Ａｓ　ａｓｓ’ｓ　ｅａｒｓ

　　　　誰もいない深山で倒れた木の音は、
　　　　　　鳴ったと言えるのか

　　　　　　どんなに樹齢を重ねても、伏したその瞬間の最期の叫びは
　　　　　　　　誰かが聞かなければ無かったと同じ事ではないか

　　　　　　　　そんな疑いともつかぬ問いが
　　　　　　　　　長年己の中に駆け巡っています。
　　　　　　　　死を理解し恐れ出した小学生の頃から、
　　　　　　　　「なにかこの世に爪痕のひとつでも残さなければ」
　　　　　　　　こんな強迫観念で自縄自縛になっています。

　　　　　　　　　　　　十年続けたパフォーマーとしての活動に
　　　　　　　　　　　　　疑念を抱いてしまった今、
　　　　　　　　　　　　そして女としての自身のあり方に、
　　　　　　　　　　　　　嫌悪と憐憫を覚え、

　　　　山を出て、誰ともつかぬ誰かに、
　　　　　　私とも知れぬ爪痕を
　　　　　　　　記しにここへやってまいりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言ってはいけない「ろばのみみ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　匿名の穴の中に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　叫びに

　　　　　　　　　　　　(いらしてくださったあなたも
　　　　　　　　　　　　　　　　　もしよろしければ
　　　　　　　　　　　　　　　　　感想のひとつでも
　　　　　　　　　　　　　この穴へお残し下さいませ）

酔狂にもリンクされたい方はご自由にどうぞ　　　　　　　無関係のTB・コメントはご遠慮願ってます　　　　　　　　　　　　

注：この日記によく出てくる登場人物ガイド
あの人　←　私が振られ続けているのに好きな人。
ボス　←　私とあの人の仕事上のトップ。女性。
彼　←　私を好きになってくれて、生活費まで出してくれてる人。
あのこ　←　一時期、あの人とそういう関係にあった私の後輩。

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2007.09.09