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私の営業の成果で取れた仕事先方の都合で深夜となったタクシー代実費でもらうよりは出張費を上乗せしてあの人のビッグスクーターに二ケツが一番「人を乗せたくないんだ」というあの人が惜しみたい出費渋々と承知心の中でガッツポーズ堂々と密着出来る機会をくれたクライアントに感謝一日続いた雨もやみ天気すらも私の味方どきどきしながらまたがってさて手足のやり場に困る下心のやり場にも後ろに荷物入れが付いていて狭い座面お尻をなるべく引いて遠慮がちにお腹に手を回し膝を開いてステップへ足を伸ばすさあ出発うっすら寒い季節は敵か味方か厚着は残念でも寒さを理由に引っ付けるヘルメットがこつんとあたり急いで頭を引く襟元のあの人の匂いを堪能しすぎた車の隙間を抜けるのに膝を閉めないと危険あの人からの注意にここぞと足にも手にも力が入りバイクの二ケツは姉と以来私はうまく乗れているかしら20年前は姉に体重移動を叱られたけれど緊張と恍惚の往路思ったよりは長くでももっととの欲もあり余録はさておいてお仕事の時間ここで私の痛恨のミスさらにうろたえて初回の客に要らぬ不安を与えたのでは立て直すのに手間取って帰りはお説教含み「結果オーライだけどな」フォローが余計に心痛いああでもなんて至福なひととき近いからだ近いこえ心すら近くなった錯覚に陥るこのまま道がずっと続けばいいのに結果オーライ過ぎて明日の予備日は不要になりこの幸福も今日を限りの命残念ながらご到着寝不足のあの人にちょっとでも長く休んで欲しいけどでもでもまたこういう出張仕事が取れれば味わえるのだと次へのモチベーションへ転換傍から見れば馬鹿げたささやかなこんな事が私の糧になっているのです
2006.04.24
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不思議そうねでもあなたとの子なのよ紛れもなく産みの親が言うんだから間違いないわ父親確定出来ない女もいるって言うけれど私そんな無節操じゃないし無理もない多分不用意にそして不本意に漏らしたたったあれっぽっち覚えがないのも男にはありがちねいいの認知はちゃんと大きくなってから改めてまた今言う気はないの忘れてるなら幼くして儚くなる可能性も無きにしもあらずだからその代わり立派に育ったら種明かししましょうあの時あの言葉に含まれた私に縋る想いを受胎してあの抱擁で破水したまだ名付けられない形を成すまではただもう生まれ落ちてそこに在る明日来たいとご新規さんの問い合わせ先週に引き続きまた別の「白い門の効果かも知れませんよ」のちょっと得意げな私の軽口に「得体の知れないあなたの力のお陰ですよ」半分は確かに私から残り半分はそう言ったその口から放たれて結ばれた果無自覚でもそうなんだから仕方ない大事に養って驚かせたい実感出来る成果をもってこんな例えをすると気持ち悪がるんでしょうねそれを想像するのもそこはかとなく楽しいもの
2006.03.24
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現状その一あの人は至急の支払いが工面できず相当困っている。現状その二私はとりあえず十万余裕がある(過食さえしなければ全然余裕の貯金があるだろうにねぇ…)これは世話になってる“彼”からとは別に、日雇い労働で得たお金。なので、ちょっとは自分の中で言い訳の効くお金。内心その一私はあの人がやっぱり好きで“彼”を裏切ろうが肉体がこれ以上衰える前に一生の思い出を持ちたい。内心その二以前言っていた「絶対誰にも言わないなら一度きり」冗談めかした中に瞳に本気の光が見えたような一度きりじゃ嫌だととっさに思って頷けなかったけどそれがもしまだ生きているなら…総合この機に乗じて思いを遂げようと、シミュレーションを繰り返す 一度で10万の話があるんですが (絶対これには食いつくだろう) 絶対誰にも言わないで下さい (ヤバイ話か聞かれるだろうな) って、この言葉、前にあなたが言った台詞ですけど覚えてますか (覚えてたらここで察知するかな、でも覚えてないだろうけど) ここに10万あります (現物があれば断りにくいだろうし) これで、あなたを一晩… (買う、って言い方はあざといしなぁ…) 遅くとも今晩中に決めて下さい (迷うかな、返事待たされるのは生殺しだし) (ダメだったら、「冗談ですよ」って軽く誤魔化そう)さて、昨日、予約入れてた「ユダヤ人大富豪の教え」が来たと図書館からメールがあり、夕方取りに行く。まだ途中までしか読んでないが、確かに方向性や具体性があり、わかりやすく生かしやすく感じられる。そして、ここ数日のあれこれが段々はまりだしたように思えた。答えのでなかった“私はどうしたい?”に素直に原点に戻れた事“このカンパニーで、ずっと私はパフォーマーとしていたい”そのためにどうしなければならないかに囚われて単純すぎて言えなくなっていた言葉荒川選手も軌保監督もDOMON氏も生き様で私に示唆しているそれを投網で一気に引き上げたかのようなこの頃のタイミングといいこの10万、確かに惜しいけど、でもあの人が私を抱かなくても提供しようこんなのがあるから余裕がある事にしがみつくんだあの人があんなにカツカツでボロボロになって守っているこのカンパニーをなんで遠くから眺めているの?そして、私も私をパフォーマーとして自信が持てるように努力するんだ本当に今まで横たわって嘆くだけだった死ぬ気になってここを支える気概を持つんだやりたい事をやる為にこれは、酸っぱい葡萄の言い訳かも知れないこの話に乗らなかったときのための保身かも知れないでもいいんだ。邪で、でも純真な本心言葉的にはなんて相反する気持ちだろうそして、本当に10万の封筒を持参してどっちに転んでも嬉しい心境を携えてまずは切り出す勇気を忘れないようにしてなんだか開かれていた今日この日がある事に心底感謝できた本を薦めてくれた青年にも感謝した答えられない問いをくれた事にもだから今日またちょっと愚図愚図めいた青年に腹を立てずに逆に問いかけてみた「どうしたいの?」実家のしがらみに悩んでいた東京でやりたい事を続けたいのに三月一杯で戻らなければならない私の考える事が一ヶ月であたったらこの青年にも救いの手をさしのべる事が出来るかな自分でもおかしいほど、一日ハイな感じでもさすがに話題を切り出したら緊張したなんでこんな艶めかしい話を私の頭はぼさぼさでちっとも綺麗じゃない状態で(レッスンの後だから仕方ないけど)切り出さなきゃならないんだろうほぼ予想通りの展開でも即答でしたね「それはできない」寝るだけなら俺は男だから簡単だその時はお互い忘れるって事でいいかも知れないでも段々それが影響してくるんだそれをたかが、といっては何だけど、この一万一万は確かに今の俺には重い金だが10万ばかりで引き替えるつもりはない残念で、でも何となくほっとして、そのまま話し込んだ初めてかも知れない。私がこんなに気負い無く叱られてる訳でもなく仕事の話でもなく対等に語らえるのは進呈すると言った10万は貸す事になった「じゃあ無利子無期限のつもりで」と私は言い張ってやっと落ち着いて現状を聞き出せた本当はこれでも足りないここの家賃やら何やらで彼の名前ではクレジットはもう借り入れ限度一杯貸してくれないのだこの年齢で友人に借金するのは、ともだちをなくすことだ身内には今更頼れない家賃は月末、事故の弁償は来週中サラ金しかもう無いと考えていたただでさえ回らないのにそんな事をしたらサラ金だけはやめてと、不足分を工面する約束をした過食を押さえてそれでも無理な分はなるべくそうしたくないが身内に借りる事が私なら出来る支える決意を口にして後戻りできない状況に自分を追い込むこれも力になると信じてそして最後に褒美をねだる相当ビビッてたけど何だと思ったんだろう欲しかったのは触れ合いあの殴る抱擁をもう一度「人間としての、な」広い胸に顔を埋め一年余ぶりの接触ちょっと目が潤むこれで充分いつかあなたを丸ごと買い取る新たな野望ができたその時はもう一人の“彼”も含めセラムリック(ハーレムの男性版)を作る羽目になるなぁうはは
2006.02.25
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目を開けろって言ってんのに実際相対峙すると身も心も空気もぴきーんんんんん……がっちがちな態度と言葉と何でこんな正直に顕れるんだ演技下手なヤツで、またさらにぐちぐちするワケやね。情けなや…
2004.11.17
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原因はわかっているここのところのあからさまな遅刻自分で決めた時間なのに最初は5分くらい段々段々そこから5分くらい今は30分近く遅れて行きたくないやる気が出ないなんで他の人間より早く行かなきゃいけないんだ不平不満不振でも行かなきゃこのまま逃亡したい今日みたいな雨の日は別だが天気がよければ通りすがりの公演でよく見かけるホームレスのおじさんのようにごろっとぼーっとの、誘惑ああでもあれやらなきゃこれやらなきゃで、かろうじて到着毎朝誰もがしている小さな戦いに黒星更新中自信というダムこんなつまらん蟻の穴から決壊あの人が叱らなくなったそりゃそうだ直す気が無い直す気力が無い悪循環駄目と分かっていて駄目に突き進むくだらないことだが一事が万事ってこういうことか毎朝毎朝自分で自分の自信を削るこれも自傷
2004.11.15
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外仕事で瘠せたなぁ気付くのが煩わしいボスとひそひそ笑ってる嘲られてるのではと自意識過剰感情面をゼロにして接せられればどんなに楽かふとした仕草や表情や言葉私の目よ耳よ拾わないで邪魔なの五月蝿いの生半可に構わないでロボットとして扱って期待の芽を摘んで歩くのに疲れたから意外な心遣いなど気紛れに蒔かないでそんな親切なぞホウ酸団子じわじわ効く遅効性の致死毒むしろ一言で充分唐突な死を賜れ
2004.11.06
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今日、あの人がいつもメインで受け持っている仕事を初めて私一人でやったこれを機に「一人で大丈夫じゃないか」「これからもイケルな」なんて腹積もりじゃないかとはちぃーっと読み過ぎだろうかどちらにしろあの人が私の自信を演出したのは間違いないだろう実際何とかやれたと自分で自分を褒めてしまったんだから
2004.10.30
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今あの人忙しいんですほとんど顔合わせられないほど外部の仕事受けていてそれが佳境に入ってるもんだから中の仕事が放ったらかしいきおい私が出来る範囲は進めなくてはならない「お前は研究者か山奥で暮らすのが合っている」と、まだ人間関係に不得手と気付くずっと以前のそのまた昔言った父は正しく私を評価したのだろう或いは自身のカリカチュアとしてのちびモデルへの自答か小学生に夢のないお勧めたった一つ仕事の協力を頼むのにあれこれ可愛いトラブルだから時間かかろうが自分でやったほうが気楽で手っ取り早いそれをあの人は人を使え使えと常日頃からせっつく今回は私にしちゃかなり準備も努力もしたつもりそれでも根回しは反古にされ下手(したで)が侮りで返されるなら寝ないでも我が身一つで済まして借りなどつくらなければお互いの為ではないかあなたみたいなカリスマないのだから指示すりゃ皆が従わざるを得ないなんて状況も言い方も作れなんて私にゃ無理こんな時だけ山奥暮らしを夢想するそれは昨日のお話寝ずに、は比喩として昨夜(と言うか今朝未明)帰って今朝は早入り何とか最低リミット本日午前中アップ不本意ながらあのこの助けを得て頼みやすくその頼みを喜ぶ(ように見せられる)稀有なる存在今日もあの人はロングランいつ戻れるかわからないこちらはようやく仕上げてあのこも出かけて一休みいきなりあの人が帰ってきた疲労の色も濃いあの人にどんな経緯で話す羽目になったんだかそんなつもりはさらさらなかったのに話すと言うよりは説教いつもそう雑談とかのサービスは私相手には一切省くねあなたはお前が諦めて切るな嫌われようが何しようが結果いい物が出来れば向こうだってその内分かってくるそれを分からせようともせずに結局抱え過ぎて手一杯になってやることもやりきれずミスが出ればお前だって認められず求めた成果も得られず何のいい事があるんだ俺の言う事は聞くと思ってるなら俺を使えばいいじゃないか俺が忙しいからとか疲れてるとか気を遣ってそんなのはちっとも嬉しくない逆だよ奴らに気を遣え気持ちよくやらせてそれでいい結果が出ればその方が嬉しいよそうやって自分が楽な方へ逃げてきたからお前の言う事は聞かれないんだよああ勝手にやればって自分でそうしてきたんだよ俺だって昔から皆が言う事聞いた訳じゃないそこで諦めなかったから今があるんじゃないか今すぐ俺のようになれなんて言ってないその努力を諦めるなと言ってるんだ今やってるあっちで俺だってそうだよはっきり言って大した事ない連中だよだけどそうやって切ったりしないで色々工夫してこうしたりああしたりしてそうやって認められていくように努力してるんだギャラが出るからとかだけじゃなく関わる限りはいい物創りたいから奴らの何十倍も気を遣わなければならないのはお前なんだ何もわからない連中なんだからそういう姿を見せていく事でだんだん分かって行くんだからそれをお前が切ってしまったら終わりじゃないかお前も理解されないぞ弱音を吐くな戦えこんな話ならいくらでもするがこれからまた行かなきゃならない俺も戦ってくるからお前もやれいちいちごもっとも私の迷いとか一切排除した世界で残されて我慢してた涙が出てと、電話声作って出るまさかのあの人気が抜けて声が戻るあのな見えない所でやるんだよいつの間にやったのかって驚かれるような自分の大変さばっかり見せ付けて押し付けても駄目なんだよなってそれだけ?わざわざ電話して意図は分かってるよ何で叱ったままにしとかないのちょっとだけそうやっていつもそう山奥から私を引き離す
2004.10.29
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あの人に好かれたいのにあの人にきれいに思われたいのにあの人にどうしてぶつけるしかできないのだろう包み込んだりしたいのにどうしてこんなに拒絶されてもいつかあの人の眼が私に向く期待を捨てられないのか清い水のような交わりを望んでもぎとぎとな会話しかもてない離婚調停に疲れ果てた夫婦よりも本音と隠蔽にまみれて他人なのにこの繋がりより濃いつきあいはこの先一生ありえないだろう肉親よりもいつか持つかもしれないつれあいよりもきっとぎとぎとの蓋で窒息しそうなこんな関係は
2004.10.23
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主眼があの人のプライベートから2人のビジネスになっちゃったものだから未だにうやむやだけれども嫉妬するほうがおかしい私にはちゃんと彼が居てあの人はフリーで(ただし、Uちゃんと、なら、充分に隠さなければならない理由はあるのだけれど)今までの所業からこれは手を廻したなこれは見過ごしてるなと見透かそうとしてしまうそれができる、気がするそれが嫌あの人に居たと認めた日曜のその理由を聞けば良かった居ないことにした月曜をもっと追求しても良かった(きっと、口裏は合わせ済みなのに、Uちゃんへの徹底が弱かったね月曜、自転車があった理由を彼女は言えなかったのだよあの賢い彼女が至極不自然な返答をそのまま受け流してあげたけどさ)不毛なことはわかりきっている言われたことを信用しない自分もわかりきっているどんな言い訳をするのか残酷に楽しみたいだけだ(嫉妬は鬼を創る)私はUちゃんが可愛い年の割には立居振舞が如才なくて感受性が鋭くて愛嬌があって飲んで泣いた私をためらいも無く抱きしめて慰めてくれた彼女をあのこも嫌いじゃなかった年の割には要領が悪くて飲み込みが遅くて仕事を教えるのも億劫になるけどおっとりテンポを憎めないと諦めざるを得ない性格の彼女をUちゃんは好きだ今でも好きだなのにこんな事情を挟んだら彼女に恨まれてしまう私に怪しまれたからしばらくなりを潜めようなどとあの人がもし言い含めていたとしたら寂しがりで泣き虫の彼女はどんなに私を恨むだろうUちゃんも過食症私のそれも彼女は知っている同病相憐れむで“今日行こうと思ったけど過食して気持ち悪くてどうしても行けません”と私にメールが入った長文の慰めの励ましのメールを同じ土俵から言えたもんじゃないのにと悩んだけど送った送った直後に後悔したもしあの人に会えない不満の顕れだとしたら『何を偉そうに』彼女に嫌われるのは苦痛だUちゃんはいいのですよ隠そうとする私を省みないあの人に私がどんなに傷付いているかそれを人体標本のように見せられれば一番いいわかって欲しいだけなのにあの人と私の感情は平行線を虚しく辿るばかりだ裏など覗こうとさせないでくれ
2004.10.19
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長らくの悶々のあとにも、それなりに、寝たらしい。さすが私。と感心しながら起床。ちょっと早いが。“感心”に苦笑。歯医者。の前に事務所。外からUちゃんの自転車を確認する。やっぱりね。治療をうけながら、そういえば、あの時も怪しかった、この時の言動もそのせいだったのか、などなど疑いを色濃くする材料が記憶の襞から、ぞろぞろ。疑心暗鬼にせよ。前歯は、神経を抜かれた。歯茎の色が悪くなるから嫌なんだけど仕方がない。そういえば昨日も歯磨いてないし。自業自得。私にしては早く、事務所到着。11時40分。自転車は無い。案の定。着いたらすぐ、事務所の電話が鳴った。取ったら無言で切れた。あの人が自室から出てきた。「あ、来てたのか」とまたひっこんだ。もしや、Uちゃんからの電話じゃなかったのか?ナンバーディスプレイじゃないから確認はできない。あの人の携帯に掛け直しているのでは?いや、私が居るのを確認したなら、メールか。部屋から気配を伺うことはできない。仕事にならない。幸いな天気。外でお日様を浴びてボーっとしてみる。このあったかさの中なら、寝られそう。陽射しと半睡の中に身を泳がすのが今の私の唯一つの置き方だ。現実では一時間ほど経ったのか「何だ、外に居たのか」あの人の声で柔らかな繭は破られた。昨日から面と向かって、あれもこれも全部言ってしまえと用意していた言葉達は口の中で大渋滞を起こして出口を見失っている。「変だな、どうしたんだ?」面と向かうどころか、顔すら見られない。あの人は屋内へ戻る。私は戻らない。部屋の中から怒鳴り声が聞こえる。私の名。のろのろと。どう言おうか。言わずに逃げるのだけは無しにしたい。私から宣戦布告してしまったのだから。常にない態度で。絶対泣かない。涙をこぼさない。私の鎧はそれだけだ。「で、どうしたんだ」沈黙してはダメだ。口を開け。「Uちゃんは、なんで昨日の朝と、今朝、来てたんですか?」声が震える。どんなにつらくても、顔を見ていればよかった。表情から読み取れるものがあったはずなのに。「U?」声から汲めるものは無い。いつも通り、普通のあの人の声、抑揚。「昨日は来たけど、今日は来てないよ」「自転車、何で今朝あったんですか」「え? 知らないよ。あったのか?」「…」「なんだよ、変なこと考えてるな」笑いながら。「ええ、考えてます。身勝手でも、嫉妬してしまうのが嫌だから、それを分かっているから、離れたいって、そう言いましたよね」第一ラウンドは、しかし短かった。あの人に出かける予定があったから。何を話して何を聞いたのだろう。仕事にならないなら帰ってもいい。そう言い残して出て行ったのは覚えている。このまま帰っても、何も変わらない。面と向かう事だけは決意した筈だ。いつも逃げてきたから、時間にまかせようとしたから、それだけはやめようと。今日話さなければ、明日来る気力はありえない。それに、夕方来る人間との約束を思い出した。あの人が今出た用とは別件で不在になるから、私が代りに居ると言った事を。応接セットに横になる。仕事にはならないが、居るだけなら出来る。あの人は一旦戻ってくる。話さなければ。電話だ。あの人かも。と思って出たら、あのこがこれから来ますとの事。様子のおかしい私への追求がうっとおしくて、開いてるから勝手に入ってと強引に切る。あのこはこの部屋に来る用はない。挨拶に来られるのも面倒くさくて、鍵をかけて再び横になる。こんな時に電話は多い。営業はつっけんどんに切る。こんな時に限ってボスからも。「変だね、何かあったの」執拗な追求に「大したことない」の返答はミスだった。“何か”はあったんじゃないのかと。しかし言い訳を考える体力もなく、あの人に叱られたのかとの問いかけをそのまま肯定する。ドアノブが廻る。あのこが来たのだ。放っておく。諦めてドアから離れる気配がする。別室にいても電話に出てる事で私が居る事はわかってしまうが。ただ時間の過ぎるのを待つ。あのこが帰る時に顔を合わせざるを得ない。「昨日私が言った事ですか?」こういうことばかり鋭いんだから。頭が痛いだけだから、とそれを信じず食い下がるあのこに横にならせてとドアを閉める。「居たのか」少し静かに驚いた声で身を起こす。「○○さんが来るから…」「寝てたのか」「はい」眠れた訳ではないが。第2ラウンド開始。どこでどう捻じ曲がったのか。「俺が辞めればいいんだな」俺が原因でそうなったなら、俺が悪いんだろう。俺が居なければ丸く収まる。全然違う。あなたはいなくてはならない人だ。私が消えるべきなのに。そういう話なのに。お前とは関係ない。ずっと俺の中でも考えていた事だ。お前が本音で言うなら俺も本音で言わせてもらう。お前に俺が何を言っても響かないように、お前が俺に言う事も響かない。俺は辞める。但し俺は、今この抱えている12月リミットの仕事はやりきる。これを控えて全力を投入しているボスに今そんな事を言って邪魔をしたくはないし、言うタイミングは考えるが、俺は辞める。そんなの信じない。信じようと信じまいと、お前の勝手だ。だが仕事はしろ。ちゃんと今までの事をボスに返せ。俺はやる。やって辞める。お前は今日一日、それと関係ない事で仕事にならないといって寝ていただろう。俺はこれから、こんな気持ちで仕事にまた行かなきゃならない。それでも仕事だから、行ったらいつも通りやる。お前はそこまで俺を傷つけておいて、俺のそんな気持ちを救ってくれたことなんか一度もないだろう。ボスに言うなよ。この話は終わりだ。仕事をしろ。そしてまた出て行ってしまった。なんでこんな方向になったの。ただの脅かしじゃないの。ずるい。ずるすぎる。何の解決にもならないのに居なければならないように思いっきり楔を打ち込んで凄すぎるよあなたは
2004.10.18
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気持ちなんて変わるものだそれを知っていながら口に出して誓うあの固い決心からひとつきもたたぬのに翻る心萎える気力いま自分を支えているのはここにとどめているのは表してしまった言葉の力以外何者でもない気がする裏切りたくないから自分を貶めたくないからいいかっこしいしたいからわるものになりたくないから口に出せなかった目的は醗酵して熟成して腐敗して“わたしのせいじゃない あなたのせいだ”いやなにおいを出している
2004.09.15
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コンペ残念会案の定寝不足続きで潰れたあの人私の踊りでは購(あがな)えないけれど欲しい首がそこにあったヨカナーン私はお前に接吻するよ無精髭をまさぐっても反応しない程の爆睡を確かに認めしばしその感触を掌と頬で楽しむヨカナーン私はお前に接吻する幼い頃父の書棚に親しんだビアズリーの挿絵がオーバーラップするヘロデ王からあなたを賜った訳ではないがこの千載一遇に感謝を捧げ目の前の薄い唇に三度くちづけた
2004.09.14
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私にとっては大したことではないつもりの嘘嘘の内容は大したこと無い確かにそんなことは気にしちゃいない嘘をついたそのこと自体が大したことだったのだつまらないことで不信感を抱かせてしまったもうとりかえしがつかないこんなこと小さなひとつひとつのつみかさねがあの人の心をさらに遠ざけてしまうってことに何故あの瞬間思い至らなかったのか自己嫌悪の波
2004.07.28
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一方的に話すあの人今日だけでも五時間は話しているだろうこの話題だけならトータルで丸一日は浪費させている話させているのは私なのだけどいつもこういう時は「お前から話せ」と言われても何も言えなくなる言った一言一言を正論でつぶされるから私の弱さをとことん認識させて追いつめて追いつめて追いつめて「やります」の一言を引き出させたのはあの人の手柄ここに持ってくるまでにどれほどの心労を強いたのだろう殴られることをむしろ期待していたその痛みを刻むことで当面のわかりやすい目印にしたいと忘れ物を思い出すために小指にひもを結ぶみたいに「おいで」と信じがたい優しい声まだ新人だった頃失敗でパニックに陥った時抱きしめられた覚えがある「落ち着け」と十年以上もいてただ一度きりの記憶何かでその事を持ち出したとき「あれは殴るのと同じ意味だ」十年以上もいてやっと二度目私の恋情もとことん知っていて「これは違う意味だからな」わかっています殴るのと同じ意味だと口に出した以上もう弱音は吐けないそこまでしてもらった以上後ろは見せられないうまく退路を断たれたやらせていただきます
2004.06.25
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肉体労働にかまけて見落としていた結構あるものだそして簡単なものからめんどくさいものまで相変わらずギリギリガールそれにしてもひどすぎるぞそんなことじゃ好きにはなれないなおっはじめて仕事に私のそういう気持ちに対する駆け引き使いましたねそうそうもっと利用して私があなたを嫌いになれる位まで
2004.04.26
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自分のせいで私をはさんでボスとこぜりあいしてバツが悪いの誤魔化す為に違う話ふって真面目にこれからの展望もだけどさぁ男同士の猥談ノリで彼との寝屋事根掘り葉掘りあなたは面白いのかもしれないけど私はそういう話は苦手男とは理系な露骨さは出ちゃうけどレクリエーションとして楽しめませんえっちを重視した「大切にしろ」じゃその程度?てな感じです要するに自分が非難される前に私を苛めて遊んでたってだけですねなんでこんな人好きなのよぉ
2004.04.23
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火曜日に物置の大棚ぶち壊して二人で重い平台運んでいたら多分壊す最中の台落としたショックも加わって腰が痛いと言い出したから心配してたけど水曜に本格的に動けなくなったあの人横たわるのも一苦労素人マッサージじゃ逆に不安私が前なじみにしていた接骨院に紹介してでもそんなのすぐ治るものじゃない座り方習ってきたと目線を上に腰降ろす姿笑えるけれど気の毒が先に立って予定していた今日の荷物運びはご破算ドライブ楽しみにしてたのにそれどころじゃないなのにそんなあの人おいて私は今晩実家にすごく後ろめたい理由もうすぐ帰国する上の姪っ子が待ってるというからついでに軍資金援助を期待表向きは書類上の手続きと偽って酷くなる前に言い出したとき冗談めかして尻切れトンボ痛がっている時は言い出せずぎりぎりにお伺い立てたら月曜までゆっくりしてたらってじゃあ土曜日どうするのよそんな腰で一人でどうする気俺一人でやるってどう見ても無理なのに何をどういうつもりで嫌がられようが金曜の夜には戻るからね今日、夕方会えるまでの喪失感ここのところ一緒に居過ぎた時間的にも距離的にも思いがけないほどの天与幸せに慣れるとそれが失われた時元に戻っただけなのに不幸に感じるから今は、特別なだけだとちゃんと思っておきなさい(で、私に湿布貼らせたりさらし巻かせたりする訳よね喜んで手伝うけどどういう距離保ちたいのかそっちがはっきりさせて下さいよ)
2004.04.15
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検査に引っかかった事は無いが地声がでかい分難聴気味だと思うそれを補う為か鼻は利くほうだと思う逆ならよかったけど仕方ない聞き直すのは失礼だし億劫であてずっぽ返事は上手くなるし(自分で思っているだけか?)電車や店内やバイト先から逃げられない見知らぬ人間の匂いに不快感覚えたり(強い香水も歯槽膿漏も同様の拷問だ)煙草は吸えない上に煙が嫌いなのにあれは嫌いな人間を襲うようにできている呑みの場所で席をずらすと風向きもずれる酔っ払えば平気なのだけど昔後輩に強い腋臭の青年がいた家族が教えてないのか自覚ゼロこもった室内で暴力的な威力でも傷付きそうで言えなくて微妙な避け方をするしかなかった実家に帰った時母の息が臭かった枕詞を充分置いてそれを伝えた実際に病気の兆候ではと心配だった母は無自覚が怖かった「いる間は教えてね」特に外出前には本人から聞いてきて戻ってきたら今度はボスの息が匂った(この人は間違い無く内臓がヤバイし・呑みすぎ食べなさすぎ)これは更に前振りを念入りにして「言ってもらってありがたい」これが二人の反応あの人の場合はちょっと違う帽子や上着が匂ったのは間違い無く洗濯不精鼻が鈍いんじゃないのに自分の匂いには鈍感なのね(こんなに強くなければ 私にとってはフェロモンなのに ええ、内緒で上着抱きしめるの大好き)対外的にも問題だから(それで人前出てるのだし)これはおずおずと、しかしずばりと言ってしまった笑えるのは翌日にはもう干してあったその夜洗ったんだと思うと(洗ってあげても良かったけれど断られるの見えてるから)後日ボスにちょっと不満気に話したらしい私に臭いと言われたともっと笑えるのがボスにも悪いのはそっちだ扱いされたことさて、彼の中で私の指摘はどちらに分類されたのだろう (予約無しに待たされた歯医者で 今朝ぼーっと考えた事 義歯が取れて 口から鼻に抜ける歯槽膿漏臭さに 我ながら辟易して とれかけの隙間の滓のせいだから その心配は無いよとおじいちゃん先生 ほっ どっちみちブリミア解消しないと 歯科医代かさんでかなわないなぁ)しかし考えてみたら顔がでかくなったとか喜び組みたいな格好してとか(そんな覚えはない!)動きがカッコ悪いとか老けたとか歯に衣着せぬのはどっちなんじゃい
2004.03.26
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柔軟体操に必要なのは吐く行為人間放っとけば勝手に吸ってしまう身構える時覚悟する時必ず吸いこんで息を止めるがちがちに力んだ体手足引っ込めた亀のように何の余裕もなく風になびく柳のように受け流す柔らかさ赤ンぼのふにふにそのしなやかさを得る為にこわばりを吐息に乗せて体外へ心も同じ通信発達メディアも増加いにしえに比べて押し付けられ肥大する吸収量吸いこんでばかりじゃパンクしてしまう全身の隅々から余さなく吐き出してパンパンに膨らんだへこみもしないボールをぺっちゃんこのくたくたになるまでそうすれば割れたりしない気持ち裂ける前に吐き出してしまおうその後なら新しく吸い込める (そうして、あなたが私にひどい言葉を投げるのは 打たれ強いから何を言ってもいいと思っているからですか 傷付かないと思っているのですか 忘れっぽいからいいと思っているのですか あなたの苦しみを受け止められると思っているからですか それとも単なる吐け口ですか わざとならまだ許せるけれど 無意識なら救われない 苦しいのはあなただけなのですか それとも同じだけ苦しめたいのですか 自分だけじゃないと思えば楽になるなら いくらでも傷付けてくれていい それを私に解らせた上でなら)明日は笑ってあの人の刺す軽口に固まらず受け流せる
2004.02.23
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私は鏡または月それとも影あの人の嫌う私の姿はあの人の反映認めたくもない歪んだ像私があなたに似ているなんてあなたは思いたくもないでしょうでもきっとそうなんだと私は思うその為私はあなたに憧れて光満ちた実体にあなたは私を疎ましがる封じた後姿を見せつけられてあなたにだけじゃなくこの影響されやすさ誰に対してもその人を映すのかも多兄弟の末娘親の歓心を買うように姉兄のひそみに習いつつ轍を踏まぬよう実力者になびきやすく創られたあるいはそう創った望む通りには完成しない出来上がったのは理想にはずれた歪んだ鏡面磨いても曇りの残るそうして、覆いをかけて付合える内はまだ誤魔化せたものを上っ面だけのライトな交流剥ぐって見せなければならないタイトなこの状況下そして私は恋に堕ちた闇の中光失わぬ眼に、手に、力に私はそこに落ちる影ごつごつした岩肌に醜い輪郭を描き出すあなたの光によって全て闇なら融け込んで目に触れぬはずなのに嫌がられても付き従うしかない離れては存在し得ない衛星の宿命ひとつだけ忠告してあげるアリスも言ってた鏡の中のミルクは不味いものなの (だって、ミルクの旨味は光学異性体だから。 ほら、こうやって知識をひけらかすと 「大学出は違うね」って揶揄するでしょ。 頭の使い方はあなたのが段違いに知ってるんだから そうやって、コンプレックスを攻撃に擦り替えないで。 知識だけの、知能無しの女如きに)
2004.02.20
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私の拾い物借りといて「拾ったんだ」曖昧な笑みで返すしかない「乞食みたいな顔して」 ふぅうん そうだよ乞食だよ 生活の為に男に養ってもらってるくせに あなたの歓心をも乞う乞食ですとも だったらあなたは 娼婦だよ 金を払えば相手してくれるって言ったよね 好きでもない私に (かなり本気で) 悪いけど 冗談では言うけど 金で体は売れないよ最低の好意がなきゃね 少なくとも私は (せめて酒気か) 思いもかけぬ刺す台詞に湧く戸惑いと怒りを涙に換えてみようとトイレにこもってみました この間みたいに 傷つけると分かっていて 感情を刃に変える前に 流してしまえ (こんなことで私が泣くとはあなたは決して思わない 自分の理解できる範囲は繊細でそれ以外は弱さだと判断してるでしょう そして私のこれはあなたの弱さに分類される それがわかってそれもくやしい あなたの言葉じゃなきゃこんなにも心痛まぬ筈なのに つまるような重いような胸比喩じゃなく) まえにないたのはいつだっけ そのぐらいとおいきおく なきかたもわすれるくらい でもとにかくないてみろ ばれると癪だから声を殺して嗚咽を抑えて搾るようにあんまり存分には出ないものだ それでも微妙に涙顔また過食嘔吐でもやったと思われるのが関の山の まあでも中途半端な泣きでもちょっとは効果があったみたい何もぶつけずにはとりあえず済んだ (ただし、 再発防止は 保証の限りではない) なのに泣いていたことを分かって欲しいと思う私がいるやっぱりそこが乞食たるゆえん (もう、なんで楽天メンテ中なのしかも長引いてるし はやく放置させて楽にしてよ)
2004.02.17
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こんなにいい天気なのにあなたは見えずベガスのショーの大トリダンサーみたいに左右からましろな羽根で隠された富士山あの人の本音のよう避けられてるのかと思えば妙に声掛けてきてみたりそれもなんだか馬鹿丁寧で薄気味悪い怒っているのか悩んでいるのか戸惑っているのかあきれているのかそれも何に対してあの人も日記をつけているのを知ったのは後ろめたい偶然で、それでもあの子との事が少しでも書いてないかとめくった下世話な手今年のいちがつみっかからあの人も叫んでいたわかりやすい言葉を捜していた目には外国語のような内心の羅列自覚の苦しみぶら下がる者には計り知れぬそうあるべき義務私達には見せぬ限界意味を取る前に閉じた汚い手で触れた己に恥じた(私はあの人を富士山を見るように花の香を嗅ぐように舞う蝶の飛ぶ様を愛でるようにそんなふうに好きなのかも知れぬ生身相手ならすぐにでも褪めるはずが冷めぬ恋など悪夢に近い目覚めぬまま見る狂気にも似て)(でもきっと私だけじゃないあの人の立場についていく誰しもが多かれ少なかれそのカリスマにすがるその反面意外とだらしない女関係数の問題じゃなくそして私には嘘をつき聖なら聖で俗なら俗でもっと分かりやすいところで線引きしておいてくれればいいのに)分厚い繭にこもったあの人に私の手は届かない痒いのはあなたなのそれともわたしなのそれすらもわからなくなるいっそ貫いてしまえもどかしく痒いより激しい痛みに換えてそれで終わりが来ようとも
2004.02.07
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あなたの言うことは私の目線の角度とは違う所から出ているあなたにとっての正義はわたしにとっての正義と定義付けが異なっている誰かに非難されても違う誰かに慰められ他の人は気にもせずだから、鬼の首をとったように私の思う些細なミスを指摘するあなたに私が合わせなくてもいい筈要するに、そんなに気にする必要はないって事だ。そんな事気にしてる暇もないって事だ。一日冬眠して得た結論。また時間を無駄にしたと思うか必要だったと思うかはこれまた自分内の角度調整。鋭く強く自分勝手なベクトルで開き直れ
2004.02.01
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怒りと呼ぶこの外に向かう力2月の決戦日までもう余裕がない何でもいいから利用してとにかく残り時間の中で最上級のものをこのエネルギーがうまく作用すると思ってためちゃめちゃ甘ちゃんあの諭すような言い方に正論と分かるけどこちらの言い分を潰すような話の進め方に過去こういう流れになると言いくるめらてしまう記憶に猛烈な反発心押さえようとしたが最後にいけないと分かって放った言葉に思いっきり傷ついた表情のあの人が何も言わずに去った時返ってきた刃痛い多分あの人はもっと痛い痛みを抱いて寝るのだろう私はと言えば何をどうするあてもなくただ綴るだけどうすればいいか考えながら爆裂返しもろに浴びました警告されたにも関わらず頭悪い、さる
2004.01.27
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こっちが急上昇やらせでもして見せたらほれごらん、なんだかUPしてきてるよ。本当のところは分からないけどね昨日、おとといあたりからちょっと上がって、は、きてたらしいし。トラウマ告白の女性は実は我々のボスここのところ(彼女の理由で)今までになく呑みのお供にあずかります二日とあけず昨日の夜も当然話題にあの人ものぼる(副社長みたいなもんだし)このところのていたらくに愚痴オンパレード知らないうちにナンバー3みたいになっちまった不甲斐ない私もハッパ掛けられるけど私があの人に引き摺られてると思ってたら逆だと言い放ったお前が引っ張るのを期待してその位置に置いたのに何もしない俺が必要だからそうするって私に頑張ったのにそれじゃ奴だって腐るよああまた裏の裏をさぐりたくなるそれは私の浮上を促すフカシかもじゃあなんですか私がハンドル握ってるのそう思わせてつながってない手綱喜んで引かせて進路はそっちが操ってるなんてありそうなことまあいいや勘繰ってる暇もない。しかも嬉しきゃ素直に乗っちゃえそして今日、かなりバリバリやってみせました久々のあの人のからかい笑顔つき。中身はかなりな毒だけど相変わらずそんな些細な普段がこんなにいとおしい私だけに向けられたその笑みは勿論貶めの言葉までマゾかなと思うくらいぐっとくる私が引っ張るあなたがつられる逆もまたありどっちが操り糸持ってんだかどう絡んでも、最後の端っこはボスが握ってるね明確な意図と共に
2004.01.21
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ここ数日ろくに顔を合わさない通り過ぎの挨拶か必要伝達事項だけなんなの私何かしたううんそうじゃない私以外にもそうしてるけどどうしてわたしばっかり気にしなきゃならないの四六時中ジャグジーの泡思念の底から誰か止めてよ声もちょっとゆがんだ口も不精ひげの横顔もあなたのだと思うと盗んででも見聞きしたくなるこの衝動10年以上も傍に居てなおとにかく早く復活してせめて心配させないでどうしてどうしてどうして気にしないようになれないのなんでなんでなんで勘弁して
2004.01.14
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イノキボンバイエじゃ無いけど闘魂注入してやるって人は二箇所以上の痛みを感じないという精神も一箇所に入るのかなだったら思いっきり壊すくらいして下さいぢくぢくした気持ち感じなくなるほどにその間その触れた瞬間からその感覚に支配されて永遠に痛さに逃げ込んでしまいたいもっと痛くしてもっと他に何も考えられなくなるくらいいっそその手で終わらせてくれたなら望外の幸福
2004.01.05
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それはずるいです二月のそれが終わったら身の振り方を改めて考えるつもりで今日、今その次のオファーをくれた私の実務能力それだけが必要そんなことはわかってるちゃんとそう言っているたくさん話した中で私のやりたいこととやれることその狭間で苦しんでいるとわかっていてくれているとそれもそう言ってくれたのにやりたいことでなくやれることだけで私の力が欲しいと(あの人のそばにそうすればずっといれる少なくともその間は)ちゃんと利用しているよ意識的か無意識か知らないけどおまえはおまえの好きなように生きれば良いそう言いながらついていく道を示唆してあのこも他の人間もいらないと私の優越感をくすぐって好きなように確かに好きなようには私が選ぶのだけど依存するなと禁じながら依存せざるを得ない道違うな寄りかかりたいなら来るなとでも寄りかかりたいから行くと知っててそれだけを拒絶する私が私の為に生きるにはきっとあの人を遠くから見る立場が必要自分で選べと隣の席を用意する残酷なあの人を
2004.01.03
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新年早々「ここのところのおまえの僻みっぽさが嫌だ」なんていわれてますます卑屈になる自分自信喪失こぎとえるごすむ我思うゆえに我ありそんな確信は今は無い使う為に鍛えてきたこの肉体見せる必要の無い裏舞台に潜めてもう表にはいらないんです言外に漂う扱いに行き場の無いモチベーション年末にあの人と話しましたそこを自分で引き揚げなきゃならない俺だって揺れているでも違うあなたはやっぱり凄い人もともとの自信の太さが格別そこがいいのだけれど健全な人は病人の痛みは想像できない私もそうだけどその強さで人の弱さを更に傷みつけることをあなたは知らない
2004.01.02
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昨日は突然の依頼で上野にあの人とお仕事で行きました。下準備で午後一時からずーっと一緒公的な会話だけで成り立つ緊張感それはそれで心地いい逆に休憩時にあのことの会話がもれ聞こえてざわつく胸の気色悪さ(ホントに終わってんのかしら)車の中が一番の楽しみ他に相手する人間もいないからあの人がどう思おうともこの間だけは私だけあなただけ綱渡りな話題をあえて折々に混ぜ別の緊張感を楽しむ私はマゾなのかサドなのかあの人は自分が繊細だと思っている私もそう思うあの人は私を鈍感だと思っている半分は当たって半分は感性が違うあの人が知らないずぼらの中の繊細がどうしようもなくあの人の繊細に呼ばれているでもかなり病的なそれはずぼらにしか見えないかもね
2003.12.29
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つまるところはSEXしたいわけですよねえあの人とどんなきれいな言葉で飾ろうがくうねるやる本能のおもむくところの欲望達すごいよあの人もあからさまだよ「病気で高熱で種が無い」そんなの関係無い触れて触れられてそれがしたいの彼とではなくあの人とだけどあのこと比べられたらかなわないな過去のお仕事のおかげで相当な技術家さんらしいから見た目のうぶさを裏切る女テク態度から何からそりゃ男はメロメロだわ(なんだか飲み会でその片鱗を見たらしくちょっとは自分がそれをやられたと気づいたみたい)(女はずるい、ってずるい女になりたいよ。ざまあみろだ)ときおり夜に訪れる淫夢達こんな年になってまあでもやっぱり遺伝子が欲しいのかも持ちたくもないと思う子供が生みたいと思うあの人の
2003.12.28
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飲み会では何事もなかったが、(幸か不幸か)翌日素面になってから、なぜか二人で延々話した。このところの精神状態出来事・不安・思考回路流したくもない涙も出て100%駄目だと改めて言われてかといってあきらめられるならとうにあきらめているよときどきすごく残酷に優しいその返す手で残酷に厳しいそれで救われるなら抱いてやる心はくれない一度だけのいまはそれでも十二分に欲しいかもけれどそれじゃきっと私は終わらない一度があれば二度三度を求める己をそのくらいは知っている今はそれでも救う気が少しでもあると今はそれでよしとしよう
2003.12.22
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毒舌のあの人は誰でも餌食にする。本人に直接言う。言われて傷つく。憎からず思う気持ちで言うと知っていても。普段ボロクソに言われている青年が、それでも時には誉めてくれると聞いたとき、彼に嫉妬した。私には使わないその表現に。あの人はその言葉で見えないものを評価した。外見でなく行為でないところの、彼の根っこのところの、彼自身のあり方について。私の働きは評価しても、私の能力は評価しても、私のことは悪いと言う。私の根っこをそう言う。あの人に美しいと言われるには、一体どうしたらいいのだろう。わずかの望みをさがすのにも、最近ちょっと疲れてきた。わずかの望みを捨てきれない、自分にちょっと疲れてきた。
2003.12.17
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あの人は十数年、好きな人何度もやんわりと振られ続けて二週間ほど前の体当たりの告白に泣いて頼んだキスさえもくれなかったあの人は大先輩で仕事のパートナー長年フリーだったのに、「恋をしている」なんて。私が好きなの知っていてあの人は知らない、私が知っていることを。彼女が私にとってもかわいい後輩でそれは不都合な恋愛で彼女が身を引いて終わったことをあの人は私を小さく裏切り続けた関係を続けるために。あとで知ったその事実にどれほど心、切られたかあの人を憎めたらせめて好きでなくなれば「同志だから」「おまえだけが頼り」「好きな人がいる」プライベートで欲してよ利用していいからだったら何の迷いもなくあなたのために私は動くいまだ膨らむ恋情、あなたも私も。はみでた恨みの向く先は嫌いじゃなかった彼女のほうに。今も決して嫌いじゃないのに。あなたはともかく彼女の手助けなんかできないあのこと話すあなたなんかも見たくない。だから、ここにいたくない。引き受けてしまった仕事が終わるまでに気持ちか、我が身の行く先の決着をつけなきゃならないの。ここを離れたら、私にはもうやりたい事もない。抜け殻になるために日々は進む嘘でもいい一言で私を救ってそれか殺して
2003.12.14
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