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Ryu-chan6708

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2017.11.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類

中国人の「スマホ」使用が拡大している ことは、このブログの 「中国の夢と足元」 でもふれたが、 この「ザ・コラム」欄の記事 でも、 吉岡氏が現地の体験 で報じているね。

 特にとりあげているのは、 ネット通販大手「阿里巴巴(アリババ)」グループの創業者、馬雲(マーユン)氏(53)の存在感 で、 英語名で、ジャック・マー と呼ばれる。

マー氏の動向 メディアで頻繁 に伝えられ、2週間ほど前、 アジア太平洋経済協力会議 (APEC)が開かれた ベトナム中部ダナンの小さな書店 で、 現地の言葉に翻訳された伝記や発言録が人気 で、 トランプ米大統領にかかわる本の隣に並んでいた という。

A 吉岡 氏は、 ニューヨーク市場で世界最大規模の上場 を果たした 「億万長者」 (ベトナム紙)の マー氏 は、 日本で想像されている以上に、アジアが生んだ「デジタルスター」だと今さらながらに感じる という。

マー 氏は、 世界の首脳がもっとも会いたい経営者の一人 で、 アリババの通販は巨大市場、中国の消費者へとつながる道 だから、 マレーシャやインドネシア、タイの首脳らも関係作りにいそしむ。

A 屋台での支払いからお年玉のやりとり まで、 個人の銀行口座などとつながる「スマホ」決済「アリペイ(支付宝)」 中国をキャッシュレス社会のトップランナー に押し出し、 安い「スマホ」の普及とあいまって、他社による類似のサービスを含めると、中国で5億人が使う。

世界でも現地企業との提携で30カ国以上 に広がり、 支えとなるのは、独自の信用情報の管理システム だ。


「スマホ」を用いた決済などの行動から蓄積された個人の信用情報を、ビッグデータ技術などを用いて解析 する。


たとえば、 きちんと宿泊費を払ったり、シェア自転車を指定の場所に戻したりするお客は優遇 され、 将来はひとりずつ金利が違う預金や借り入れも可能 になるという。


中国ではマナーや治安の向上につながる好循環が評価 され、 地方政府とも提携 し始めている。


しかし、いっぽうで、 人々の信用は「スマホ」に握られ、人間関係や生活にかかわる細かな情報が管理する会社に蓄積 されていく。

A 氏: 「スマホ」の「ネット」が、「リアル」の マナーや治安の向上と「融合」する とは、昨日のブログの 「ネットとリアルの融合」 連想 するね。

利便と監視、選抜と排除 ――、 「スマホ」決済に限らず、デジタル社会に共通する矛盾多き課題 で、この分野で先行するアリババなどは民間会社とはいえ、 基盤は独裁国家中国にある。


都合の悪い情報が国内に入るのを遮断し、恣意的に活用するインターネットの「長城」を築いている。

その国家の「信用」を、誰が、どう解析するのか。

「ネット」と国家の独裁の「リアル」は中国では、どう「融合」するのか。

吉岡 氏は、「 中国発で広がる『スマホ革命』が変えるのは、中国か。世界か。壮大な実験が、私とあなたの手のひらから始まっている 」としている。

ここでは、「ネット」と「リアル」の「融合」の別の視点を提供 しているね。






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Last updated  2017.11.23 10:40:35
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