ラムについて 0
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【2022年ベストラム&今現在おすすめラム】早いものでもう2022年ももう終わりですね。今年も随分マシになってきたはいえ、まだコロナ騒ぎが収まらず、何かと制約の多い年でしたが、みなさんはどんな1年だったでしょうか。「2022年ベストラム」は2022年に新発売されたラムばかりではなく、僕が2022年に飲んだ中で美味しかったラムをピックアップしてみます。「今現在おすすめラム」は、自分の嗜好の変化もあるし、入手性も変わってしまうものなので、アップデートしてみます。【2022年ベストラム:第5位】【ワットラム フォースクエア13年】フォースクエア蒸留所オフィシャルの「エクセプショナルカスク」シリーズが入手困難になっている現状、インディペンデントボトラーからリリースされるフォースクエアラムを購入するしかありません。フォースクエアは人気が高いので、いろんなボトラーから出てきますが、僕にとってはどれもが最高にウマいというわけではありません。その中でも、このワットラムのやつはポット比率が高く(たぶん)、コク深さという点で秀逸でした。【2022年ベストラム:第4位】【ハンプデン グレートハウス ディスティラリーエディション2022】ジャマイカのハンプデン蒸留所の限定品、ディスティラリーエディション2022。ジャマイカのラムは、はっきり言ってクセがあり、普段ラムを飲まない友人などに飲ませると無言になるか、「うわっ!」と言うかのどちらかが多いのですが、この1本はそのクセが美しく昇華され、とても洗練された風味になっていると思いました。ポットオンリーなのでコシの強さも申し分なく、素晴らしい1本でした。輸入元はスリーリバーズさん。素晴らしいラムをありがとうございました。【2022年ベストラム:第3位】【プランテーション ガイアナ2008】僕的にはガイアナのオフィシャル、エルドラドよりも美味しいと思う、デメラララムの最高峰。デメラララムの美味しいと感じる要素にマロンをトッピングしたような風味で、2重熟成が得意なプランテーション・ブランドのラインナップの中でも特に秀逸な出来だと思いました。ありがたいことに、まだ流通があるので、僕は現在2本目です。【2022年ベストラム:第2位】【キングスバリー オーセンティック バルバドスラム】フォースクエア蒸留所のラムで、僕の中ではラムの最高峰であるオフィシャルのエクセプショナルカスクシリーズに匹敵する素晴らしさです。香り、風味、コク深さなど、文句のつけようが無く、これがあればエクセプショナルカスクシリーズが手に入らなくても大丈夫、と思えるほどの美味しさです。【2022年ベストラム:第1位】【BB&R バルバドスラム12年】バルバドスのラムだとしか分かりませんでしたが、どう見ても(飲んでも)超素晴らしいフォースクエアラムだとしか思えない美味しさで、裏の輸入元のラベルを丁寧に剥がしたら、その下の英文ラベルに「フォースクエア」と書いてあったというエンターテイメント性はさておき、46%というアルコール度数にしてこのコク深さ、コシと風味の強さは素晴らしいの一言です。エクセプショナルカスクシリーズでも、各種ワインカスクを使ったものにカスクストレングスではないラインナップがありますが、これはそれのバーボンカスクだけバージョンみたいな感じでした。フォースクエアからリリースされていても全く違和感のない、僕的には最高の1本でした。この他にも、海外通販で購入した「フォースクエア インデリブル」「ニューグローヴ ロイヤルブレンド」も素晴らしい美味しさのラムでした。こういうのも全て日本で流通があればいいのですが、なかなかそうはならない感じです。日本でラムがもっとメジャーな存在になるといいですよね。【今現在おすすめラム】【ケーンアイランド バルバドス8年】世界的定番ラムである、フォースクエア蒸留所の「RLシールズ」「ドーリーズ」が入手できない我が国の状況で、僕的にはベストな選択と思えるのが、このケーンアイランド・バルバドスです。RLシールズやドーリーズも、いずれ並行輸入品などが流通してくると思いますが、これはそれを待たずしてフォースクエア風味が堪能できる1本です。巨大ラムブローカーであるオランダのE&Aシーア社の小売りブランド、インフィニティスピリッツ社からのリリースなので、膨大なフォースクエアラムストックから自社用にイイやつを使っている、のではないかと思える美味しさです。熟成年数8年ですが、2桁年熟成品と比較しても全く遜色ないものだと思います。もちろんこの他にも、入元が代わった「フロール・デ・カーニャ」の「18」や「ロン キューベイ」、定番の「パンペロ アニヴェルサリオ」「マウントゲイXO」「ロン バルセロインペリアル」などは、僕のラム棚にいつもあります。みなさんの今現在お気に入りのラムはなんでしょうか?2023年も、みなさんが素晴らしいラムに出会えますように。僕もまた色々飲んでみたいと思ってます。今年も拙いブログを見ていただき、ありがとうございました。よいお年を!
2022.12.30
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【2021年ベストラム & 今現在のおすすめラム】「2021年ベストラム」は、2021年に新発売されたラムというわけではなく、僕が2021年に飲んでおいしいと思ったラムです。入手性も考慮して、日本で流通のあるラム(限定品は完売になっている可能性がありますが)に限定しています。また「おすすめのラム」は、色々飲んでいるうちに新しいラムに出会ったりして、都度変わってくるものです。自分の嗜好の変化や、価格の変動なども影響します。なのでこういうのは随時アップデートしていく必要があると思います。【2021年ベストラム:第5位】【 プランテーション・シングルカスク/ペルーマルチヴィンテージ 】ロン・カルタヴィオでお馴染みの、ペルー:ウニダス蒸留所のラムです。このラムの美味しさは、ロン=スペイン系ラムながらポット&コラムスティルのブレンドなので、コシが強めで程よい重量感があること、それにプランテーション・ブランドの必殺技ダブルエイジングに、ウィレット社のライ・ウイスキーカスクが使われていることにあります。フェラン社・プランテーションブランドラムのセンスの良さが光り輝いた1本だと思います。本数限定品なので無くなったらもう終わり、というところが難点ですが、その儚さもまたイイ感じです。プランテーション・シングルカスク/ペルーマルチヴィンテージのレビュープランテーション シングルカスク ラム ペルー マルチヴィンテージ ウィレット ライ ウイスキー カスク フィニッシュ 49.8度 700ml価格:7280円(税込、送料別) (2021/12/20時点)【2021年ベストラム:第4位】【 パッサーズ15年:ニューバージョン 】デメララといえばオフィシャルのエル・ドラド、特にエル・ドラド15年が代表格ですが、その特徴はポートモーラント・ダブルウッデンポットスティルによる元だと思います。重く風味が強い酒質なのですが、その点からするとこちらパッサーズ15年の方が「よりポートモーラント」だと思います。しかも、デメララ蒸留所は近年改心して加糖を抑えたので、旧バージョンとは全然違い、まるでボトラーズブランドのデメララのような、本来のポートモーラント風味を味わえます。このニューバージョンこそ、「ラムのシングルモルト」といえると思います。パッサーズ15年ニューバージョンのレビューパッサーズ 15年 ブリティッシュ ネイヴィー ラム 40度 700ml価格:7980円(税込、送料別) (2021/12/20時点)【2021年ベストラム:第3位】【 サンチアゴ・デ・クーバ12年 】キューバのラムといえばハバナクラブが一番メジャーで、このサンチアゴ・デ・クーバは今一つ知名度が低いのですが、僕はこちらの方が好みでした。コラムスティルによるライトなラム、というキューバのラム(ロン=スペイン系ラム)の典型といえる滑らかさながら、味わいは濃く、風味の複雑さも抜群。ライト=薄口、ではないということを改めて実感できます。また、現在日本では流通の無いサンチアゴ・デ・クーバ11年もとても美味しいラムでした。7年熟成のサンチアゴ・デ・クーバ・アネホは、「ふーん・・」という感じでしたが、この12年は格別です。サンチアゴ・デ・クーバ12年のレビュー【箱付き】サンチアゴ デ キューバ 12年 40度 700ml RS【誕生日プレゼント お酒 洋酒 キューバ スピリッツ ラム 宅飲み お祝い お中元 ギフト お歳暮】価格:7500円(税込、送料別) (2021/12/20時点)【2021年ベストラム:第2位】【 アプルトン・エステート21年 】最初の頃はジャマイカのラム全般が苦手でしたが、今ではとても好きになりました。その中でも、このアプルトン21年は格別。長期熟成品なのでそれなりに高価ですが、その価値は充分にあると思います。一般的にジャマイカのラムはポットスティルですが、アプルトンはポットとコラムのブレンドです。風味の複雑さと構成要素の方向性・バランス、総合的な味わいの濃厚さが堪りません。アプルトン・エステート21年のレビューアプルトン 21年 正規品 43度 750ml価格:11800円(税込、送料別) (2021/12/20時点)【2021年ベストラム:第1位】【 トランスコンチネンタルラムライン・バルバドス2005 】僕の大好きなフォースクエアのラムです。フォースクエアのラムはその美味しさから世界的に人気が爆発していて年々入手困難になっています。海外ではオフィシャルの「エクセプショナルカスク」シリーズはもちろん、ボトラーズブランドのものまで即完売という激しさです。ウイスキーのボトラーズブランドがラムも取り扱っている関係で、日本にもボトラーズブランドのフォースクエアラムは時々入ってきており、海外ほど即完売ということにならないので、高価ですが比較的入手しやすい状況にあります。このトランスコンチネンタルラムライン・バルバドス2005もその中の1本で、フォースクエアの美味しさを存分に味わえる1本です。フォースクエアのラムはポットとコラムのブレンドですが、このラムはオフィシャルのエクセプショナルカスクシリーズに匹敵するポット比率の高さ(どこにも書いてませんが飲めば明らかです)で、非常に濃厚、それでいて不快なクセが皆無の飲みやすさという驚異のバランスが特徴です。まさに最高峰といえるラムだと思います。トランスコンチネンタルラムライン・バルバドス2005のレビューバルバドス 2005 トランスコンチネンタル ラムライン 55.2度 700ml価格:12980円(税込、送料別) (2021/12/20時点)【 2021年ベストラム特別賞 】【 トランスコンチネンタルラムライン・ジャマイカ2006 】1位同様にこれもラ・メゾンドウイスキーのトランスコンチネンタルラムラインで、こちらはジャマイカ・ワーシーパークのラムです。オフィシャルより美味しいという僕にとっては珍しいラムです。日本のインポーター・スリーリバース社のオリジナルボトルなので世界的にも希少、そして半端ない美味しさなので、特別賞としました。ポットの重量感はもちろん、ジャマイカ風味の南国フルーツ要素もありながら、チョコレートやキャラメルクリームなどの風味も強くて超濃厚です。トランスコンチネンタルラムライン・ジャマイカ2006WP/スリーリバースのレビューワーシーパーク 2006 ジャマイカ ラム トランスコンチネンタル ラムライン for THREE RIVERS 56.5度 700ml価格:10800円(税込、送料別) (2021/12/20時点)【 今現在のおすすめのラム 】2021年ベストラムとして5本+1本を選んでみましたが、これら以外にも上質なラムは幾つかありました。ベストラムを10本とかにすればいいのかもしれませんが、順位をつけるのが難しいので分けることにしました。国内で入手可能(売り切れてなければ、ですが)なおすすめのラムは、【 ドーリーズ各種 】ドーリーズブランドはバルバドスのフォースクエアのラムです。文句なく高品質で低価格、国内流通があるのは3種類で、XO、12年、14年です。この中でXOと12年は新旧があって、新しいやつは度数アップされていて、圧倒的にそちらがおすすめです。なぜか正規輸入ではなく、並行輸入品なので安定供給されているとは言えませんので、見かけたら即買いする必要があります。ドーリーズXOのレビュードーリーズ12年のレビュードーリーズ14年のレビュー*なぜかドーリーズ14年のレビューを書いていないことに今気づきました・・・【 バルセロ・オーガニック 】このドミニカのラム、バルセロ・オーガニックは2021年に発売されたラムで、オーガニックであることはもちろんですが、味わいに関する大きな特徴として、バージンオークカスクで熟成されているという点です。そのためバニラと甘酸っぱい柑橘、焦げオーク/バーボン的な風味があって、非常に低価格のラムですが充分な満足感があります。また、これはバルセロのラインナップ全てにおいてですが、糖蜜からではなくサトウキビジュースから作られています。それでいてアグリコールラムのような草の汁的クセはなく、親しみやすい味わいです。ロン バルセロ オーガニック 37.5度 700ml価格:2780円(税込、送料別) (2021/12/20時点)【R,L,シールズ46%バージョン 】RLシールズは昔も今も比較的入手が容易なフォースクエアのラムです。この新しいRLシールズは度数が46%にアップされているのが最大の特徴です。旧バージョンは43%で、その味わいには雲泥の差があります(43%バージョンも美味しいですけどね)。RLシールズはフォースクエアの中ではコラムスティル比率が高いと思いますが、その分滑らかでブレンデッドスコッチ的な雰囲気がありますが、そこへ度数アップで風味がブーストされていて、飲みやすさと満足感が大幅に向上しています。RLシールズ46%バージョンのレビューR.L.シールズ 10年 46度 700ml RS【誕生日プレゼント お酒 洋酒 バルバドス スピリッツ ラム 宅飲み お祝い お中元 ギフト お歳暮】価格:4450円(税込、送料別) (2021/12/20時点)【 チェアマンズリザーブ 】ここまで低価格で高品質なラムは珍しい、といえるラムです。チェアマンズリザーブはセントルシアのラムで、ポットとコラムのブレンド。加糖されておらず、ナチュラルな美味しさで勝負しています。限定品で上位のチェアマンズリザーブ2005は超激ウマで、僕はかれこれ3本目を飲んでいるほどですが、それと風味の方向性は全く同じ。驚きのコストパフォーマンスといえると思います。チェアマンズリザーブのレビューチェアマンズ リザーブ ラム 40度 700ml価格:2170円(税込、送料別) (2021/12/20時点)またこれらの他に、日本未輸入のラムでは、シックスティシックス12年43%、リアルマッコイシリーズは上質で、とても美味しいラムでした。せめて並行輸入ででも国内流通があれば即買い間違いなしなのですが・・・ラムはまだまだマイナー蒸留酒なので、販売側としてはリスクを冒してラムを扱うよりも、スコッチなど人気の高いお酒を入れた方が間違いないでしょうから、いくら美味しくてもこれらのラムが輸入されるというのは望み薄ですね。みなさま、よい新年をお迎えください。2022年もみなさんが美味しいラムに出会うことができますように。僕もいっぱい飲んでいこうと思っています。今年も拙いブログを訪問していただいてありがとうございました!
2021.12.30
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【2020年ベストラム5選】*2020年に発売されたラムではなく、2020年に僕が飲んで美味しかったラムです。今年は新型コロナウイルス感染症が世界を覆い、かなり特殊な一年だったと思います。国際間の移動が極端に制限され、人の往来はおろか物流も滞りました。この先どうなるか今の時点では全くわかりませんが、2021年からはもっとマシな時間が流れてほしいと思います。そんな2020年でも、いろんなラムに出会うことができました。自宅にいる時間が多くなったせいでいっぱい飲んだような気がします。そこで、僕が2020年に飲んだ中で特別美味しいと思ったラムを幾つか挙げてみたいと思います。現在国内販売があって入手が容易なやつ5選第5位:ディクタドール・パーペチュアルディクタドール・インソレントも美味しかったのですが、何度か飲むうちによりベーシックな味わいのパーペチュアルの方が飽きがこなくて好きになりました。インソレントは派手めな風味・味わいと飲みやすさが魅力ですが、パーペチュアルはある意味シンプルなラムで、その分ベーシック系の味わい深さを感じることができると思います。第4位:イングリッシュハーバー・ポートカスクフィニッシュ定番のイングリッシュハーバー5年のアンティグア蒸留所からのスペシャルバージョン。46%という度数が全体の風味を強く引き上げていて、ポートカスクの効果もそれに良くマッチしていると思います。シェリーカスクフィニッシュの方も美味しいのですが、シェリーブランデーも好きな僕にとってはシェリーの風味は普段から親しんでいるので、ポートカスクフィニッシュの方が珍しいというか新鮮だったので、こちらをランクインさせました。第3位:チェアマンズリザーブ2005定番のチェアマンズリザーブ・フォゴットンカスクとは全然違って、かなり味わい深くて美味しいラムだと思います。大きな差としては熟成年数の長さや、46%という度数の違いがあって、それらが味・風味大いに関係していると思いますが、それ以外にもブレンドもかなり違うのではないかと思います。セントルシア蒸留所は過去の合併によって各種蒸留器をたくさん所有していて、それぞれで蒸留・熟成してブレンドするようなので、使われる蒸留器とそれぞれのブレンド比率でかなり差が出てくると思います。限定品らしいので、気になっている方はすぐ買ったほうがいいと思います。第2位:マウントゲイ・ブラックバレル・ダブルカスクブレンドマウントゲイ・ブラックバレルの2020年ニューモデル。旧ブラックバレルから大幅にグレードアップしたと思います。力強さとスムースな飲みやすさが高次元で進化しています。価格も少しアップしていますが、それ以上に味わい深さはアップしたと感じました。ラムの新しいスタンダードだと思います。第1位:マウントゲイ・トリプルカスクブレンドコシの強さと華やかさを見事に両立させた、マウントゲイXOの新型です。旧マウントゲイXOはほぼ完全に近い完成された味わいだと思っていましたが、この新しいXOトリプルカスクブレンドを味わってみると、なるほどこういう方向性で進化可能だったのかという驚きがありました。個々人の好みの違いがあるので、前の方が良かったと思う方もおられるとは思いますが、僕はこの進化を支持します。次は国内での入手が可能かどうかを問わず美味しかったラム5選とにかく2020年に飲んだ中で美味しかったラム5つです。第5位:チェアマンズリザーブ2005国内流通アリのランキングでも登場したチェアマンズリザーブ2005。単式蒸留と連続式蒸留の両原酒のブレンドによって、コシの強さとスムースさが両立されていて、クセの無い風味と味わい深さが魅力です。度数46%で風味絶佳、限定なんて言わずに定番化してほしい美味しさです。第4位:ラム・シックスティシックスベーシック系の味わいですが、そのレベルの高さが際立っています。深いコクとマイルドな飲みやすさが身上で、コストパフォーマンスに優れているところもポイントが高いところ。フォースクエア蒸留所で生産される英国ブランドの素晴らしいラムです。第3位:フォースクエア2008カスクストレングスは一部マニア向けのものだと思っていましたが、このフォースクエア2008を飲んでみたら全然飲みやすくて普通のラム愛好家にも充分アピールできるものだと考えを改めました。上限と思われるほどの濃厚な味わい・風味の強さは圧巻です。問題はその飲みやすさから、カスクストレングスとは思えないほどみるみる減ってゆくことくらいです。第2位:フォースクエア・サーガシティ単式・連続式蒸留のブレンドで、バーボン&マデイラカスク熟成、バランスの見事さ、ため息が出るほどの味わい深さから、多様なラムの中で自分の好みの方向性が一変した決定的な逸品です。48%という高度数は、風味の強さと飲みやすさから先進的だと感じました。こんなにスゴイのに、フォースクエアのラムは全然高価じゃないのもポイント高いところです。第1位:フォースクエア・デタントとうとう度数51%にもなった、フォースクエア・エクセプショナルカスクセレクションのワインカスク熟成ブレンドバージョン:最新型ですサーガシティで受けた衝撃に、さらに追い打ちをかけるかの如く発売された、悶絶級の激ウマラムです。サーガシティよりさらに濃厚で、したがって甘さも強めに感じますが、それは「甘い」のではなく、味・風味全体がブーストされているからそう感じる、のだと思います。番外編1位:ワーシーパーク・シングルエステートリザーブとても上質な美味しいラムなのですが、他のラムと風味・味わいの傾向が大きく違うので、僕としては未だ並列に扱うことができていません。単式蒸留のみだそうですがそれにしては重すぎず、それよりも香り立ちの強さと、非常にフルーティーな味と香りが大きな特徴です。香りや味の要素は独特ですが、クセのあるイヤな要素が無いので飲みやすいラムだと思います。これらの他に、2020年で美味しかったのは、バルバンクール8年、ベルムデズ・アニヴェルサリオ、ペニーブルーVSOPです。比較的安価なラムたちですが、他の高価なラムより印象に残っています。バルバンクール8年とペニーブルーVSOPは、それぞれのハイ・グレードモデルよりやや淡い風味という感じはしますが、その分例えば食事中でも気軽に飲むことができ、ナチュラルな味わいで飽きがこないので、僕は普段飲み用(全て普段飲みますが・・)に常備しています。ベルムデズ・アニヴェルサリオは現在日本に入ってきていないようですが、とてもベーシックな味わいのスペイン系ラム(Ron、ラテンスタイル・ラム)です。ライト気味のミディアム・ボディといった感じで、スペイン系ラムとしてのピュアさが特徴の、かなりハイ・レベルなラムだと思います。派手さに欠けるので、世界のラム市場でも目立たない存在ですが、確かに良いラムだと思います。その他、ロン・ムラータ15年、マツサレム18年もキューバ系らしい軽さと飽きのこない味わいで気に入りました。パッサーズ15年は、最初は美味しいと思っていましたが、だんだん飲みにくく感じてきました。プランテーションXO20周年記念やミロナリオ、アブエロと同じで、かなりの量の砂糖が入っていることが要因かもしれません。そんなに砂糖入れなくてもたぶん美味しいのに・・・と思いました。2021年はコロナウイルス騒ぎが収まって、素敵な年になることを祈りましょう。そしてもっと多くの美味しいラムと出会えますように。ディクタドール XO パーペチャル ラム 50ml 40度ミニチュア コロンビア ソレラシステム Dictador RUM 長S価格:1078円(税込、送料別) (2020/11/30時点)期間限定! 通常価格11,800円(税抜)から3,700円引き!ディクタドール XO パーペチャル ラム 700ml 40度 コロンビア ソレラシステム Dictador RUM価格:8999円(税込、送料別) (2020/11/30時点)【並行輸入品】イングリッシュハーバー・ラム ポートカスク 46度 750ml 【箱入り】価格:4840円(税込、送料別) (2020/11/30時点)チェアマンズ リザーブ 2005 ラム 46度 700ml価格:5330円(税込、送料別) (2020/11/30時点)マウントゲイ ラム ブラックバレル 700ml 43度 正規輸入品 Mount Gay Barbados Rum BLACK BARREL バルバドス産 正規代理店輸入品 正規品 正規 kawahc価格:2999円(税込、送料別) (2020/11/30時点)マウントゲイ バルバドスラム XO 700ml 43度 正規輸入品 箱付 Mount Gay Rum XO バルバドス産 正規代理店輸入品 正規品 正規 kawahc価格:4948円(税込、送料別) (2020/11/30時点)NEWボトル バルバンクール8年5スター 700ml_あす楽平日正午迄_[リカーズベスト]_[全品ヤマト宅急便配送]価格:2398円(税込、送料別) (2020/11/30時点)ラム ペニーブルー VSOP モーリシャス ラム 700ml (76702) スピリッツ rum(25-4)価格:3168円(税込、送料別) (2020/11/30時点)ラム ロン ムラータ 15年 アネホ 700ml (73859) スピリッツ rum(73-9)価格:5038円(税込、送料別) (2020/11/30時点)ロン マツサレム グランレゼルバ 18年 40度 750ml RS【誕生日プレゼント お酒 洋酒 ドミニカ スピリッツ ラム 宅飲み お祝い お中元 ギフト お歳暮】価格:3700円(税込、送料別) (2020/11/30時点)
2020.12.31
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【初心者におすすめのラムは?】【ラムの地位】僕がラムを飲み始めたころ、ウイスキーなどの花形蒸留酒に比べると、ラムは圧倒的に情報が少ないことに愕然としました。わが国では、ラムはお菓子作りに香り付けとして使うか、せいぜいカクテルベース用お酒という認識が一般的で、非常にマイナーな存在のようです。しかし良いラムは、良いウイスキーやブランデー同様、それそのものをストレートで飲んで香りや味を楽しむものです。歴史的背景もありますが、特にヨーロッパ諸国ではその認識が一般的だと思います。日本でもラムがそのような地位を獲得できるよう、インポーターやディーラー、バーの方々などプロフェッショナルの業界では様々な試みがなされていますが、まだまだ一般的ではないのが現状です。【ラム情報】僕がラムについて調べていた際、ウェブ上に「ほんとうにおすすめのラム酒は」みたいな感じのサイトが幾つかありましたが、それらは全く参考にはなりませんでした。僕のような初心者が見ても、コピペかコピペに貧相な毛が生えた程度であって、本当にラムが好きで(ラムのことをよく知っていて)それを書いているわけではない、ということが一目瞭然。間違った情報も普通に掲載されいて、そのあまりの底の浅さに、情報としての価値は皆無といっていいでしょう。数件、個人のラム愛好家による、ラムを実際に飲んでのインプレッションが書かれているサイトがあり、それらは大いに参考になりました。大変感謝していますし、今でも更新を楽しみにしてます。ラムは嗜好品なので、個々人の「好み」で、それぞれ評価が分かれるはずです。多くのラム全部を美味しいと思うわけがないし、百歩譲ってもしそうであるなら、わざわざサイトやブログでそれを書く意味もないでしょう。色々なラムを飲んで、それらをどう感じたか、美味しかったマズかった(好みに合わなかった)などを、そのまま書いてあるものこそが、情報としての存在意義があるのだと思います。そのため一般のラム愛好家によるインプレッションはとても貴重です。【ラム市場の拡大】世界には物凄くたくさんのラムがありますが、国内で購入できるのはほんの僅かです。正規代理店が無く、並行輸入で少しだけ入ってきて、その在庫が無くなると次はいつ手に入るかわからない、というラムもたくさんあります。ラムが今よりもっともっとメジャーになれば、輸入量も増え、多くのラムに正規代理店がつくようになり、国内で購入できるラムが増える、そうなれば僕としても日々のラムを容易に入手できます。僕はそれを願っています。【初心者にお勧めのラム(3,000円台まで)】自分がラムを飲み始めたころのことを思い出すと、「美味いかマズいかわからないものに、あまり多くのお金を費やすことはできない」という考えから、どうしても高額なラムは選択肢に入れることができませんでした。今は価格に見合う価値を尊重しているので、多少高額なラムでも購入する意欲がありますが、誰でも最初は高額な商品に手を出しづらいものでしょう。しかし、ラムに限らず平均より大幅に安いものが、高額なものより優れている可能性はほぼゼロです。いくら好みがあるからといっても、作り手の手間や相対的な価値からすると、それは覆すことはできないと思います。とりあえず今回は自分の経験上、十分満足できるラムが購入できる3,000円台までで、その中でもできるだけ安価で入手可能なお勧めのラムをチョイスしてみます。また、ストレートで飲むということが前提なので、ゴールドラムとダークラムに限定し、ホワイトラムは除外します。もちろん、ホワイトラムをストレートで飲んでもいいのですが、一般的にはホワイトラムはカクテル用途で作られているので、そのように限定します。【初心者にお勧めのラム第6位:ロン・バルセロ・グランアネホ】価格:1,000円台後半~2,000円台前半かなり安価なラムですがアルコール刺激は殆ど無く、艶やかな甘い香りで、味もそれなりの濃さがあってかなり優秀。バルセロブランドのエントリーモデルといったポジションですが、ヘンなクセは無く、ラムらしい甘さと香りを充分楽しめると思います。コストパフォーマンス抜群!バルセロ・グランアネホを飲んだ時のインプレはこちら【初心者にお勧めのラム第5位:イングリッシュハーバー5年】価格:2,000円台熟成年数は5年と短めですが、甘いカラメルの香りが漂い、イギリス系ラムのしっかりしたボディ、それにクリーミーなコクと適度な甘さが楽しめます。クセのある風味もなく、飲みやすいラムだと思います。なぜマイナーなのか不思議なほどです。イングリッシュハーバー5年を飲んだ時のインプレはこちら【初心者にお勧めのラム第4位:マウントゲイ・ブラックバレル】価格:2,000円台世界的にファンの多いバルバドスのラムです。マウントゲイ・ブランドにはこのブラックバレル以外に、長期熟成のXOやオールドカスクセレクションといった上位モデルがあってそれらはもちろん美味しいのですが、このブラックバレルでもナッツやバナナ、バニラなどの風味、ナチュラルな甘さなど、マウントゲイの特徴を味わうことができます。マウントゲイ・ブラックバレルを飲んだ時のインプレはこちら【初心者にお勧めのラム第3位:パンペロ・アニヴェルサリオ】価格:2,000円台世間の評価も高いメジャーなベネズエラ産ラム。2,000円台とは思えない複雑な味と香りはまさにクラス超えです。入手性も良好で、大型リカーストアなら定番商品として置いてあることも多いと思います。パンペロ・アニヴェルサリオを飲んだ時のインプレはこちら【初心者にお勧めのラム第2位:ロン・バルセロ・インペリアル】価格:2,000円台後半~3,000円台前半6位で登場したバルセロ・グランアネホの上位版。バルセロといえばこちらが定番的な存在です。輪郭のはっきりした味わいで、バニラや蜂蜜、樽の風味がバランスよく感じられます。何度もリピート購入している、僕にとって超定番ラムです。バルセロ・インペリアルを飲んだ時のインプレはこちら【初心者にお勧めのラム第1位:フロール・デ・カーニャ12年】価格:2,000円台後半~3,000円台前半ニカラグアのフロール・デ・カーニャはこの12年の他に、5年、7年、18年、25年とラインナップがあり、中でも12年と18年は比較的入手しやすいようです。オイリーさに包まれた優しい味わいで、世界的に評価の高いラムです。ラムは海賊の酒、というワイルドな雰囲気は全く無く、優雅な気品が感じられるラムです。僕の棚には、このフロール・デ・カーニャが常にあります。フロール・デ・カーニャ ブランドについてフロール・デ・カーニャ12年を飲んだ時のインプレこれらの他にも、同価格帯で評価の高いラムはありますが、僕が親しい友人に勧めるとしたら、確実にこの6本です。ハバナクラブ7年やロン・マツサレム15年、バカルディ8なども良いラムだとは思いますが、僕が繰り返し購入して常備しているラムは、今回の6本です。また、最もメジャーなラムであるロン・サカパ23は、3000円台で購入できる場合もあるようですが、一般的には4,000円台で、グレードとしても4,000円台とすることが妥当だと思うので、今回は除外しました。もしこれらのラムを飲んだことがないようでしたら、ぜひ飲んでみて下さい。【あす楽】ロン バルセロ グランアネホ 37.5度 700ml価格:2180円(税込、送料別) (2019/9/16時点)ラム イングリッシュ ハーバー 5年 750ml (73-9)(73762) スピリッツ rum価格:2484円(税込、送料別) (2019/9/16時点)ラム マウントゲイ ブラックバレル 700ml (25-2)(73832) スピリッツ rum価格:2138円(税込、送料別) (2019/9/16時点)パンペロ アニバサリオ (アニヴェルサリオ) 40度 700ml ラム RUM ラム酒 スピリッツ 長S価格:2289円(税込、送料別) (2019/9/16時点)ロン バルセロ インペリアル 38度 700ml 正規【RPC】【あす楽_土曜営業】【あす楽_日曜営業】【YOUNG zone】価格:3664円(税込、送料別) (2019/9/16時点)【あす楽】フロール デ カーニャ 12年 センテナリオ (ニカラグア) 40度 750ml価格:3180円(税込、送料別) (2019/9/16時点)
2019.10.15
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【おすすめのラム 僕が飲んだ3,000円以下のラムランキング決勝戦】僕が飲んだことのある3,000円以下のラムはまだ他にもたくさんあるのですが、はっきり言って勝ち目のないラムも多いので、今回で決勝戦とします。これまでのところ、1,000円台ラムランキング2,000円台ラムランキング①2,000円台ラムランキング②という結果になっていますが、エントリーは、以下の6本です。過去のランキングを参考に、未参加のラムも加えて、いい勝負になりそうなラムをチョイスしてみました。メキシコ代表:モカンボ・アネホ6年キューバ代表:ハバナクラブ7年ベネズエラ代表:パンペロ・アニヴェルサリオガイアナ代表:レモンハートモーリシャス代表:レイジー・ドードードミニカ代表:ロン・マツサレム15年自分で設定しておきながら、これは激戦になりそうな感じです。さすがに全部自分の好みのラムなので、それぞれの良さというものをあらためて感じます。なので、それらをランク付けするのは難しいのですが、自分の友達におススメするなら、という視点で考えてみたところ、以下のようになりました。「香り」モカンボ6年:4点 香りの強さ「中」ハバナクラブ7年:4点 香りの強さ「中」パンペロ:4点 香りの強さ「中」レモンハート:5点 香りの強さ「強」ドードー:4点 香りの強さ「強」マツサレム:5点 香りの強さ「中」「味」モカンボ6年:4点 甘さ「中」濃度「やや濃」ハバナクラブ7年:4点 甘さ「中」濃度「濃」パンペロ:5点 甘さ「中」濃度「濃」レモンハート:3点 甘さ「弱」濃度「やや濃」ドードー:4点 甘さ「強」濃度「濃」マツサレム:5点 甘さ「弱」濃度「濃」「総合評価」ランキング1位:ロン・マツサレム15年ランキング2位:パンペロ・アニヴェルサリオランキング3位:モカンボ・アネホ6年、ハバナクラブ7年、レモンハート、レイジー・ドードー「講評」今回3,000円以下というカテゴリーでのランキングですが、価格は各販売店によって差があるので、必ずしも3,000円以下で買えるというわけではありません。また、多くのラムは輸入物なので、為替の影響で国内販売価格は当然変わるでしょう。そのため、今は3,000円以下でも、未来永劫3,000円以下というわけではないと思いますし、逆のパターンもまたあるでしょう。1位のマツサレム。この中では、僕はマツサレムが1番好きだということが確認できた感じです。香りはもちろん、しっかりした熟成感と程よい甘さで構成された味わいはとても奥深いラムと思います。僕はどちらかというと甘めのラムが好きなのですが、それでもこのマツサレムはとても美味しいと思います。パンペロが1番好きという人もいるでしょう。僕も好きです。マツサレムよりも低価格なのに、この濃厚な熟れたコクのある味わいは素晴らしく、定番とされることがふさわしいラムだと思います。どうしてこんなに安いのだろうと不思議になりますが、諸外国ではもっと高価で販売されているようなので、日本の輸入元に感謝ですね。僕が特に凄いと思うのがモカンボ6年です。この中で最安値、最低熟成年数なのに、樽の香りまで纏ったこのバランスのいい味わいは実に見事だと思います。濃い黒糖による味の深みとコクがあり、クセも無く、誰もが美味しいと思うのではないでしょうか。ハバナクラブ7年のクラス越えの陰影ある濃厚さもさすがです。文句なく定番ラム、という感じがします。これが1番という人もいるでしょう。レモンハートのデメララの香りはやっぱり素晴らしく、僕的には満点です。味は香りの印象に比してドライで、そこが評価の分かれるところかもしれません。でもこれも定番と言っていい存在なので、多くの人が認める美味しいラムだと思います。レイジー・ドードーはモーリシャスのラムらしく、他とは一線を画する味わいです。フレッシュフルーツが熟れに熟れた感のある濃厚さと、しっかりした甘さ、明るい紅茶感は、これから徐々に人気が高まってくるような気がします。僕のランキングではこうなりましたが、一般的には美味しいラムはまだ他にいっぱいあります。例えば、ロン・アブエロ12年は1位と評する人がいるでしょうし、クセの無いマウントゲイ・ブラックバレルや、サンティアゴデクーバ・アネホ、バカルディ8、それにイギリス系のハードなのがお好きならパッサーズ、オールドモンクも評価が高いようです。いずれにしても、この価格帯なら常飲しやすく、ラム酒が初めてのみなさんも手を出しやすい、親しみやすいラム酒たちだと思います。みなさんの評価はいかがでしょうか?*後日追記今だと、この価格帯であれば、1位:パンペロ・アニヴェルサリオ2位:マウントゲイ・ブラックバレル3位:イングリッシュハーバー5年、ククリ4位:ロン・マツサレム15年、ハバナクラブ7年かな、と思います。これらは最初の1本を飲み切ってからも再購入しているので、僕的には「安価で美味しいラム」と感じている証拠だと思います。<スピリッツオブザイヤー2016受賞記念特価!>ロンマツサレム グランレゼルバ 15年 ラム 40% 750ml価格:2570円(税込、送料別) (2019/3/16時点)パンペロ アニバサリオ (アニヴェルサリオ) 40度 700ml ラム RUM ラム酒 スピリッツ 長S価格:2289円(税込、送料別) (2019/3/16時点)モカンボ アネホ 6年 ソレラ 40度 750ml価格:1780円(税込、送料別) (2019/3/16時点)ハバナクラブ エクストラ<7年> 40度 700ml ラム RUM ラム酒 スピリッツ 長S価格:1980円(税込、送料別) (2019/3/16時点)レモンハート オリジナル1804 40度 750ml 並行品_あす楽平日正午迄_[リカーズベスト]_[全品ヤマト宅急便配送]価格:1998円(税込、送料別) (2019/3/16時点)■レイジー ドードー (直輸入)価格:3186円(税込、送料別) (2019/3/16時点)
2019.04.02
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【僕が飲んだ2,000円台ラムのランキング②】前回2,000円台のラムをランキングしてみましたが、2,000円台のラムはいっぱいあるので、今回はその第2ラウンド。今回のエントリーは以下の5本です。パナマ代表:ロン・アブエロ12年:度数46%、容量700mlスペイン代表:マナカス・エクストラアネホ:度数38%、容量700mlインド代表:オールドモンク7年:度数42.8%、容量1000mlドミニカ代表:ロン・キューバニー8年:度数38%、容量700mlモーリシャス代表:レイジー・ドードー:度数40%、容量700ml色はドードーが濃いですね。写真ではよくわかりませんが、オールドモンクとアブエロも深めの色合いで、マナカスとキューバニーがやや薄めです。実際に飲み比べて、香りと味で5点満点で評価してみます。「香り」アブエロ:4点 香りの強さ「中」マナカス:3点 香りの強さ「中」オールドモンク:2点 香りの強さ「強」キューバニー:3点 香りの強さ「中」ドードー:5点 香りの強さ「強」「味」アブエロ:4点 甘さ「甘い」濃度「濃い」マナカス:4点 甘さ「やや甘い」濃度「普通」オールドモンク:3点 甘さ「甘い」濃度「濃い」キューバニー:3点 甘さ「やや甘い」濃度「普通」ドードー:4点 甘さ「甘い」濃度「濃い」「総合評価」ランキング1位「レイジー・ドードー」ランキング2位「ロン・アブエロ12年」ランキング3位「マナカス・エクストラアネホ」ランキング4位「ロン・キューバニー8年」ランキング5位「オールドモンク7年」「講評」飲み比べる前はアブエロが1位だと思ってましたが、ドードーが1位になりました。この2つは正直言って甲乙つけ難く、もう1回やったらアブエロが1位になるかもしれないというくらい、僕の中では接戦でした。この2つだけ、熟成年数的が他の3つより長い、ということも作用していると思います。熟成年数が長ければそれだけで美味しいというわけではないのですが、今回のメンバーの中では優位でした。オールドモンクは、熟成年数を超えて濃度も充分、コク深くて美味しいのですが、僕はゴム的な香りの要素を「クセがある」と感じてしまうのでこうなりました。イギリス系ラム、特にアプルトン・エステート12年みたいな、ハードなイギリス・ジャマイカ系が好きな人にとっては、もしかしたら1位かもしれません。マナカスとキューバニー8年は、それだけを飲んでいると美味しいラムなのですが、こうして他と比較すると、認識していたよりもあっさりした味わいでした。どちらもどこからか清涼感を感じる風味があり、さらりと飲みたいときにはピッタリだと思います。2,000円台のラムはまだまだあるので、次回は第3回戦ができそうです。3回戦までやったら、その次は各回の上位による決勝戦、でしょうか。その前に、3,000円台のラム酒ランキングもしてみたいですが、そこまでいくと全部1位になってしまうような気がします。でもいつかやってみたいと思います。*後日追記この中で2本目を買ったラムはありません。今ならマウントゲイ・ブラックバレルをエントリーさせて1位、とすると思います。■レイジー ドードー (直輸入)価格:2970円(税込、送料別) (2019/2/25時点)ロンアブエロ12 40度 700ml12年熟成 パナマ ダークラム RUM ラム酒 スピリッツ 長S価格:2722円(税込、送料別) (2019/2/25時点)マナカス エクストラアネホ ラム 700ml価格:2757円(税込、送料別) (2019/2/25時点)ロン キューバニー ソレラ レゼルヴァ 8年 ラム 38度 700ml価格:2580円(税込、送料別) (2019/2/25時点)
2019.03.09
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僕が好きな2,000円台のラムランキング前回のだいたい1,000円台のラムランキングに続いて、今回はだいたい2,000円台のラムをランキングしてみます。前回同様に、前提条件1、僕が買って飲んだラムだけ:市場に出回っている全てのラムを比較したわけではありません2、僕の好みです:僕がこう思ったというだけで、絶対的な評価ではありません3、だいたい2,000円台:僕が買った金額と言うだけで、もっと高い場合も安い場合もあります4、基本、全部美味しい:この中にマズいラムはありません今回のエントリーは以下の5本です。ガイアナ代表「レモンハート デメララ」キューバ代表「サンチアゴ デ クーバ アネホ」ベネズエラ代表「パンペロ アニヴァサリオ」プエルトリコ代表「バカルディ8」ネパール代表「ククリ」評価対象外の違いは、サンチアゴ デ クーバは38度で、ククリは42.8度、あとは40度サンチアゴ デ クーバとパンペロは700mlで、あとは750mlパンペロは革袋入り、ククリはドバっと出ないプラスチックパーツ付きさて、肝心のお味はどうでしょうか。全てのラムをあらためて飲んでみます。同じグラスが5つもないので、いつもバラバラです・・・足の長いグラスが、せめてもう1個欲しいところですね。以前飲んだ時と、時間をおいてあらためて飲んだ時では違った印象になることがあると思います。最初は美味しいと感じたのに、次に飲んだ時にはそれほどでもないなと思ったり、その逆もよくあります。なので、このランキングは、この時の印象です。香り、味共に、5点満点で点を付けて総合します。「香り」レモンハート:5点サンチアゴデクーバ:3点パンペロ:4点バカルディ8:3点ククリ:5点「味」レモンハート:3.5点サンチアゴデクーバ:3.5点パンペロ:5点バカルディ8:3点ククリ:3.5点「総評」おススメ第1位:パンペロ アニヴァサリオおススメ第2位:レモンハート&ククリおススメ第3位:サンチアゴデクーバおススメ第4位:バカルディ8「講評」さすがに2,000円台になると、1,000円台よりも基礎レベルが高いので評価し辛いです。パンペロは、巷の評価と同じでつまらないのですが、やっぱり美味しいと思います。深い熟成感に包まれて、甘さとスパイス感、樽感のバランスが良く、価格以上の素晴らしいラムだと思います。ただ、最初の頃の僕のように、ラムが初めての人にはスパイス風味に違和感があるかも。レモンハートは、濃い黒糖カラメルの香りが素晴らしく、僕はすごく好きな香りです。香りほど甘くないのと、カラメリゼしすぎた風の苦みを伴った重量感が特徴的で、僕は好きなんだけど、香りと共に、もしかしたら評価が分かれるかも。ククリの香りはスパイシーさを含んだ、エキゾチック風味で僕は大好き。僕には堪らなくいい香りなんだけど、正統的なラムからすると異端かも。味は意外にあっさりしていて飲みやすいので、食事中にも違和感なく飲めると思います。サンチアゴデクーバは、気になる点が無い優等生的な存在なので、本来おススメとしては1番いいのかも。でも、僕が美味しいと思って、それをおススメする、となると3位でした。だから、絶対外せない時のおススメはこれかバカルディ8です。バカルディ8もサンチアゴデクーバ同様、嫌われる要素が無いと思います。サンチアゴデクーバよりも少し甘さがあるので、甘いのが好きそうな人におススメする場合はこちらにします。このバカルディ8とサンチアゴクーバは、ラム評価の基準点としても適していると思います。今回の僕の評価はこうなりました。みなさんの評価はいかがでしょうか?*後日追記今では、圧倒的大差でパンペロが1位です。2位はククリ、レモンハートがなんとか3位という感じです。【あす楽】【包装不可】 パンペロ アニバサリオ 40度 700ml 正規価格:2290円(税込、送料別) (2019/1/24時点)【エントリーでポイント5倍!1/24(木)PM20時START!】レモンハート オリジナル1804 40度 750ml 並行品_あす楽平日正午迄_[リカーズベスト]_[全品ヤマト宅急便配送]価格:1998円(税込、送料別) (2019/1/24時点)ククリ XXX ラム (ネパール産) 42.8度 750ml価格:2580円(税込、送料別) (2019/1/24時点)サンチアゴ デ クーバ アネホ 700ml (サンティアゴ サンチャゴ) (73-9) (73821)価格:2128円(税込、送料別) (2019/1/24時点)バカルディ エイト 750ml (25-2) (73720)価格:2203円(税込、送料別) (2019/1/24時点)
2019.02.08
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【1,000円台でお勧めのラム ランキング】1,000円台のラムランキング。ラムっていっぱい種類があるけどおススメは?と聞かれることがあるので、ランキング形式で考えてみました。先ず今回の前提として、1、僕が買って飲んだラムだけ:市場に出回っている全てのラムを比較したわけではありません2、僕の好みです:絶対的な評価ではなく、単に僕がそう思ったというだけのことです3、だいたい1,000円台:僕が買った金額というだけで、もっと高い場合も、逆もまたあると思います4、基本全部美味しい:この中にマズいラムはありません、違いがあるだけですエントリーは以下の5本「ハバナクラブ7年」「ロンムラータ アネホ7年」「プランテーション オリジナル ダーク(3.5年?)」「ロン モカンボ アネホ6年」「ロン カルタビオ ブラック(7年)」先ずは、評価に入れないそれぞれの違いとして、モカンボだけ750mlで、あとは全て700mlムラータだけ度数38度で、あとは全て40度プランテーションだけコルクキャップで、後は全てスクリュー式キャップムラータだけ注ぎ口にドバッと出ないプラスチックパーツ付きさて、肝心の香りと味はどうでしょうか。さて、全部のラムをあらためて飲んでから判定します。結果は、【香り】ハバナクラブ7年:3ロンムラータ7年:3プランテーションO,D,:2モカンボ6年:5カルタビオBK:5【味】ハバナクラブ7年:5ロンムラータ7年:2プランテーションO,D,:3モカンボ6年:5カルタビオBK:2【総評】おススメ1位:モカンボ6年おススメ2位:ハバナクラブ7年おススメ3位:カルタビオBKおススメ4位:プランテーションO,D,&ロンムラータ7年【講評】ハバナクラブ7年は、この中では一番厚みのある味で、飲んでる感が強いと思います。ロンムラータ7年は、サラリとライトで、一番飲みやすいと思います。プランテーションO,D,は、熟成年数最短なのに、一番まとまっていると思います。モカンボ6年は、香りと味の良さに樽感まで加わった、もはやクラスを超えた存在だと思います。カルタビオ ブラックは、香りが抜群で、一番上品で軽いラムだと思います。僕の今回のランキングはこうなりました。いやいやオレはこっちが上だと思う、いいえ私ならこちらの香りの方が好き、そもそもどうしてあのラムがエントリーされてないんだ、などなど、様々なご意見があると思います。みなさんもぜひ飲み比べてみて下さい。僕ももっとたくさんのラムを飲んで、また別のカテゴリー設定をして楽しくランキングしてみたいと思います。*後日追記この中で、後日再購入したのはハバナクラブ7年だけです。モカンボ アネホ 6年 ソレラ 40度 750ml価格:1780円(税込、送料別) (2019/1/14時点)ハバナクラブ 7年 40度 750ml 並行価格:1980円(税込、送料別) (2019/1/14時点)ロン カルタビオ ブラック (ペルー産 ブラックラム) 750ml【あす楽対応】【楽ギフ_包装】10P04Mar17価格:1598円(税込、送料別) (2019/1/14時点)プランテーション オリジナル ダークラム 700ml 40度 正規 kawahc価格:1428円(税込、送料別) (2019/1/14時点)ロン ムラータ 7年 アネホ グランレゼルバ 700ml (73-9) (73853)価格:1998円(税込、送料別) (2019/1/14時点)
2019.01.18
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