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私 : ロックバンド「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」 は、 映画「君の名は。」の主題歌で注目を集めた というが、 俺は映画を見てないし、ロックバンドにも興味がなかった が、 このロックバンドの新曲「HINOMARU」が「軍歌を思わせる」と歌詞に賛否の声 があがり、 国会でも言及され、話題になった という。
A 氏 : 「HINOMARU」は、フジテレビのサッカーワールドカップのテーマソング「カタルシスト」のカップリング曲として6日に発売。
「この身体に流れゆくは 気高きこの御国の御霊」「たとえこの身が滅ぶとて 幾々千代に さぁ咲き誇れ」 と歌う。
「美しい」と好意的な声が上がる一方、「軍歌のようだ」「戦争を想起させる」などの臆測も広がった。
ボーカルの野田洋次郎氏はインスタグラムで6日、見解を公表。
「日本は自分達の国のことを声を大にして歌ったりすることが少ない国に感じます」「純粋に何の思想的な意味も、右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました」 と明かした。
それでも批判はやまず、ライブ会場での抗議運動を呼びかける動きもでた。
野田さんは11日、ツイッターで、軍歌のようだとの指摘について「そのような意図は書いていた時も書き終わった今も1ミリもありません」と否定 。
そして、一方で 「戦時中のことと結びつけて考えられる可能性があるかと腑に落ちる部分もありました。傷ついた人達、すみませんでした」と謝った。
私 :国会では、 小野田紀美議員(自民)は12日、参院文教科学委員会 で 「侮辱的な言葉であるとか差別的な言葉であるとか、何かを批判することは一つも入ってない。いとしい誇らしい、その思いを言っただけ」 などと述べた。
同様の騒ぎは4月 にもあり 、人気デュオゆずの「ガイコクジンノトモダチ」 で 「TVじゃ深刻そうに 右だの左だのって だけど 君と見た靖国の桜はキレイでした」との歌詞が話題に 。
2014年 には 椎名林檎氏が歌うNHKのサッカーテーマ曲「NIPPON」の歌詞 で 「淡い死の匂い」「混じり気の無い気高い青」などが非難を浴びた。
椎名氏は当時取材に、「『特攻隊』みたいだとおっしゃる方がいましたが、全然考えてもみませんでした」と語った。
A 氏 : 増田聡・大阪市立教授(ポピュラー音楽研究) は、 今回の「HINOMARU」騒動が謝罪にまで至った経緯について、「軍国主義的だと批判する人たち は、 健全な「愛国歌」を求める人が多数いる ことを 冷静に受け止める べきで、 「排外主義的ではない愛国心」の行き場を作ろうとするアーティストへの非難 が、 素朴な「愛国心」を過激化 させ、 彼らやそのファンを排外主義者の陣営に追いやってしまうのを危惧する 」と 憂慮 する。
私 : 日本には戦前、音楽が軍国主義に利用された歴史があるのも事実。
「愛国とレコード」などの著書がある近現代史研究家、辻田真佐憲 氏によると、 当時、軍歌はビジネスと結びついて流行。
東京五輪が控える時期 だけに 「スポーツの祭典を商機ととらえ、『愛国歌』が増える可能性はこれからもあるだろう」 と 辻田 氏はみており、「 今回のような『愛国歌』はナショナリズムを刺激しやすい。テロや外交問題と結びついて排外主義的な動きにつながりかねず、注意も必要だ 」という。
「軍歌」で、育った世代はすでに老いているが、歴史で学んだ世代も気になる だろうね。