピックもここまで商業化が進むと、見ているものもしらけてしまいます。流石に大衆に「パンとサーカス」というローマの大衆支配構造がよくわかりますね。ちなみに、オリンピックで盛り上がるのは米国の一部と日本(いずれも大衆階層で支配層からはB層と馬鹿にされている)、そして開催国だけでという事実を知っていますでしょうか?外国に住んでいれば、この事実はよく分かります。オリンピックは支配層の一つの金儲け・大衆の目を現実からそらす政治装置であることは見透かされています。他の国に人々は日本のように夢をみさせてもらうこともなく(戦後R財閥が現在の中国のようにインフラを整備しアメリカへの金みつぎマシーンにした)、辛酸を舐める生活が続いていますので、支配層のやることに興味がでないのでしょう。 大衆ももっとずる賢くなって、IOCが儲けるだけのオリンピックなどは廃止してしまえば面白いのですが・・・・しかし大衆には何の力も結束力もないからオリンピックだ、石油だ、食糧だ、水だといっていい様に財閥に支配されるのは仕方ないのでしょうか?3等国以下になり下がった日本人は、この厳しい現実を逃避せずにたくましくなってほしいものです。 (転載開始)アレルギー性鼻炎と喘息に有効〔スペイン・バルセロナ〕ゲノミクス・統合生物学研究所(インド・デリー)のNaveen Arora博士は,ゴキブリの抽出物を用いた免疫療法がアレルギー性鼻炎と喘息に対して有効性を示したと第27回欧州アレルギー学・臨床免疫学学会(EAACI)で報告した。ゴキブリのアレルゲンを避けることは可能だが,同博士によると,免疫療法は効果があり,疾患の自然経過に修正を加えることができるという。クロスオーバー後も同様の効果 Arora博士らは,二重盲検プラセボ対照・クロスオーバー・ランダム化試験を行い,ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)の抽出物を皮下投与するアレルゲン免疫療法の効果を検討した。対象は,病歴,皮膚テスト,免疫グロブリン(Ig)E値などでスクリーニングしたアレルギー患者75例。40例(年齢15~40歳)をP. americana 抽出物を皮下投与する実治療群に,35例をリン酸緩衝生理食塩水を皮下投与するプラセボ群にランダム化割り付けした。1年後,プラセボ群を実治療に切り替え,P. americana 抽出物を皮下投与した。 患者評価には,皮膚テスト,症状スコア,薬剤使用スコア,気道反応,IgE,IgG1,IgG4の各値やサイトカイン値を用いた。また,IgG4対IgG1比と症状スコアとの相関の可能性についても検討した。 実治療群では試験開始前と比べて1年後に症状スコアが有意に改善したが(P<0.05),プラセボ群では有意な変化は認められなかった。レスキュー薬の使用回数に関しては両群で有意差はなかった。 皮膚反応スコアは両群で有意差が認められなかったが,実治療群でのみ試験期間中,新たな感作反応は見られなかった。気道反応は,試験開始前時あるいはプラセボ群と比べて有意な変化が認められた(P<0.05)。 実治療による改善が,免疫学的パラメータの評価からも示された。有意ではないもののIgE値が低下し(P=0.08),IgG4値は有意に上昇した(P<0.05)。その結果,IgE対IgG4比は低下し,インターロイキン4の値も有意に低下した(P<0.05)。 実治療群では,IgG4対IgG1比と症状スコアとの間に有意な正の相関が認められたが(r2=0.8931,P<0.05),プラセボ群では認められなかった。 実治療に切り替え後1年間の治療を完了した前プラセボ群の16例では,症状スコアの有意な低下(P<0.05)が確認され,薬剤使用スコアはわずかに低下し,IgE値も有意差はないものの低下し(P=0.092),IgG4値は有意に上昇した(P<0.05)。 結論として,同博士は「免疫学的パラメータと臨床パラメータの良好な相関は,この免疫療法の有効性を反映するものである」と述べた。 (転載終了)この博士。いったい、どこからゴキブリを使うアイデアが出たのでしょうか?今回、効果がありそうという結果は、あくまでもゴキブリの抽出物であり、ゴキブリそのものではありませんので、ご注意を。
August 26, 2008
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みなさん、こんにちは。期待していた男子バレーが全敗という結果に終わってしまいました。体格の差が大きいと痛感させられます。それを乗り越えるには強靭な精神力しかありません。そのためには、私も含めて日本人はもっと外国で鍛えられたほうがいいのでしょうね。(転載開始)乳児の死亡相次ぎアルゼンチンが調査 英製薬会社のワクチン臨床試験 [ブエノスアイレス14日AP=共同]アルゼンチン保健当局は、英国の大手製薬会社グラクソ・スミスクラインが中南米 諸国で進めている肺炎球菌ワクチン「Synflorix」の臨床試験でこれまでにワクチンを投与された幼児14人が死亡したことを明らかにし、ワクチン投 与と幼児の死亡との間に関連があるかどうか調査を始めた。保健当局者が14日、匿名を条件に述べた。 グラクソ・スミスクラインによると、 同社は中南米諸国などで2万4000人の幼児を目標に同ワクチンの治験参加者を募集、既に1万9000人以上の乳児が少なくとも1回の投与を受けた。アル ゼンチンでは数千人の幼児が治験に参加して12人が死亡、パナマでは2人が死亡したという。 同社は幼児の死亡はワクチン投与によるものではないとし、治験を続ける方針だが、アルゼンチン保健当局は、子どもの治験参加の際に読み書きができない親が同意書に署名させられたなど、治験参加者の募集をめぐる苦情を受け、7月31日に同社に募集中止を要請した。 (転載終了)またもや世界の諸悪の根源である英国の企業の悪だくみが頓挫しています。英国とその分身である米国を利用する企業は、アフリカ、東南アジア、中南米といった英語の読み書きすらできない最貧困地域で薬のテストや遺伝子組み換え食物の栽培などを強制しています。その多くの人は騙されて、大変な目にあうのですが、その結果は綺麗な論文として発表されて(副作用や害などは言及されない)、それを三等国である日本人などがありがたくエビデンスなどといって金科玉条のごとく扱う・・・・これは、サイエンスの大きなメインストリームといってよいでしょう。英国や米国の本当の支配者たちは、サイエンスさえも金で買えることを知っています。ナポレオンなきあとから、世界を牛耳ってきたロスチャイルドや第二次世界大戦後急伸したロックフェラー家が資金を提供している製薬会社、農薬・化学石油会社、バイオテクノロジー会社、遺伝子操作会社が私たちの日常を大きくゆがめていることを様々な立場の人間が執拗に告発していくことしか私たち大衆うの残された生き残りの手段はないでしょう。世界の冷徹な現実に目をそむけることなしに生活することは隷属と意味します。
August 19, 2008
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みなさん、こんにちは。今日はお盆休みで車が少なくて快適ですね。日本にはまともなマスコミがありませんから(欧米でも同じですが)、グルジアの情勢が詳しく伝わってこないですね。ポーランドにMDを設置するなど、アメリカが本格的にロシア包囲網を形成し始めました。 これは第三次世界大戦の火種になる可能性がありますので、内心警戒しています。またビルダーバーガーたちは先月の米国での会議で話合い、ロシア戦争を起こして金儲けを企んでいるのでしょう。世界を支配する財閥に立ち向かうのはいまやプーチンのみです。プーチンがんばれ(しかし、プーチンまでもR財閥に買収されていたら、これはとんでもないヤラセとなります。そうでないことを祈っています)!今まで陰謀論とかいうくくりで大衆をうまく騙していました(陰謀論というと信憑性は低められる:日本でも極端な陰謀論をふりまくことで故意に財閥に加担している)が、陰謀どころかはっきりとしたビルダーバーガーたちの共同会議で世界の運営は決められることが、BBCなどの国営テレビでも放映されるようになりました。こんなことは普通に考えても支配層の人間がいかにもやりそうな事です。企業のトップクラスや経営者だとこの感覚は理解できるはずです。力のあるものは、お互いの利益のために話し合って利害調整をするものです(ヤクザでも手打ちがあるでしょう)。しかし、大衆は陰謀論として信じたくない、信じられない、現実を直視できない・・・・・・ さて、今年の夏もこれで終わりになりますので、個人的には秋の収穫に向けてがんばらないと・・・・・ (転載開始)肥満に対する差別広がる 〔米コネティカット州ニューヘブン〕エール大学(ニューヘブン)ラッド食糧政策・肥満センターのRebecca Puhl博士らの研究によると,太りすぎの人,特に女性肥満者に対する差別は,人種差別におとらず広がっているようだ。詳細はInternational Journal of Obesity(2008; 32: 992ー1000)に発表された。 被差別の割合は女性で2倍 筆頭研究者のPuhl博士は「人種や性といった特性は法律により既に保護されているが,これらと同様に体重による差別も一種の偏見として扱われるべきであることを今回の知見は示している」と述べている。 今回の研究では,National Survey of Midlife Development in the United Statesで全国から抽出された成人(25~74歳)のうち,体重を理由とした差別を受けたことがあると回答した人の割合が検証され,人種または性差別 を受けた経験がある人の割合と比較した。 その結果,体重を理由に差別を受けたことがある,と回答した人の割合は男性に比べ女性で2倍も高いこと,また肥満を理由に職場での人間関係において差別が日常的に行われていることも明らかとなった。 同博士らによると,男性ではBMIが35を超えなければ体重を理由とした差別を受けるリスクは深刻ではないが,女性の場合はBMIが27になると,そのリスクは著明に増加し始めるという。 共同研究者で同大学のTatiana Andreyava氏は「体重による差別は性的態度,国籍/人種,身体障害,宗教による差別に比べると広く行われているが,体重による差別を受けている人 の割合は高いにもかかわらず,この差別は依然として社会的に容認されている」と述べている。(転載終了)この論文の統計処理に問題があると思うのですが、それは人種・社会経済的地位と肥満の交絡についてです。今までの疫学的研究で人種・社会経済的地位と肥満は強い相関関係があることが示されています。そして病気になる率も強く関係しています。そうです。肥満で差別というのは、白人の口実で、実は人種差別のことなのです。 お金がないとカロリーの高いファーストフードに頼らざるをえません。 社会経済的地位の低いヒスパニック・黒人はほとんどが肥満です。黒人の場合は、肥満になる遺伝的な要素がありますが、ライスやオバマを見てわかるとおり、黒人でも社会経済的地位が高い(白人の操りですが)人には肥満が見られません。人種差別は人類からは消し去ることのできない課題でしょう。だからこそ、食糧・エネルギーで世界の大衆を滅ぼそうとする輩が毎年ビリダーバーグ会議を開催しているのでしょう。
August 15, 2008
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みなさん、こんにちは。私の予測したとおり、オリンピックで大衆の目がそれているときに、R財閥がグルジアをけしかけて、ロシアと戦争を始めました。アメリカの肩入れしているグルジアが腰砕けになっているようですが、まだ楽観できません。第一次も第二次世界大戦も経済恐慌からささいな事件をきっかけに計画的に実行されました(第二次世界大戦はR財閥がヒットラーに資金援助し、けしかけて起こしました)。R財閥のモンサント社も世界のほとんどの食糧になる種子を独占に成功しています。中国は石油と食糧で揺さぶれますが、ロシアは石油では揺さぶれません。しかし、食糧でロシアも揺さぶりをかけていくのでしょう。R財閥の番頭であるキッシンジャーの有名な言葉「石油を支配して世界の国を支配し、食糧を支配して世界の大衆を支配する」まさにそのとおりの展開になってきましたね。(転載開始)米国の4大がん死亡率低下は高学歴層の死亡率低下を反映 米国における近年の主要ながんの死亡率低下は主として高学歴層の死亡率低下を反映していると,エモリー大学のグループがJournal of the National Cancer Instituteの7月16日号に発表した。 米国では1990年代初期から,2564歳の4大がん(肺がん,乳がん,前立腺がん,大腸がん)の死亡率が低下している。同グループは,種々の統計データを用いて,1993~2001年のこの年齢層の4大がん死亡率を学歴別に比較した。 その結果,少なくとも16年間教育を受けた男女および人種層では,黒人女性の肺がんを除いて,各がんの死亡率はすべて有意に低下していた。対照的に,教育歴が12年未満の人々では,死亡率の有意な低下が認められたのは白人女性の乳がんのみで,白人女性の肺がんと黒人男性の大腸がんの死亡率はともに有意に上昇していた。Kinsey T, et al. J Natl Cancer Inst 2008; 100: 1003ー1012. (転載終了)学歴ががん死亡率を低下させる要因となっているということは、まさに生活習慣である程度いろいろな疾患を予防できるということですね。高学歴でも黒人女性の肺がんが低下していないのは、彼女たちが米国では最下層にあることと関係しているようです(米国の黒人男性は黒人女性を差別する傾向があるようです。)。ブッシュの愛人であるライスも黒人女性ですが・・・・・・・資本主義社会では病気は「経済的・社会的死」を意味します(日本も米国と同じようになりつつある)ので、予防が大切ですね。
August 12, 2008
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みなさん、こんにちは。いよいよ本日より北京オリンピック開催です。ここまでは白人支配層がチベットを扇動したり、テロを起こしたりして、オリンピックを食い物にしようと悪だくみがいろいろなされましたが、中国の裏組織と反対勢力がなんとか阻止したようです。まだ開催中にテロが起こす可能性がありますが、世界の市民(米国と日本の一般市民以外)はもうそんなことにだませれませんから、無駄骨というものです。必至でオリンピックで戦う選手と財閥たちの金儲けは関係のない話ですから、選手のためにも巻き添えにしないでほしいですね。 (転載開始)世界最高齢女性の脳機能は正常を維持 フローニンゲン大学医療センター(オ ランダ・フローニンゲン)のGert Holstege教授らは,世界最高齢だった女性の脳機能評価と死後剖検を行い,正常な脳機能が保たれていたとNeurobiology of Aging(2008; 29: 1127ー1132)に発表した。 アミロイド沈着が皆無の115歳 このオランダ人女性は,Holstege教授らに対して研究対象として生前と死後に自分を精査して欲しいと申し出ていた。同教授らは女性の要望に応じて,112歳時と113歳時に神経学的検査と心理検査を行った。 検査時の知見から,この女性は機敏で自分の意見をはっきり述べることができ,国内外の政治やスポーツなど世間への関心が強いことがわかった。また,おもに視力低下のため105歳で高齢者ホームに入居するまでは,自立した生活を送っていた。 112歳時と113歳時の神経心理学的検査では認知症の徴候は認められず,記憶力や注意力にも問題はなかった。彼女の知力は60~75歳の平均値を上回っていた。 115歳で死亡した際に行った剖検では,体内のいずれの部位にもアテローム動脈硬化巣は認められなかった。脳にはアルツハイマー病の特徴であるβアミロイドの沈着は全くなく,神経原線維変化もほとんど認められなかった。 同教授は「最高齢女性の脳機能が基本的に正常であったという今回の知見は,アルツハイマー病をはじめとする各種の認知症は高齢に達したすべての人に発生しうるとの考えを否定するものである」と述べている。 なお,同誌にはこの問題に関するワシントン大学(ミズーリ州セントルイス)解剖学・神経生物学のJoseph L. Price博士,ジュネーブ大学病院(スイス・ジュネーブ)のPanteleimon Giannakopoulos博士ら,ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ臨床神経解剖学研究所(独フランクフルト)のKelly Del Tredici博士らの論評(2008; 29: 1140-1142,1137-1139,1133-1136)が掲載されている。 Holstege教授は「過去の研究では,正常な認知力を有していても,超高齢者の脳には少なくとも軽度の異常が認められていたが,今回は全く正常であった。100歳に達する人が今後増え続けると考えられる今,今回の研究はきわめて重要である」と述べている。(転載終了) 人間は病気でなく老化で死ぬことが可能なことが良く分かります。医療の現場でも、どう見ても老衰としか死因がつかないようなケースでも国のお達しで無理やり病名をつけなければいけません。それも心筋梗塞や肺炎など具体的な病名を強制されます。したがって、日本の死因統計なんてものはいい加減なものなのです。鳥類では病気でなく、老衰で死ぬことはよく報告されています。私たちも健康のま寿命を全うすることが可能なのですから、生活習慣などはあなどれないのですね。
August 8, 2008
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みなさん、こんにちは。もうすぐ北京オリンピックですね。こういった大きなイベントのあるときは、国民の注意が政治からそれていますから、必ず裏で何か仕掛けをするのが世界の財閥たちの常とう手段です。日本人はどうせ 利用されるだけのアジア人ですから、扇動されることなく、じっと動かない気構えが大切です。彼らは、つい60年前もアメリカを利用して日本を戦争に引きずり込んだのですから。 終戦記念日も近いですが、原爆の悪夢は絶対忘れてはいけない人類史上最大で最悪の支配者たちの人体実験 でした。マスコミは彼らの犬なので仕方ないですが、もっとテレビなどで被爆体験を報道すべきです。 肥満女性で攻撃的な乳がん 炎症性乳がんの予後は非炎症性乳がん比べて悪いことがこれまでに実証されています。テキサス大学MDアンダーソンがんセンター(テキサス州ヒューストン)乳房腫瘍学科のMassimo Cristofanilli准教授らは,乳がんに罹患した女性が過体重または肥満の場合,乳がんはより攻撃的で患者の生存率も低いとの知見をClinical Cancer Research(2008; 14: 1718-1725)に発表しました。 局所進行性乳がんの女性606例をBMIにより正常/低体重(BMI 24.9以下),過体重(同25~29.9),肥満(同30以上)の3群に分類して検討していました。 その結果,5年生存率は,肥満群56.8%,過体重群56.3%,正常/低体重群67.4%で,10年生存率は,それぞれ42.7%,41.8%,56.5%でした。 炎症性乳がんの比率は,過体重群の30%と正常/低体重群の15%に対して,肥満群では45%と高いという結果でした。 また,乳がん再発リスクも肥満群または過体重群で高く。5年以内の再発率は,正常/低体重群の38.5%に対して肥満群では50.8%で,10年以内の再発率は,正常/低体重群の45.4%に対して肥満群では58%であった。 つまり、肥満は炎症性乳がんの比率が高く、再発しやすいという結果でした。脂肪組織に炎症を悪化させ、癌化を促進する役割があると考えられます。 タモキシフェンなどの乳がんで使用される抗がん剤は、体重増加の副作用があります。これは炎症を悪化させるので、特に体重コントロールが必要となるでしょう。
August 5, 2008
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みなさん、こんちには。またこの時期にうちのラブちゃんのお腹を中心として湿疹のような皮膚病変ができてしまいました。昨年同様、湿気で繁殖した真菌感染でしょう。晴れの日には必ず体が接触するものはすべて日干しにしているのですが、散歩のときに水浴びをしたがるので、どうしても湿気が完全にとれるわけではありません。また抗真菌クリームをしばらく塗布ですね・・・・・(転載開始)幻」の葉緑素、実は世界中に=光合成でCO2吸収に貢献-海洋機構など 海洋研究開発機構と京都大の研究チームは、これまでほとんど見つからなかった「幻」の葉緑素「クロロフィルd」が、実は世界中の海や湖に存在することを発見した。葉緑素は光合成により二酸化炭素(CO2)を吸収するが、クロロフィルdが吸収する量は、近年のCO2の年間増加量の半分から3分の1に相当していた。論文は1日付の米科学誌サイエンスに掲載された。 クロロフィルは、光エネルギーで水とCO2から有機物を合成(光合成)する化学物質で、aからdの4種がある。a、b、cは可視光をエネルギー源にし、特にaはシアノバクテリアという原始的な微生物から高等な植物までが持つ。 dは近赤外線を利用する「変わり種」で、1943年に発見された後、96年に京都大の研究者がサンゴ礁に住むホヤに付くシアノバクテリアの1種から再発見するまで見つからず、CO2吸収量は無視できるほど少ないと思われていた。 研究チームは、北海道の内浦湾、岩手県の大槌湾、東京湾、相模湾、琵琶湖、北極海、ベーリング海、南極にある塩湖など温度や塩分濃度が異なる計9カ所の海底、湖底から堆積(たいせき)物を採取。分析したところ、すべてのサンプルからdが検出され、幅広い条件の水域でdで光合成を行うシアノバクテリアなどの生物の存在が推定された( 時事通信)。 (転載終了)このような事実が明らかになると二酸化炭素地球温暖化説が非常にあやしく感じるのは私だけでしょうか? 二酸化炭素ビジネスは第二次世界大戦後の世界を席巻したロックフェラーが、石油を世界中の通貨にして帝国を築きあげていったことと重なりますね。バラク・オバマもロックフェラーのしもべ以外の何ものでもありません。さて、このシアノバクテリア。これは紫外線を使って酸素を産出しますが、この酸素が猛毒なのでその体内には酸素の解毒剤をしっかり持っていました。私たちの体も酸素濃度をいかに下げるかに苦労しています。酸素濃度(空気中は21%)が60%をこえると肺自体もやられます。二酸化炭素よりむしろ酸素の方が生物にとってはやっかいな代物だったのです。みなさん、環境問題は財閥の儲け話ですから、扇動されないようにご注意を。
August 1, 2008
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みなさん、こんにちは。日本の夏は湿気が多いため、日陰でも汗が止まりません。この湿気を貴重な水資源へと転換できる技術は日本がその気になればすぐできそうですが・・・これはビジネスチャンスかも知れませんね。抗うつ薬SSRIは上部消化管出血リスクを増やす うつ病の治療薬として選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、従来の三環系抗うつ薬(アミノトリプチンなど)に対して、効果は弱いものの副作用が少ないという触れ込みで大量に販売されています。特に以前の抗うつ薬の消化管の副作用が出ないことが売りになっていました。しかし、今回選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)あるいは択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)の服用で上部消化管出血が増えるという結果が英国でのケースコントロールスタディ(症例対照研究:過去の症例を検討)で明確となりました(Risk of upper gastrointestinal tract bleeding associated with selective serotonin reuptake inhibitors and venlafaxine therapy: interaction with nonsteroidal anti-inflammatory drugs and effect of acid-suppressing agents. Arch Gen Psychiatry 2008; 65: 795-803.)。とくにSSRIと非ステロイド抗炎症薬NSAIDsを併用していれば、出血オッズ比が4.8と著明に高くなることが明示されました。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、吐き気、性機能障害、消化管出血が従来の抗うつ薬より多いことがすでに明らかになっています。これまでに行われた疫学研究(症例対照研究およびコホート研究)の多くで、SSRIと出血リスク上昇との関連が報告されています。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、従来の三環系抗うつ薬より安全であるという風説?はもはや信じられないことがこのような疫学的調査ではっきりしてきました。この論文の著者は製薬会社から資金援助をもらっていたという「利益の相反」がありました。ということは、実際の臨床では覆い隠せなくなったSSRIの副作用を製薬会社が訴訟で負けないためにも公表する時が来たと判断したのでしょう。あくまでも企業の訴訟と儲けという天秤の金勘定の判断です。いつも私が言うように、医薬品など特定多数の人間が服用するものは一企業に研究・販売をすべて委ねていいものかという根本的問題がここでも露呈されています。製薬会社が悪いのではありません。それを支配する財閥が世界中の国家の医療制度を自らの都合のよいように変えている現状が問題なのです。私たち隷属者はしっかりとノーを突き付けなければいけないでしょう。
July 29, 2008
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みなさん、こんちには。最近、私の周囲でも中年女性が検診などでガンが発見されることが多くなってきています。全国統計でもガンの発生率は増加しているのですが、若年齢化している印象があります。特に、昨今の世界的不況のあおりをうけた生活環境の悪化は癌を加速させることは間違いないでしょう。 (転載開始) 肥満女性で攻撃的な乳がん 〔米ペンシルベニア州フィラデルフィア〕 テキサス大学MDアンダーソンがんセンター(テキサス州ヒューストン)乳房腫瘍学科のMassimo Cristofanilli准教授らは,乳がんに罹患した女性が過体重または肥満の場合,乳がんはより攻撃的で患者の生存率も低いとの知見をClinical Cancer Research(2008; 14: 1718-1725)に発表した。 再発率もより高い Cristofanilli准教授らは「乳がん患者が肥満であるほど疾患はより攻撃的である。われわれは,脂肪組織は炎症を増加させる可能性があり,より攻撃的な疾患を来すことを学びつつある」と述べている。 同准教授らは,局所進行性乳がんの女性606例をBMIにより正常/低体重(BMI 24.9以下),過体重(同25~29.9),肥満(同30以上)の3群に分類して検討した。 その結果,5年生存率は,肥満群56.8%,過体重群56.3%,正常/低体重群67.4%で,10年生存率は,それぞれ42.7%,41.8%,56.5%であった。 非炎症性乳がんと比べて予後が悪いことがこれまでに実証されている炎症性乳がんの比率は,過体重群の30%と正常/低体重群の15%に対して,肥満群では45%と高かった。 また,乳がん再発リスクも肥満群または過体重群で高かった。5年以内の再発率は,正常/低体重群の38.5%に対して肥満群では50.8%で,10年以内の再発率は,正常/低体重群の45.4%に対して肥満群では58%であった。 同准教授は「肥満は,単に容貌や過剰体重を抱えることによる肉体的な負担をはるかに超える問題である。高体重の患者には特別な注意を払うべきである」と指摘している。 嘔吐後の過食が原因 Cristofanilli准教授は,タモキシフェンなど乳がんに一般的に用いられる薬剤は治療中に体重を増加させる傾向があるため,医師は乳がん患者 に周到な注意を払うべきであると指摘。また,「われわれは実際,がん化学療法中の患者における嘔吐など急性の副作用の管理をうまく行えるようになり,嘔吐 は数日で消失する」と述べている。 同准教授らは「患者は嘔吐の後,過食する傾向があるため,体重増加リスクがさらに増大する。われわれはライフスタイルの改善に向けて,これらの患者を周到にフォローアップするよりよい方法を開発する必要がある」としている。 今回の研究はSusan G. Komen財団,乳がん研究のためのNellie B. Connally財団,炎症性乳がん研究グループから助成を受けた。 (転載終了)肥満が乳がんの危険因子であることは教科書的事実です。炎症性乳がんにおいても、肥満が関係しているという今回の結果は大変興味深いものです。脂肪組織がどうして炎症を強くするのかという問題は今後の私の研究課題にいたします。タモキシフェンはホルモン感受性乳がんに使用されるのですが、副作用として脂肪を増やすのであれば、まさにマッチポンプ。教科書的にはエビデンスがあるとなっていますが、本当でしょうか?医薬品の論文は資金がどこからでているのかで、論文の統計にごまかしが生じたりしますので(中には生データそのものを改ざんすることがあります)、統計の知識は必要ですね。統計も日本ではあまりしっかり教わらなかった分野なので、独学で勉強中です。論文や学会発表の統計数字、処理方法を見ただけでオカシイと気づく眼力がほしいです。いずれにせよ、肥満は百害あって一理なしですね。
July 26, 2008
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みなさん、こんにちは。湿気が高く、熱帯夜が続いています。まだなんとか扇風機で持ちこたえています・・・・・・(転載開始)<ダイエット>適度な食事制限は遺伝子の傷治す…ラット実験 適切なダイエットは遺伝子の傷を修復するたんぱく質の量を増やすことを、浜松医科大と三菱化学生命科学研究所(東京都町田市)がラット実験で突き止め た。遺伝子の傷は老化やがんなどの原因になりうる。老化防止を探る糸口として注目される。23日発行の欧州の専門誌に掲載される。 過去の動物実験では、適度に食事の量を抑えると長生きすることが分かっている。研究チームは、遺伝子の傷を修復するたんぱく質「WRN」に着目し、食べ物の摂取量との関係を調べた。 その結果、WRNの量は、1カ月間自由に餌を食べたラット6匹に比べ、摂取カロリーを3割減らしたやせ気味のラット6匹の方が約3倍多いことが分かった。また、長寿に関与するたんぱく質「SIRT1」も約3倍に増えていた。 一方、ヒトの細胞を使った実験で、SIRT1の働きを抑える薬剤を入れるとWRNの量が減った。適度にカロリー制限するとSIRT1が増え、WRNが失われるのを抑制すると考えられるという。 瀬藤光利・浜松医科大教授(分子解剖学)は「遺伝子の傷を回復しやすくする仕組みが分かった。若返りの手段を見つける糸口になるかもしれない」と話している(毎日新聞)。(転載終了)食事というより、カロリー制限が健康に良いことは以前から注目されています。遺伝子を修復するタンパクや長寿に関するタンパクが多くなることは、カロリー制限によってフリーラジカルが軽減する結果で起こることですね。ですから、効果の最終産物であるタンパクをいくらいじくり回しても、何の利益にもならないでしょう。この先の議論の進め方が非常に重要になってきます。今や、これくらいの知識は本屋さんの一般書コーナーに並ぶ翻訳書に載っていますから、研究者もうかうかしてられないですよね。
July 22, 2008
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みなさん、こんにちは。昨日は土砂降りの大雨と落雷で、うちのラブちゃんが驚愕し、家を飛び出して逃げてしまいました。今朝、近所の人が保護して連れてきて頂いたので、安心しましたが、当事者のラブちゃんはまだ怖がって、自分の庭に入ろうとしません。 心理学でいう「アンカリング」という効果で、落雷と自分の居場所が結びついてしまったのでしょう。私たちもこういった間違いを日常的に犯しているのでワンちゃんを責められませんが・・・・・・ (転載開始) タミフルと異常行動の関係は?-厚労省廣田班発表資料を読む 7月10日に開かれた厚生労働省「第7回リン酸オセルタミビルの臨床的調査検討のためのワーキンググループ」で、リン酸オセルタミビル(商品名:タミフル)と異常行動の関連についての解析結果の中間報告が発表されました。【診療上の疑問・課題:明確】 「タミフルの服用により、異常行動が増えるのか」を検証しようとしたもので、課題は明確でした。【研究デザイン:前向きコホート研究】 今回の対象は、2006~07年のシーズンにインフルエンザにかかって医療機関を受診した患者です。最初に発熱した日から4日間にわたって経過観察を行い、薬の使用の有無、および異常行動の有無を調べました。【コホートの設定方法:全国の692施設が参加。1施設当たり10~20人が対象。詳細は不明】 全国の692施設がこの調査に参加しました。具体的にどういう施設が協力したのか、詳細が示されていませんでした。 「ある特定の日から連続して10~20人のインフルエンザ患者(18歳未満)を対象とした」とありますが、本当に連続した症例が登録されたか(恣意的なサンプリングが行われていないか)どうかは不明です。また、10~20人と幅を持って設定されていたため、全部で何人に対して調査票が渡っていたかも分かりませんでした。 登録された症例について、医師は、「医師用調査票」に情報を記入した上で、患者・家族に「患者家族用調査票」を渡して必要事項を記入してもらい、結果を患者・家族から回収して医師用調査票に残りの部分を記載し、研究班に報告しました。【曝露内容の測定:担当医師が記録】 タミフルを使用したかどうかは担当医師が調査票に記入しており、実態と大きく異なってはいないと思われます。【アウトカムの測定:患者による記録】 痙攣、意識障害、異常行動などの重い症状は、家族が記入しました。そのため、記憶違いや勘違いなどが、ある程度は起こっているものと考えられます。実際、タミフルの服用と異常行動の時間的前後関係が不明のケースもありました。【交絡因子:性、年齢、予防接種の有無などについても調査】 タミフル服用の有無と同時に、性、年齢、予防接種の有無、アセトアミノフェンの服用の有無、異常行動の既往、最高体温などについても調べていました。解析の際は、こうした要因が結果に影響を与える可能性があることを考慮して調整しました。【追跡率:不明】 1万1661人分の調査票が回収されました。単純に計算すると、1施設当たり約17人です。最終的に、18歳以上を除外した上で、タミフルの服薬(使用/記載なし)および異常行動の有無が判明している1万17人が、今回の解析の対象となりました。総数が分からないため、追跡率は不明です。【結果:タミフル服用者で異常行動が少ない?多い?】 解析対象となった1万17人のうち、タミフル使用者は7813人、非使用者は2204人でした。うち、異常行動があったのは、タミフル使用者では(1)1215人(1215/7813=0.156[15.6%])、タミフル非使用者では(2)262人(262/2204=0.119[11.9%])でした。 この段階で単純に相対リスクを計算すると、15.6/11.9=1.31となり、タミフル使用者の方が異常行動を起こすリスクが約3割高いということになります。これが第1段階です。 ただし、タミフル使用者で異常行動ありの(1)1215人の内訳は、(1)a:異常行動発現後に服薬280人、(1)b:服薬後に異常行動発現720人、(1)c:時間的前後関係不明215人でした。さらに、(1)aのうち、受診前に異常行動が発現していた人((1)a-before)が181人、(1)bと(1)cの合計(720+215=935)のうち、受診前に異常行動が既に発現していた人((1)b&c-before)が46人いました。 一方、タミフル非使用者で異常行動ありの(2)262人のうち、受診前に異常行動が既に発現していた人((2)before)が75人いました。 一般に、コホート研究では、対象者が登録時点で既にアウトカムを発生してしまっている場合、解析から除外されます。今回の研究の場合、受診前に異常行動が既に起こっていたケースがそれに当たります。そのため廣田班でも、こうした人を解析から除きました。すなわち、(1)aは280-181=99人((1)a')、(1)b&cは935-46=889人((1)b&c')となります。そして、タミフル使用者全体も、7813-(181+46)=7586人となります。(2)は262-75=187人((2)')、タミフル非使用者全体も2204-75=2129人となります。 この段階で、異常行動を起こす割合を再度計算すると、タミフル使用者(99+889)/7586=0.130(13.0%)、タミフル非使用者187/2129=0.088(8.8%)となり、相対リスクは13.0/8.8=1.48で、タミフル使用者では異常行動を起こすリスクが5割近くも高いということになります。これが第2段階です。 NPO法人医薬ビジランスセンターの浜六郎氏はこの数字を基に、ARI(絶対リスク増加):13.0-8.8=4.2%、NNH(害必要数、ARIの逆数で求められる):1/0.042=23.8、つまり24人がタミフルを服用すると異常行動を起こす人が1人増えると指摘していますしかし、廣田班はそうは考えませんでした。(1)a'は、異常行動の発現後にタミフルを服薬したとのことなので、この(1)a'の99人を、タミフルを飲んでいないのに異常行動を起こしたと解釈し、タミフル非使用者に移し変えました。その結果、タミフル使用者全体は、7586-99=7487人、うち異常行動ありは889人(第2段階と変化なし)となり、一方、タミフル非使用者全体は2129+99=2228人、うち異常行動ありは187+99=286人となります。 こうすると、異常行動を起こす割合は、タミフル使用者889/7487=0.119(11.9%)、タミフル非使用者286/2228=0.128(12.8%)となり、相対リスクは11.9/12.8=0.93で、タミフル使用者の方が異常行動を起こすリスクがむしろ少ないというように数字が逆転します。これが第3段階です。新聞などで報道されたのはこの数字です(例:2008年7月10日付け朝日新聞)。 廣田班ではさらに、異常行動をA(事故につながったり、他人に危害を与えたりする可能性がある異常な行動)と、A以外(BからEの4種類の合計)に分け、さらに前述したように各種因子で調整した上でオッズ比を求めたところ、調整オッズ比は、A:1.24(95%信頼区間0.37~4.20)、全体:0.66(同0.54~0.81)で、問題となるAに関して有意差は認められませんでした。 廣田班は、「タミフル使用と異常行動発現の間に正の関連を検出するには至らなかった」と結論しつつも、「受診後に異常行動Aを発現した患者を対照とした症例対照研究を実施することが望ましい」としていました。今回のデータ収集およびデータ解析の限界を踏まえたものと思われます。【結果の信頼性:いまだ決定的なことは言えない?】 廣田班は、(1)a'の99人を、タミフル非使用者に移し変えましたが、この99人はそもそもタミフル使用者なのですから、移し変えることには疑問が残ります。 そこで仮に、(1)a'の99人をデータ不十分として、異常行動ありにカウントしないことにします。そうすると、タミフル使用者は7586人、うち異常行動ありは889人、タミフル非使用者は2129人、うち異常行動ありは187人(第2段階と同じ)ということになります。 従って、異常行動を起こす割合は、タミフル使用者889/7586=0.117(11.7%)、タミフル非使用者187/2129=0.088(8.8%)となり、相対リスクは11.7/8.8=1.33、第2段階よりは相対リスクは下がるものの、やはり、タミフル使用者の方が異常行動を起こすリスクが高いという計算になりました。タミフル非使用者でも10%内外で異常行動を起こすということにも要注意です。 ここまでの検討と、そもそもの研究デザインやデータの不完全さも考え合わせると、タミフルの使用により異常行動を起こすリスクが増えるのか減るのか、いまだ決定的なことはいえないのではないかと思います。 また、コホート研究では一般に、時間の要素を加味することが重要です。たとえ4日間の短い追跡期間であっても、ここまでの計算のように、単純に「A人中B人にアウトカムが起こった」(incidence、B/A)で比較するのではなく、時間の要素を加えて、「A人をB時間追跡したらC人にアウトカムが起こった」(rate、C/A×B)で検討するのが望ましいと思われます。実際にスライドでは、計画段階ではCox比例ハザードモデルを使用すると書いてありました(スライドNo.4)。しかし、解析段階ではロジスティック解析を用い、比例ハザードモデルを使用していませんでした(スライドNo.28)。【著者の利益相反:なし?】 利益相反について、スライドには記載されていませんでした。この研究班に関しては、前の主任研究者が企業から寄付金をもらっていることが判明した後に外れた経緯があります(日経メディカル)。(転載終了)タミフルを擁護する論文の問題点が浮き彫りになっています。統計はこのように少し母集団の処理を変えることで、数字を都合よく見せることができるのですから、よほど研究の全体像が見えて、統計の数字が読める(欺瞞を暴くことができる)人でないと、大本営発表にはすぐに洗脳されてしまいますね。タミフルに関しては、そもそもなぜこのような薬が必要なのかが全く理解できません。もっと命にかかわるような医薬品の議論であれば、私も敬意を払ってじっくり調べるのですが、ことこのタミフルに関しては大騒ぎする意義が分かりません。インフルエンザは数日寝ていると自然治癒する疾患ですから、それをたった1日半くらい早く治せるという触れ込みの薬の重要性が感じられません。ですから、統計の数字どうのこうのより政治的においを感じるのです。ラムズフェルドなど財閥が株を持っている医薬品会社のヒット商品なので、生理的にも嫌ですね。とはいっても、感情では始まりませんので、世の中の欺瞞には、このように論理的におかしいところを突いていくしかないでしょう。環境問題も欺瞞(エコファシズム:銭儲けの対象)だらけで嫌になりますね・・・・
July 18, 2008
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みなさん、こんにちは。出張で久し振りにマクドナルドのハンバーガーを食べたら気分が悪くなって、下痢になりました。食中毒ではなさそうなので、ファーストフードを自分の体が受け付けなくなっているのだと思います。和食が最高ですよね。(転載開始)睡眠障害は女性のほうが高リスクデューク大学医療センター(ダーラム)精神科・行動科学のEdward Suarez准教授らは,睡眠障害による心血管系リスクは男性よりも女性のほうが大きい理由を解明したとBrain, Behavior, and Immunity(2008; オンライン版)に発表した。それによると,睡眠障害は,精神的苦悩の増大や,心疾患と2型糖尿病リスクとの関連性が指摘されている生体マーカーの上昇との相関が認められた。さらに同准教授らは,このような関連性が男性に比べ女性でより強く認められたと報告した。 これまでの研究は男性に焦点 Suarez准教授は「今回の知見は,性の役割とそれが睡眠や健康にどのように影響するのかわれわれが観察してきた事実を支持する最初の経験的エビデンスである。今回の研究から,睡眠障害(全睡眠時間,夜間覚醒の程度,さらに最も重要な入眠までの時間で評価)は,男性よりも女性の健康に対してより大きな影響を及ぼす可能性が示唆された」と述べている。 睡眠に関する訴えは男性に比べ女性でほぼ2倍多い傾向にありながらも,睡眠に関するこれまでの研究のほとんどは男性に焦点を当てている。もっとも,この現象は近年少しずつではあるが変化してきている。 今回の研究は,睡眠障害の既往歴のない健康な中年男女210人を対象とした。被験者のうち喫煙者はゼロで,日常的に薬剤を服用している人もいなかった。また,女性の睡眠パターンを変化させると示唆する研究もあることから,ホルモン補充療法を受けている女性も除外した。 睡眠の質に関する標準化された質問票を用い,被験者を前月の睡眠についてさまざまな次元で評価した。別の評価尺度では,抑うつ,怒り,敵意の程度,さらに友人や家族から受けている社会的支援の程度を評価した。 また,ボランティアから血液を採取し,インスリン値や血糖値,フィブリノゲンや2つの炎症性蛋白質〔インターロイキン(IL)-6およびC反応性蛋白(CRP)〕など,心疾患や糖尿病リスク上昇と相関する生体マーカーの値を測定した。 入眠までの時間がリスクと相関 その結果,被験者の約40%が入眠までに30分以上を要したり,夜中にしばしば覚醒するなどの睡眠障害を抱えていた。また,睡眠の質に関する評価は同等であったものの,リスクプロフィールには男女間で著明な差が認められた。 Suarez准教授は「女性にとって睡眠障害は精神的苦悩のほか,敵意,抑うつ,怒りの増大と強い相関が認められた。対照的に,男性ではこのような感情は女性ほど強く睡眠障害と相関していなかった」と述べている。 また,強い睡眠障害を報告した女性は,今回検討したすべての生体マーカーの数値も高く,高CRP値と高IL-6値,さらにインスリン高値 との相関が認められた。驚くべきことに,睡眠障害を有すると考えられる女性の33%から,心疾患高リスクと相関するレベルのCRPが検出された。 同准教授は「興味深いことに,リスク増大との関連性が高いのは総合的な睡眠の質というよりも,入眠までの時間の長さである。入眠まで30分以上を要すると報告した女性のリスクプロフィールは最も悪かった」と述べている。 性特異的反応などの研究が必要 Suarez准教授は,男女における健康リスクと睡眠障害という複雑な関係を解明するために,さらなる研究を計画中である。同准教授は,男女の違いは生体が自然に産生するトリプトファン(アミノ酸)やセロトニン(神経伝達物質),メラトニン(神経ホルモン)などの多くの物質の活性の違いに帰すのではないかと考えている。同准教授は「これらの物質はすべて気分,睡眠,入眠,炎症,インスリン抵抗性に影響を及ぼすことが知られている。快眠は健康と関係がある。生涯にわたる性ホルモンの影響や睡眠障害に対する性特異的な反応,小児から成人に至る間に睡眠の必要性とこれらの反応がどう変化するかなど,さらなる研究を行うべきだ」と述べている。 今回の研究は米国立衛生研究所(NIH)の助成を受けた(MT)。 (転載終了)私も体と頭の疲れのバランスによって不眠になることはよくあります。飛行機や新幹線で熟睡することも、おそらく普段の睡眠時間が足りない証拠だと思います。加齢とともに、入眠にかかる時間が長くなり、熟睡できないのは生理的で異常ではありません。それ以上に、その睡眠障害が次の日のハードな仕事にさしつかえることが問題なのでしょう。現代人はタイムスケジュールに余裕がないために、常に緊張状態にありますので、睡眠障害があると緊張状態が加速されますね。ここは睡眠時間をまず決めて逆算していくタイムマネイジメントと眠れなくても横になるだけでよいというおおらかな気持ちをもつことで対処したいものです。
July 13, 2008
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みなさん、こんにちは。 G8の洞爺湖サミットも終盤を迎えています。この会議の意義は、米国、フランス、英国などの原発利権組が中国などの発展途上国を抑え込むのと同時に、その途上国に原発を売りさばいて儲けるということだけです。フランスのサルコジというユダヤ人は、ヨーロッパのビルダーバーガー(ヨーロッパの財閥)の命令を受けて、中国などにかなり原発を作る商談をまとめたようです。彼の顔もホクホクでした・・・・・各国の実務レベルの話し合いというか実際は商談が目的であって、おバカな日本は場所を提供しているだけです。マスコミはいあかわらず福田さんのリーダーシップがどうのこうのといってますが、そんなものはありません。日本人ごときにビルダーバーガーたちを相手に何ができるのかを真剣に考えて発言してほしいと思います。まだ世界の実情を身にしみて理解している福田首相のほうがマスコミよる数段上です。 ボストン在住の医師・作家である李 啓充の医学新聞への投稿からです。(転載開始)世界一の大国・米国は,医療にもふんだんに金を使っている。例えば,GDPに占める医療費の割合15.2%は日本(8.0%)の約2倍,国民一人あたりの医療費5711ドルは,日本(2249ドル)の約2.5倍となっている。 しかし,使っている額の巨大さに見合った成果を上げているかというと決してそんなことはなく,例えば,平均余命は日本の男78.4歳(世界2位)/女85.3歳(同1位)に対し,男74.8歳(同26位)/女80.1歳(同26位)と,はるかに劣る数字となっているし,乳児死亡率も日本の2.8(出生1000あたり,世界3位)に対し6.8(同29位)と,「世界一の大国」を名乗ることが恥ずかしくなるような情けない数字となっている。 米国医療の効率が悪い理由 医療費の巨額さとは裏腹の結果の悪さからいえば,米国の医療は「世界一効率が悪い」と断言していいのだが,いったい,なぜ,こうも効率が悪いのだろうか? 理由の第一は「民」を主体とした医療保険制度を採用していることにある。 効率が悪い理由の第二は,「格差社会に暮らすことがもたらす健康被害」にあるのだが,例えば貧富の格差で見た場合,米国が,メキシコに次いでOECD加盟国中第2位の「格差大国」である。収入・教育程度などの社会経済的地位(socioeconomic status)の格差が,肥満・糖尿病・高血圧・虚血性疾患など,さまざまな疾患の発症・増悪要因となっていることは広く知られているが,米国では,「格差社会のもたらす健康被害」が医療費を押し上げているだけでなく,平均余命や乳児死亡率のデータでも示したように,金をかけているのに「結果が出ない」ことの最大の要因となっているのである。 いつの間にか「格差大国」になった日本 翻って日本の現況を見たとき,「一億総中流」という言葉が象徴したように,ちょっと前まで,日本の社会は格差とは無縁の平等なものだと信じられてきたが,第125回でも示したように,2000年時点で貧富格差はOECD加盟国中3位と,いつの間にか,米国と肩を並べるほどの「格差大国」にのし上がってしまった。こういった日本社会の「ありがたくない」変貌を考えたとき,格差社会に暮らすことでもたらされる健康被害の実情を見ておくことは,今後の日本の医療・社会の有り様を考えるうえでも,その意義は小さくない。そこで,今シリーズでは,格差社会がもたらす健康被害について論考を試みるが,まず,実例の第一として,米国における「新生児の体重格差」にまつわるデータを紹介しよう。 低体重児出産リスクは社会経済的地位と相関するか? 米国では,白人と比べて黒人の母親で低体重児出産のリスクが高いことは昔からよく知られていたが,米国に限らず,一般に,母親の社会経済的地位が低いほど低体重児出産のリスクが高くなる傾向があることから,黒人の社会経済的地位が総体的に低いことが,リスク増の主要原因とする仮説が提唱された。 そこで,1990年,デイビッドとコリンズは,人種間の差が社会経済的地位の差で生じるとする仮説を検証するために,白人・黒人それぞれについて,母親の社会経済的地位別に低体重児出産のリスクを比較したが,その結果は驚くべきものだった。白人も黒人も,年収・学歴が高いほど低体重児出産リスクが低いことは共通していたが,年収・学歴別の補正を加えても人種間の差は解消しなかったのである。それどころか,(1)世帯年収が2番目に高いランク(3-4万ドル)の黒人の母親の低体重児出産リスクは年収が最低ランク(1万ドル以下)の白人のリスクより高かっただけでなく,(2)最高学歴(就学年数17年以上)の黒人の母親のリスクは最低学歴(12年未満)の白人のリスクより高いなど,人種差による影響は,社会経済的地位の影響よりもはるかに強固だったのである。 (転載終了)アメリカは差別が明らかさまなのでわかりやすいですね。欧米のエスタブリッシュメントは他人種を差別して搾取する雲の上の存在です。アメリカの医療がよくならないのは、世界がよくならない理由と全く同じことに気づかれるでしょう。欧米のエスタブリッシュメントが搾取するからです。このような社会疫学調査はあまりやりすぎると欧米のエスタブリッシュメントたちからストップがかかるかも知れません。いや、わざとこのような学問もやらせて、世界の現実を受け入れさせようということかも知れません。「思考は現実化する」というのはある面では真実です。欧米のエスタブリッシュメントたちの思考が現実化した世界が私たちが暮らす危険な世界なのです。
July 9, 2008
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みなさん、こんにちは。今年の梅雨もかなり雨が降り続きました。台風と重ならなかったでけでもよしとしないといけませんね。この雨で雑草も一段と生い茂っています。この雑草を使って石油の代替エネルギーにはならないものかといつも考えながら、草抜きに励む今日この頃です。 (転載開始) 小児期の虐待経験と遺伝子変異成人後のPTSDリスクに〔米メリーランド州ベセズダ〕小児期にトラウマ経験がある成人は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する可能性がきわめて高いが,エモリー大学(ジョージア州アトランタ)のElisabeth Binder,Kerry J. Resslerの両博士らは,小児期のトラウマに身体的または性的虐待が含まれる場合,特定の遺伝子変異がリスクを有意に高めると,遺伝子の健康への影響に関するJAMAの特集号(2008; 299: 1291ー1305)に発表した。遺伝子と環境が相互作用 米国立衛生研究所(NIH)の一機関である米国立精神保健研究所(NIMH)のThomas R. Insel所長は「遺伝子変異と環境因子の複雑な相互作用を解明できれば,PTSDなどの疾患リスクのある患者を正確に予測する方法がわかり,それぞれの患者に最も有効な予防法や治療方針を知ることができる」と述べている。この結果は初期段階のものでさらに繰り返し確認する必要があるが,遺伝子と環境因子の組み合わせがPTSDなどのストレス関連疾患リスクに影響するという仮説を支持している。 Ressler博士は「遺伝子と環境の相互作用がいかに精神保健に影響を与えるかを理解できれば,この疾患を神経生物学的に解明できるようになる」としている。 問題の遺伝子は身体のストレス反応システムの生化学的要因で活性化する。今回の知見によると,小児期に虐待を受けた患者は成長とともに特にこのストレス反応システムに強い変化をもたらすことになる。これは遺伝子変異の有無にも原因があるとされる。 同義遺伝子のなかで受け継がれた変異についてはいまだに同定されていないが,PTSDを発症するリスクの30~40%を占めると試算されている。今回の研究で同定された遺伝子は1つの候補となりうるが,他の遺伝子も同定されることは確実である。貧困層を対象に調査 今回の研究を行うに当たり,まず都市部の貧困者が多く住む地域の18~81歳のアフリカ系米国人900例について調査を行った。貧しい環境下では被験者の多くが小児期に強いトラウマ体験があり,成人後も他の種類のトラウマを経験していた。遺伝的要因を検討した762例のうち過去に小児虐待を受けた経験のある群では,小児期に虐待を受けた経験のなかった群に比べ,成人になってから他のトラウマを経験して生じるPTSDの症状の数が2倍以上多かった。 しかし,小児期の被虐待経験だけではPTSD症状数が多い理由として十分ではなく,ストレス関連遺伝子の特定の変異の有無も一因と言える。同様に遺伝子変異だけがリスクに影響を与えるわけではなかった。遺伝子変異と小児期の被虐待経験の組み合わせが,トラウマが生じた際にPTSD症状を倍にするおもな要因であった。 Ressler博士らは,同じ遺伝子のなかにPTSD症状から保護的に働く変異も確認した。この変異を持つ群は,小児期に虐待の経験があっても成人してからのトラウマの後,PTSD症状の頻度が事実上増加することはなかった。FKBP5という遺伝子とそれがコードする蛋白質が,ストレスホルモンと細胞の受容体結合の親和性を調節する。ストレスホルモンと受容体を結合させることにより,遺伝子変異が変えると見られる過程,つまりストレスへの反応の調整を助ける細胞機能を発揮させることになる。 同博士らは,遺伝子リスクとPTSD症状の両方を持つ被験者にストレスホルモンの過剰な反応を起こさせるという方法で,この過程が変化することを示した。「この知見はPTSDを神経生物学的に理解する助けになる。そして都市部貧困層に多い小児と成人のトラウマを減少させる方法を理解するために重要である。米国の都市部貧困層のPTSD患者の割合は,退役軍人における割合と同じくらい高い」と同博士らは述べている(メディカルトリビューン)。 今回の研究はNIMHの助成を受けた。(転載終了)これは精神的ストレスも一種のエネルギーであり、生物学的に遺伝子を変化させて生体に影響を及ぼす分かりやすい例ですね。この論文で再確認できたことは、ストレスを受けすぎると遺伝子変化によるダメージがいろいろな病気となりますが、中にはストレス耐性もできることが遺伝子レベルの研究で示されたということです。 つまり、全くストレスがない環境もストレス耐性ができないために、問題ありということです。子供に愛情を与えることは絶対必要。しかし、成長しても甘やかしすぎることは子供にとってマイナスに働くということですね。可愛い子供(親バカです)をもつ親として耳が痛いです・・・・
July 4, 2008
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みなさん、こんにちは。インフレが加速しています。ガソリンの値段が象徴的ですが、ユダヤ系のヤクザ会社ゴールドマンサックスなどは、原油をしこたま買い込んで、それでさらに原油の値段が上がるとリポートを出して儲けています。このように世界を手玉にとる財閥たちは、計画的に一方で危機を煽りながら一方でそれで多大な財産を築くということを常套手段にしています。これを陰謀説といって馬鹿にする知性の低さというきか臆病さが大衆の大衆たる所以でしょう。これくらいのことは、少しずる賢い人間なら考え付く範囲であり、身の回りの企業や人間関係でも「他を操作して自分の都合のよい方向にもっていく」ことは日常であることに気づくでしょう。だいたい「陰謀説」を大袈裟にでっち上げている勢力自体が財閥であったりするのですから(わざと自分たちが陰謀を企んでいるという報道や著作を流す、もちろん荒唐無稽さを出すことで信憑性を落とすように操作されています)、世の中は生存競争以外の何ものでもありませんね。日本人の良さは素晴らしいのですが・・・・・・ (転載開始)拒絶反応ない腎移植、新手法 抑制剤不要 他臓器へ応用も 臓器移植後の拒絶反応を抑える新手法による腎移植を、東京女子医科大と順天堂大のグループが計画していることが、30日分かった。臓器を攻撃しないよう処理をしたリンパ球を体内に戻すことで免疫抑制剤を長期間継続して飲む必要がなくなるという。ほかの臓器移植への応用も可能といい、臨床応用の成果が期待される。 新手法は東京女子医科大の寺岡慧教授(腎臓外科)と順天堂大の奥村康教授(免疫学)らのグループが開発した。奥村教授によると、手術前日に患者と臓器提供者の血液からリンパ球の一種、T細胞を採取し、試験管で培養。 この際、新たに発見したT細胞の移植臓器への攻撃だけを避ける抗体を加えることで、拒絶反応をおこさないT細胞を作り出す。これを体内に戻せば、他のT細胞も同様の性質に変化するという。 グループはサルの実験で5年以上拒絶反応を抑えることを確認し、今年4月、手術をする東京女子医科大の倫理委員会の承認を得た。今後、親族から腎臓提供を受ける(生体腎移植)患者のうち、希望する患者3-5組で手術を実施する予定。 通常、臓器移植した患者は生涯、免疫抑制剤を服用する必要がある。だが新手法では手術直後だけ飲み、拒絶反応を起こさないT細胞が働き始めれば飲む必要がなくなる。次第に量を減らし、約1カ月-1カ月半後には中止できるという。 生体腎移植は年間939件実施(06年)され、臓器への拒絶反応の抑制と免疫の低下を防ぐ両面から、免疫抑制剤の調節が課題になっている。新手法は腎臓だけでなく、心臓や肝臓などほかの臓器移植にも応用が可能だという(毎日新聞社)。(転載終了)まず本論の趣旨の前に生体(脳死)移植を必要とする現在の医療水準をなんとかしなければと思います。やはり、幹細胞の移植で臓器形成できるようなことが起これば、20世紀までのサイエンティストも目を丸くするでしょう。 次にこの拒絶反応抑制の新手法ですが、それに伴う副作用はないのでしょうか?免疫抑制剤を飲み続ける必要がないとなれば、それは画期的なことになります。移植だけでなく自己免疫疾患にも有効な手法となるかも知れないからです。臨床試験がうまくいくことを祈っています。
July 1, 2008
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みなさん、こんにちは。ここのところ睡眠不足と雨の中の運動がたたって、体が思うように動きません。運動をしないと調子が悪いのですが、無理は禁物ですね。若いころが羨ましいですが、余ったエネルギーが有効利用できないという難点もありますね。 (転載開始) ADワクチンアミロイド斑除去するが学習記憶能力は回復せずUCI研究チームが高齢イヌで検討〔米カリフォルニア州アーバイン〕カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)神経学のElizabeth Head博士らは,アルツハイマー病(AD)に有望とされる試験中のワクチンを高齢イヌに用いて検討し,βアミロイド斑の除去は達成できるが,学習記憶能力の回復の助けにはならないとの研究結果をJournal of Neuroscience(2008; 28: 3555-3566)に発表した。補完する治療法の開発を 今回の知見は,ADの基本病理であるβアミロイド斑の治療は,アミロイド斑がある程度増加した後に開始したのでは臨床的利益は限られてしまうことを示している。しかし,関連する神経損傷や認知障害を標的とする他の治療をワクチンと組み合わせれば,こうした患者に最適の治療法を提供できるかもしれない。 Head博士は「われわれは,アミロイド斑の縮小がAD治療というパズルの一部にすぎないことを見出した。この種のワクチンはAD治療の第一歩ではあるが,この複雑な疾患に対応するにはそれを補完する治療法を開発しなければならない」と述べている。 同博士らはAD治療用に臨床開発中のワクチンの効果を2年にわたり高齢のイヌで研究した。ワクチンはβアミロイド1-42蛋白質を含有し,脳内に生じるこの蛋白質に対する抗体をつくらせるよう免疫系を刺激する。イヌは自然にβアミロイド斑を生じ,ヒトと同様の認知障害を呈するので,この種の研究に用いられる。 同博士らは,βアミロイド斑の増加が認められた高齢イヌにワクチンを接種した後(AD患者に治療を始めたのに相当)では,認知能力損失を測定する行動テストの結果は未治療の高齢イヌとあまり違わないことを見出した。その後,脳の剖検によると,学習と記憶に関連しADでおもに障害される脳領域である内側嗅領皮質を含む多くの脳領域でアミロイド斑が除去されているにもかかわらず,神経は損傷されたままであった。 この発見はワクチンを接種したイヌと未接種のイヌに行った行動テストの結果にあまり差がない理由を説明するものである。また,βアミロイド斑を脳から除去した次の段階は,神経損傷の修復である。このアプローチはADを治療し,その影響を逆転するうえで決定的である。 同博士らは,神経損傷を修復するアプローチを開発中で,臨床での試験を希望している。 (転載終了)この博士には悪いですが、なんとも資源の無駄使いな実験ですね。アミロイド蛋白は炎症の後に沈着する物質で、このために神経損傷が起こることもあるのはあるでしょう。問題は神経に起こる炎症です。原因→炎症、フリーラジカル結果→アミロイドの沈着、神経線維の変性ですから、結果を除去しても意味がないですよね。これは動脈硬化がコレステロール値を下げても進行を防げないのと同じです。原因と結果は相関関係とは違いますから、このところを抑えないと税金の無駄使いになりますね。
June 28, 2008
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みなさん、こんにちは。今週も雨が断続的に降っています。水不足の国にとってはうらやましいほどですね。しかし、カビの発生やムカデの増殖が気にかかります・・・・最近は気圧の変化が激しいのにもかかわらず、頭痛がありません。不思議ですね。 (転載開始) 神経前駆細胞も脳内のHIV貯蔵庫に〔独ミュンヘン〕脳機能の損傷は,エイズにおける未解決の問題である。ヒトはHIVに感染するとウイルスが脳に侵入し,そのまま一生とどまる。HIV感染者の多くは,記憶機能と運動に障害が生じ,深刻な認知症に至る場合もある。HIVが脳疾患をもたらす機序は不明である。ドイツ環境保健研究センターウイルス学研究所(ミュンヘン)のRuth Brack-Werner博士らは,神経前駆細胞が脳内のHIV貯蔵庫になることを示すデータをAIDS(2007; 21: 2271-2281)に発表した。 神経前駆細胞にもHIVが侵入 Brack-Werner博士らは以前にHIVが脳のマクロファージだけでなく星状細胞にも侵入していることを証明した。星状細胞は脳内に最も豊富に存在する細胞で,神経細胞の機能の支持と有害物質からの保護など,多くの重要な機能を有している。 通常,HIVに感染した星状細胞はHIVを抑制し,その複製を防ぐが,各種の要因により星状細胞がHIVに対するコントロールを失い,HIVが複製されて脳に達した場合,他の脳細胞と脳をパトロールする免疫細胞に感染するため,HIVが脳の外部に運び出される。 したがって,星状細胞はHIV感染者のHIV貯蔵庫となり,感染者からHIVを除去する場合に深刻な障害となる。これが他のタイプの脳細胞にも当てはまるのかどうかはこれまで不明であったが,同博士らは,神経前駆細胞も脳内のHIV貯蔵庫になることを示すデータから,神経前駆細胞は各種の脳細胞に分化する能力があり,脳の修復過程にとって大きな可能性を秘めていると示唆している。 神経細胞の分化にも影響か Brack-Werner博士らは,この研究のために多種の脳細胞に成長・分化する多機能の神経前駆細胞系を用いた。これら神経前駆細胞をHIVに曝露後,115日間にわたり培養細胞におけるHIV感染の徴候を確認した。その結果,HIVは全観察期間にわたり培養細胞中にとどまっていた。培養細胞は60日間以上感染性のHIV粒子を放出し,さらに長期間HIV調節蛋白質(Tat,Rev,Nef)の情報を保持していた。HIV保有神経前駆細胞と未感染細胞を比較したところ,HIVの残留は特定の遺伝子発現と細胞の形態に影響を与えていたが,星状細胞への分化を阻害しなかった。したがって,HIVの残留は神経前駆細胞を変化させる可能性がある。 同博士は「われわれの研究は,神経前駆細胞がHIVの貯蔵庫となり,HIVの残留はこれら細胞の生物学的特性を変化させる可能性を示した」と述べている。 同博士らは,今後,神経前駆細胞の重要な機能に対するHIV感染の影響を検討する予定である。さらに,HIVが神経前駆細胞をどのように変化させるか,HIV感染者の神経前駆細胞をHIVからどのように保護するかについて研究する計画である(medical tribune)。 (転載終了)HIV脳症というのはHIV末期で認められる病態です。中には認知症でHIV感染が判明する場合もあります。HIVは免疫細胞に好んで取りつくのですが、脳のすべての細胞にも感染する可能性が実証されたようです。おそらく健康な間はほとんどのHIV感染した細胞は自殺させ、排除されていくのでしょう。その過程で、一部の生き残ったHIV感染細胞から産生されるHIVが全身を侵すまでに到達する期間が潜伏期間というものです。HIV感染への対処は、いかに感染した細胞を「自殺」に追い込むしかないと思います。HIVそのものの合成を阻害するような医薬品では追い付きません。HIV治療も今までの考え方では治癒はおぼつかないでしょうね。
June 25, 2008
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みなさん、こんにちは。面白そうでしたので、興味本位で『夢をかなえるゾウ』を読みました。内容自体は成功本に書いてあることをストーリーに落としたのもでしたが、関西弁での語りぐちが新鮮でした。いろいろな自己啓発本がありますが、このような肩の力の抜けるような語りぐちはあまたの疲れをとるには良かったです。私もこのような本が書けたら・・・・・(転載開始)葉物野菜摂取で疾患発症が急増〔ワシントン〕米疾病管理センター(CDC)のMichael Lynch博士は,米国では葉物野菜の摂取を原因とする疾患の発症数がこの35年間で増加しているが,これは必ずしも数年来のサラダ摂取の増加とは関連しないとの知見をジョージア州アトランタで開かれた国際新興感染症会議(ICEID)2008で発表した。対策は生産地から家庭まで Lynch博士らは2006年にホウレンソウとレタスの糞便由来大腸菌汚染による疾患発症が目立ったことから,それまでの葉物野菜による疾患発症率を調査した。CDCの食品媒介疾患サーベイランスを用いて,1973~2006年に報告された1万件にのぼる症例のデータを解析した。 この期間に全食品媒介疾患例の5%が葉物野菜と関連付けられ,うち約60%はノロウイルスによるもので,一部はサルモネラ菌(10%)や大腸菌(9%)が原因菌であった。同博士は「最近の経験から考察すれば,これは全く意外な結果ではない。興味深い結果は,数値を摂取データと対照したときに得られた」と述べている。 米国人1人当たりの葉物野菜摂取量とその摂取による疾患発症率を比較した。その結果,1986~95年に米国内の葉物野菜摂取量はそれ以前の10年間より17%増加し,同野菜類による全食品媒介疾患発症率は60%増加した。同様に96~2005年の葉物野菜摂取量は9%,同野菜類による疾患発症率は39%それぞれ増加した。同博士は「この増加を説明するためには,他の因子を確定するさらなる研究が必要である」と述べている。 また,同博士は「食品媒介疾患の発症は,調理上の問題に由来することもある。かなり広範囲で発症している例もあり,汚染が生産過程の初期,つまり農場あるいは処理工場で起こっていることが示唆される。葉物野菜による疾患発症率は,摂取量の増加だけでは説明が付かないほど増大している。汚染は,畑から食卓までのルートのどこででも起こりうる」とし,「発症抑制対策は,収穫から調理時点にわたって行われるべきである」と付け加えている。(転載終了)この汚染は明らかに人為的なものですね。格差社会資本主義では、構造的にこのような問題が起こるでしょう。多くの人が底流で生きる希望を奪われて鬱積している社会、そんなアメリカにあこがれる原住民の日本人。たしかにヨーロッパよりアメリカは分かりやすく、英語ができない日本人には親近感があるのでしょう。しかし、アメリカにはすでに日本人があこがれるダイナミズムは死につつあります。日本は官僚がのさばる息苦しい社会ですが、目指す方向はその半ばくらいなのかもしれません。食糧管理でその国のおよその生活様式がわかりますが、日本の偽装表示や他国依存の食糧行政は私たちの中から出たに違いないでしょう。まずは自分自身からですね・・・・
June 21, 2008
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みなさん、こんにちは。本日は断続的な雨模様で朝のジョギングをやめました。不思議と運動して汗をかかないと、一日疲れを感じやすいし、睡眠も多くとる傾向があるのですね。勉強の効率も落ちます。この理由を考えています・・・・・過剰な恐怖防ぐ仕組み解明 群馬大がマウス実験で 恐怖を感じるような体験をした際、脳内の特定のタンパク質が、過剰な恐怖記憶を作らないよう「ブレーキ役」として働いていることを、群馬大の児島伸彦(こじま・のぶひこ)講師(神経薬理学)らのグループがマウスの実験で突き止め、18日付の米専門誌に発表した。 過剰な恐怖記憶は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の原因になるため、グループは、このタンパク質の研究を進めることで、PTSDなどの予防や治療に役立つ可能性があるとしている。 タンパク質は「アイサー」と呼ばれ、遺伝子からタンパク質が合成される転写という段階にかかわることが知られている。 グループは、遺伝子組み換え技術を使ってアイサーを持たないマウスと、アイサーが余分に働くように操作したマウスを作製。両方のマウスに、ブザー音を聞かせながら電気ショックを与える恐怖体験をさせた後、しばらくしてから再びブザーを聞かせ、恐怖感で身をすくませる時間の長さを比較した。 すると、アイサー欠損マウスはアイサーが余分なマウスに比べ、すくんだ時間が4倍余り長かった。グループによると、恐怖が記憶として残る際、ある種のタンパク質が脳内で合成されることが分かっており、アイサーはその合成を抑制する働きがあると考えられるという。 児島講師は「アイサーの機能をより詳しく解明するため、さらに研究したい」と話している(共同通信社)。(転載終了)記憶もつまるところタンパク質という形で形成されます。このたんぱく質をつくる過程で、いろいろ操作(具体的には遺伝子操作)すれば、不利な症状が抑えられるという理屈ですね。いつもの思考パターンのものです。そんな都合よくタンパク質や遺伝子を操作できた試しが今までないだけに、期待薄だと思いますね。ただ、現在は精神やこころ?に作用する薬というものが、副作用が強いものばかりなので、新しい考え方が必要となっているのは間違いないでしょう。現在の薬も100年後には、顧みられることはない過去の遺物となっているでしょう。もちろん、私たちの存在も同じかもしれません・・・・・
June 19, 2008
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みなさん、こんにちは。私に1週間遅れて私の娘に激しい下痢が襲ってきました。食中毒でなく、感染症だったのですね。三重県の整形外科では点滴の作り置きで感染症が起こっていますが、点滴は栄養満点ですからバイ菌の巣となりやすいのですね。病院の点滴も要注意です・・・・・・ (転載開始)米でトマト使用中止広がる 食中毒懸念でマックなど 【ニューヨーク9日共同】米マクドナルドは9日、ハンバーガーなどに入れるスライスしたトマトの使用を全米の店舗で中止したことを明らかにした。米食品医薬品局(FDA)が7日、特定の種類のトマトについて、食中毒の原因となるサルモネラ菌が含まれる恐れを指摘したため。 サラダでは、安全とされる小型トマトの使用を続ける。 ほかの外食大手や小売り最大手ウォルマート・ストアーズでも一部トマトの使用や販売をやめる動きが広がっており、米国の食卓からトマトが一時的に消える恐れもありそうだ。 FDAによると、4月以降、サルモネラ菌の症例が100件以上報告されており、患者は特定の種類のトマトを食べているという(共同通信社)。(転載終了)アメリカは食中毒の国とよばれるくらい、先進国では食品衛生が杜撰です。あれだけお金をかけてリスクマネジメントをしているのに、おそるべき成果です。アメ車のようにやたらでかくて、コスト高いが、燃費は最悪で故障が多い。アメリカの行政そのものですね。アメリカ型資本主義(財閥に有利な法律、税制)は、この時点で大失敗だったということです。いったいこの国は何なのでしょうか・・・・・・・・
June 16, 2008
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みなさん、こんにちは。世界では同時株安ならぬ同時格差社会進行中です。 といっても「誰か」が計画的に進行させているのですが・・・・・・ガソリンなどの燃料、食糧などの高騰なそを煽り、国家組織を使い税金と警察権力で締め上げ、 世界の大衆を一挙に低所得者に落とし込む計画は今のところうまくいっているようです。いい加減しろ!ビルダーバーガーたち!(転載開始)6月号の『文藝春秋』の米国レポートです。格差社会を描いてブレイクしたフリーライターの堤未果さんの「ルポ世界同時貧困 米国 医者さえ転落する」という記事に、ある米国医師の窮状が淡々と描かれています。 米国ではER診療にのみ応召義務が法規定されているとのことですが、このルポの取材対象である外科医デニスも、当然のことですが病院にかかれない患者がERに運ばれるのを何度も目にしています。そのような患者を診てきたデニスが、いまや妻から「今日、社会保障事務所に行って低所得者用食料配給切符の申請をしてきたわ」と告げられる身になったという話です。 デニス医師が勤務先のパリセイズ病院に退職願を出したのは、2007年の11月のことです。理由は、医師賠償責任保険の保険料が高騰し、支払い続けることが困難になったことです。 2001年12月、医賠責分野で全米第2位の「セント・ポール・カンパニー」社が、不採算を理由に撤退します。同社の保険に加入していた4万2千人の医師は別社に加入を余儀なくされます。デニス医師もその一人でしたが、新規契約はとても高騰した保険料で設定され、とても維持できませんでした。 なんと従前年間5万ドル(約600万円)だった保険料が、新規契約になったとたんに18万ドル(約2千万円)と、跳ね上がり方も半端でありません。そこで突きつけられた究極の選択は、「べらぼうな保険料を払うか、廃業か」です。 デニス医師の年収は20万ドルでした。可処分所得は、20万ドル引くことの18万ドルで2万ドル(約200万円)です。まさにワーキング・プアです。妻には、「もっといい仕事、たとえば保険のセールスでもやってくれ」とリクエストされますが、決心はつきません。ドロップアウトする同僚も多い中で、デニス医師は歯をくいしばって高額保険料を払い続けます。 そこに追撃がきます。デニス医師はERに運ばれて、その後に医療費が払えないで病院を追い出されたDM(糖尿病)患者を駐車場で目撃します。助けを求めるその患者の眼差しと妻の眼差しが重なり、デニス医師はその場に座り込みます。それはパニック症候群に陥ったのか、それともうつの入り口だったのか、結局デニスはふさぎ込むようになり、病院を辞めます。再就職を求めるもののうまく行かず、ついに国内で2800万人を超えた食料配給切符受給者の1人になってしまったという物語です。 このようなナラティブが、全体像をどれだけ反映しているのか、第一話と同じく、その地に縁のない私には分かりません。ただ、日本の医師も医賠責保険でここまで追われなくとも、バーンアウトはずいぶん耳にします。弁護士も医師とは違う形の人員のオーバーフローで、身過ぎ世過ぎが非常に大変になっているのが業界の常識となっています。 歯科医の知人もワーキング・プア論を当然の前提に語りますし、公認会計士の業界も今は業務拡大で増産中とはいうものの、多分一時の増員の手当が後に厳しいリバウンドになるだろうと評す業界人が多数派です。 新自由主義的イデオロギーがこのような現実を生んでいるのかどうか、私には判断できませんが、現象論的には間違いなくプロフェッショナルを含めて、危うい豊かさ、危うい貧しさが世界中に蔓延しています(日経メディカル)。(転載終了)堤未果さんのルポは真実のアメリカの姿を垣間見た気分になりました。医師が保険料を払えずに廃業しているのは、数年まえから話題になっていました。医師はロックフェラーのようなビルダーバーガーたちが消滅させたい典型的な中間層ですから、さぞ計画がうまくいって喜んでいることでしょう。アメリカで起こっていることが数年遅れてそのまま日本で起きているのですが、これほどの格差社会になっても暴動ひとつ起こらないのは、日本人も米国人も洗脳された羊だからでしょう。多くの米国人にとって、誰が大統領になっても関係なく、それより目先のパンという生活でしょう。日本でこの流れを止めることがはたしてできるのでしょうか?私は残念ながら、崩壊するまで進むと思います。先進国が崩壊してもインド・中国などの国が伸びれば、多国籍企業はもうかるのですから。ここ数十年は歴史的に見ても大混乱が起こり、世界中の問題が噴出してくるでしょう。平凡な日本人である私もいまから身構えています・・・・・・
June 14, 2008
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みなさん、こんにちは。昨日は久し振りの大雨でしたが、今日は晴れました。雨が続くと、屋外で飼っているワンちゃんが濡れるので困ります。カビの繁殖する季節ですので、今年も除湿剤を大量に買いました・・・・ (転載開始)抗菌性石鹸の安全性に関する議論 何百万人もの米国人が抗菌性の石鹸や家庭用洗剤を毎日使用しているが、それはその殺菌力によって自分や家族がより健康な状態に保たれると信じているからである。しかし細菌と戦うこれらの同じ化学物質が、あなたの健康にも害を及ぼす可能性はあるのだろうか?この問題についてカリフォルニア大学デービス校の研究者らのグループが研究を行った。独立した3つの研究で、化学物質すなわちトリクロサンとトリクロカルバンが性ホルモンに影響し神経系を妨害する可能性があることが明らかになった。 それらの物質は自閉症の原因の探索でも疑いがかけられている。 U.C.デービス校の環境工学の教授であり研究に参加した研究者の一人であるDan Chang, PhDは、パニックを引き起こしたくはないが、「一般の人々がこの問題の一部にでも気づくべきである」と述べている。 Chang博士と研究に参加した他の研究者らは、化学物質に重大な健康リスクがあるかどうかわかるにはまだ時間がかかることを認めているが、それらの洗浄剤が普通の石鹸と水より効果があるわけではなく耐性菌の出現の一因となる可能性があることはすでに明らかになっている。したがって、なぜリスクを冒すのかと博士らは問いかけている。 研究者らは10月の米環境保護庁(EPA)、CDC、および一部の製造業者の代表者との会合で、潜在的な公衆衛生問題と考えられるものについて話し合う予定である。 製造業者には大きな利害関係がある。なぜなら抗菌性製品の年間売上高は約10億ドルである。トリクロサンは小売店で売られているすべての液体石鹸の76%に含まれており、練り歯磨き粉、口腔洗浄液、化粧品、布地、およびプラスチック製の台所用品にも添加されている。トリクロカルバンは抗菌性の固形石鹸と体臭防止剤に一般的に使用される添加物である。 「これらの化合物は一般消費者向け製品の製造業者によって自発的に除去されるべきである」、または少なくとも消費者に「それらの使用に関する注意を勧告する情報が提供されるべきである」と、Chang博士はWebMDに語っている。 産業界の反応 すべての種類の洗浄用製品の製造業者を代表するワシントンD.C.に本部を置く石鹸・洗剤協会のスポークスマンを務めるBrian Sansoni氏は、製品が安全であることは研究によって示されていると述べる。 「それらは科学者と政府関係機関によって何十年にもわたり審査、分析、研究されてきた」とSansoni氏は述べる。「我々は著者らの人騒がせな結論の一部に失望している」。 Sansoni氏は、協会の代表者がU.C.デービス校の研究者らと面会する予定であることを認めている。しかしそれらの知見はそれほど気にかかるものではないと述べている。 「消費者は引き続き抗菌性石鹸と衛生用製品を自信をもって安全に使用することができる」とSansoni氏は述べている。 研究者らが明らかにしたこと:トリクロサン 米国立環境衛生科学研究所が支援したSuperfund Basic Research Programの一環であるU.C.デービス校のトリクロサンとトリクロカルバンに関する研究を取りまとめたChang博士は、同校の研究は、トリクロサンとトリクロカルバンがほとんどの人々にとって安全であるという知見を否定しているわけではないと述べている。 しかしその研究は、「発達の過程で、これらの化合物が非常に微妙な有害な影響を及ぼしうる、感受性の高い時期が存在する可能性があることを示している」。言い換えると、もしその化合物が害を引き起こすとしたら、その時期は妊娠中、幼児期、および青年期である可能性が最も高い。 Chang博士は、抗菌性石鹸にはこの潜在的な危険のリスクを冒すに足るだけの効果はないと主張する。 2005年にFDAは、一般の人々が使用するような抗菌性石鹸は、普通の石鹸よりも疾患を予防するわけではなく、耐性菌の出現の一因になる可能性があると結論づけた。 最近『Environmental Health Perspectives』に掲載が受理されオンラインで利用可能になった研究において、U.C.デービス校の小児環境衛生センター部長のIsaac Pessah, PhDは、トリクロサンが脳にどのような影響を与えるかを研究した。 Pessah博士の試験管内実験では、細胞表面の特定の「受容体」分子に化学物質が結合したことが明らかになった。これによって細胞内のカルシウムレベルが上昇する。カルシウムを過剰負荷された細胞は過剰興奮する。脳内でこれらの過剰興奮細胞が神経回路を燃え尽きさせ、精神発達に影響する不均衡につながる可能性があった。 一部の人々はトリクロサンが細胞に結合しやすくなる変異遺伝子をもっている。それによって、トリクロサンが引き起こす影響をより受けやすくなる可能性がある。 これが、Pessah博士がトリクロサン(および同様の性質をもつ関連化合物)を、自閉症を引き起こす可能性のある環境因子を調べる研究の第一の標的に定めた理由のひとつである。 「これらは追究すべき化合物である」と博士は今年4月にボストンで開催された自閉症の最新動向に関する学会で述べた。 Pessah博士の新規研究はトリクロサンを自閉症と直接結びつけているわけではないが、多くの科学者は、ある特定の遺伝子を有することに、環境中のある物質への曝露が加わることによって、自閉症につながる過程が誘発される可能性があるのではないかと推測している。 「我々にはすでに候補遺伝子のリストがある」とPessah博士は述べている。これらは興奮性脳細胞に影響する因子の影響をより受けやすい自閉症の人々に一般的に認められる遺伝子である。 研究者らが明らかにしたこと:トリクロカルバン U.C.デービス校の他の研究者らは、検討中のもうひとつの化学物質であるトリクロカルバンが、ホルモンに対する珍しい作用を有することを明らかにした。トリクロカルバンは抗菌性の固形石鹸や体臭防止剤に一般的に使用される添加物である。 長年にわたり、科学者らは「内分泌攪乱物質」として知られる環境中の化学物質がヒトの性ホルモンおよび生殖・発生を妨害する可能性があるのではないかと疑ってきた。 米国立環境衛生科学研究所によると、内分泌攪乱物質は女性と男性の受胎能の低下、少女の早発思春期、ならびに乳癌、卵巣癌、および前立腺癌の増加を引き起こす可能性がある。 『Endocrinology』2008年3月号で研究者らは、トリクロカルバンが、普通なら中止した後でもある働きをし続けるよう細胞に指示することによって、ホルモンの影響を増幅すると思われることを示す動物実験の結果を発表した。 研究者らは実験室におけるヒトの細胞の増殖に対するトリクロカルバンの試験を行った。エストロゲンとトリクロカルバンに共に曝露させたとき、細胞はエストロゲン単独曝露時よりも多くの酵素を産生した。 『Environmental Health Perspectives』で発表された別個の研究において、トリクロカルバンとテストステロンに曝露したラットの前立腺はテストステロンを単独投与したラットのものよりも大きくなった。 そのような研究をヒトで繰り返すことは倫理的理由によりできないため、研究者らはトリクロカルバンはヒトでも同様の影響を及ぼす可能性があったと推測しなければならない。 1回の入浴でトリクロカルバンを含有する石鹸の泡を身体につけると、その人は研究でラットに投与したのと同じ用量のトリクロカルバンに曝露されることになる。 「人々がシャワーの後または急性曝露後に、ホルモンに影響を及ぼす可能性のあるレベルにあることを我々は知っている」とU.C.デービス校の公衆衛生・生殖部門の研究者Bill Lasley, PhDは述べている。「私は微妙な影響があることは確信しているが、もちろん重大な影響があるのではないかと疑っている」。 環境中の化学物質の蓄積 U.C.デービス校の研究者らはトリクロサンとトリクロカルバンのヒト神経系とホルモンに対する潜在的な影響を研究するため、最先端の分子工学を初めて使用した。これらの化学製品が驚くべき速度で環境中に蓄積されていることを示す研究がある。 米国人は毎年100万ポンド(約45万kg)のトリクロサンとトリクロカルバンを環境中に排出している。アリゾナ州立大学の科学者Rolf Halden, PhDは、下水処理では人々が排水管に流したトリクロサンの約50%およびトリクロカルバンの25%未満しか回収されないことを見出した。 Halden博士は5月に、化学物質が環境中で速やかに分解しないことを示す研究を『Environmental Science and Technology』に発表した。博士は堆積物に含まれるこれらの化学物質が40年から50年も前のものであることを見出した。 最近のCDC研究では、6歳以上の米国人の75%の尿からトリクロサンが検出された。 「残念なことに我々はより良い知識に逆らってこれらの化学物質を使い続けている」とHalden博士は述べる。「それらには識別可能な利点はない。しかしそれらが環境中に存続することは確かにわかっており、現在これらの最新研究は、我々が考えていたほどそれらが無害でないことを示している」。 CDCの実験科学者Antonia Calafat, PhDは、住民の健康上の問題がトリクロサンへの曝露と関連があるのかどうか、CDCにはわからないと述べている。「我々が検出したレベルでトリクロサンが問題の原因になりうるのかどうか明らかにするため、追加研究が必要である」と博士は述べている(WebMD Medical News )。 (転載終了)もう抗菌性グッヅを買うのはやめましょう。抗生物質そのものの乱用が危ぶまれている中で、わざわざ石鹸にいれることのメリットはまったくないといってよいでしょう。家畜・養殖魚のにも大量の抗生物質が使用されていることはご存じだと思いますが、人間みずから耐性菌を作ることほどおろかなことはありません。この石鹸ではさらに危険な添加物(添加物は単独で毒性がなくても、複合作用が起こる)が含まれているというのですから、資本主義が暴走すると困ったことになりますね。せめて石鹸くらいは、界面活性剤くらいにしてもらわないと、怖くて何も使用できません。水道水で洗い流すだけで十分だと思いますが・・・・・
June 12, 2008
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みなさん、こんにちは。この楽天ブログは使い勝手が悪いですね~さいほどもアップロードをした瞬間に、新たにログインを求めてきたために、全文書き直しになってしまいました。これはインターネットの問題なのでしょうか? さて、私は15年ぶりに食中毒でここ4日間、高熱と激しい下痢に苦しみました。30代まではほとんど発熱を経験したことがなかった(発熱があっても体力が勝っていたのでしょう)のですが、最近は年に数回は経験するようになりました。年齢を感じますね~さて、「原発は最悪の選択」2回目を掲載したいと思います。~プルトニウムの微粒子は空気中が吸いこまれ、血液の中に入り全身を循環します。胎盤を通過し、胎児にも影響を与えます。これが「内部被ばく」の恐ろしいところです。プルトニウム1gで約100万人に肺がんを起こすことが可能です。 またこともあろうに、旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団、現在は核燃料サイクル機構)は、コストがかかるという理由でこの放射能廃棄物を回収する回収建屋をつくらなかったのです。 この1%「プルトニウム」は、すでに43トン以上あるといわれています。ちなみに長崎に落とされた原子爆弾と比較すると、2000発分以上!に匹敵する量です。 六ヶ所村再処理工場では1年間に800トンの処理を行い、毎年4.5トンのプルトニウム(0.5%強)を取り出す予定です。 使用済燃料を処理するために、再処理することで放射性ゴミは160倍になります。六ヶ所村の地下水の豊富なところに埋設処分場がありますが、これは低レベルの放射廃棄物のものであり、高レベルの放射廃棄物の処分場はまだどこにもないという事実には改めて驚かされます。 ユダヤ人のサルコジのフランス、ラ・マンシュでは、低レベルの放射廃棄物を詰め込んでいるドラム缶が腐り、周辺の地下水を汚染(トリチユム汚染)して大問題となっています。 しかし、未だに解決していません。現在、日本には55基の原発がありますが、地震列島であることを考えると身の毛がよだつ思いがするのは私だけでしょうか? さて、以上のことを踏まえて原発が地球温暖化に寄与しないばかりか、クリーンでもない理由について述べたいと思います。 1.原子力発電を推進している英・仏などの国でのCO2削減は認められていない。しかも英仏での再処理工場付近では小児白血病が多発している。英国再処理工場のあるセラフィールドでは、子供の歯からプルトニウムが検出されている。 2.そもそも原発建設には多大な石油エネルギーを必要とする。放射性廃棄物の処理に関しても膨大な石油エネルギーが要する。 3.原発で作りだされる蒸気の熱量のたった1/3しか電気として活用できない。そのうえ、原発から大都市への送電線を介して送るエネルギーのロスが大きい。つまり、エネルギ-効率が非常に悪い。残りの膨大な熱は温排水として海に排出される。これによって海水温度が上昇し、海洋生物に悪影響を与えている。 4.出力コントロールしにくい原発は調整用のガス・石油火発を必要とする。 5.ウラン埋蔵量は少ない。燃えるウランはウラン鉱石のなんと0.7%しかない。これでは膨大なウラン残土が作りだされ、環境破壊や重篤な健康被害を引き起こす。 6.放射性廃棄物、使用済み核燃料が副産物として残るが、高熱と高いレベルの放射能を出す高レベル廃棄物の処分地や方法が決まっていない。 7.再処理によって、放射能の多大な垂れ流しが起こる。原発1年分の死の灰をたった1日で垂れ流す。 8.地震、台風などの自然災害が多い日本では、脆弱な送電線に頼った発電は極めて危険である。加えてテロの標的となりやすい。 中国でもGE(ロックフェラー系)主導原発基の建設ラッシュ予定があるようですが、四川大地震はこの「悪だくみ」を木端微塵に打ち砕いてくれたように思います。 原発の利権がどこにいくかは、広瀬隆さんの本でも読まれることとして、私たちが選択する次世代のエネルギーとして原発は最悪の選択であることは肝に銘じておきましょう。
June 10, 2008
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みなさん、こんにちは。昨年末北京から出張で帰ってこられた人のお話では、本当にオリンピックが行われるのだろうかと思えるほど、汚いという印象だったようです。欧米のチームは大会ぎりぎりまで日本で調整するようにしているようです。それにしても選手の体調が心配されます。 (転載開始)恐怖!中国で感染か!絹川が謎のウイルスで北京断念へ昨年8月の世界陸上大阪大会に出場、女子一万メートルで力走する絹川愛 昨夏の大阪世界陸上に出場した女子長距離のホープ、絹川愛(めぐみ、18)=ミズノ、仙台育英高出身=が、謎の「ウイルス性感染症」などによる体調の問題で、北京五輪代表選考会となる陸上日本選手権(26~29日、川崎)への出場を断念する方向であることが5日、分かった。担当医師によると、中国・昆明での合宿中に感染した可能性が高い。大気汚染に食の不安など、何かと取りざたされる北京五輪。今度は“見えない敵”が日本長距離界を揺るがしそうだ。 絹川が衝撃の事実を打ち明けた。「同じ思いをする人を作りたくない。陸上をやっている人に私の体験を話し、こんな病気があることを知ってほしい」病名は「ウイルス性感染症」。長距離のホープは、五輪への挑戦を前に、深刻な病魔に襲われていた。 異変が現れたのは昨年11月。体のあちこちに痛みが出始め、風邪のような症状も頻発。12月には右大腿(だいたい)骨の一部を疲労骨折して全国高校駅伝(京都)を断念。2月になると左側にも痛みが発生、さらに左ひざも激痛に襲われ、走るどころか歩行も困難に。ようやく走れるようになった絹川 社会人デビュー戦と考えていた4月の織田記念(広島)などを次々キャンセル。仙台育英高卒業後も指導を続ける渡辺高夫監督は「練習による痛みとは思えない」と治療方針を変更した。都内の病院で放射線を利用したアイソトープ検査を受けると、骨の異常が判明。さらに特殊な方法による血液検査を行った結果、未知のウイルスに侵されていたことが分かった。 治療に当たっている松元整形外科クリニックの松元司院長によると、赤血球を破壊し、白血球を変形させる凶悪なウイルスが血液を通じて骨や筋肉に付着。その炎症によって痛みなどを引き起こしていたという。絹川は同クリニックを訪れる前にも血液検査を受けていたが、異常は検出されていなかった。 気になるのが、その感染場所だ。絹川は昨年3月に中国・昆明で高地合宿を行っているが、松元氏は国内で同様の例がなく、ほかの国へは行っていないことから「昆明の可能性が高い」と指摘した。昆明といえば、北京五輪でマラソン連覇を目指す野口みずき(シスメックス)らも合宿を行っている場所。それが事実なら、日本長距離界をも揺るがす問題だ。 絹川は現在、免疫力を高める特殊療法などで回復に向かっている。だが、ジョギングは30分が限界。五輪代表を決める日本選手権に向け「最後まであきらめたくない」と意欲を示すが、渡辺監督は「出場できる体力になってない。一日も早く正常に走れるようになることが最優先」と、出場を見送る方向だ。 昨夏に早々と一万メートル五輪参加標準記録A(31分45秒)を突破していた絹川。だが、日本選手権で実現させるはずだった北京五輪切符は絶望的に。期待の18歳をドン底に突き落とした“見えない恐怖”に対し、陸上界も対応を迫られそうだ。(転載終了)私はウイルスの可変性から、既知のウイルスはほんの一部だと思っています。ここに生物学兵器の入り込む余地があります。米軍が生物学兵器研究の最先端ですが、AIDS,SARS,鳥インフルエンザと開発してくれるのはご苦労さまとしかいいようがないですが、これが自然に放たれたときにおこる結果は誰も予測できません。現在の未知のウイルスはこれら人的環境変化も含め、人為的な操作の結果生まれるものがほとんどでしょう。なぜなら、ウイルスは生物でないため、純粋な天変地異による環境変化だけでは直接の影響は受けないからです。特に免疫低下(激しいトレーニングのアスリートもこの状態)状態の人には、感染してさまざまな症状を呈します。今回のウイルスも人為的なものでないことを祈ります。
June 6, 2008
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みなさん、こんにちは。日本は各地で梅雨入りのようです。地球温暖化はいずこへ?今年は冷夏になりそうですが、石油エネルギーに代わるエネルギーが原発なんていうのは、悪い冗談です。 その理由をこれから述べたいと思います。イラクの子供に白血病などの悪性腫瘍や先天奇形が多発しているのは皆様もご存じの通りです。これは以前私が指摘した「劣化ウラン」弾によるものである。湾岸戦争のときに湯水のように使われました。その後、湾岸戦争帰還兵にも発がん、その子供に先天奇形が多発していることは、米国ではほとんど報道されません。また、インドなどではウラン鉱山で働く先住民たちに、先天奇形、ガンが多発しています。劣化ウランと何か?天然ウランを濃縮(3%まで)した余りのことをいいます。つまり、燃料のカスですが、放射能を含むため廃棄に困ったアメリカがひらめいたアイデアが、弾丸にしてイラクにぶち込めというものです。人間の前頭葉(合理性)とはこのように暴走すると手がつけられないものです。ウランの話を続けます。天然ウランの中に燃えるウラン235はわずか0,7%。ということは、ウラン鉱山にはたくさんのウラン残土が残ります。1kgのウランを燃やせば、999kgのウラン鉱残滓ができます。ウラン残土からは、α線、β線が出る。この放射線は最終的にラジウムやラドンに変化して私たちの細胞の遺伝子(DNA)を障害します。これは、「劣化ウラン」弾と全く同じでまさしく「死の灰」とよばれている所以です。さて、青森六ヶ所村に核燃料再処理工場という奇怪な建物があります。ここで何がおこなわれているのでしょうか?そこでは原爆の材料となる「プルトニウム」を抽出する作業が行われています。ウラン鉱残滓から抽出できる「プルトニウム」はたった1%。ウラン鉱残滓という「死の灰」は、通常放射能漏れを防ぐためにジルコニウム(セラミックの一種)とよばれる金属に密閉されています。たった1%「プルトニウム」を抽出する目的で、この金属をせん断し、濃硝酸で煮溶かします。まず、密閉している金属を切断する時点で、クリプトンやトリチユムといった放射線が希ガスとして環境中に大量に放出されます。その量は33京ベクレル以上(一秒間に一つの原子核が放射性崩壊する量の単位:放射能量)になります。これらの放射性希ガスを私たちが吸いこめば、それは「内部被ばく」です。一生体の内部から放射線が全身を傷つけるのです(医療ではガンの治療で、ガン組織内部に放射能を埋め込み、内部被ばくでガン組織を撲滅する治療があります)。 ~続く~
June 4, 2008
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みなさん、こんにちは。ガソリンの値段がスカイロケットのように上昇しています。年内に1L=200円までとの予想が出ています。ロックフェラーたち石油・金融をコントロールする財閥は何を考えているのでしょうか?財閥たちは自分たちも潤いますが、石油産出国も閏わせて、世界を多極化しよとしているとしか考えられません。もちろん、後々の金儲けのためです。私たち一般人もそろそろ国家というものの(財閥に利用される一形態)おかしさを考えなければ生きられない時代になりました・・・・・ (転載開始)肺がん:「喫煙と酒」要注意 1日2合で発生率1.7倍--厚労省研究班 日本酒を1日2合以上飲む喫煙者は、時々たしなむ程度の喫煙者に比べ、肺がんを発症する危険性が1・7倍高いことが30日、厚生労働省研究班の調査で分かった。一方、非喫煙者では、飲酒量と肺がん発生率に関連性はみられなかった。 研究班は、岩手県など10府県に住む40-69歳の健康な男性約4万6000人を対象に調査。飲酒量を▽ほとんど飲まない▽時々(月に1-3回)▽日本酒で1日1合未満▽1日1-2合▽1日2-3合▽1日3合以上--の6グループに分類し、04年までの約14年間追跡した。 その結果、喫煙者では1日2潤オ3合飲むグループと3合以上のグループは、時々のグループに比べ、肺がん発生率がともに1・7倍高いことが分かった。また飲酒量が増えるほど発生率が高まる傾向がうかがえた。 研究班は、アルコール分解酵素がたばこの煙に含まれる発がん物質の働きを活発化することなどが原因と考えている。飲まないグループも時々のグループに比べ1・6倍高いが「もともと肺がんリスクが高く、飲めなくなっていた人が含まれていた」とみている。 日本酒1合は、ビールで大瓶1本、ワインでグラス2杯に当たる。分析をまとめた国立がんセンター予防研究部の島津太一研究員は「肺がんだけでなく、生活習慣病予防のためにも1日1合程度に控えた方がいい」と話す(毎日新聞社)。【(転載終了)これこそが、複合汚染そのものです。ひとつの物質だけでは、見られなかった作用が、2つの物質の相互作用で見られるようになった良い例でしょう。問題は、私たちの頭はたかだか2つの相互作用しか理解できないことです。これが3つの物質の相互作用となると解明不可能です。これが複合汚染の怖いところ。いくら単体で毒性がありませんと医学会が言っても、実際の生活上では単体で摂取することはありませんので、全く安心できないのですよね。これがサイエンスの限界線と知って、自分の身は自分で守る、自分で考えるということを怠らないようにしていきたいと強く思います。
June 1, 2008
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みなさん、こんにちは。雨が降ったりやんだりで、湿気がじっとりした季節が始まりました。今日、業者さんに床下に入って頂きましたが、湿気で基礎の木が腐っているとのこと。家が崩壊する危険があるので、緊急に修繕しなければいけません。また大出費です・・・・・・ (転載開始)嘔吐の農薬気化、54人治療 熊本の病院、1人重症 搬送の自殺男性 21日午後11時ごろ、熊本市長嶺南2丁目の熊本赤十字病院救命救急センターで、農薬のクロロピクリンを飲んで自殺を図り搬送された熊本県合志市の農業の男性(34)が診察中に嘔吐(おうと)し、農薬が気化した塩素系の有毒ガスが発生した。患者や職員ら54人が治療を受け、うち入院予定だった女性患者(72)が肺炎の症状を悪化させ重症となった。男性は死亡した。 54人の内訳は、救急外来の患者らが23人、病院の職員が31人。重症となった女性以外にも、男性の母親ら9人が息苦しさなどを訴え、同病院に入院したり、別の病院に運ばれた。残る44人は治療後、帰宅したという。 病院の説明によると、医師が男性の胃の内容物を約1リットル吸引したところ嘔吐(おうと)し、気化したクロロピクリンがセンター内に充満したとみられるという。同病院は医師や職員らを緊急に呼び出し、救護に当たった。 クロロピクリンは刺激臭のある揮発性が高い液体で、殺虫剤や土壌薫蒸などに使われ、劇物に指定されている。大量に吸い込むと呼吸困難に陥るという。 病院は男性がクロロピクリンを飲んだ可能性があることを把握していたが、専門知識を持った医師らがおらず、防毒マスクを付けるなどの措置を取らずに治療した。病院側は記者会見で「同様の被害が出ないよう、今後対応を検討したい」と述べた。 熊本県警や消防によると、男性は21日午後10時ごろ、自宅の納屋で、業務用に保管していたクロロピクリンを飲んだとみられる。家族の通報で救急隊員が駆け付けたところ、強烈な刺激臭がしたという。▽クロロピクリン クロロピクリン 毒劇物取締法で劇物に指定され土壌消毒に用いられる。気化しやすく、吸い込むと少量でも吐き気などを催し、大量に吸うと呼吸困難となり死亡する危険もある。1988年には、暴力団員が北九州市の入浴施設にクロロピクリンを投げ込み、発生したガスで入場客約150人が中毒症状を起こした。別名クロルピクリン。業界団体の「クロルピクリン工業会」によると、服毒自殺を図った患者を搬送した救急隊員や医師らに2次被害が出た事例はこれまでにもある(共同通信社)。(転載終了)本当に病院に近づくものではありませんね。特に救急病院には何が起こるか分からない危険な場所です。さて、問題はこのような農薬が簡単に手が入るという事実です。少量でも気化ガスを吸うと、障害を起こすのですから、そんなものをホームセンターなどで入手できることが怖いです。昭和の公害オンパレード時代には、農家の人に肝がんなどの農薬による障害が多発しました。こんな危険な物質を土壌にふりまいた後に、風で気化ガスが周辺に流されることは当然考えられます。まあ、私たちも少なからずそのような気化ガスを吸っているのでしょう。 自殺した男性も、農薬で脳がやられていた可能性もありますね。
May 30, 2008
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みなさん、こんにちは。やっとラブちゃんにフロントライン(ダニとり)をつけました。犬のダニはなんと人間にも噛みついて、感染症を起こすことを知りました。背中にくらいついて血を吸い、リンパ節が腫れた人がいるようです。これからは頻繁にフロントラインをつけなければ・・・・・ (転載開始) 心疾患予防にビタミンB6 摂取少ないとリスク2倍 ビタミンB6の摂取は、心筋梗塞(こうそく)など虚血性心疾患を予防する可能性があるとする調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎(つがね・しょういちろう)国立がんセンター予防研究部長)が27日、発表した。摂取量が少ない人は、多い人に比べ心筋梗塞の危険性が最大約2倍高くなるとの結果も出た。 研究班によると、日本人では白米がビタミンB6の最大の摂取源だが、茶わん1杯には1日の摂取基準量の約2%しか含まれておらず不足しがち。ほかにB6を多く含む魚やレバーも積極的に取るよう勧めている。 研究班は岩手、秋田、長野、沖縄の4県で、40?59歳の男女約4万人を約11年間追跡。ビタミンB6、B12、葉酸の摂取量と、虚血性心疾患との関連を調べた。 その結果、3種類の摂取量が多いと虚血性心疾患のリスクは低下し、特に心筋梗塞でこの傾向が大きいことが判明。さらに詳しく調べたところ、B6の関連が特に強く表れたという。 一方、3種類のうち1つだけの摂取が多くても、ほかの2つが少ないとリスクは上昇傾向にあり、研究班の磯博康(いそ・ひろやす)大阪大教授は「3栄養素のバランスが必要だ」と話している(共同通信社)。(転載終了)う~ん改めて和食の良さが分かりますね。虚血性心疾患や乳がんなどは、圧倒的に日本は欧米にくらべて罹患率は低いのは、明らかに食事や水の関係が関与しているでしょう。なぜなら、日系人は欧米人と同じような病気にかかるからです。和食こそは世界に発信できる日本独自のものでしょうね。
May 28, 2008
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みなさん、こんにちは。最近、仕事でじっとPCなどを相手に座っている時間が長くなっています。同じ体勢でいると、本当に疲れますね~。古武術の甲野さんがやられている体のほぐし方を重宝しています。 (転載開始) 閉経後HRTにより脳卒中リスクが上昇 閉経後女性のホルモン補充療法(HRT)と脳卒中のリスク上昇との間に明らかな関連が認められると,米ハーバード大学のグループがArchives of Internal Medicineの4月28日号に発表した。 同グループは,Nurses'Health Study(1976~2004年)に参加した閉経後女性を前向きに追跡し,HRT開始年齢を含め脳卒中のリスクとの関係を検討した。 解析の結果,現在のHRT施行は脳卒中のリスク上昇と有意に関連し,相対リスク(RR)はエストロゲン単独で1.39,エストロゲン+プロゲスチン併用で1.27であった。この結果は,Women's Health Initiativeにおける知見とよく類似していた。 脳卒中のリスク上昇は,比較的若年または閉経近くでHRTを開始した女性でも,高齢または閉経後10年以上経過してからHRTを開始した女性でも観察された。比較的若年で開始した短期間(5年未満)のHRTは,脳卒中のリスク上昇と明らかな関連はなかった。しかし,この群のサンプル数は少なかった。 比較的若年の女性の脳卒中発症は相対的に低く,50~54歳の女性ではHRT1万人年当たりで脳卒中の発症が約2例増えると推定された。エストロゲンの用量は脳卒中と強い関連があり,RRは0.3mgの0.93から0.625mgでは1.54,1.25mgでは1.62へと上昇した。(転載終了)ちょうど産婦人科の勉強をしているところにタイミングよく論文が出ました。閉経後のいろいろな問題に対して、アメリカは早くからホルモン補充療法をやっていました。ところが、脳卒中や心筋梗塞などのデメリットが大きいため今は積極的にはされていません。やはり効き目がある薬というのは、必ず反作用があるという良い例です。製薬会社も副作用が明らかになっているものは、販売を控えてほしいものですね。
May 25, 2008
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