ろくさんとはつこ

ろくさんとはつこ

2005.11.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
一緒に暮らしてるねこ(ぶちゃ)の調子が数日前からおかしくなりました。
食欲が無くなり、要求もしなくなり、反応もにぶくなり、
ほとんど動こうとせず、ただただ1日暖かい所でじっとしてました。
2日めぐらいから気になって病院に連れて行こうとしたんだけど、
その日は休診日。
しかたなし、その次の日につれて行って、
状況を説明したら、ちょっと先生の顔が曇りまして、

どうして3日もほっといたんですか、と静かに怒られ、
ここ、休診日だったでしょぉ~、と言ってみたものの、
それでも、ここまでひどくなる前に来なくちゃいけません、とまた言われ…。

検査した結果、白血病だと分かりました。
こうなると回復しても3~4年だと説明を受けました。
治療方法の説明を受けましたが、なんだか頭が真っ白で、
紙に書いてもらって、どうにか理解できる状態。
費用もどのくらいかかるのか説明を受けました。

黄疸も出ていて、かなり脱水状態も進んでいました。
とにかく、この状態を考えると
栄養の点滴と肝機能改善薬等々はすぐに使わないといけないとの事。
それから、今はインターフェロンが使えるようになったので、
こちらもお勧めします、との説明を受けました。

これから毎日点滴治療をうけなければなりません。
いろんな意味で、そんなに余裕があるわけでもないし、
本当に悩みました。

ぶちゃ、まだ2歳だし、まだまだ衰える年齢ではないんだし、
何より、私たちが、ぶうを求めてるんだから、
少し迷いましたが、使ってもらうことにしました。

それから、一緒に生活してる母さんねこ(そら)も感染している可能性があるから、次回、連れて来てくださいと言われました。
そういや、そらもここの所、あんまり食べてませんでした。

その後ぶうの事は連れに任せて、仕事に行って、
お昼過ぎに家に電話したら、
あいつ、出て行ったよ、と言われました。

また、頭真っ白です。
その後仕事を何とか終わらして、家に帰ってから、
覚悟した方がいい、
別れのあいさつをしてから出て行ったと言われました。

何で出て行かないようにしとかなかったの、って言ったんだけど、
あいつが出て行きたいって思ってるんだから、
出て行くのは止められないだろ、
おれはそういうスタンスであいつらと関わってるんだから、
理解してくれよと言われ。

確かにそうだよなぁと考え考え、
その日はふたりでお通夜になってました。
外は雨です。
時々、喧嘩口調になったりしてました。

次の日は土曜日だったので、
仕事もお休み。
とにかく、ぶうが帰ってくるのを信じて、診察時間終了直前まで待ってました。
そらの事も気になるし、外は段々暗くなるし、
ってそろそろ家を出なきゃいけない限界の5時、ひょっこり帰ってきたんです。

もう、そのまま抱えあげて、キャリーに入れて、
そらも一緒に病院に行きました。
泣きそうでした。

検査の結果、そらは感染していませんでした。
潜伏期間のこともあったのですが、予防注射をしてもらいました。
ぶうは持ち直していました。
雨の中、どうやって過ごしていたのかわかりませんが、声も出して鳴いてました。
点滴や、インターフェロンが効いたのかもしれません。
療養食もありますので、食欲が出てきたら、使ってみましょうと言われました。
まだしばらくはかかりそうですが、と言われました。

帰ってから、ぶうはいつものカリカリを食べてました。
何か、だまされてる気分でした。

次の日の日曜日も点滴とインターフェロンを注射してもらいに行きました。
病院に向かう間、うにゃうにゃ力強い声で鳴いてました。
何か、だまされてる気分でした。

月曜日はお休みだったので、
火曜日にまた病院へ。
先生も、だまされてる気分のようでした。
とてもうれしそうでした。
インターフェロン療法ができるようになって、中には完治というか、
検査をしても陰性になるケースもある、との説明を受けました。
点滴はもう必要ないようですね、インターフェロンだけ注射しましょう、
後はお薬飲ませてあげてください、そうすれば安くすみますから、
と言われました。
先生、とてもうれしそうでした。
次回は来週で大丈夫になりました。

連れと今回の事を話してて、
最初の日、あいつ本当に自分は死ぬんだって思ってたよな、
って話し合いました。
それで最後のあいさつをして出て行って、死んじゃうつもりだったんだろうけど、
朝が来て、何か生きてるし、お腹もすいてきたから、じゃ、家に帰ろうかな、
って帰ってきたんだよな、って、
想像するととても楽しいです。
きっと、本当にそうなんじゃないかなと思います。

医学の進歩ってすごいな、と改めて思いました。
それから、命って本当にありがたい、なにものにも換えられないんだな、
と実感しました。
いつかは寿命がつきて消えてしまうものだけど、
生きている間は大事にしようと改めて実感。
ぶうの生命力に感謝です。
それから先生にも感謝です。
連れにも感謝です。
何か、たくさんの人や者に感謝して、毎日過ごしています。

仕事の事は、状況は変わってないけれど、
とにかく、毎日笑顔でやっていこうと思っております。
励まして下さった皆さま、どうもありがとうございました。





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Last updated  2005.11.21 12:34:59
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