翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

2023.12.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
題名「東京スタイルでの経験が、今に生きている」
私は、昭和57年4月~昭和62年8月末まで

東京スタイルに勤務していまHした。

この内容は、すべて私が体験、見たことを私見(個人的な感想)で、描いています。
全てが、全てのデパートの婦人服バイヤー(仕入れ担当者)が、横 柄ではなかった。
でも、60%~70%のバイヤーが横柄だった。


どのアパレルメーカーの 営業マンをゴミのような扱いするバイヤーが多かった。 (特に、酷かった時期は、昭和50年ごろ~昭和63年ごろ?) 三越デパートの岡田社長の時は、酷かった。
横柄な態度のバイヤーさんが多かった。 ・・・と先輩社員や、同期の営業マンから聞いていました。
仙台の藤崎デパートは、ADOグループ(伊勢丹G)。

仕事に厳しいバイヤーさんが、多かったですが、 一人の人間として、扱ってくれました。
山形の大沼デパートさん(倒産)のバイヤーさんも、人格を否定するような バイヤーさんは、いませんでした。 東北関係のデパートさんは、 比較的支払いもよかったです。

群馬県の高崎市のスズランデパートの工藤店次長は、 口は悪かったですが、愛情たっぷりの人柄でした。 スズランデパートは、委託条件でしたが、
送料は、必ず、デパート負担の元払いで、返品でした。
酷かったのは、松坂屋、西武グループでした。

平気で、納品伝票を握って支払いを送らせる。
いやがらせをされていました。
今のデパートの不況のきっかけは、ここからはじまったと
確信している。

でも、同じ西武グループでも、西友の大型店さんは、とても紳士的でした。 人と人の関係を大切にしてくれました。

やはり、お店の雰囲気や、上司の人柄だと思います。
厳しいことを言われても、人格を否定されなければ、 デザインや、色、素材について、 どんどん意見交換をしていました。

ファッションを挟んでの打ち合わせは、大いに今の私の原動力となっています。
喫茶店に行っては、 販売計画や、イベントの打ち合わせも
一人の人間として話しを聴いてくれました。
コーヒーなども、よくご馳走してくれました。(横柄なのは、西武、松坂屋グループは、最悪でした。)


さてさて、本題に行きますね。 忘れもしません。
昭和59年ごろの話しです。 松坂屋名古屋本店での 毎週日曜の夕方に行われる 「セールス会議」の席上の話しです。 レナウンさんは、いつも、いつも、デパートのバイヤーさんとは、ゴルフの話しや、 接待の話しばかり、仕事に関しての話しは、少なかったです。
いつも、いつも、怒られるのは、 体育会系の東京スタイル、三陽商会、岐阜のシンガポールさんの営業マンでした。 「おい、東スタ(東京スタイル)。なんで、売上げが、伸びないのだ。   販売スタッフに、もっと気合を入れろ。」と毎回、毎回言われていました。 レナウンさんは、いつも、ぬるま湯の営業マンさんが多かった。 デパートの場所取りは、いつもレナウンさんが、販促金を払って 場所を確保していました。 当時、婦人服担当のバイヤーさんは、エリートコースだったのです。
食品売り場は、粗利益率が、低いので、出世街道が遅れていました。 婦人服売り場で、売上、利益、商品回転率を上げると、 時期幹部候補となっていました。 ツバメコート(倒産)の営業マンも、サラリマーン化していました。 日曜日に、よく休んでいました。

そして、人事異動で、 セゾングループと十字屋グループを担当することになりました。
その時に、茨城県も担当することになりました。 私の同期の営業マンが 昭和60年3月オープンのつくば西武デパート担当で、 部署が、同じだったので手伝っていました。 やはり、ライバルは、レナウン、オンワード、三陽商会でした。 レナウンの営業マンさんは、比較的温厚な人が多かった。 休みもしっかりとっていました。 社風だったのでしょうか? 「自分の給料は、自分で稼げ」と東京スタイルでは、教育を受けていました。 どこの営業マンよりも、早くデパートに行く。 9時前には、商品センターに出向いて、 検品を終えて オープン前には、もう売り場に商品が並んでいる状態にしていました。

帰るときも、デパートさんの終令に参加してから 電車に乗っていました。
東京スタイルは、 体育会系の社風で、いつもいつも、ピリピリした社風でした。
故住本会長のエピソードです。 古い本社では、いつも社員食堂で 「味噌汁をごはんにかけて、食べる。   早く食事を終えて、すぐ取引先に出向く。」と言っていたそうです。
「住本会長、もう会社が大きくなったから、落ち着いて   ごはんぐらい、食べてください。」と部下が言うと 「バカなことを言うな。緊張感が無くなるのが、怖いのだ。  まだまだ、他のアパレル会社より、売上、利益が、小さい。   働いて、働いて、みんなを幸せにしたいのだ。」と言ったそうです。

レナウンが倒産した要因は、いくつかあるかと思いますが、 危機感が薄れたことが、一番大きいかと思います。 他人事ではありません。

緊張感です。 ロコレディに入社して、 取引先さんには、支払いをきれいにする。
偉ぶった態度は、しない。 真剣勝負です。 アパレルメーカーの営業マンは、家族と同じ。 人格を否定するような態度は、絶対にとりません。 まとめ お互いに、お互いに、真剣勝負。 ファッションを挟んでの意見交換の ケンカは、するべきですね。 人格を否定しないこと。 当時のデパートのバイヤーさんは、 横柄な人が多かった。
その人たちのお陰で、今の私がいます。 反面教師です。
東京スタイルの社風は、「仕事とは、先手、先手と働きかけることだ。」と。

電通の鬼10則(仕事10訓)は、東京スタイル手帳に書かれていました。

#アパレル興亡
#東京スタイル

#デパート業界衰退

#ロコレディ

#アパレルメーカー








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最終更新日  2023.12.16 08:27:16
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