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何から書いてよいのか、わかりません。でもずっと仲良くしていただいた皆様には報告しようと思って、数ヶ月振りにやっと最後の日記を更新しようと決めました。フィが12月14日に、虹の橋を渡っていきました。腎不全による尿毒症で…11歳と8ヶ月。最期まで頑張りました。これを書きながらもまだ涙が止まりません。あれから・・・8月に旦那さんだけ単身関東の方へ引越しました。そして9月末、私も引っ越すことになりました。もともと住んでいた金沢の家は、私の両親との二世帯住宅で、フィにとっては私が独身の頃から一緒に暮らした、住み慣れた家。通院中で高齢なため、ペット可住宅が見つかっても、フィを連れては行けないだろうと家族とも相談していました。そして、フィとるーを両親や妹にお願いし、私も何かあればこちらに戻る予定で引越しました。10月~11月は都合で金沢に帰省し、11月初旬、年末には夫婦で帰ってくるねと約束して関東へ帰りました。その時フィは通院はしていましたが、まだ元気でした。12月に入り、急に食欲が無くなったと母から連絡を受け、腎臓の数値が悪くなっていることを知り…ただその時はこんな急に悪くなるとは誰も思っていませんでした。まだ自分で歩き、12月6日にはお天気も良く、カートでお散歩にも行きました。12月7日、やはり心配で、旦那さんと二人で金沢に帰ることに。支度をしていると、妹から、診断の結果、尿毒症にかかっていると連絡があり、泣きながら高速道路を走り家に帰りました。一ヶ月ぶりの再会は、以前のように立ち上がることもなく、具合悪そうにしながらも顔を上げて挨拶してくれました。その変わり様に涙が止まりませんでした。妹が看護士なので、獣医さんの指導で、自宅で点滴治療をしながら通院することになり、その時は良くなってくれると皆信じて必死に看病しました。しかし症状は一日一日酷くなるばかりでした。そして私が帰って一週間後、あまりに早く、フィは虹の橋を渡って行きました。とても安らかな寝顔で、ただ眠っている風にしか見えませんでした。お葬式は3日後でした。その間妹と一緒に、フィの側で毎日眠りました。この手を、体を、もう触れないのかと思うと悲しくて仕方ありません。お葬式の時、棺の中をお花でいっぱいにして見送りました。白い百合やカーネーションに囲まれたフィの横顔は天使そのものでした。フィが来てから家族みんな幸せをたくさんもらいました。本当にこの子は特別な子でした。今も感謝の気持ちでいっぱいです。『生まれ変わってもまた一緒に暮らそうね、ずっと大好きだよ』と何度も言って見送りました。今でも側にいてくれないかと、フィの元気に歩いていた姿、デッキで日向ぼっこする姿、いろいろ思い出して、そして後悔して泣いてしまいます。引越し先のネット接続の関係や、パソコンが一台しかなかったこともあり、ずっとブログを更新出来ずにいました。そして、フィ達と離れて暮らすだけでも辛かったので、引越し後ブログを開く事も出来ずにいました。久しぶりにブログを見て、たくさんメッセージやコメントを頂いていて、お返事もせずにいた事、大変申し訳なく思います。本当にごめんなさい。どうしてももうブログを続ける気持ちにはなれませんでした。コメントをお返事する元気も、今はありません。こんな失礼をどうかお許し下さい。仲良くして下さった皆様、今まで本当にありがとうございます。フィのこと、私達のことをとても暖かく見守って下さって、感謝の気持ちで一杯です。今は、いつでもフィが側にいてくれる、きっとまた再会出来ると信じて頑張ります。愛するフィ、そしてブログで出会えた優しい皆様に感謝して。このブログはフィがいた日々の日記です。どうしてもまだ削除する気持ちになれません。勝手な事情ですが、もうしばらく残させて下さい。
December 24, 2006