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Free Space
エルコラーノ遺跡に行って来ました!エルコラーノ駅から,駅前の道を海へ向かって下ると突き当りがエルコラーノ遺跡です。
上の写真の左寄りに橋がかかっていて遺跡へ渡れます。高い所にあるのは遺跡では無くて今人が住んでる建物でした。洗濯物が干してあった。
[遺跡の通り]
エルコラーノの道は真ん中が馬車の通る石畳で、その両脇は歩道になっています。
四つ辻には飲み場。歩道側の石の縁がすり減ってる事から、歩道から手をついていたのが分かります。


[バール]
通りに面して壺の埋まったカウンタのある店があちこちにありました。遺蹟Mapには、Taberna飲食店、Thermopolium一杯飲み屋、と書いてあります。でもこれヴェネツィアで飲み歩いた、Barバールだよねー壺にはワインかサオールが入ってる感じ~
ここは釜戸が在り、突き当りはパンを焼く窯跡かもしれません。パニーニ屋さんかなぁ。
壺の穴の無いカウンターにパンが積んであったかもしれません
人々の賑わいが目に浮かぶようです
公共浴場です。
棚の下に座る所があるこの作りは、よく脱衣所だと説明されています。でもかまぼこ型の天井には湯気が落ちないように溝がある。脱衣所ならこんな溝は要らないよね?
それに天井の高い所に熱気を抜く窓もある。ドライサウナじゃないのかな?日本のスーパー銭湯にも、浴室に入った所に荷物置き場が在ります。
タオルとか垢すりとかシャンプーとか置いておく所。棚はそんな風に使われてたんじゃないかな
だって隣には水風呂が在るんだよっ
垢すりしながらおしゃべりして、熱気抜きの窓の下にある水盤で垢を流して、隣の入口から水風呂に入るっ完璧な入浴施設だっ。サウナと水風呂のエンドレスは、日本の温泉施設でも定番ですよねーっ
横浜美術館で展示されていた、L型の垢すりや柄杓をこの棚に置いたら使い易いです
ところでこちらは女湯。見事なモザイクタイルの床が陥没しています。床下に熱風を通す空間があるそうです。
当時のローマでは女性は体を冷やしては良くないとされていた為、女湯に水風呂は無かったそうです。
現在の日本なら女性陣が暴れますねー(^^;
でも町の城壁の外の海辺のお風呂は男女に分かれていないので、混浴でそちらに入れたのかもしれません。
海辺にこんな大きな公共浴場を造る古代ローマ人が好きっ
誰か日本の温泉で、古代ローマの公共浴場を再現してくれないかなぁ
浴場の中庭には柱がぐるり。たぶん庭を囲んで柱廊が在ったのでしょう。これは長湯でのぼせた後に涼むのに気持ち良い空間です
古代ローマ人、わかっていらっしゃるっここは男女一緒のトド・スペースっそうです。お風呂でゆっくりするには、涼めるこんな空間が必要不可欠ですっああ、こんな公共浴場がある温泉別荘地に行ってみた~ぁいっ。良い温泉の第1条件は、居心地の良いトド・スペースが在る事だと思いますっ
[家の間取り]
通りから家に入ると最初にアトリウムという水盤のある空間が在るのが普通です。屋根が復元してある所では、この水盤を囲むように真ん中が凹んだ屋根があり、雨水が水盤に落ちるようになってました。
・ 柱廊と中庭
大きな家ではアトリウムの他に柱廊に囲まれた庭が在ります。

柱廊の壁にはレリーフや絵が飾ってあったりします。
アトリウムに面した部屋は壁に奥行きのある絵が描かれていたようです。
こういった部屋は食堂でベンチに寝転んで食べるのがマナーだったとか。食堂とアトリウムの仕切りは木の引き戸で、大噴火の際、炭化した物がナポリ国立博物館に展示してあるそうです。←見たかった…
こんな奥行きのある壁絵の保存状態の良い物が、部屋ごと上野の美術館に来ていたのを見てポンペイに行ってみたくなったのでした。
[家の構造]
2階の床の梁を壁に挿した穴があります。
2階の床が一部復元されてました。
2階へ上がる階段。
曲がり階段の跡。
この時代、家で食事を作る習慣は無く、飲食店で買うのが普通だったそうです。でも中には釜戸のある家もありました。
家の壁の間から見上げると、ヴェネツィアの路地から見上げた空を思い出します。
最後に、発掘中と思われる横穴です。
火山性の礫岩の上に火山灰が積もってるのが分かります。
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