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私
:彼は、 学校生活や社会生活の中で人の多様さ、個性に
好奇心
がなかったんだね。
だから、勉強が出来るのに不思議に 上昇志向
がないね。
さらに悪いことに、最後に、 いつも代替がきくロボットのような派遣労働者
に落ち込む。
そうなると、逆に 他人も多様性のないロボットに見えてくる
だろうね。
そういう視点で、 秋葉原無差別殺傷事件
の 加藤被告
の「 誰でもよかった
」というのは分かる気がするね。
しかし、 現実の人間は、多様な個性や家族や友人や人生がある。
それが認識できなくなり、 雑踏に動く人は、単なる「 代替がきくもの
」に映る
だろうね。
だから、「 殺すのは誰でも同じ
」なんだね。
A氏 :彼は 携帯電話サイトマニア でヒマさえあれば書き込みをしていたようだね。
私
:それに没頭する時間で 生身の人間と接する時間
はなくなるね。
野口健
氏の言う「 どきどきするような
」 人との出会いには興味がなくなっている。
加藤被告
は、最後に 派遣業務
のため、派遣会社の 静岡県裾野市のマンション
に住んでいた。
この 裾野市の工場近くにマンションやアパート群
があるという。
それらは人材派遣会社がまるごと借り上げたものだという。
あたりの人は「 人派村
」と呼んでいるという。
朝夕の通勤ラッシュ
には、バスが工場から 何十台も連なってくるので列車
のようだという。
このため道路は、通常、 30分
で行くところが、 朝夕のラッシュ時は1時間半
かかるという。
A氏 : 派遣労働者 は、 往復3時間 をバスで過ごすことになるね。
私
:俺は、これを読んで、 東京の朝夕の電車のラッシュアワー
を思い出したね。
俺は東海道線を用事でときどき使うんだが、 朝は下り列車
を使うことが多い。
だから、空いている。
しかし、ホームに立って、 向こう側の上り車線
を見ていると、3分おきくらいに、次から次に東海道線が 満
員の通勤客
を乗せて東京に向けて走っていく。
横須賀線
も並行して走っている。
それに乗っている人は、仕事に張り合いを持って通勤しているのだろうか。
派遣労働者のような扱いを受けていないだろうかとね。
A氏
:まぁ、電車の場合は帰る自分の家はあるんだろうが、 派遣バス
の場合は多くは派遣会社のアパートに帰るんだろうね。
前に、 NHKのテレビ特集
か何かで、 千葉の幕張
で、朝、 多くの
バスに乗る大勢の若者中心の派遣労働者の行列
を映していたが、それを連想したね。
私
:そのとき、フト思うのは、あの多くの人々にはそれぞれ 多様な人生
があるということだね。
ときどき、それを忘れることがある。
無感情
でそのラッシュの流れを見ていることがあるね。
それで ギョット
することがあるね。
A氏 :何故?
私
: 秋葉原無差別殺傷事件の加藤被告
の「 誰でもいい
」を思い出すからだ。
俺も、このラッシュの多くの人を「 誰でもいい
」という感覚で見ている気がしたからだよ。
そうなると、 人が「物」に見えるから、爆弾でも投げつけたくなる感覚
になりそうだね。
要するに、 人の多様性という意識
がないと現代は危ないね。
仕事も殺す相手も「誰でもいい」となるね。
誰でも容易に「加藤被告」になりえるね。
明日は、「 多様性の認識 」ということを考えてみよう。
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