チャングムの癒し


ずっと前から「チャングムの誓い」を観たいと思い、10月から始まるのを楽しみにしていたのに、迂闊にも第1回目を観るのを忘れてしまった。
1回目を観ずに、2回目から観始めて内容がわかるかどうか心配だったが、2回目を観た限り、大丈夫だった。
大河であり、時代劇であるので、先入観として展開が遅くてタルいドラマじゃないかと思っていたが、それは危惧に終わったようだった。
そしてもう一つ、海外の時代劇だから、その歴史的な知識を、あれ程度頭に入れておく必要があるんじゃないかと思った。
もしそうなら、ドラマを観る前に、ざっとでも勉強しておいた方が良いかもしれないから、とにかく地上波で最初観てから判断しようと思った。

実際に観て、展開も速く、ストーリーもシンプルなので、知識がそんなになくても楽しめるように作ってあると思った。
観ながら、このドラマ関連の雑誌を買って、知識を増やして行くやり方で充分な気がする。


最初の子役から、イ・ヨンエに変わったが、中々良いと思う。
チャングムが幼い頃から、母親に教わって身についた生活の知恵、それ以後日々の暮らしの中で身に着けた事、周りの人々から教わった知識、それらを上手に活用させる事ができる、機転の利く頭の回転の速さと柔軟さが、イ・ヨンエの持つ知性が、ぴったりマッチしている。
それなのに成長しても変わらない一言多いおしゃべりや、おっちょこちょいな面、観る者を和ませるお茶目な面など、魅力がいっぱいだ。

そう言うチャングムの人物像があるから、どうしてチャングムだけ次から次に不運な事が起きるの?って言う展開でも、観てて陰陰滅滅とした雰囲気にならないのがとてもいい。

それはチャングムの明るさと逞しさと、演じているイ・ヨンエの持つ魅力があるからだ。

何かあっても、この子なら大丈夫って、ドキドキしながらも安心して観ていられる。

これから先が長いけど、テンポも早いし、登場人物も個性豊かだし、この調子なら最後まで観れるだろう。

ドラマが終わった後に、ドラマに出て来た事の一口メモがあるのも良い。


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